私たちは「顔の見える防災」に取り組んでいます

第3回目となる『かみとんだ防災大作戦』。「食と防災」をテーマに地域が一丸となって開催します。
防災を“学ぶ・食べる・体験する”楽しいイベントを、企画から一緒に創り上げよう!

このプロジェクトについて

後工務店地域事業部では、『人の顔が見える!つながりを生む!』をキーワードにして地域課題である「防災」に取り組んでいます。

2026年3月22日(日)に開催する防災イベント『かみとんだ防災大作戦』では、これまでの「上富田防災ミッションゲーム」や避難所運営体験などの取組をさらに発展させ、「食と防災」をテーマに開催します。会場は“よってって南紀の台店”。
※よってって南紀の台店
https://www.yottette.jp/nankinodai/

地域の飲食店や消防、行政、防災士など、これまでの活動でつながった多様な関係者と協働して企画・運営を行います。イベント当日は、防災に役立つキッチンカーでの食の提供、仮設避難所運営ゲーム、防災士による非常食紹介、起震車や消防車展示、そして子ども向け防災体験ブースなど、多彩な内容を予定しています。
今年の目標は、“食”の視点を加え、非常食や日常食を組み合わせた「おいしく備える」防災のあり方を発信することです。
2年間にわたって続けてきた防災イベントの経験をもとに、若い世代にも防災の魅力を届ける挑戦を行います。インターン生は、子ども向け防災ブースの企画・運営や広報、掲示物制作などを担いながら、地域の人々と共に“楽しく学べる防災”を形にしていきます。

◎『かみとんだ防災大作戦』とは?
いつ起こるかわからない「南海トラフ地震」に備え、地域の防災意識を向上させたい。そうする事で、救える命があるかもしれない。そのために、身の回りの「防災」について考え、積極的に「防災」に取り組む人を増やすことを目的とした、町民と一緒に作り上げるイベントです。
第一回は、2024年3月に上富田町内1地区 体育館にて仮設避難所をテーマにして設営し避難所に必要な物資らを用意し、避難所運営ゲームを開催しました。
第二回は、2025年3月に上富田町内の避難所、一時避難所、仮設ボランティア拠点を繋ぐルートを作ってウォークラリーをしてもらえるように運営しました。そのほか日常的に防災を発信している防災士さんや自衛隊、民間企業、行政関係者らにも出展してもらい賑やかなブースを作りました。

募集要項

募集対象	大学生社会人
期間	短期（3週間〜2ヶ月）
テーマ	まちづくり食・ライフスタイル
職種	企画・商品開発デザイン
活動支援金	あり
活動内容	3月22日(日)のイベント開催に向けて、地域の関係者と一丸となって取り組みます。インターン生は、1ヶ月前から和歌山に滞在し、現地で準備・企画・運営に参加します。 ・子ども向け防災体験ブースの企画・運営 ・イベント全体の広報企画(SNS投稿・チラシ制作など) ・会場装飾・展示物の企画・掲示デザイン ・食と防災をつなぐ新たなアイデア提案 1週目〜3週目前半では、これまでの活動や過去2回の防災大作戦を理解し、どんなブースや企画が来場者に響くかを検討。地域の防災士や工務店スタッフと打ち合わせを重ね、子どもから大人まで楽しめる体験ブースをデザインします。 3週目後半〜5週目は、当日の運営チームの一員として、参加者対応や現場マネジメントを計画。会場全体の見せ方や空間デザインにも関わり、来場者に分かりやすい会場案内を考えます。アイデアを“形にする”実践経験を積むことができます。 6週目は、最後にイベント内容の引き継ぎ書類を作成し、地域事業部への引き継ぎ、また地域の方々にインターンの成果報告会を開きます。
期待する成果	・インターン生の新しい視点やデザインの工夫により、来場者が「防災=おいしい・たのしい・自分ごと」として捉えられるようにする ・地域の防災士・行政・企業など、多様な立場の人々が協働する体制を築く ・今後の防災啓発や地域づくりへとつながる継続的な連携のきっかけをつくる
得られる経験	・地域の防災士・行政・事業者との協働による防災イベントの実践経験 ・子ども向け体験・広報・空間デザインなど多面的なスキルの習得 ・“防災を日常に取り入れる”視点の獲得 ・地域で人と協働しながら企画を実現する力を養う
対象となる人	・防災やまちづくり、教育、イベント運営に関心のある人 ・地域の人々と協働して形をつくる現場に挑戦したい人 ・デザインや発信で人を巻き込みたい人 ・子どもや家族連れが楽しめる場づくりに関心のある人
活動条件	【プログラム参加にあたっての流れ】 ※1ヶ月滞在が基本と考えていますがインターンシップ経験者は14日間でも可能とします。その場合の条件は別になりますので都度ご相談ください。 ▼基本的なインターンシップ生の期間と条件 マッチング後〜滞在前:オンライン打ち合わせ+リモート業務 2月23日〜3月27日:現地滞在業務 2月23日:オリエンテーション&案内 3月10日:中間報告(イベント登壇) 3月27日:最終報告会 防災イベントは、2026年3月22日。 ▼保険 個人保険もしくは大学生協保険加入済みかどうか確認した上で滞在していただきます。未加入の場合は滞在前までにお手続きをお願いいたします。 ▼移動手段 滞在期間の移動は、社用車の貸出は可能となっていますので車の免許をお持ちの方は教えてください。年齢に応じた保険の手続き等が必要になってきます。車の免許がない場合は移動は自転車を貸し出します。 ▼企業からの補助【活動支援金】 1ヶ月滞在の場合は、活動支援金・交通費で1人合計5万円〜。 NPO法人エティックが開催する事前事後研修に必ず出席すること! ▼滞在場所 インターンハウス「トウザン荘」に滞在。滞在先から会社までは距離があるため、電車での移動です。本プロジェクトは、高校生の参加は受け付けておりません。ご了承ください。
活動場所	後工務店(住所:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬567-1)
事前課題	後工務店地域事業部の目的・活動内容の資料をお渡しします。地域内でどのような役割を担っているのか、なぜその取り組みが必要なのか、レポートにして提出ください。

