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兵庫県

淡路島の土壁があなたの力で生まれ変わる。伝統を新たなカタチで未来へ!#島くらし#実践型マーケティング

近畿壁材工業株式会社

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

「土壁の新しいカタチ事業」のマーケティングを、リサーチ~検証まで!

「土壁の新しいカタチ事業」を展開するために、「ターゲットは誰か」「コロナ後の社会は何を求めているのか」「次世代の顧客のニーズは!」、そのリアルな情報を拾い集めて検証まで行う。

このプロジェクトについて

▼淡路島について~国はじまりの島から、共に未来をつくる~
淡路島は明石海峡大橋と大鳴門橋という2つの橋によって本州とも四国とも結ばれた、人口約13万人が住む島です。古事記では、淡路島が日本列島の中で一番最初につくられた(=国始まりの島)とされており、豊かな自然に囲まれ、独自の文化と産業が根付く「都会に近い田舎」として注目が高まっています。豊かな海の幸、山の幸からなる御食国としての食文化、淡路瓦や線香などの歴史ある地場産業、そして豊富な鉱物資源として採取されている 「淡路土」 もその一つで、淡路島の土や砂、葉でできる土壁は日本の伝統建築を支えてきました。そんな歴史と伝統ある 「土壁」 の革新に挑戦してみませんか?

▼壁について~みなさんの家の壁は何でできていますか?~
ところで、みなさんが今暮らしている家の壁は何かご存じですか。おそらく多くの方が、そこにある「壁」を特別に意識したことはないのではないかと思います。かつてどの家庭でも一般的だった土壁は、高度経済成長期の建設ラッシュによって安価なビニールクロスへと取って代わられることになりました。しかし今、コロナの時代におうち時間が増えたことにより、DIYブームや丁寧な暮らし、体にいい暮らしを求める声から自然素材の塗り壁が見直されています。守るだけの伝統ではなく、新しいカタチとなり次の世代へとつながる塗り壁変革の時がまさに今この瞬間と言えるでしょう。

▼近畿壁材について~新事業への挑戦~
近畿壁材ではコロナ以前より、先細りする現市場と移り行くニーズを踏まえ、次の一手を打とうと計画を練っていました。それがこれから始める「土壁の新しいカタチ事業」です! これまでのプロ業者への卸売りではなく、ニーズに合わせた新たな 「土壁」 の魅力をエンドユーザー(一般消費者)に「知ってもらう」 「興味をもってもらう」 「体験してもらう」 必要があると考えています。 自然豊かで抜群のロケーションの淡路島西海岸で顧客と共創するビジネスを作りたい、これらを実現するための最初の一歩として、まず次なる潜在顧客が何を求めているのかを知る必要があり、それを調査する実働部隊が必要です。したがって、みなさんの力が必要というわけです!

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 文化・伝統産業建築・住・リノベーション
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 【STEP1】近畿壁材、淡路島についてインプット
まずは現地に滞在して、淡路島で生活している社員では気づかない淡路島の魅力を探ってもらいます。

【STEP2】市場のリサーチを行い、仮説のメインターゲットを設定
社会のトレンドや潜在ニーズ、特にコロナ禍で変わった価値観や若者のDIYへの意識を調べ上げ、「次のメインターゲットはこんな人で、土壁をこんなカタチで売り出せば良い」という仮説を立てます。

【STEP3】新商品の企画やテストマーケティングイベントで仮説を検証
立てた仮説に基づき、アイデアを形にして検証を行います。つくった商品がそのまま全国販売になる可能性も! また、インターンの成果としてこの一連のマーケティング活動をまとめて報告します。

現地・・・【STEP1】~【STEP2】
オンライン・・・【STEP2】~【STEP3】

※基本は上記のステップでの活動を想定していますが、リサーチの結果やご自身の興味に合わせて柔軟に活動内容を変えていきたいと考えています。既存の枠にとらわれず、近畿壁材と塗り壁の今後につながるような活動をしてもらえることを期待しています!
期待する成果 ・土壁の次への進化の取っ掛かりとなるようなリサーチ~検証を行い、成果物としてまとめること
・ヨソモノ、ワカモノの感性で近畿壁材を見て捉えること(そしてそれをどんどん教えてくれること)
得られる経験 ・「リサーチ→仮説の設計→仮説の検証」までの一連のマーケティング活動を、実践ですべて行うという経験
・自分たちの価値を、社会のトレンドに合わせて効果的に世の中にアプローチしていくという経験
・飛鳥時代から続く日本の伝統を、令和の時代に自分たちが新たなカタチに進化させていくという経験
・地域の資源を使った商品の製造から販売までを行う地元企業の仕組みや戦略を知るという経験
・「国始まりの島」淡路島の魅力を、地域に入り込みながら実際に目と耳と舌で感じるという経験
対象となる人 ・実践的なマーケティング活動を行ってみたい人
・日本の伝統文化や自然素材に惹かれる人
・何かに挑戦したい、面白いことをしたい、自分を変えたい、スキルアップしたい、自分の力を試したい、社会人の人たちと一緒に働いてみたい、などの気持ちがある人
活動条件 ◎交通費:全額支給

