PROJECT INDEX

探してた面白いプロジェクトが見つかる!日本全国のインターンシップ検索サイト

インターンシップを探す【新規事業】ベンチャー町役場がつくる、地域内外に届ける「養殖ホッケ」の事業戦略を提案せよ!


北海道

【新規事業】ベンチャー町役場がつくる、地域内外に届ける「養殖ホッケ」の事業戦略を提案せよ!

白老町役場

調査・事業立案で「養殖ホッケ」の潜在的な市場を切り拓け!

全国メディアで紹介多数!寄生虫ゼロで生食可―前例のない養殖ホッケを、漁師からホテルまで声を集め販路を設計する【町の新規事業開発インターン】です。

このプロジェクトについて

▶︎ベンチャー町役場の挑戦〜北海道初「つくり育てて売る」で漁業を救え〜
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
北海道・白老町。観光地として知られるこの町にも、海の最前線で踏ん張る漁業者たちがいます。彼らを支えるはずの天然資源は年々減り、浜値は下落。
「獲るだけでは未来が描けない」。危機感をいだいた町役場の農林水産課は、北大発ベンチャー AQSim、地域おこし協力隊らとタッグを組み、「北海道初」である「真ホッケの陸上養殖で持続可能な水産業を目指す」という挑戦に打って出ました。

行政が起点となり、大学の知見とスタートアップの技術を束ねて挑む――まさに「ベンチャー町役場」の真骨頂。官製プロジェクトの枠を超えた〈産学官連携スタートアップ〉が、ここ白老で動き始めています。

▼NHK「漁獲量減少のホッケ 白老町で“陸上養殖”の道内初の実証実験」
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20240625/7000067954.html

▼TBS NEWSDIG「全国初!ホッケの陸上養殖」
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1301860?page=4


▶︎寄生虫ゼロ・生食可〜まったく新しいホッケが開く潜在的な市場〜
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
このホッケ、ただのホッケではありません。寄生虫フリーで刺身でも食べられる。ホッケ=焼き魚という常識を塗り替えるポテンシャルを秘めています。

狙うのは二つの市場。

・高付加価値ゾーン:町内外の高級ホテル、寿司店、インバウンド観光客。白老牛と肩を並べる「白老ホッケ」のプレミアム体験を仕掛ける。

・地元の食卓:スーパーや居酒屋で、晩酌の主役になる地産地消モデルを構築する。

70年以上愛されてきた白老牛の哲学――「地域が誇り、地域に愛される」――を、魚で再現する。流通は既存の公設市場に頼らず、新しい販売ルートを一からデザインします。
さらに、地域外だけで消費されるのではなく、地域の人からも知ってもらい、食べてもらえるブランドを目指します。

▼HBC「ホッケの陸上養殖 白老町 ブランド化目指す」
https://www.youtube.com/watch?v=J8mhg_NWOYY

▼HTB「「焼き魚」のイメージ覆るかも 白老町でホッケの「陸上養殖」実証実験始まる」
https://www.youtube.com/watch?v=Lf_AUTYUbQ4



▶︎徹底したヒアリング、関係性づくりを元に事業戦略を考える
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
このインターンの武器は最新のマーケティング理論でも、高価な分析ツールでもありません。【ヒアリング調査】と【事業企画】です。

「漁師は何を危惧し、何に期待するのか。」
「スーパーのバイヤーは、いくらなら棚に並べるのか。」
「ホテルの料理長は、どんなストーリーがあればコースに組み込みたくなるのか。」

インターン生には真正面から地域の人に問いを投げ、本音を引き出し、言語化してもらいます。
▼ ステークホルダーマッピング → インタビュー設計・実施 → データ整理
▼ 優先チャネル・価格帯・KPIを盛り込んだ「販路ロードマップ」を作成
▼ POP・レシピカード・SNS投稿案を試作 → 来季に向けた販売準備

机上のアイデアではなく、地域内の人を巻き込み一緒に「企画」をつくる。それがあなたのミッションです。


▶︎あなたの提案が北海道初のプロジェクトの未来を決める
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
初出荷まで、あと 約1年。しかし行政も大学もベンチャーも「正解」を持っていません。

だからこそ――
インタビューで掘った言葉が、そのままパッケージコピーになるかもしれない。
あなたが作ったPOPが、ホテルの朝食ビュッフェに立つかもしれない。
まとめたリストが、初年度売上の核心販路になるかもしれない。

一次産業 × 事業戦略 × 産学官連携──この掛け算の真ん中に飛び込み、プロジェクトの未来を決めるのは【あなたの提案】です。

ぜひあなたの【ヒアリング調査】と【事業企画】でまちを動かし、養殖ホッケの新しい歴史を一緒に描きませんか?

