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北海道

船の技術で、新たなものづくりを。造船所から挑む商品開発プロジェクト

株式会社アタカ造船所

船の技術で、新たなものづくりを。造船所から挑む商品開発プロジェクト

造船の技術で、新しいものづくりに挑む。
学生と職人がタッグを組み、独自プロダクトを開発。
試作・検証・発信まで、1ヶ月で走り抜ける!

このプロジェクトについて

1941年に創業したアタカ造船所は、FRP(ガラス繊維強化プラスチック)製小型漁船のパイオニアとして、これまで国内200隻以上の船を送り出してきました。設計から木材を使った型作り・成形・艤装(ぎそう:船の設備工事)・試運転までを自社で一貫して行える体制を持ち、漁船のみならず空港設備や港湾のインフラ開発にも技術を展開。16名の職人・エンジニアが「軽く・強く・長く使える船づくり」に挑み続けています。

一方で、今後の日本において漁師人口が必ずしも増える見込みではなく、造船業界は新たな需要の開拓が求められています。アタカ造船所でも、従来の漁船製造にとどまらず、持続可能な事業展開を見据えて技術の応用先を模索中です。

今回のプロジェクトでは、造船技術を活かして“まだ世にない商品”の開発に挑戦します。たとえば、FRPの特性を活かした軽量アウトドアギアや、船体構造を応用した小型モビリティなど、海を越えた新たな活用の可能性も広がっています。

インターン生は現場体験や職人へのヒアリング、事例リサーチを行いながら、自身のアイデアに加え、社内の「実は作ってみたかった!」も掘り起こしてアイデアリストを作成。その中から選んだ案をもとに、職人と協力してプロトタイプの開発と発信まで取り組みます。その中から選んだ案をもとに、職人と協力してプロトタイプの開発・発信までを行います。「船をつくる手で、未来をつくる」挑戦に、ぜひ飛び込んでください。

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくりものづくり
職種 リサーチ・コンサルティング新規事業
活動支援金 あり
活動内容 Phase 0〈事前準備:2025/6–7〉
・社内アイデアヒアリング(オンライン)
・国内外プロダクトリサーチ
⇒企画アイデアを 50 件リスト化し、プロトタイプ候補 3 件に絞り込む

Phase 1〈現場参画:2025/8–9 前半〉・
・造船所作業を手伝いながら現場オペレーションを体感
・選定した 3 案を社内レビューし、プロジェクトの準備

Phase 2〈プロトタイプ着手:2025/8–9 中盤〉
・本格的にプロダクト開発スタート
・売り先候補ヒアリングでニーズ調査

Phase 3〈プロトタイプ完成・発信:2025/8–9 後半〉
・試作をブラッシュアップ⇒プロトタイプ8割完成
・追加ヒアリングでニーズ確度を高め、発信準備を整える

Phase 4〈効果検証・最終発表:2025/9 中旬〉
・完成プロトタイプをお披露目し、社内外ステークホルダーへ提案
期待する成果 ・造船技術や現場の理解を踏まえた新商品アイデアの創出
・プロトタイプの製作と完成度の向上
・社内の“挑戦する風土”づくりへの貢献
・成果の発信と今後につながる提案の構築
得られる経験 ・現場でのリアルな“ものづくり”体験
・アイデアを形にする企画から開発までをマネジメントする経験
・挑戦を生み出す組織づくりへの参画
対象となる人 ・ ものづくりや海が好きな大学生・社会人
・ フィールドワークとハードワークを楽しめる方
・ 多様な人とのコミュニケーションやプロジェクト進行が得意な方
活動条件 活動期間:2025年8月18日~9月26日 ※開始と終了時期は調整が可能です
活動頻度:週5日(月~金)9:00-17:00
活動場所 北海道苫小牧市汐見町1丁目3-7
事前課題 造船技術に関連しそうなアイテムを10個調査し、特に推したいプロダクトを1つプレゼンしてください。簡単に造船技術を検索して頂けると良いですが、想像力を知りたいので的外れでも問題ありません(オンライン)

私たちはこんなチームです!

造船技術で、まだ世にないものを。

アタカ造船所は1941年の創業以来、80年以上にわたり北海道の漁業や地域の産業を支えてきました。敷地内には2棟の工場があり、年間を通じて全国各地から造船やメンテナンスの依頼を受け、現在も予約が長く先まで埋まるほど、多くの注文をいただいています。1年間で、1つの工場で新しくつくれる船はわずか2隻ほど。それだけ一つひとつに時間と技術、こだわりが込められています。社内には、造船を専門的に学んだ人ばかりではなく、まったくの未経験からこの世界に入り、現場で腕を磨いてきた職人も多くいます。

だからこそ私たちは、「技術は磨かれるもの」「新しい挑戦から未来が生まれるもの」と信じています。今回のインターンでは、そんな私たちの技術や想いに触れながら、まだ世にないプロダクトを一緒に考え、形にしていくことに挑戦してほしいと思っています。

船だけでなく、造船所そのものも、これからの時代に合った進化が必要です。技術と人の力を掛け合わせて、新しい価値を一緒に生み出していきましょう。

受け入れ企業からのメッセージ

常務取締役/安宅 正利

造船という同じ業務に日々向き合っていると、新しいアイデアが生まれにくくなったり、これまでの技術に頼りすぎてしまうこともあります。だからこそ、皆さんと一緒に、培ってきた技術をベースに“新しいものを生み出す挑戦”をしてみたいのです。

そして、その挑戦をきっかけに、社内にも「アイデアを形にする風土」を一緒につくっていけたらと思っています。造船技術は、きっと船づくり以外にも活かせる可能性があるはずです。その可能性を、一緒に広げていきましょう。

団体概要

設立 1941 年(法人化 1980 年)
代表者名 安宅 正利
従業員数 16名(令和7年1月1日現在)
WEB https://ataka-zousenjyo.com/
住所 北海道苫小牧市汐見町 1-3-7