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福島県

高校生のリーダーシップってなんだろう?ヒアリングを通して高校生のリーダーシップを定義せよ!

一般社団法人 Bridge for Fukushima

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

新しい評価指標!ヒアリングをもとにルーブリック評価表を作成しよう!

教育制度の過渡期な今。BFFでは次世代を担うリーダー人材育成を行っています。スタッフ・大学生メンター、高校教員などが思い描く”リーダー”の共通点を見つけ出し、ルーブリック評価表にまとめてください。

このプロジェクトについて

■「Project Based Learning」での高校生人材育成をしています
Bridge for Fukushima(BFF)は、高校を対象のProject Based Learningをベースにした人材育成、アクティブラーニングツアー、福島のNPO・社会起業家の中間支援などを行っている団体です。
震災直後は、支援物資の供給や、子どもたちが思い切り体を動かせる室内遊び場の提供に尽力していましたが、「福島の復興支援をしたい」という高校生たちの声を聞くようになり、団体として本格的に「Project Based Learning」の人材育成活動をスタートさせました。
震災で打撃を受けた温泉のお湯を使った「うなぎ養殖事業」、福島と中国の高校生が自主的に企画する国際交流事業「あいでみ」、福島の特産物の六次化をめざす通年授業「経営マーケティング」など、高校生対象のものだけでもさまざまな事業を行っています。

■ルーブリック評価
BFFには「社会に役立ちたい!」「地域の課題を解決したい!」そんな高校生たちが集まっています。そうした高校生たちの活躍やスキルは、現在の学校の評価軸ではなかなか測り切れるものではありません。そこでBFFではこれまで「ルーブリック評価表」の作成に取り組んできました。評価とはいうもののこれまでのような「これができていないからダメ」という評価ではなく、段階的な目標を定め、そこに到達するためには何をクリアする必要があるのか?を高校生自身が認知できることを目指している評価です。
一方でBFFに関わる高校生たちにとって「評価」がどのように還元されるのかという視点に立った時に、既存のルーブリック評価の捉え方では高校生のスキルや強みを可視化しきれない、何のために評価をするのか?という本質的な問いという課題に直面しています。そうしたことを踏まえBFFでは今後、高校生が自分自身をより客観的に認知できる新しい仕組みを考えていきたいと思っています。
今回はこのベースとなるルーブリック評価表を、ヒアリングを通して作成してもらいます!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ こども・教育
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 BFFスタッフ・大学生メンターそしてプログラムに参加した高校生、それぞれが思う”リーダー”についてヒアリングを行い、共通点を抽出してください。その結果をルーブリック表評価にまとめ、3月に行われる高校生向け合宿で実践し、検証、ブラッシュアップを行います。

【STEP①】BFFとその事業内容を知る
・BFFの歩みと活動内容を知ろう
・BFFでのアクティブラーニング、PBLについて知ろう

【STEP②】BFFスタッフ・大学生メンターへのヒアリング
・それぞれが考えるリーダーについてヒアリングを行ってください
・ヒアリングした内容を整理し、共通の要素を抽出してください。その結果をルーブリック評価表にまとめてください