___________
本プロジェクトは【日本財団】の【海と日本プロジェクト】の一環として、「一般社団法人DO FOR FISH」「一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン」により共同企画・運営されています。

【DO FOR FISH】とは
「魚がいる未来を、選べ。」をビジョンに掲げ、漁業や水産業の持続可能性を目指し、海洋環境の保全や食育活動など多岐にわたる取り組みを行っております。

【フィッシャーマン・ジャパン】とは
漁業を次世代につなぐことを目指し、水産業の新3Kを発信しながら、担い手育成や水産業のブランディングなどに取り組む団体です。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域PR・メディア
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 ▼養殖ホッケ新規事業立案プロジェクト▼
▼目的
養殖ホッケの初出荷(来年度を予定)に向けて、地域の声を徹底的にヒアリングし、「どうすれば販路を広げ、まち全体を盛り上げられるか」を具体的な事業戦略に落とし込む。
– 漁業者・事業者・住民の期待や懸念を可視化し、議論を進め、優先すべき販売チャネルと施策を明確化
– 出荷前から協力店舗・飲食店・流通先の“芽”をつくり、養殖ホッケの商品販売スタートを滑らかにする


▼インターンで取り組んでもらいたいこと
▶︎ストーリーの掘り起こし・言語化
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
漁師さんや関係者へのインタビューを通じ、養殖ホッケに込めた想いや強みをわかりやすい言葉で整理

▶︎ヒアリング設計と実行
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
質問ガイド作成、アポイント調整、聞き取り・アンケート実施、データの取りまとめ

▶︎販路アイデアの検証と優先度付け
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
集めた声を分析し、地元スーパー・居酒屋・ホテル・ECなどチャネルごとの実現性と効果を評価

▶︎情報発信・販促ツールの企画・制作
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
店頭POP、試食イベント資料、SNS投稿案など、販路開拓を後押しするクリエイティブを提案・試作
★上記は想定例です。あなたの企画・スキル次第で、新たな切り口や施策の提案も歓迎します!
期待する成果 ◇事業の成長・販路拡大への貢献
▶︎「売れるシナリオ」の可視化
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
ヒアリング結果を基に、ターゲット別の価格帯・提供シーン・販路優先度を整理した提案資料の完成
▶︎協力パートナーの獲得
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
インタビュー先から協力意向を得た小売・飲食店・宿泊事業者をリスト化し、商品完成後、すぐ動ける体制を整備

◇地域・漁業への貢献
▶︎地域の声の“見える化”による共感創出
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
漁業者・事業者・住民それぞれの視点をまとめたレポートを共有し、「自分ごと化」された販路づくりのきっかけを提供
得られる経験 【1】社会課題への実践的アプローチ
【一次産業×マーケティングの実践経験】
ゼロイチの販路開拓プロセス(調査・分析・提案・ツール制作)を通じて、企画推進力を習得。
【地域・一次産業のリアルを捉える現場力】
漁業者・小売・飲食店など多様な現場を自分の足で回り、課題と機会を肌感覚で理解する力が身につく。
【“売れる仕組み”を設計する事業創造思考】
聞き取った声を根拠に販路アイデアを立案・検証し、一次産品を市場につなげるプロセスを体験。
【地域資源×観光・食マーケットの掛け算視点】
ホテル・観光客向けチャネルなど外部マーケットと結び付ける発想法を学ぶ。

【2】伝える力・言葉の力の習得
【“聞く力”とストーリーテリングの向上】
多様な立場の人に問い、まとめる経験により、傾聴力・要約力・発信力を磨く。
【ストーリーの掘り起こしと言語化スキル】
インタビューから想い・強みを抽出し、魅力的なコピーやストーリーテキストに整理。

