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鳥取県

【地方創生ど真ん中】1000年続く小さな温泉地の未来を紡ぐ、事業改革プロジェクト

吉岡温泉会館 一ノ湯

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

温泉地活性化の拠点で、地域課題に真正面から向き合う。

1000年続く温泉地の賑わいを生み出すためのチャレンジ。
業務効率化/情報発信の仕組みを整えることで、新たな取組を加速させるベースをつくる。
地域課題の最前線に飛び込みたい方必見です!

このプロジェクトについて


吉岡温泉について

吉岡温泉は、日本一大きな池「湖山池」を見下ろす山間に位置しており、10軒ほどの旅館が立ち並ぶ小さな温泉地です。開湯は1000年以上前と言われ、古くからの言い伝えも残されています。

<約1000年前、葦岡(あしおか)長者という地元の資産家が娘の皮膚の病が治るよう祈ったところ、田んぼの柳の木の下を掘るよう薬師如来のお告げがあった。お告げ通り掘り起こしてみると、そこから薬師如来像と共に神水が湧き出した。その神水で娘が体を洗ったところ、7日の間に病が治った>

そんな歴史深い温泉地で、今回のプロジェクトは始動しました。


一ノ湯について

今回のインターン先となる「吉岡温泉会館 一ノ湯」は、吉岡温泉の一角にある日帰り入浴施設です。
源泉掛け流しのお湯は泉質もよく、地域内外のお客さんに親しまれています。

一般的な入浴設備のほか、
・家族で入れる貸切風呂
・ご年配の方でも安心して入れるバリアフリーの貸切風呂
・全国的にも珍しいペットが入れる貸切風呂
が完備されており、どなたでも楽しめる入浴施設となっています。

吉岡温泉全体としては、コロナ禍の影響もあり一時は客足が減少しました。
しかし一ノ湯などが中心となり、吉岡温泉に入浴するだけではなく「滞在」してもらうための新たな試みにチャレンジし、徐々に賑わいを取り戻しています。
・一ノ湯のリニューアル
・屋外でサウナ体験ができる「テントサウナ」
・散策コース、散策マップの整備
・一ノ湯のそばにある秋葉山スタンプラリー
・カフェ等の店舗誘致
など

このように、一ノ湯は自社のみならず、吉岡温泉全体の活性化に取り組んでいます。

今回インターン生の方には、吉岡温泉の取り組みをさらに加速させるベースをつくるべく、下記の2つに取り組んでいただきます。
①一ノ湯(入浴施設)における業務マニュアルの作成/試験運用/改善
②SNSを活用した吉岡温泉の情報発信



活動内容①<一ノ湯(入浴施設)における業務マニュアルの作成/試験運用/改善>

一ノ湯には「管理人」「パート」の2つのスタッフ区分があり、現在は管理人の数名が中心となり空き家活用※など吉岡温泉の活性化の取り組みを進めています。しかし、入浴施設の日々の運営を並行して行っていることもあり、なかなか思うように取り組みを進められていません。「吉岡温泉の活性化」「入浴施設の運営」は、まちにとって重要な取り組みであり、2つを両立する必要があります。
※増加する地域内の空き家を活用し、飲食店/小売店の誘致や移住者の呼び込みを行う取り組み

そこで今回インターン生の方には「入浴施設における管理人の業務マニュアル」を作成し、日々の効率的な運営の仕組みづくりを行っていただきたいと考えています。
業務マニュアルを作成/運用することで、他のスタッフに管理人業務を割り振ることが可能になり、現在稼働している管理人の時間的な余白をつくることができます。その余白を活用し、空き家活用の取組など地域の課題解決に手を回していきたいと考えています。またマニュアルの運用により、一ノ湯におけるサービス品質の安定化も実現したいと考えています。

マニュアルは、文章だけでなく写真や動画なども活用し、誰が見ても理解しやすいものを目指します。
マニュアル作成が一通り完了した後、それを一定期間試験運用します。試験運用する中で見えてくるマニュアルの分かりにくい箇所や実情にそぐわない箇所を随時改善し「実践で使えるマニュアル」の作成を目指します。


