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インターンシップを探す吊り橋×ツーリズム=ツリバシズム!地域資源を活かした新たな観光コンテンツの作成に挑む。


和歌山県

吊り橋×ツーリズム=ツリバシズム!地域資源を活かした新たな観光コンテンツの作成に挑む。

株式会社初山

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

吊橋に惚れた、だからみんなに届けたい!

吊橋を活かした観光コンテンツを作る。これは単に観光業従事者が取り組む事業ではありません。地域の企業(建設業コンサル)が地域課題をビジネスで解決するCSVを、弊社は今まさに始めようとしています。

このプロジェクトについて

◎『ツリバシズム』とは?!
皆さんは、吊橋を渡ったことがありますか?吊橋とは、ワイヤーロープなどで床(床版)を吊り下げて支えている橋の形式のことです。グラグラ揺れるスリルを味わうことができたり、川や山々の絶景が見られるため、観光として人気コンテンツにもなっています。また、吊橋ごとに色、素材、姿の違いを楽しむこともできます。
その吊橋の数で全国一位なのが、和歌山県、118橋!
そのうち、和歌山県田辺市が管理するのが63橋あります。民家に向かうための生活用道路としての吊橋や、神社に向かうための吊橋など用途は様々あります。
その田辺市の吊橋を巡りたくなる『ツリバシズム』(吊橋×ツーリズム)という観光のあり方を新たに生み出したいと考えています。
例えば、四季折々の映えスポットの整備、吊橋カードの作成、業界や技術向上のための講習会の開催、選奨土木遺産認定への働きかけ、吊橋カレー等、資源を活かした取組を進め、吊橋を通じた関係人口の創出もできると考えています。
これから、この『ツリバシズム』を通して、土木の設計・維持管理をする側の企業(初山)が「カッコイイ!」と思ってもらい、担い手に憧れを持ってもらうことが皆瀬さんの最終の目標です。

◎田辺市とは?(※たなべ未来創造塾の資料より引用)
田辺市の人口は、全国平均よりも早いスピードで減少が続いており、2040年には52,767まで減少すると予測されています。人口減少は、「自然減」と「社会減」によって引き起こされますが、田辺市では、特に「社会減」が顕著で、高校卒業後、主に大学進学で地域を離れ、大都市圏へと転出するケースが多く見られています。そのため、たとえ地域を離れたとしても、将来、帰ってきたいと思える地域をいかに創るかが問われています。田辺市は、紀南地域の拠点都市という特性と人口集積を背景として、内需依存型の経済構造を形成してきました。田辺市内の総生産額に占める卸売・小売業とサービス業の比率はそれぞれ16.0%と23.7%で、和歌山県の平均や和歌山市の値を大きく上回っています。田辺市は周辺地域に財・サービスを提供することで地域経済が成り立つ商業都市としての性格が強く、人口減少は地域経済に大きなダメージを与えることが明らかとなっています。全国平均よりも早いスピードで進行する人口減少と、内需依存型の経済構造を有する田辺市にとって、社会情勢を見定めながら、これからの時代に求められる施策に取り組んでいく必要があります。
これまでの地域づくりでは、全国総合開発計画をはじめとして、道路建設、企業誘致、港湾誘致、大規模開発など人口が増加することを前提とした施策が展開されてきました。しかし、国では、全国的な人口減少の歯止めに向け、国土形成計画や地方創生など、大きく施策を転換させています。その中でも、特に注目すべきなのは、地域課題をビジネスで解決するCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)という考え方が挙げられます。これからの人口減少社会に求められる持続可能なまちづくりとは、地域課題を解決しながら企業利益に結び付けることで、地域と企業がwin-winの関係性を構築するとともに、こうした企業行動を広めることにより、地域経済が循環し、最終的には人口減少を歯止めすることができるのではないでしょうか。そのため田辺市では、CSVを実践する人材の育成とビジネスモデルの創出に地道に取り組むことが持続可能なまちづくり、地方創生につながるものと考えています。

この『ツリバシズム』はまさにCSVを実践する人材が、新たなビジネスモデルの創出の具現化されたものです。
地域づくりに主体的に思いっきり関わりたい人、現場で自分の力を全力で発揮したい人、お待ちしています!

