山口県
募集終了大学生対象2023.9.13 1,283view
【離島/住み込み】瀬戸内海に浮かぶ島の食と自然を楽しむ「ピクニック事業」を企画・運営!
▶株式会社はちとひとと
このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
ミツバチが教えてくれる自然の豊かさを伝える親子向けツアー開発!
瀬戸内のハワイと呼ばれる周防大島の養蜂業者が新しく手がける「ピクニック事業」を一緒につくります。広大な土地のフィールド整備と、はちみつ採集体験、親子向けモニターツアーの開発をします。
このプロジェクトについて
★周防大島で親子向けの日帰りツアー事業の立ち上げに一緒に取り組むインターンシップ生募集!★
四季を通じて温暖で自然溢れる島の耕作放棄地を活用した新規事業の開発に取り組むことで、食と農を通じた観光産業づくりや、6次産業の現場を体験できます。
豊かな自然環境の中に一定期間、身を置いて、ミツバチの生態を知りながら、環境に配慮したツアーを行うフィールドを一からつくります。
地域に興味のある学生、食育や環境教育、プロジェクト推進を理解したい学生大歓迎!長期プロジェクトにコミットすることで、自身のキャリアに役立ててみませんか。
<周防大島(すおうおおしま)について>
周防大島は瀬戸内海に浮かぶ人口14,000人の島です。ハワイ移民の歴史をもち「瀬戸内のハワイ」と呼ばれています。高齢化率は54.6%と人口5,000人以上の自治体で最も高齢化が進んでいる町ではありますが、本州とは橋で繋がっていて、岩国空港から車で40分という近さもあり、観光客は多く、移住者も増えています。名産品はみかん。ハワイアンカフェも多く、若者たちで賑わっています。
<何をやっているのか>
株式会社はちとひととは、この地で13年間、養蜂業をしてきました。7年前からカフェ弊設の店舗もオープンしています。国内で流通しているはちみつの多くは輸入物で、国産はわずか6%と言われています。国産はちみつの魅力をもっと伝えたいと思ったのが起業の理由です。
はちみつづくりはミツバチの飼育状況に左右されます。数年前から長雨などの天候不良で収穫量が減っていましたが、ミツバチの巣箱の改良を重ね、生産量が増えてきました。ミツバチの寿命は1ヶ月。はちみつはミツバチの成長に必要な栄養であり、はちみつ採集は、女王蜂の産卵スペースを確保する作業です。私たちのはちみつを通じて、はちとひとの共生を感じることで自然環境への意識を高め、豊かなライフスタイルを提供したいと、2023年4月、社名を「KASAHARA HONEY」から「はちとひとと」に変えました。
<巣箱の改良、コロナも落ち着き、ついに新規事業に挑戦できる!>
「はちとひととピクニック」は、その名のとおり「はちとひとと」が伝えたいライフスタイルを体現する新規事業です。
地元の方から借り受けた1ヘクタールの耕作放棄地を造成し、ピクニックフィールドをつくり、はちみつ採蜜体験と採蜜したはちみつを使ったランチメニューを開発中です。11月に親子向けモニターツアーを実施。今後は視察の受け入れをしながらピクニック事業を完成させ、インターン終了後は収益事業として販売されます。
募集要項
募集対象 | 大学生 |
---|---|
期間 | 長期(3ヶ月以上) |
テーマ | 観光・おもてなし食・ライフスタイル |
職種 | 企画・商品開発新規事業 |
活動支援金 | あり |
活動内容 |
●ステップ1 (1週間目) 地域に住み地域と受け入れ企業を知る。 ・養蜂作業、農作業、ニワトリ飼育、店舗やカフェ運営を手伝い、事業内容について体感し、基盤事業を理解する。 ・周防大島町の人たちと積極的に交流する。 ・モニターツアーの実施結果のインプット 様々な出会いや経験が楽しい期間ですが、常にツアーの企画に活かすことを考えて取り組みましょう。 ●ステップ2 (2週間〜4週間目) 企画立案、スケジュールの設定、作業開始、商品開発 ・養蜂をテーマにしたピクニックフィールドの整備 ・持続可能な自然と食について親子で体験できるプログラムの開発 ・その他モニターツアー実施結果を受けて商品化に向けて必要な業務 それぞれいつまでにどのように進めていくか、関係者の皆さんと話しながら、スケジュールと役割分担をします。 予定どおり進んでいること、予定より遅れていることを把握し、適宜、関係者の皆さんに報告しながら、目標期限に間に合うよう軌道修正しながら進めます。報告、連絡、相談が大事なステップです。 ●ステップ3 (1ヶ月目〜最終週) 作業、商品開発、営業等 ・視察受け入れの告知・対応・振り返り ・ツアー商品の完成 何事も振り返りが大切です。うまくいったこと、いかなかったこと、改善点を洗い出し、正式に売り出すまでが活動です。 |
期待する成果 |
・はちとひととの経営理念「ミツバチとつくるサステナブルな暮らし」を理解し、自分の言葉で伝えられるようになること ・プロジェクトに関わる島内の関係者と円滑なコミュニケーションをとり、ツアーの商品化に必要な準備を進めること ・ツアー商品を完成させること |
得られる経験 |