活動内容②<SNSを活用した吉岡温泉の情報発信>

現在一ノ湯では、SNS(メインはInstagram、Facebook)を活用し、吉岡温泉や一ノ湯に関する情報発信に取り組んでいます。ただ、日々の業務の合間に投稿していることもあり、投稿頻度は週1回程度に留まっています。新たな取り組みが次々と生まれていく中で、情報発信の頻度/効果をより高め、地域内外における吉岡温泉の認知度アップ/来客者アップを図りたいと考えています。
一ノ湯Instagram https://www.instagram.com/ichinoyu_yoshiokaspa/

また、今後吉岡温泉として若者のお客さんを呼び込むにあたり、若者から見た「まちの面白いところ」を発見したいと考えています。インターン生の方には、自身が感じた「まちの面白いところ」をSNSを通じて表現していただきたいです。
インターン期間の終盤には、インターン期間が終わっても社内で効果的な発信を継続するために、SNS運用に関するマニュアルの作成も行います。


将来的な展望

今回のプロジェクトを起点に、下記のような展望を考えています。
・現在稼働している管理人に時間的な余白が生まれることで、空き家活用の取り組みなどに手が回せる

・空き家の整備/空き家と使い手のマッチングが進むことにより、飲食店や小売店などがまちに並ぶようになる

・お店が増えることで話題が生まれ、SNSの相乗効果もあり観光客が増える。まちの賑わい/潤いにつながる


今回のプロジェクトは、単なる業務効率化/情報発信の取り組みではなく、まち全体の未来を変えていく取り組みです。

一ノ湯スタッフの方や、まちに住む方と積極的にコミュニケーションを取り、皆さんの想いや大切にされていることを感じながらプロジェクトを進めていきたいと考えています。

地域課題のリアルがここにあります。
机上の議論ではなく、現場に飛び込んで活動したいあなたのチャレンジをお待ちしています!

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域観光・おもてなし
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 ■プロジェクト概要
・入浴施設における管理人業務マニュアルを作成することで「他のスタッフに管理人業務を割り振ることを可能にし、現在稼働している管理人の時間的な余白をつくる」「一ノ湯におけるサービス品質を安定化する」ことを目指す
・一ノ湯のSNSアカウント(Instagram、Facebook)での発信を行うことにより、地域内外における吉岡温泉の認知度アップ/来客者アップを図る

■将来的な展望
・現在稼働している管理人に時間的な余白が生まれることで、空き家活用の取り組みなどに手が回せる
・空き家の整備/空き家と使い手のマッチングが進むことにより、飲食店や小売店などがまちに並ぶようになる
・お店が増えることで話題が生まれ、SNSの相乗効果もあり観光客が増える。まちの賑わい/潤いにつながる

■プロジェクト詳細
【ステップ1】地域/企業/事業内容/お客さんを知る
一ノ湯にて日々の業務に取り組みます。その中で、
・事業・サービス内容/業務内容はどのようなものか
・お客さんはどのような方か
・マニュアル作成において重要な点や注意する点はどこか
・スタッフの方の仕事やプロジェクトに対する想い/大切にしていることは何か
を理解します。

また、まちの散策やそこに住む方たちとの交流により、まちに対する理解を深めたり、そこに住む方たちの想い/大切にしていることを理解します。

日々の業務やまちの方との交流は、その後のマニュアル作成やSNSでの情報発信において重要な事前情報になるので、意識的に取り組みましょう。また、積極的に一ノ湯スタッフの方やまちの方とコミュニケーションをとり、プロジェクトが円滑に進められる関係をつくりましょう。

【ステップ2-1】管理人業務マニュアルの作成/試験運用/改善
入浴施設における管理人の業務マニュアルを作成します。文章だけでなく写真や動画なども活用し、誰が見ても理解しやすいマニュアルを目指します。

