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宮城県

【一部現地/マーケ・販路開拓】地域資源を活かしたプロダクトに込められた想いが伝わる&広がる販売戦略立案プロジェクト

H.simple Design Studio 合同会社

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

プロダクトに想いは込めた。あとはどこにどう売っていくか

代表・小山田さんが手がけるコロナ禍以降も必要とされるプロダクト。込めた想いが伝わり広がり共感する人に買ってもらえる、H.Simpleらしい販路拡大方法を、営業を実践し販売戦略として形にしてください!

このプロジェクトについて

<このプロジェクトは、オンライン実施(一部現地活動あり)です>
・2021年2月~3月での約2か月間(全体で160時間程度の活動)
・活動期間:2月8日~3月12日
・上記期間のうち、合計1週間程度の現地での活動を予定
※現地に行けない場合でもエントリーは可能です。面談時に相談をしてください。
※現地での活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります。

【本質を忘れないデザイン事務所 H.Simple Design Studio】
H.Simple Design Studioは、建築設計やインテリア、プロダクトデザインなどを手がける仙台市の建築デザイン事務所です。

代表の小山田陽さんは、東日本大震災の惨劇を知り、東京から仙台への移住を決意しました。当時は被災した学校や公共施設の調査と復旧に関わり、その後に独立。学生時代の恩師の「本質を大切にしなさい」という教えをわすれないよう、「本質」の頭文字でもあるHを取り、「H.Simple Design Studio」を立ち上げました。

現在は「荒浜めぐみのキッチン」というコミュニティづくりの活動や、震災のメモリアル施設の展示デザイン設計者としても活躍されています。

*小山田さんのインタビュー記事
https://www.sendai-c3.jp/features/interview/akira-oyamada-1/

*「荒浜めぐみのキッチン」のウェブサイト
https://arahamano-megumi.kitchen/


【新たなプロダクトデザイン】
小山田さんが大事にしていることは、「地域資源」を素材として新たなデザインを生み出すこと。そして、そのデザインが世の中から必要とされることです。

大量に生産・消費し、いらなくなったら捨てられるものではなく、直したり改良しながら使い続ける楽しさを届けるデザインを目指しています。

最近は新型コロナウイルスの流行により需要が増加している「消毒スタンド」に注目。
コロナ禍では必要されているけど、収束後は捨てられてしまうことが容易に想像できます。そこでアフターコロナでも使い続けられるサインボードも兼ねた消毒スタンドを設計しました。
さらには、気軽に自分が過ごす場所を作れる持ち運び可能な「椅子テーブル」も設計し、野外レジャーでの活躍を期待しています。

これらのデザインは馴染みの工務店や看板屋で出た「廃材」を利用し商品化を進めています。「廃材」は地域によって発生する種類が異なる「地域資源」と考え、その利用により商品の地域性を表現しています。

【この商品、どう売ろう?販売戦略の提案をお願いします!】
デザインやものづくりは得意な小山田さん。一方でせっかく世に出した商品を”どう売っていったらいいのか”という悩みを抱えています。

今回のプロジェクトでは、小山田さんの思いがつまった商品が、どうしたら買いたい人に届けられるのか、また買った人からのフィードバックを得るにはどうしたらいいか、マーケティング調査や他社の販売戦略を調べ上げてください。

実際の購入者からのレビュー集めや商品の情報発信など、インターン期間中に実施できる打ち手の仮説・検証を繰り返し、最終的には小山田さんが納得する、実行できる販売戦略を提案していただきます!

数年後、この商品を皮切りに「廃材という地域資源を生かしたエコデザイン」を提案する事業を展開していきたいと思っています。ただ商品を売るだけでなく、そこに乗せた思いに共感し、新たな事業のきっかけ作りに試行錯誤しながらも挑戦する学生を募集します。

【リモートで取り組むインターン】
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今回のプロジェクトはリモート(在宅)で行えるよう設計しています。
3~4名の学生でプロジェクトチームを組み、週3日程度の頻度で、オンラインで活動を進めます。
小山田さんはもちろん、2名のコーディネーターが伴走し、事前研修などのガイダンスや日々の活動をフォローします。
リモートでも現地を体感できるようなサポートを予定していますので、「こんなことができないか?」という要望があれば、ぜひご相談ください!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 建築・住・リノベーション小売り・流通
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 3~4名の学生でプロジェクトチームを組み、週3日程度の頻度で、オンラインで活動を進めます。
以下のステップは、あくまで(例)です。実際に集まったチームのメンバーで、改めて行動計画を練ります。

【STEP1】(~1週目)ガイダンス・計画立案
■事前研修により企業理解・地域理解を深める
■プロジェクトの進め方・目標設定・行動計画などを決める
最初の1週間は、コーディネーターによる事前研修があります。
企業や企業の立地する地域への理解を深め、チームや個人でのプロジェクトの進め方・目標・行動計画などを決めていきます。
インターン参加中、主体的に動いていくためのウォーミングアップ期間です。

【STEP2】(2週目)現状の理解と仮説の立案
■代表の小山田さんの現状や想いを理解する
■販売する商品・現在の売れ行きを理解する
■他社の戦略事例を調査する
■すでに購入した人からフィードバックをもらう(アンケートかヒアリング)
■調査結果を元に販売戦略の仮説を立てる

