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インターンシップを探す【空き家×新規事業】老舗商社が仕掛ける空き家ビジネス、その第一歩となるリサーチ&事業提案にチャレンジ!


宮城県

【空き家×新規事業】老舗商社が仕掛ける空き家ビジネス、その第一歩となるリサーチ&事業提案にチャレンジ!

株式会社カネダイ

ユーザーや関係者から直接声を集め、新規事業を磨き込む!

カニエビを扱うメーカー・商社として地域の産業を支えてきた株式会社カネダイ。次に展開する新規事業として、これからますます課題となる「空き家」に新たな価値をつくっていきます!

このプロジェクトについて

<特徴1> 地域産業を牽引する、気仙沼発のグローカル企業
株式会社カネダイの創業は昭和17年(1942年)。創業から一貫して水産業に携わる老舗企業で、漁船漁業から始まり、気仙沼港に出入りする船のお世話をする廻船問屋業、そこから発展して燃料やエサを扱う事業へと、幅広く展開していきます。現在のカネダイは現在の漁業部、廻来船部、総合エネルギー部、水産食品部の4部門からなっています。

東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。家、学校、公共施設、インフラなど被害受けましたが、取り分け大きな被害を受けたのが基幹産業であった漁業でした。そんな中、カネダイは震災から10日後には日本での体制を整えて、商品出荷に対応し震災という未曾有の状況において、その存在は地域の希望となりました。震災後には、自社の主力商品であるDeep Sea Red Crab(まるずわいがに)をブランド化した「かに物語」や地元産のゆずを活用したポン酢「ゆずヶ島」など、地域・世界双方をフィールドに、新たな価値創出を目指して日夜挑戦を続けてきた企業です。

<特徴2>地域内のさまざまな資源を発掘して繋げる
今回受け入れを行う総合エネルギー事業部は、カネダイ創業期からの主要事業で、水産食品加工事業と並び、会社の礎を築いてきたカネダイを象徴する事業といえます。総合エネルギー事業部の現在の主要業務は、港町ならではといえる漁船への燃料供給を皮切りに、市内の一般家庭向けのLPガスの販売や機器のメンテナンスなど、地域に密着したビジネスを展開し、多くの信頼を集めています。また最近ではECサイトも活用しながら、関東圏を中心に全国のお客様と取引をし、丁寧な対応と営業力で着実に売上を伸ばしています。そんな地域の商社として貢献してきたカネダイの次なるチャレンジが空き家活用事業です。

地域でも大きな課題となっている空き家の増加は、放置してしまうと景観や治安の悪化につながり、地域の価値を下げることにつながり、全国的にも社会課題となっています。一方で、空き家は住居・レストラン等の店舗・オフィスなど、さまざまな活用可能性あります。空き家に対し、カネダイが扱う商品やアイデアを掛け合わせることで、地域の中での価値を高めていきたいと考えています。地域の中で眠る資源を発掘し、価値をつけて外部発信する橋渡しをしてきたからこそできるチャレンジです。

<特徴3>根底を流れる 「和心・誠心」
カネダイの社員数は現在120名を超え、市内でも指折りの企業に成長しています。そんな会社の社是は「和心・誠心」。和心とは、社内のチームワークを強め、支えあう心のこと。誠心はお客様や取引先と信頼し合える関係を築く心のことを指しています。市内外へ様々な事業・サービスを提供し、海外の市場でも戦っています。

また、若手にも積極的にチャレンジの機会を与えています。空き家活用チームも若手メンバーが中心となり、プロジェクトを推進しています。現在1件の空き家活用に取り組んでおり、どのような場所として活用できると良いかさまざまなアイデアが出ています。本プロジェクトでは出てきた活用案の仮説検証を行うべく、ユーザーとなりうる人や実現に向けて関わるプレイヤーの声を集め、それをもとにした事業計画の作成にチャレンジします!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり建築・住・リノベーション
職種 マーケティング・広報新規事業
活動支援金 なし
活動内容 ○内容:空き家の活用の可能性を探るべく、ユーザーとなりうる人や実現に向けて関わるプレイヤーを巻き込んだ公開ワークショップの企画・実施、並びに事業計画書の作成にチャレンジ!

○スケジュール
●STEP1【開始~1週目】プログラムキックオフ+スタートアッププログラム
プログラムのスタートとして、受入企業、参加学生の皆さん全体でキックオフを行います。その後、事前研修として、地域理解研修、ビジネスマインド研修を行います。

●STEP2【2週目】プロジェクトキックオフ+スケジュール設計
本格的にインターンのプロジェクトがスタートします。プロジェクトごとに改めて、ゴールの共有やスケジュール設計を行い、次の3週間の動き方を決めていきます。

-具体的な実施内容(想定)
・カネダイの活用方向性について理解を深める
・ワークショップ実施の準備を進める

●STEP3【3週目〜5週目】プロジェクト推進
設定したスケジュールと役割分担をもとにプロジェクトを進めていきます。受入企業、参加インターン生同士とは定期的にミーティングを行い、進捗共有を行っていきます。また、地域コーディネーターもプロジェクト推進を積極的にサポートしていきます。