【3】人と深く関わる力
【多様なステークホルダーとの関係構築】
漁業者・行政・小売・住民など立場の異なる人々と対話し、信頼を獲得するコミュニケーション力が向上。
【ファシリテーション&交渉スキル】
ヒアリングの場づくりや協力依頼を通じて、合意形成・ネゴシエーションの実践経験を得る。
【自己理解とリーダーシップの深化】
プロジェクト推進の主担当として、強み・課題と向き合いながら“人を巻き込む力”を磨ける。
対象となる人 ▼こんな方が当てはまります!
・フィールドリサーチを苦にしない方
・一次産業のリアルに興味があり、飛び込んでみたい方
・与えられたタスクをこなすだけでなく、自分で考えてプロジェクトを創り上げたい方
・新規事業のため、決まった計画や成功のパターンはありません。カオスな状況の中でも悩まず、ポジティブに考えながら、前に力強く進んでいける行動力のある方

▼注意事項
・募集人数:2人のみ
・高校生の応募:不可
活動条件 参加型:住み込み
【実施時期】2025年 8月15日(金)〜9月18日(木)
【活動時間】8:30〜17:00 週5日程度
・北海道内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復航空券1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません。
・食費は自己負担です。
【「海とインターン」成果報告会への参加】
11月2日(日) 札幌市内でインターン成果発表会を実施 (交通費補助あり)
活動場所 【活動場所】白老町役場、養殖施設 など
【宿泊】シェアハウス「はぎのまる」に滞在(詳細は面接・説明会時に説明)
・部屋は男女別の相部屋 or 個室になります
・食事は自炊または近くでの外食、弁当を基本としています

私たちはこんなチームです!

「やってみたいが動き出す場所」

こんにちは、白老町役場・農林水産課です。
私たちは、「地域の資源をいかし、まちの未来をつくる」ことを日々の仕事にしています。

今回は、そんな私たちが働く「白老町役場」について、3つの視点から紹介します。

▶︎若手の行動が、まちを動かす。
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
白老町役場は、職員数が250人ほど。北海道の自治体の中でも中規模で、だからこそ一人ひとりの声がしっかり届きます。

新しい庁舎の構想を考えるプロジェクトや、観光や農業の未来を描く計画づくりなど、若手職員が主担当になることも。私たち農林水産課でも、「漁業の担い手をどう増やす?」「町の特産品をどう磨く?」といった問いに日々取り組んでいます。

小さなまちで、小さな役場。でもその分、やりたいことを“形にできるチャンス”がたくさんあるのが白老町の魅力です。

▶︎テクノロジーで、行政をアップデートする。
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
「役場って、紙とハンコの世界じゃないの?」
そんなイメージ、白老町では少しずつ変わってきています。

例えば、住民票の申請サポート端末、防災情報を届けるアプリの運用、オープンデータを使った地域課題の可視化など、町として“行政のDX”にも本気で取り組んでいます。

私たちの部署でも、水産業のデータ分析や販路開拓にデジタルの視点を取り入れることが増えてきました。地域資源とテクノロジーを掛け算して、より良い仕組みを一緒に考えてみませんか?

▶︎まちの多様性と、本気で向き合う仕事。
 ̄  ̄V ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
白老町には、全国でも貴重なアイヌ文化の拠点「ウポポイ」があります。文化の継承、観光の振興、そして教育との連携など、テーマ性のあるまちづくりが進んでいます。

それだけでなく、子育て支援や高齢化対応、医療や福祉、防災…どれもが、私たちの暮らしに直結するテーマです。そしてそれは、農林水産業とも無関係ではありません。

農業・漁業・林業は、自然とともに生きる仕事。だからこそ、気候変動や人口減少といった大きな社会課題とも向き合わざるを得ません。

白老町役場は、「まちの今」と「未来」の両方に正面から向き合おうとしています。

受け入れ企業からのメッセージ

白老町役場 農林水産課/安藤 啓一

はじめまして。白老町役場 農林水産課の安藤です。

農林水産課は、農業、林業、水産業の現場の最前線が業務のフィールドです。
中でも今回は、ホッケの陸上養殖で、新たな水産業の形の「模索」を目指すプロジ
ェクト。
「模索」なので、私たちも現在、正解は持ち合わせていません。

そのような中、このプロジェクトに一緒に悩み、一緒に考え、一緒に行動してくれる仲間を募集しています。白老町は美味しい食材に、愉快な人が沢山いるので、楽しいこと間違いなし!お待ちしております!

団体概要

設立 1856年
代表者名 大塩 英男
従業員数 255
住所 北海道白老郡白老町大町1丁目1-1