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インターンシップを探す原発事故で一時は全町避難を余儀なくされた富岡町。「関係・交流人口の拡大」をキーワードに、町の未来をつくる人材を地域に呼び込むためのツアーを企画してください。


福島県

原発事故で一時は全町避難を余儀なくされた富岡町。「関係・交流人口の拡大」をキーワードに、町の未来をつくる人材を地域に呼び込むためのツアーを企画してください。

一般社団法人 とみおかプラス

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

原発被災の町で、町の未来をつくる人材をプラスする事業の新規立ち上げ

原発事故で全町避難を余儀なくされ、2017年に一部避難指示が解除され、町に人の声が戻ってきた富岡町。さらなる復興・発展のため、まちづくりの担い手となる人材を地域に呼び込むツアーを企画してください。

このプロジェクトについて

福島県双葉郡富岡町は、福島県浜通り地方の中心に位置し、海・川・山の豊かな自然環境と、夜ノ森の桜やツツジといった観光資源を有し、四季を通じて温暖な気候に恵まれた町です。また、多くの教育・文化・商業施設、行政機能などが立地し、双葉郡の交流拠点として発展してきました。

しかしながら、2011年3月11日に発生した東日本大震災による巨大地震と大津波により甚大な被害を受けるとともに、原発事故によって、およそ16,000人全ての町民が町外への避難を余儀なくされました。

町の空気が再び動き始めたのは、震災から6年が経過した2017年4月。一部帰還困難区域を除き、町の約8割の地域で避難指示が解除されました。
2019年5月現在、町に帰還して暮らす人はおよそ1,000人。震災前の1割にも満たない状況ではありますが、少しずつ、しかし着実に復興の歩みを進めています。

そのような状況にある富岡町において、これからの町の復興・発展に向けたキーワードのひとつに「関係・交流人口の拡大」があります。まちづくりの担い手となる人の対象を町外に拡大していく試みです。

とみおかプラスでは、関係・交流人口の拡大に向けて、町の視察・研修事業の新規立ち上げに取り組んでいます。視察・研修の参加者には町の状況を知ってもらい、町の日常や賑わいを取り戻すために何が必要か、何ができるかを考え、課題解決にコミットする機会を提供。それにより、参加者が町とのより深い関わりを継続的に築く仕組みを生み出していきたいと考えています。
町の未来をつくる人材を地域に呼び込むため、視察・研修ツアーのパッケージづくりに力を貸してください。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり観光・おもてなし
職種 企画・商品開発新規事業
活動支援金 あり
活動内容 【STEP1】まずは富岡町を知ることから。町の状況や背景を学ぶことと並行して、町民や町で働く人、まちづくりのプレイヤーにヒアリングを行い、町への理解を深めます。視察に来たことをイメージして町を歩いてみましょう。行きたい場所や話を聞いてみたい人がいればご提案ください。

【STEP2】まちあるきやヒアリングをもとに、視察・研修ツアーの企画立案を進めます。ツアーに協力いただきたい方への依頼や調整、開催に必要な資料の作成等も行っていただきます。プランニングに必要な情報収拾も適宜行いながら、企画の精度を高めましょう。

【STEP3】町外から参加者を招き、皆さんがプランニングした視察・研修ツアーを実際に体験してもらいます。参加者の意見等を踏まえて、企画をブラッシュアップしていきましょう。

【STEP4】インターンの集大成として、皆さんが考案したツアーの提案を行っていただきます。提案いただいたプランは、とみおかプラスの視察・研修事業のメニューになります。
そして、インターン終了後も、富岡町の強力な関係人口のひとりとして、町に関わり続けてくれるとうれしいです。
期待する成果 ・斬新なアイデアと創造力で独自の視察・研修ツアーを企画してください
・企画を通じて、地域の魅力や価値の再発掘、町のプレイヤーの連携強化にも期待しています
得られる経験 ・震災と原発事故で被災した地域の現状を知ることができる
・被災地で熱く働く大人と活動できる
・企画書の作成から事業成立に至る新規事業立ち上げの一連の流れを体験することができる
・まちづくりの担い手を増やす仕組みを作り出す経験ができる
対象となる人 ・まちづくり、社会的課題の解決に関心のある人
・企画することが好きな人、企画力を身に付けたい人
・人と人とのつながりを大切にできる人
・仲間と協調し、高め合うことができる人
・インターンの目的を理解し、事業所のために課題解決に挑戦できる人
活動条件 【活動期間】8月19日~9月13日の4週間
【勤務頻度】期間中 週5日以上 (その他、業務時間外に毎週研修があります)
【勤務時間】9:00〜18:00 (日によって変則となります。原則8時間以内です)

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・東北内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)が支給されます。
・宿泊場所は現地で準備しております。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。
・活動支援金25,000円を活動初日にお渡しします。
※活動支援金は「いわきアカデミア協議会」から提供されます。
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・和田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人タタキアゲジャパン(担当小野寺:info@tatakiage.jp)までお問い合わせください。
活動場所 福島県富岡町および福島県双葉郡
事前課題 ・実践型インターンシップにあたっての個人目標の設定
・「関係・交流人口の拡大」を目的とした全国の取り組みを調べる
・富岡町について調べ、より深く知りたいことを質問項目としてまとめる

私たちはこんなチームです!

町を想う様々な人々と共に、富岡の「未来に向けたまちづくり」を主導する

震災と原発事故で全町避難を余儀なくされた富岡町で、2017年に誕生したまちづくり会社です。
町に帰還した人、避難・移住した先で暮らす人、新たに町で暮らしをスタートした人など、富岡を想うさまざまな人々と一緒に「未来に向けたまちづくり」を行っています。

・町に⼈材をプラス(確保・発掘・育成)する事業
・町に安全・安⼼・元気をプラスする事業
・町の魅⼒を発信し、町に⼈の流れ(交流)とつながりをプラスする事業
・富岡町の未来に向けたまちづくりに新たな魅⼒をプラスする事業
以上を活動の柱としています。

受け入れ企業からのメッセージ

復興支援員/鈴木 みなみ

震災と原発事故を経験した富岡、そして福島には、まちづくりに真剣に向き合い、丁寧に暮らしづくりをする人たちが多くいます。地域の人たちとともに、町の未来を一緒に考え抜きたいという方、ドンと飛び込んできてください。皆さんのご応募お待ちしております。

[プロフィール]
山形県出身。立命館大学卒。学生ボランティアとして活動を続ける中で「福島でいま何が起きているのか知りたい」という思いから、2013年に休学して、福島県いわき市・双葉郡を中心に活動するNPOに入職、避難者のコミュニティ支援に取り組む。その後、大学卒業を機に福島に移住。双葉郡で広域連携に取り組む民間団体「双葉郡未来会議」事務局スタッフを経て、現職。
一児の母。お仕事のかたわら、双葉郡でママと子ども達の居場所づくりとして「子育てママサロン」を定期的に開催している。

団体概要

設立 2017/1/17
代表者名 大和田 剛
従業員数 5名
WEB https://tomioka-plus.or.jp/
住所 富岡町大字小浜字中央416