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり観光・おもてなし
職種 企画・商品開発新規事業
活動支援金 あり
活動内容 ※インターン参加が決まったらコーディネーターによる事前研修があります。

【STEP1】 現状把握・課題分析・計画立案
・本プロジェクトの業務内容、皆瀬さんの思い、田辺市の観光の現状を理解する
・プロジェクトの進め方・目標設定・行動計画を決める
・田辺市の管理する吊橋を見に行く

【STEP2】 関係各所へヒアリング&事業計画立案
・『ツリバシズム』の活動内容のアイデア出し
・各所の観光協会、市役所、道の駅へのヒアリングを行う
・『ツリバシズム』の目標に向けて事業計画(1〜3年後)のステップを考える
※中間報告(研修)でフィードバックをもらいブラッシュアップする

【STEP3】 事業計画のブラッシュアップ&吊橋カード活用方法の提案・制作
・事業計画書のブラッシュアップを行う
・吊橋カードの活用方法について皆瀬さんにいくつか提案する
・すでに撮影された吊橋の写真を活用してカード制作を進める

※【STEP2~3】は、カードの活用方法・事業計画書の作成など多岐に渡るため、インターン生で分担して仕事を行っていただきます。また、協力者次第によって仕事内容が変更される場合もあります。

【STEP4】 まとめ・引き継ぎ・最終報告会
・社長、社員、または次のインターン生への引き継ぎ資料を作成・提出する
・最終報告会の資料を作成し発表する

滞在期間中は、週1回の皆瀬さんとの定期ミーティングを行い業務を進めます。インターン生同士は、毎朝ミーティングで進捗管理を行なってください。
期待する成果 ・『ツリバシズム』(新規事業)の爆発的な機動力になること
・関係各所から協力者を得ること
・「吊橋カード」の活用が開始されること
得られる経験 ・地域資源を活用した観光コンテンツづくり
・多方面の地域観光に関わる人の価値観や仕事観を知ること
・新規事業を立ち上げる時の先の見えない中で活動を色々と模索する経験
対象となる人 募集人数:2人
高校生の応募:不可

・自主的に考え行動できる人
・新規事業を作っていきたい人
・多分野に興味を持ち質問ができる人
活動条件 参加型:住み込み

【プログラム参加にあたっての流れ】
※インターン開始時期は、インターンシップ生と企業の調整により決定します。
下記は参考のスケジュールです。
本インターンシップは参加学生や受入企業への健康を最大限配慮すると共にインターンシップの成果を高めていくべく事前オンライン打ち合わせを伴うハイブリッドにて実施していきます。

マッチング後〜滞在まで:週2回程度のオンライン打ち合わせ+リモート業務
7〜9月までの間で8週間程度:現地滞在
※8月11〜18日はお盆休みのため活動は行いません(一時帰省OK)
途中に中間報告・最終報告会を実施します

※個人保険もしくは大学生協保険加入済みかどうか確認した上で滞在していただきます。未加入の場合は滞在前までにお手続きをお願いいたします。

※滞在期間の移動は、社用車の貸出は可能となっていますので車の免許をお持ちの方は教えてください。年齢に応じた保険の手続き等を行います。車の免許がない場合は移動は自転車かバス移動になります。自転車の貸し出しもあります。

※企業からの補助【活動支援金】
滞在期間活動支援金(3万円)と交通費補助(2万円)があります。
活動場所 株式会社初山(和歌山県田辺市朝日ヶ丘17番19号)
事前課題 合格決定後に、コーディネーター事前研修のための課題、企業からの課題をお伝えします。

私たちはこんなチームです!

今を測る、未来へつなぐ

測量・設計・建設コンサルタント業務を主としている技術系コンサルティング会社です。和歌山県下一円にネットワークを組み、官公庁様・関西電力様・関連会社様およびその他の民間企業様から大変高い評価を頂いております。県下測量設計業界のトップを切って、国際標準化機構の品質保証規格である『 ISO-9001 』の取得、創業以来業務を通じての郷土発展と環境浄化、それらに加えて未知の分野への挑戦や技術の研鑽などに勤めております。

受け入れ企業からのメッセージ

測量設計部 次長/皆瀬 雅也

田辺市は、二つの世界遺産が存在し、海や山の食材が豊富な街ですが、実は山間部には数多くの吊橋が存在します。四季折々、様々な顔を見せる吊橋を観光資源として利用するにはどうすれば良いかと言う点を皆さんの力で創造していただければと思い、今回、一緒にできる仲間を募集させていただきました。活動内容は多岐にわたり、進める中においては、管理者や地域の皆さんと合意形成をはかる場面も多々発生すると思いますので、コミュニケーション力、事業推進における想像力を重視しております。力を貸していただける方、一緒に面白いことをやっていきましょう。

[プロフィール]
1980年5月17日 和歌山県田辺市生まれ、2000年に大阪の土木資材メーカーに入社、2009年、結婚を機にUターンをして、株式会社初山に入社、土木構造物の設計や維持管理業務を行う。また、たなべ未来創造塾8期生として、地域と企業がお互い、良い方向に進めるビジネスモデルの構築を行っている。

団体概要

設立 1970年2月
代表者名 濵本規一
従業員数 51名
WEB https://www.hatsuyama.co.jp
住所 和歌山県田辺市朝日ヶ丘17番19号