現在想定しているマニュアルの項目は下記の通りです(実際には一ノ湯さんやインターン生と相談しながら決めていきます)
・お湯の管理(温度/量/設備の操作法など)
・お金の管理
・施設全般の管理
・パートの方の動作管理(清掃/接客など)

マニュアル作成が一通り完了した後、それを一定期間試験運用します。試験運用する中で見えてくるマニュアルの分かりにくい箇所や実情にそぐわない箇所を随時改善し「実践で使えるマニュアル」の作成を目指します。

【ステップ2-2】SNSを活用した吉岡温泉の情報発信
一ノ湯のSNSアカウント(Instagram、Facebook)を活用し、吉岡温泉や一ノ湯の情報発信を行います。

現在想定している投稿例は下記のとおりです(実際には一ノ湯さんやインターン生と相談しながら決めていきます)
・吉岡温泉のスポットや一ノ湯の紹介
・スタッフの方の紹介
・インターン生が感じた「まちの面白いところ」
・インターン生の日々の活動内容

今後、吉岡温泉として若者のお客さんを呼び込むにあたり、若者から見た「まちの面白いところ」を発見したいと思っています。インターン生の方には、自身が感じた「まちの面白いところ」をSNSを通じて表現していただきたいです。

また、日々の投稿だけでなく、
・アカウントの発信力を高める施策(他アカウントへのいいね/コメント/フォローなど)
・投稿解析ツールの活用、解析ツールをもとにした投稿/施策の改善
なども行い、より吉岡温泉や一ノ湯の情報が多くの人に届くことを目指します。

【ステップ3】SNS運用マニュアルの作成
インターン期間が終わっても社内で効果的な発信を継続するために、SNS運用に関するマニュアルを作成します。

それまでのSNSの運用を踏まえて見えてきた、
・効果的な発信の型(文章/写真/動画)
・効果的な発信のために気を付けるポイント
などをまとめます。

【ステップ4】活動報告会の実施/引き継ぎ
インターン期間の活動内容や成果をまとめ、社内に向けて活動報告会を行います。
併せて、社内への各種資料の引き継ぎも行います。
期待する成果 ■管理人業務マニュアルの作成/試験運用/改善までを行い「実践できるマニュアル」をつくる

■インターン生自身が感じた「まちの面白いところ」をSNSで発信する
■活動を踏まえ、効果的なSNS運用のポイントをまとめる

■吉岡温泉のひと/もの/ことの魅力を知る。インターン生自身が吉岡温泉のことを好きになる
得られる経験 ■地域の実情や課題を肌で感じ、主体的にプロジェクトを進めていく経験
■多くの関係者とコミュニケーションをとり、信頼関係を築いたり、取り組みに巻き込む経験
■プロジェクト進行の中で、試行錯誤を行う(PDCAサイクルを回す)経験

■得た情報を整理し、適切にまとめる経験
■誰が見ても分かりやすく、実践で使える資料を作成/提案する経験

■SNSを通じて物事の魅力や面白さを伝える経験
対象となる人 【下記の中でひとつでも当てはまるものがあれば、ぜひご応募ください!】

■現場に飛び込み、地域課題の解決に取り組みたい方
■仕事の中で、周りの人と信頼関係を築いたり、取り組みに巻き込む経験を積みたい方
■「組織開発」「コンサル」「観光」などに関心がある方

■人と話す/関わることが好きな方
■明るく素直な方
■何でも「とりあえずやってみよう」と思える方
活動条件 ※コロナウイルスの感染状況により、活動条件を変更する場合があります。詳しくは画面右の「このインターンに応募する or 話を聞いてみたい」をクリックし、お問い合わせください

■活動形態
基本的に現地(吉岡温泉)での活動になります。インターン期間の終盤など、一部オンラインでの活動が可能な場合があります。まずはご相談ください

■活動頻度/活動期間
※パターン1,2は例です。具体的な活動頻度/活動期間は学生さんの都合も加味し調整します
パターン1:休学して参加 週32〜40時間程度/2〜3ヶ月程度
パターン2:大学に通いながら参加orオンライン授業を受けながら参加 週16〜24時間程度/3ヶ月程度