-具体的な実施内容(想定)
・実際にワークショップを実施する
・ワークショップで出てきたニーズをまとめ、活用方法を模索する
・ワークショップでの内容を元に事業計画書を作成する

●STEP4【6週目】成果まとめ+最終報告会
これまでの活動成果をまとめ、9月中旬にある最終報告会にて発表して頂きます。報告会には、受入企業に加えて広く地域の方をお招きします。

●STEP5【6週目】修了研修
インターンシップ全体の修了研修を行います。インターンのプロセスを振り返り、自身の成長や学び、などを洗い出し、将来のキャリア形成に役立てて頂きます。

※最終報告会は参加必須。その他の日程については調整可能な場合があります。面談時にご相談ください。
期待する成果 ・仮説に対して地域における実際のニーズを把握していること
・地域にいる多様なアクターが空き家活用事業の存在を認識していること
得られる経験 ・実行力(物事を形にする力)
・仮説検証力(仮説をたてPDCAを回していく力)
・巻き込み力(地域にいる多様なアクターとコミュニケーションをとりながら巻き込み物事を進める力)
対象となる人 【募集人数】
募集人数:2名

【下記に興味関心がある方歓迎】
・地域をフィールドにした新規事業の立案に興味がある方
・さまざまな人とコミュニケーションを取るのが好きな方
・枠にとらわれない考え方ができる方
・形になっていないものに対しても、前向きに取り組める方
活動条件 【参加型】
・現地住み込み

【プログラム参加にあたっての流れ】
-8月7日 キックオフ@オンライン
企業さんとの顔合わせや地域を知って頂くための研修を行います。

-8月8日地域理解研修@オンライン

-8月16〜17日 気仙沼への移動日
こちらの日程で、気仙沼にむけて移動をして頂きます。

-8月19日〜9月13日 プログラム実施@対面
この期間は、各企業へ実際に行き、引き続きインターンシップを行って頂きます。

-9月14日〜15日 気仙沼からの移動日
こちらの日程で、気仙沼からそれぞれのご自宅へ移動をして頂きます。

-9月16〜19日 成果まとめ@オンライン
最終1週間は、それぞれのチームで、オンラインにて最終報告会の準備を進めていただきます。

-9月21日 18:30〜20:30 最終報告会@オンライン
これまでのインターンの成果を発表頂く報告会を実施します(オンライン)。

【交通費・滞在費】
宿泊費:支給(シェアハウスに滞在予定)
交通費:自費(ただし、交通費は距離に応じて一部補助が出る可能性もあり、詳細は面談の際にご案内いたします)
活動場所 【就業場所】
・オンライン期間中:自宅等オンライン環境が整っているところであれば、どこからでもご参加頂けます。
・対面期間中:カネダイ 事務所

【宿泊場所】
・シェアハウス
事前課題 あり(決定者に通知します)

私たちはこんなチームです!

世界の海を舞台に、常に変化する老舗をめざす!

昭和17年に漁業会社として創業した(株)カネダイは、現在漁業に加え、水産加工販売業、廻来船問屋業、石油、ガス販売業に事業分野を広げ、仕事のフィールドもナミビア、中国、北米等世界中に広がりました。常に新しい挑戦を続け、変化を厭わなかった姿勢は当社の強みであり、これまで存続してこられた理由の一つです。

東日本大震災で多くを失った当社ですが、同じく傷ついた地元気仙沼とその地で奮闘する沢山の仲間と共に、さらに困難な変化に挑戦している真っ最中です。現在目指している新分野は更なる海外進出、消費者への直接販売とブランド展開、Eコマース等ですが、どのような仕事でも社是「和心・誠心」のとおり和やかで誠実であることを大切に、進化を続けていきたいと考えています。

受け入れ企業からのメッセージ

取締役 事業部長/小山 晃

東北地方で、石油・ガスのエネルギー事業を行っています。エネルギー事業のほかにも、ショッピングサイトを利用したEC販売もおこなっており、主に家庭についている給湯器やガスコンロなどを販売しています。

今回は2024年4月から新規事業として始動した「空き家活用事業」へ携わっていただける方を募集しています。
社会問題にもなっている空き家の増加は、地域高齢化が進む気仙沼市でも、深刻化している大きな課題の1つです。使われなくなってしまった空き家の更なる可能性拡大や、地域活性化に紐づけるために若手社員が現在奮闘しています。ぜひ私たちと一緒に空き家活用事業を盛り上げましょう!

[プロフィール]
気仙沼市出身、気仙沼高等学校 卒現在、総合エネルギー事業部 取締役 事業部長

コーディネーターからのメッセージ

岩本 華奈(合同会社気仙沼の人事部)

世界と地域の2つのフィールドで、老舗商社としてさまざまなチャレンジをしてきた、カネダイのみなさん。常にチャレンジし続けるその姿勢で、地域を牽引し続ける企業です。

このプロジェクトはカネダイが持つ商社としての強みを存分に生かしたチャレンジです。地域課題をビジネスで解決するその最前線を体験できるプロジェクトです!

その最前線で一緒にチャレンジしてみませんか?

団体概要

設立 1955年
代表者名 佐藤俊輔
従業員数 120名
WEB http://www.kanedai-kesennuma.co.jp/index.html
住所 宮城県気仙沼市川口町2丁目102-2