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岡山県

瀬戸内の島の石材文化を次代につなぐ

Ks LABO(鳴本石材株式会社)

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

瀬戸内の島の石材文化を次代につなぐ

瀬戸内海の「石の島」北木島。日本有数の石材の産地です。島に127あった採石場も安価な輸入石材におされ、2箇所に。北木島発企業の「北木島の石材文化を、後世に残したい」という想いと形を持続可能に。

このプロジェクトについて

本募集は2018年春のものです。2018年夏募集は以下のURLを参照ください。
https://www.project-index.jp/intern/15241

フィールド:瀬戸内海 笠岡諸島 北木島

「多島美」が魅力であり、近年では、観光としての交流も増えている笠岡諸島 北木島。「石の島」として、栄えた島で、産出される「北木石」はブランド石として有名だ。古くは大阪城の石垣、明治建築の日本銀行、偉人の墓地、最近では東京駅の駅舎と使われている。

しかし、海外との競争の中で、最盛期に127箇所あった採石場は、現場2箇所に。
5000人以上いた島民も、現在では約900人。

そんな中、北木島で創業した鳴本石材の鳴本哲矢会長が「日本有数の石材産地である北木島の石材業の歴史や文化・実績を、後世に形に残したい」、「会社の礎を築いてくれた北木島への恩返し」という想いで、設立したのが「K’s LABO」。

石材の歴史・文化を伝える資料館に、カフェやレンタサイクル等を併設する複合施設だ。


ミッション:持続可能な観光・交流拠点へ向けた企画立案と実施

一方で、この10月末にOPENしたものの、ハード(施設)整備が中心で、どう知ってもらい、来てもらうかという広報企画という点はこれから。「石の島」である北木島の島民にとっては、「石材」と「石材の歴史」は特別なもので、資料館の展示物を見て、涙を流される方も。

会長の想いである「北木島の石材業の歴史や文化・実績を、後世に形に残したい」という想いを形として、持続可能にしていくには?

元々、観光地でなかった北木島にも、地元の採石をする企業が「絶景の展望台」を設置。地元の旅行会社を通じて、県外から観光客が訪れたり、クルーズツアーの客船が寄るようになったりと、島をめぐる環境も変わってきています。

このような流れの中、K‘s LABO、地域にあるものに着目して、どう企画広報するか。
島の伝統産業である石材文化を次世代につないでいく第一歩を一緒に歩みませんか?

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 文化・伝統産業観光・おもてなし
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 なし
活動内容 Step1【現地理解】
ミュージアム運営の責任者として、北木島・石材業・ミュージアムを取り巻く環境を把握する。ミュージアムは今、OPENしただけで集客ためのコンテンツや体制・広報が十分にできているわけではありません。まずは、島のこと・経営者の想い、関わる関係者の想いを理解することがスタートです。

Step2【仮説・リサーチ⇔企画開発・事業提案】
持続可能なミュージアム運営のための事業企画を開発し、関係者(チームK’s LABO)へ企画提案。笠岡諸島を訪れる観光客の志向や満足度も踏まえて、現地の理解が深まれば、与えられた環境や条件の中で、どんな打ち手が必要なのか考えます。それをまずは関係者(チームK’sLABO)へプレゼンし、企画をブラッシュアップします。

Step3【実施】
ミュージアムの運営に関わる島の関係者の同意を得て、企画を実施。
企画の実施は関係者(チームK’sLABO)だけでなく、島全体で協力を得ながら積極的に進めていくための合意形成が必至です。

Step4【検証・振り返り・ノウハウ化】
実践からの振り返りを通して、取り組み内容をノウハウにまとめ、「次の打ち手」を提案する試行錯誤の過程・取り組み結果をまとめるとともに、今後のために必要なことは何かを提案。
期待する成果 〇持続可能なミュージアムのサービスとなるコンテンツの開発
〇集客企画・広報戦略の企画立案と実施
得られる経験 〇今、地域にある資源や強みに注目し、戦略を立案し、実践する
〇元々、観光地でなかった地域において、関係・交流人口をどう増やすか
〇地域の伝統文化にを事業を通じて、残すことへのチャレンジ
対象となる人 〇地域活性化(地域の新たな仕事づくり)にチャレンジしたい
〇観光に関心があり、地域で実践したい
〇地域の伝統文化に関心があり、次世代につなぐことに貢献したい
〇地域の方の話を引き出す力、リサーチする力や伝える力を高めたい
活動条件 休暇中:週に5日(島の移住お試し住宅に滞在)
期間: 2018年2月上旬~3月中旬のうち、4~6週間。具体的には希望学生と個別に相談。
※応募〆切:定員(3~4名)に達し次第(先着順より対応)
活動場所 瀬戸内海 笠岡諸島 北木島(岡山県笠岡市北木島)
事前課題 1)Ks LABO、北木島と島の石材文化について、また全国、瀬戸内海、笠岡諸島の観光の現状についてのリサーチ
2)取り組んでみたい広報企画
※インターン決定後に

私たちはこんなチームです!

石材の歴史・文化を伝える

瀬戸内海 笠岡諸島 北木島生まれの石材加工メーカーである鳴本石材株式会社によって運営されています。創業者である会長の「日本有数の石材産地である北木島の石材業の歴史や文化・実績を、後世に形に残したい」、「当社の礎を築いてくれた北木島への恩返し」という想いで設立いたしました。

また、観光資源としての瀬戸内海エリアへの注目度の向上を受け、より笠岡諸島や北木島を知ってもらい、楽しんでもらえる機会の提供も目指しています。

受け入れ企業からのメッセージ

事業責任者/鳴本 太郎

K’s LABOはまだまだ生まれ立て。会長の想いから生まれたプロジェクト。石材加工を本業とする当社にはこの分野のノウハウがある訳ではありません。皆さんの一歩が、島の石材文化を次世代につなげます!お待ちしています♪

[プロフィール]
1979年笠岡市北木島生まれ。2014年、鳴本石材株式会社 代表取締役社長に就任。2017年、Ks LABOプロジェクトを手掛け、10月29日にオープンさせる。

団体概要

設立 2017年(鳴本石材株式会社 1983年)
代表者名 鳴本 太郎
従業員数 2名/チームKs LABO 5名(鳴本石材株式会社 140名)
WEB http://kslabo.info/
住所 岡山県笠岡市北木島町10364-25