■活動時期
現状、2022年6月中旬〜7月上旬からのスタートを想定していますが、学生さんの都合も加味し調整します。まずはご相談ください

■宿泊場所(遠方から参加する場合)
鳥取市内のシェアハウスに滞在
※個室あり。同居人の有無はタイミングにより変わりますので、詳細は担当コーディネーターにご確認ください
活動場所 吉岡温泉会館 一ノ湯(鳥取県鳥取市吉岡温泉町666)
事前課題 詳細は担当コーディネーターにご確認ください

私たちはこんなチームです!

1000年の時を超えて、人々に癒しを届け続ける。

吉岡温泉は、日本一大きな池「湖山池」を見下ろす山間に位置しており、10軒ほどの旅館が軒を連ねる小さな温泉地です。開湯は1000年以上前と言われ、古くからの言い伝えも残されています。

<約1000年前、葦岡(あしおか)長者という地元の資産家が娘の皮膚の病が治るよう祈ったところ、田んぼの柳の木の下を掘るよう薬師如来のお告げがあった。お告げ通り掘り起こしてみると、そこから薬師如来像と共に神水が湧き出した。その神水で娘が体を洗ったところ、7日の間に病が治った>


「吉岡温泉会館 一ノ湯」は、吉岡温泉の一角にある日帰り入浴施設です。
源泉掛け流しのお湯は泉質もよく、地域内外のお客さんに親しまれています。

一般的な入浴設備のほか、
・家族で入れる貸切風呂
・ご年配の方でも安心して入れるバリアフリーの貸切風呂
・全国的にも珍しいペットが入れる貸切風呂
などを完備し、どなたでも楽しめる入浴施設となっています。

吉岡温泉全体としては、コロナ禍の影響もあり一時は客足が減少しました。
しかし一ノ湯などが中心となり、吉岡温泉に入浴するだけではなく「滞在」してもらうための新たな試みにチャレンジし、徐々に賑わいを取り戻しています。
・一ノ湯のリニューアル
・屋外でサウナ体験ができる「テントサウナ」
・散策コース、散策マップの整備
・一ノ湯のそばにある秋葉山スタンプラリー
・カフェ等の店舗誘致
など

今後も吉岡温泉の歴史を継承していくとともに、日々訪れる地域内外のお客様に癒しを届けるべく活動していきます。

受け入れ企業からのメッセージ

館長/松浦聡子

こんにちは、一ノ湯館長の松浦です。
吉岡温泉は昔ながらの情緒を残す、歴史のある温泉地です。私たちは吉岡温泉の活性化を目的に様々な取り組みにチャレンジしています。
活動を続けられる根底には、やはり「まちが好きだから」という思いがあります。その思いを様々な方と分かち合いながら、これからも活動していきたいと考えています。

インターン生の方にも、プロジェクトを通じ、吉岡温泉を好きになってもらえたらとても嬉しいです。
皆さんのご参加をお待ちしています!

コーディネーターからのメッセージ

松梨 一揮(NPO法人bankup)

1000年以上続く歴史深い温泉地でのプロジェクトです!

一ノ湯さんは入浴施設としてだけではなく、吉岡温泉全体の活性化の拠点としても活動されています。
学生さんには一ノ湯さんのインターン生として活動していただきますが、一ノ湯さんだけではなく吉岡温泉全体を俯瞰で見つめながら、ひとつずつ着実にプロジェクトを進めることを期待します!

地域ならではの「まち/みせ/ひと」の役割や関係性を肌で感じてください。
地域課題の最前線に飛び込み、チャレンジしたい方をお待ちしています!

団体概要

設立 2018年
代表者名 松浦聡子
従業員数 10名
WEB https://ichinoyu.yoshiokaonsencho.com/
住所 鳥取県鳥取市吉岡温泉町666