私たちはこんなチームです!

私たちは、地域課題を未来に残さない。

後工務店は、熊野三山の一つ、熊野本宮大社の拝殿建設や、武蔵坊弁慶の伝承がある世界遺産にも登録されている闘鶏神社殿の屋根の張り替えなど、確かな技術で神社、寺院の建築を手がけてきました。専属の宮大工5人がいるという工務店は、近隣の地域では弊社のみです。
「優れた作品を世に遺し、社会に貢献する」を企業理念とし、様変わりしつつある環境に対処できる企業として、高度な施工技術、高品質の確保に努めながら、「伝統の技を生かし、新しい街づくり」に取り組んでいます。

地域事業部は、防災をテーマに地域課題解決をする「かみとんだ防災プロジェクト」を実施するため、2024年5月に地域事業部を発足させました。現在4名で活動しています。「かみとんだ防災プロジェクト」は3つのプロジェクトを掲げています。①人と防災つなぐプロジェクト(ヒトボー)②空き家と防災プロジェクト(アキボー)③建築と防災プロジェクト(ケンボー)です。それぞれのプロジェクトを実施することで、「2030~2040年のあいだに必ずくる」ともいわれている南海トラフ地震の発災時、予想される有事の被害を最小限に抑え、平時から地域内でのつながりを育み、『安心安全な地域社会』をつくることを目指しています。

【和歌山県西牟婁郡上富田町について】
和歌山県の南西部に位置する「上富田町」。
白浜町や田辺市の隣にあり、年間の平均気温が18度という温暖で過ごしやすい町です。
町の中央部を清流・富田川が流れ、自然豊かで暮らしやすいまちとして、近年Iターン希望者が増えたことも影響し、紀南地方で唯一人口が増加しています。
上富田町は、熊野の入口として知られ、「熊野古道」を身近に感じながら生活できます。休日には、歴史を感じながらゆっくり散歩、という暮らしができるのも、このまちの魅力の一つです。

受け入れ企業からのメッセージ

専務取締役/地域事業部／後 棟晃

これまで5期、10名のインターン生を受け入れ、同じプロジェクトを共に考え、実践することで、受入企業としてもインターン生と共に成長してきました。1～2ヶ月という短い時間ですが、初めて来る土地で、初めて会う人と共に、プロジェクトをやり遂げ共に成長できる人、試行錯誤をし前向きに進んでてくれる人との出会いを楽しみにしています。