【STEP3】(3~4週目)仮説の検証
■販売戦略の仮説を元に、自身の地元などで商品の営業・レビュー集めを行ってみる
■販売戦略をブラッシュアップし、自分たちで取り掛かれそうなものは始めてみる(情報発信など)
■中間研修で前半の振り返りと後半の軌道修正を行う

大体4週目の終わりには、コーディネーターによる中間研修があり、目標や行動計画などの見直しを行います。

【STEP4】(5週目)まとめ・引き継ぎ
■企業へ向けて今後の提案を作成し、プレゼンする
■企業やコーディネーターからのフィードバックをもとに、プレゼンをブラッシュアップする
■オンライン成果報告会でプロジェクトの成果をプレゼンする
■企業への引き継ぎ資料を作成し提出する
■修了研修で自身が得られた成果を可視化し、理解する
プロジェクトの成果を言語化し、新規顧客のリサーチ結果や新規事業の可能性、企業が今後どのようにHPを改修していけばいいかなどを提案します。
プレゼンの機会は、企業向けの社内発表と、公開で行う成果報告会の2回あります。
最後にコーディネーターによる修了研修があります。
期待する成果 ■H.Simple Design Studioが手がける商品の、販売戦略の提案書の提出
■買いたい人に売れるしくみが構築されている
※具体的な成果指標は、研修後までにチームと小山田さんとの話し合いで決定します。
得られる経験 ■所属の異なるメンバーとチームで課題解決に取り組む経験
■生み出した商品がどう生かされているのか、どう思われているのか、その生の声を聞く経験
■ゼロからのマーケティングを考える経験
■顧客理解のためのリサーチ、情報収集能の経験
■被災地域で奮闘している中小企業の経営者の生き方、そこで働くことのイメージが持てる
対象となる人 ■自身のパソコンがあり、自宅にネット環境がある人
■地域の魅力とその活かし方を知りたいと思っている人
■将来、地元以外の場所に移住先を探している人
■ゼロから作り上げていく事に興味のある人
■リサーチ・マーケティングに興味のある人
■主体的に動き・考えられる人(そうなりたいと思って努力できる人)
活動条件 【期間】
<このプロジェクトは、オンライン実施(一部現地活動あり)です>
・2021年2月~3月での約2か月間(全体で160時間程度の活動)
・活動期間:2月8日~3月12日
・上記期間のうち、合計1週間程度の現地での活動を予定。
※現地に行けない場合でもエントリーは可能です。面談時に相談をしてください。
※現地での活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります。

【活動頻度・活動時間】
・週4~5日(月曜~金曜)、1日4~6時間程度(25時間/週)
※企業の営業時間内(9:00~18:00)での活動が中心となります。
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。

※授業との両立は可能ですので、ご相談ください。
※このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです。
活動場所 ・リモート(ご自宅の住所は問いません。全国どこからでも、パソコンとネット環境があれば参加できます)
・上記期間のうち、合計1週間程度の現地での活動を予定。

私たちはこんなチームです!

その本質を大切に、素直なデザインを生み出していく

東日本大震災をきっかけに、故郷に近い仙台に移り住みました。それまでに培った建築設計/デザインのノウハウを活かし、自分の仕事を通して社会に少しでも貢献したいと思いながら活動を続けています。

仙台に移住後、主に公共建築の復旧設計業務を経て、その後震災メモリアル施設整備の仕事に関わり、10年という区切りから、次のステップとして地域に根ざしたプロダクトの制作販売事業をスタートします。

プロダクト制作はこれまでも単発で取り組んでいますが、今回はより多くの方々に必要とされるものを作り出し届けたいと考えています。「不特定多数のお客様に向けて商品を売る」ことは正直不慣れな分野でもありますので、一緒に悩み考えていただける方にぜひお力をお借りしたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/小山田 陽

地域に根ざすことを大切に、その魅力を丁寧に発掘し、そこにひと手間を加え、より多くの方々に楽しんでいただけるサービスを通して、社会に貢献したいと考えています。

一緒に悩み考え、サービスを生み出すお手伝いをしていただける方、よろしくお願いします!

[プロフィール]
1978年 山形県生まれ
2005年 法政大学工学部建設工学コース建築課修士課程修了
2005-11年 城戸崎建築研究室
2011-13年 楠山設計
2014年 H.simple Design Studio 設立
2017年 H.simple Design Studio 合同会社 設立

[主な活動/受賞]
2007年 竹川病院・ケアセンターけやき 『新建築7月号』掲載(※1)
2011年 Guest House with Lake View 『GA HOUSE 123』表紙掲載(※1)
2016年 せんだい3.11メモリアル交流館 設計/会場構成担当(※3)
2017年 山元町防災拠点・山下地域交流センター内常設展「東日本大震災と日々の防災」設計/会場構成担当
2017年 荒浜のめぐみキッチン設立 共同代表
2017-18年 連続講座「土地でつくられる建築」:せんだい3.11メモリアル交流館(※2)
2018年 企画展「竹であそぶ」(せんだい3.11メモリアル交流館)会場構成(※2)
2020年 山元町震災遺構 中浜小学校 設計/会場構成担当(2020)(※4)
(※1)城戸崎建築研究室担当案件
(※2)岩澤拓海と協働
(※3)グッドデザイン賞2016 受賞
(※4)グッドデザイン賞2020(ベスト100賞/ベストフォーカス賞)

団体概要

設立 2014年
代表者名 小山田 陽
従業員数 1
WEB http://h-simple.com/
住所 仙台市青葉区北目町4-7 HSGビル2F