PROJECT INDEX

探してた面白いプロジェクトが見つかる!日本全国のインターンシップ検索サイト

インターンシップを探す【宇宙が日常に!】子どもの体験ロケット〜産業用ロケットまでつながる、革新的ロケット燃料を使ったロケットモータ開発・企画立案プロジェクト


北海道

【宇宙が日常に!】子どもの体験ロケット〜産業用ロケットまでつながる、革新的ロケット燃料を使ったロケットモータ開発・企画立案プロジェクト

株式会社ロケットリンクテクノロジー

「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現へ、教育用ロケットモータの開発

ロケットモータの開発を地上での燃焼実験から実際にロケットを打ち上げるところまで一から経験することができるプロジェクト。宇宙開発が日常になるような6ヶ月を体験してみませんか?

このプロジェクトについて

【背景】
ロケットリンクテクノロジーは、JAXAの研究者らが中心となって設立したベンチャー企業であり、「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現を目指して、低コストで使いやすい革新的なロケットの開発に挑戦しています。
そのためのキーテクノロジーとしてLTP(低融点熱可塑性推進薬)の研究開発に取り組むとともに、新しい打ち上げ方式/回収方式の研究やロケット技術を活用した教育・人材育成などを展開しています。
今回のプロジェクトはその中でも教育利用可能なロケットモータの開発を行っていきます。

【LTPとは?】
従来の固体推進薬にはHTPB(熱硬化性樹脂)が使わされており、製造には長い時間(2~3週間)と大型な設備、特殊な精密工程が必要でした。
これに対してロケットリンクが開発したLTP(Low melting temperature Thermo-elastic Propellant:低融点熱可塑性推進薬)は、硬化が自然冷却であるため、短時間で成型を行うことができます。
また、再加熱により溶融させることで、モータケースへの充填のやり直しや充填不具合の修復、残った推進薬の再利用が可能になるため、製造は一般工程となります。さらに、小規模連続生産・保管が可能です。
「町工場でつくれる固体推進薬」とも言えるLTPを用いることで、これまでとは抜本的に異なる、低コストで使いやすいロケットを実現することが期待できるため今後の日本の宇宙業界に新たな未来を切り拓きます!

【目標】
今回のプロジェクトでは「日常で体験できるような超小型から高度60kmクラスまで、実験目的に合わせて調整が可能な固体推進薬の開発」を目指しています。
この実現によって子どもでも扱えるロケットから産業用ロケットおよび研究目的での利用など様々な需要に合わせた実験を可能にします。

【インターン概要】
今回のプロジェクトでは教育用ロケットモータの開発や打ち上げ実験のサポートを通して実際の実験ノウハウの習得やロケット製造などものづくりも体験していただきます。
インターン生に一番頼りたい部分として、革新的燃料(LTP)の特性を調べるための要素研究やCADを使った設計、シミュレーションなども行っていただく予定です。また、今回開発する大学生向けの教育用ロケットモータの普及に向けた調査も行っていきます。

このインターンシップを通して、実際に宇宙業界の最前線で活躍している人たちと出会い、誰もやったことのない0→1を一緒に作り上げていきませんか?
ぜひロケット開発という未知への挑戦で夢を実現し、日本の宇宙産業を盛り上げていきましょう!

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ テクノロジー・テックものづくり
職種 企画・商品開発エンジニア・プログラマー
活動支援金 あり
活動内容 「大学向けのロケットモータの開発・打ち上げプロジェクト」
▼ステップ1:基盤構築期(1ヶ月)
目標:会社理解と製造、実験の基礎習得
・ 経営陣および社員との交流を通じた会社文化の理解
・半年間での目標設定を行う
・ LTPの現状についての理解と実験の基礎の習得
成果物:
プロジェクト目標設定書

▼ステップ2:実験及び要素実験計画期(2~3ヶ月)
目標:大学向けロケットモータの地上燃焼実験、試作品①の完成
・ 固体推進薬の特性を知るための実験計画案作成
・大学向けロケットモータの打ち上げ実験
成果物:
大学向けロケットモータの試作品①の完成
燃料特性に関する実験計画案の作成