【STEP③】高校生向け合宿で実施
・高校生向け合宿で作成したルーブリック評価表をもとに、個人のデータをまとめ分析してください

【STEP④】振り返りと引継ぎ
・ルーブリック評価表の検証、ブラッシュアップ
・今後検討したほうが良い点(使用する際の課題等)についてまとめてください
期待する成果 ・第三者がヒアリングを行うことで、これまで当たり前だと思っていたものも含めて、リーダー像の共通点を抽出する
・ルーブリック評価表のベースとなるものが作成される
・評価することが前提となる既存のルーブリック評価にとらわれることなく、高校生自身が今の自分の状態、また今後のステップアップに必要なことを認知できる仕組みのベースが作られる
・今後の高校生の成長の定点観測が可能になる
得られる経験 ・学校外教育の現場をリアルに体験できる
・メンタリング、伴走などの心理系サポートの経験が積める
・学校外教育の第一線で活躍する人たちとつながれる
・リーダーシップについて深く考えることができる
・合宿を通して、実際に活動している高校生と接点を持つことができる
・公立高校の先生へヒアリングを行うことで、学校現場でのアクティブラーニングへの取り組みや捉え方、ニーズを知ることができる
対象となる人 ・次世代教育に興味がある人
・学校外教育に関心がある人
・ヒアリングからの課題抽出の経験を積みたい人
・相手に寄り添い、相手の立場に立って活動できる人
・高校生を理解し、そのために活動できる人
・ルーブリック評価、新しい評価軸について興味がある人
・高校教員を目指している人
活動条件 【インターン期間】2019年2月17日(日)~3月16日(土)
※3月2・3日は、地域コーディネーターや他のインターン生と共にリフレッシュ研修を行います
【活動頻度】週5日以上(40時間/週) ※応相談
【活動時間】9:00~18:00 ※基本はこの時間ですが、実際は日によって異なります
【宿泊】福島市での宿泊・滞在が必須

◎このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです◎
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。インターン期間中の宿泊費の負担はありません(シェアハウス等を予定)。
・食事代等として1日850円の補助があります。

※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・武田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、下記までお問い合わせください。
■一般社団法人 Bridge for Fukushima(担当/曽根田・宮本)
■mail: bff_internship@bridgeforfukushima.org
■電話: 024-503-9069
活動場所 Bridge for Fukushima事務所内/福島県内
事前課題 ・アクティブラーニング、PBLにかかる文部科学省等で紹介している実践例の下調べをする
・高校生が感じている課題や悩み(どこの大学に行きたいなどの進路相談を除く)を高校生3名にヒアリングし課題の抽出をする
・ルーブリック評価の基礎知識の習得、実践例3つ程度を調べる

私たちはこんなチームです!

福島の復興を加速させる“かけはし”になりたい

私たちは、東日本大震災および東京電力福島第一原発の事故による甚大な被害を受けた福島の復興において、次世代を担う高校生・大学生のリーダー人材育成を行っています。教育制度が変わる過渡期にある今、学校での既存の評価では測れない高校生たちの力・スキルが「アクティブラーニング(主体的・対話的な深い学び)」という言葉からも注目されていることがわかります。そうした中で、学校外での教育を行う弊団体では新しい評価方法「ルーブリック評価表」の作成に取り組んできました。今後はできること、できないことの評価ではなく、自分が今どれくらいできるのか?これからどんなことをしていったらよいのか?を高校生自身が認知できるような仕組みづくりを行っています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表理事/伴場 賢一

Bridge for Fukushimaは、震災直後から福島の復興をめざして活動を続けて8年になります。この間にも、復興の様々な段階、地域や社会のニーズに合わせて数々のプロジェクトを実施し、また「プレーヤー」を増やすことを目的に、人材育成や他のNPO育成に関わってきました。そのため、NPOというよりもソーシャルベンチャーと称されることが多く、意思決定の速さ、事業づくりの速さが特徴の団体です。参加していただける大学生のみなさんに求めるのは、「大学生らしいアイデア」ではありません。社会のニーズ、地域のニーズ、団体のニーズをとらえながら、新しくチャレンジする過程を学んでほしいと考えています。インターン終了時には、ゼロから1を作る知識を身に着けていただきたいと思います。

[プロフィール]
福島県福島市出身。大学卒業後、銀行勤務を経てNGOに転職。カンボジアやザンビアなどでの緊急支援、開発援助などの経験を活かし、東日本大震災直後から支援活動を始め、一般社団法人Bridge for Fukushimaを立ち上げる。福島市、相馬市、南相馬市で、高校生・大学生の人材育成事業や、社会的起業の支援事業に取り組んでいる。

団体概要

設立 2011年4月1日
代表者名 代表理事 伴場賢一
従業員数 理事2名(常勤1名)、常勤職員1名、非常勤5名
資本金 300,000円
売上高 55,000,000円
WEB http://bridgeforfukushima.org/
住所 福島市五月町2-22