■期間:6ヶ月(応相談)
※長期休みは基本的に現地で活動、学期中はオンラインで活動

■宿泊場所:インターンハウス

■活動頻度
・学期中:週16時間程度
・休暇中:週30時間程度

■活動時間:9:00~17:00

■定休日:土・日・祝
※土曜日も活動の場合あり
活動場所 長期休暇中:淡路島(近畿壁材オフィス)
学期中:基本はリモート(学期中も状況に応じて何度か来島できると良い)
事前課題 面談時に説明

私たちはこんなチームです!

時代に合わせてカタチを変える、土壁・漆喰壁のソリューションカンパニー

▼会社概要
大正元年に土販売で創業してから100年以上、土壁一筋で続けてきた老舗塗り壁メーカーです。「伝統を守る事の大切さ」や、「本物は良い」との強い信念だけでなく、常にその時代に合わせて事業を行う柔軟性を持ち、地方の零細企業には多い大手下請けではなく、経営資源を最大限に活かし、現在は開発・製造・プロモーションに至るすべてを自社で行う珍しい会社です。

▼社内の雰囲気について
少ない人数で多くの仕事を行うためには「自らが考えて動ける環境」が大切という考えのもと、社長をはじめ社員個々のチャレンジ精神は旺盛です。 変化とスピードをモットーに新たな商品サービスには臆さずチャレンジし、近年では自社YouTubeチャンネルでの動画の配信や、ECサイトでの販売からSNS配信などを行っています。 コロナ後の変わりゆく市場の価値観を見据え、常識にとらわれない奇抜な発想やアイデアへの抵抗感はありません!!

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役/浜岡 淳二

当社は、土壁・漆喰壁のソリューションカンパニー!
大正元年創業の「塗り壁メーカー」として主に淡路島の「自然素材」を使った土壁や漆喰壁を作っています。

皆さんは日本の伝統技術「左官」というお仕事をご存じでしょうか?
左官は「塗り壁」と言われる材料を、鏝(コテ)という道具で壁に塗る仕事で、当社はその材料を作っております。
その塗り壁材料の中でも、土壁や漆喰壁に特化し、お城やお寺、茶室や古民家などの伝統建築に使われる材料を製造販売しております。
しかし、残念ながら当社のお客様でもある、日本の伝統を守る「左官職人」も高齢化と後継者不足で激減し、建築現場での土壁や採用も少なくなってきております。

そんな日本の伝統を絶やさないためにも、もっとより多くの方に塗り壁の素晴らしさを知って頂くためにも、今回は一般のユーザー向けに当社の強みでもある「土壁」「漆喰壁」を新たなカタチ!に変える新規事業立ち上げのプロジェクトに参画いただきたいと思っています。

最近では、土壁や漆喰壁の特長でもある「100%自然素材」や湿気を吸ってくれる「調質性能」などが注目され、ビニールクロスに代わって、安全で安心と一般の住宅にも塗られるようになってきました。
「プロ業者」だけでなく、一般の方がDIYで使えたり、自然素材や調質、不燃などの特長を活かした新しい製品を作ったり、今の時代とニーズに合わせた新しい塗り壁の新しいカタチを共に作っていきたいと考えております。

リサーチから商品開発、プロモーションまで、マーケティングに興味のある方、斜陽化する日本の伝統をもう一度復活させたいと意気込みのある方、当社は中小企業です専門知識は必要ありません。
淡路島という自然に囲まれた地で新規ビジネスを創造しましょう!

[プロフィール]
1971年(昭和46年)兵庫県洲本市(淡路島)生まれ
1994年(平成6年)高野山大学文学部卒業
大学卒業後、アパレルメーカー(婦人服ニット製造卸売)入社。神戸に4年、東京に4年営業部に所属。
2002年(平成14年)近畿壁材工業㈱入社
2012年(平成24年)代表取締役就任

団体概要

設立 1964年(昭和39年)
代表者名 代表取締役 浜岡 淳二
従業員数 12名
WEB https://www.kinkikabezai.com/
住所 兵庫県淡路市多賀2150