▼ステップ3:要素実験及び販路検討(4ヶ月~)
目標:実験計画に合わせて制作及び実験のスタート
・ 大学向けロケットモータの販路開拓、改良点の検討
・販売展開について提案
成果物:
研究成果の発表
販売展開について企画案の提出
次期インターン向け包括的引継ぎマニュアル
期待する成果 1、大学向けロケットモータの開発サポート
→製造や地上燃焼試験のサポートはもちろん、打上試験も携わります。
2、固体推進薬の特性を知るための実験計画及び計画の実行
→実際の推進薬の特性を知るためにどのような実験をしたら良いかを一緒に考え、計画から実験までを行います。
3、大学向けロケットモータの販売に向けた計画
→開発したロケットモータをどのように展開していくかの計画を考えます。
得られる経験 ・設計ツール(CAD)の習得
→基本的な設計ができるようになります。
・宇宙産業の前線を体験
→実際に宇宙ベンチャーとして動いている事業の一端を担えます。
・ロケットモータの開発から打ち上げ実験まで実際の開発過程を体験
→今回のプロジェクトではロケットの打ち上げにも関わる予定です。
・ゼロからイチを生み出す創造力を培う
→前例のない取り組みに挑戦し、創造的問題解決能力を鍛える
・実験を通して開発プロセスを学べる
→今回は様々な実験テーマがあり、地上燃焼から打ち上げまでの各プロセスを半年間で体験することができます。
対象となる人 文系理系問いませんが
・失敗を恐れない人
・問題に対して自ら積極的に考えようとする人
・実験やものづくりに対して抵抗のない人
・安全に対する意識を持てる人
をお待ちしております!
活動条件 ◎交通費、宿泊費:全額支給
◎活動支援金の補助あり
■スキル
PCの操作が行える人
「エクセル・パワーポイント・ワード」の使用経験がある

■期間
6か月以上〜(応相談)
■宿泊
近隣ホテルもしくは研修施設での住み込み

■活動頻度
長期休暇中:週3日以上~
学期中:週3日以上~(応相談)
※オンラインでの活動も可能です
※学業に合わせて活動日・活動時間の相談は可能です。

■活動時間
8:00~17:00
■定休日
土・日・祝
活動場所 北海道 赤平市
事前課題 あり(面談の際にお伝えします)

私たちはこんなチームです!

ロケットを通して人と人をつなげる。宇宙で活躍する仲間を増やす。

ロケットリンクは「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現を目指して、
低コストで使いやすい革新的なロケットの開発に挑戦しています。
そのためのキーテクノロジーとしてLTP(低融点熱可塑性推進薬)の研究開発に取り組むとともに、新しい打ち上げ方式/回収方式の研究やロケット技術を活用した教育・人材育成などを展開しています。

受け入れ企業からのメッセージ

取締役/三浦政司

ロケットリンクテクノロジーは「誰でも宇宙で活躍できる社会」の実現を目指して、低コストで使いやすい革新的なロケットの開発に挑戦しています。今回のインターンシップではロケットリンクが開発したLTP(Low melting temperatur Thermo-elastic Propellant:低融点熱可塑性推進薬)という「町工場でつくれる固体推進薬」を活用し、ロケット開発が日常に近づくようなロケットモータの開発を行います。宇宙が身近になる第一歩を一緒に作っていきましょう。

[プロフィール]
⿃取⼤学⼯学部助教・准教授を経て、2021年にJAXA宇宙科学研究所・宇宙⾶翔⼯学研究系の准教授に着任。深宇宙探査⽤固体ロケットや再使⽤ロケットなどの将来宇宙輸送システムの開発やロケットの低コスト化・⾼頻度化に関する研究に従事している。

団体概要

設立 2023年4月26日
代表者名 森田 泰弘
従業員数 4人
資本金 3,000,000円
WEB http://rocketlink.co.jp
住所 神奈川県相模原市中央区由野台3-1-1 JAXA宇宙科学研究所 (JAXA連絡事務所)