・サステナブルな暮らしについて学びを深めることができる ・養蜂の現場を間近で体験できる ・親子が楽しむ場作りを一から経験できる ・ツアーづくりに関わる仕事が体験できる ・ツアーに参加にする親子と関わることができる ・瀬戸内海の島暮らしが体験できる |
対象となる人 |
◇募集対象: 大学学部生・院生 学年、学部問わず、3か月以上住み込みで長期インターンが可能な方 ・食育に関心のある人 ・環境教育、自然体験に関心のある人 ・場づくり、ものづくりが好きな人 ・環境問題やサステナブルな暮らしに関心のある人 ・自らアイデアを出し、コミュニケーションをとることができ、積極的に動ける人 |
活動条件 |
【活動期間】 即日〜 6ヶ月程度(要相談) 【活動時間】 フルタイム(1日8時間、週5回程度) 【活動支援金】 月5万円 交通費補助あり(期間中合計15,000円まで) 【住居】 活動場所の近くに用意します(宿泊費無料)。 ※休学もしくは、オンライン授業との並行についてスケジュール等調整が必要な方、お悩みの方はご相談できますので、お早めにお問合せ下さい。 |
活動場所 |
株式会社はちとひとと 〒742-2102 山口県大島郡周防大島町 町東三蒲473-1 0820-74-5283 |
事前課題 | モニターツアーの概要を読み、株式会社はちとひとと、周防大島について調べたうえで、 ・株式会社はちとひととの事業についての感想 ・どんなツアーができたら成功か ・株式会社はちとひととのインターンに期待すること ・インターン後の自分のありたい姿 を簡潔なレポートにまとめてください。 |
私たちはこんなチームです!
ミツバチとつくるサステナブルな暮らし
祖父母の代から養蜂業を営む家で育ちました。大卒後は料理の道に進み、ホテルで働きました。そこで国内消費されるはちみつのうち国内産はわずか6%しかないと知り衝撃を受けます。実家でつくっていたはちみつの価値を知ったことが転機となり、養蜂家を志し、父の故郷の周防大島に移住し、2011年に起業しました。島でブライダルの職に就きたいと言っていた妻も、一緒にミツバチの世話をするうちに「ミツバチが可愛い」と思うようになり、今では夫婦で営んでいます。2016年春には「はちみつカフェ」をオープンしました。
養蜂業は、採蜜場所を求めて全国を移動することが主流ですが、私たちは採蜜量が減っても、周防大島に根付き、島で採れた蜂蜜を、島で販売する。そんな新しい養蜂家の姿を実現しています。
天候不良や新型コロナウィルスなどの危機を乗り越え、巣箱の改良を終え、効率的に量産できる準備が整いました。さらに、「ミツバチとつくるサステナブルな暮らし」を経営理念として、社名を「KASAHARA HONEY」から「はちとひとと」に変更し、100年続く養蜂業を目指しています。
受け入れ企業からのメッセージ
株式会社はちとひとと 代表取締役/笠原隆史
「株式会社はちとひとと」は地域に根差し、地域貢献に注力する養蜂業を目指している会社です。インターンプログラムでは、フィールド作業やプロジェクト参加などの経験を積むことができ、主体性やコミュニケーション能力も身につけることができます。自己成長や挑戦を目指す方はぜひ応募をお待ちしています。
[プロフィール]
山口県生まれ。高校卒業後、福岡の大学に進学。4年生の時に、調理の専門学校へ入学。1年間のダブルスクールを経て、博多区のホテルに調理師として就職。宴会調理に従事し、結婚式や宴会パーティーを担当。ここで食材について調べている中で、実家が養蜂業を営んでいたため、はちみつについて調べる。すると、国内で消費されているはちみつの中で、国産の割合は6%。衝撃を受け、国産のはちみつを守り続けるために養蜂家に転身。2010年、周防大島に移住。2011年、養蜂家として起業し、笠原養蜂場を開業。2016年、ショップ&カフェ KASAHARA HONEYをオープン。2017年、株式会社KASAHARA HONEYへ法人化。2023年、株式会社はちとひととに社名変更。
コーディネーターからのメッセージ
木村 静(NPO法人ETIC.)
笠原さんは、養蜂業を「ミツバチにおすそ分けしてもらっている」仕事だと言います。ミツバチと一緒に暮らすことで、自然の中に溶け込み、この自然をよりよいかたちで次の世代に残したいという強い思いを感じます。
ここで遊んだ子供たちが、自然の美しさ、素晴らしさに気づき、いつの日か大人になって、今度は自分の友達や家族を連れて戻ってくる。笠原さんのめざす「100年続く養蜂業」には、その時まで周防大島の環境とミツバチと守っていきたいという思いが込められているように感じます。
地球温暖化、生物多様性の危機と言われている今、周防大島の小さなミツバチから、豊かな地球の営みを知り、訪れる親子にその素晴らしさを伝えていく、スケールの大きな仕事です。
笠原さんの思いに共感して、一緒にチャレンジしたい方のエントリーをお待ちしています。
団体概要
設立 | 2011年 |
代表者名 | 笠原隆史 |
従業員数 | 9名 |
WEB | https://kasahara-honey.net/ |
住所 | 山口県大島郡周防大島町 町東三蒲473-1 |
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