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インターンシップを探す【ローカル・DX】130名全員で事業を伸ばし続けるための「デジタル変革」をリードしたい!室長の右腕募集!


宮城県

【ローカル・DX】130名全員で事業を伸ばし続けるための「デジタル変革」をリードしたい!室長の右腕募集!

株式会社カネダイ

ITで自分たちの課題をどんどん解決できる会社になるための挑戦!

水産加工、エネルギーと事業の多角化が進むカネダイ。2024年9月に新設されたDX推進室長と共に、ビジネス現場の課題を紐解き、社員一人ひとりがITを使いこなすようになるための最初のステップを設計しよう

このプロジェクトについて

【特徴1】 地域産業を牽引する、気仙沼発のグローカル企業

株式会社カネダイの創業は、1942年(昭和17年)。
漁船漁業から始まり、気仙沼港に出入りする船のお世話をする廻船問屋業、そこから発展して燃料やエサを扱う事業へと、幅広く展開してきました。現在のカネダイは、水産食品事業部、漁業事業部、廻来船事業部、総合エネルギー事業部の4事業部門からなっています。
いち早く海外市場に目を向けた同社は、1970年代にアフリカ、1990年代に中国へ進出し、今では日本本社をはじめとする3事務所4工場施設を構えるまでに成長を遂げました。
気仙沼というローカルから、アジアを中心としたグローバルな市場へ。国際色豊かな港町・気仙沼の中でも、誰よりも早く海外へと事業の幅を広げたカネダイ。その挑戦意欲が会社のアイデンティティーとなっています。


【特徴2】新たなビジネスへの転換と挑戦

現在カネダイの主力商品(カニ・エビ)は、全国の飲食店・スーパーを中心に販売されています。この30年間で、全国の問屋・市場・卸業者・商社とのネットワークを拡げてきました。
また東日本大震災や新型コロナウィルスを経ての市場変化に対応するため、B to B to C(卸業者を介した販売)だけでなく、B to C(消費者への直接商品販売)にも注力しています。日本近海では稀少なマルズワイガニをブランド化した「かに物語」を立ち上げ、地元の食材を活かした「三陸の青魚と野菜のトマト煮」、「海と森PASTA」、ポン酢「ゆずヶ島」などの新商品を次々と形にしてきました。

エネルギー部門では、漁船への燃料供給を皮切りに、一般家庭向けのLPガスの販売や機器のメンテナンスなど、地域に密着したビジネスを展開し、多くの信頼を集めています。最近ではECサイトも活用しながら、関東圏を中心に全国のお客様と取引をし、丁寧な対応と営業力で着実に売上を伸ばしています。


【特徴3】 会社の成長を支えるエンジンとしてのDX

このように事業を育ててきたカネダイは、社員数も130名を超え、市内でも指折りの企業となりました。2021年には世代交代し、3代目の佐藤俊輔さんが社長に就任、さらなる成長に向けて各部門を強化しています。

そうした中、 DXを主軸とした業務の効率化・生産性向上が喫緊の課題となり、2024年9月にDX推進室を新設しました。同室は現在、エンジニアのバックグラウンドを持つ室長1名体制で、社内各部署の課題のヒアリングや、解決に向けた個別支援から進めています。

例えば以下のようなデジタル化の可能性が見えており、検討の手応えは増してきています。
・紙ベースで行っていたチェック作業のタブレット化
・各現場の在庫数管理と会社全体で使っているシステムの連動化
・RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を活用した繰り返し作業の自動化

今回のインターンでは、DX推進室室長の右腕として、
DXに対する社員の意識変化を生み出す仕掛けの設計と、DX推進室の社内広報にチャレンジしていただきます!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ IT・情報起業・経営支援
職種 リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 以下の2つに取り組んでいただきます。

1)DXに対する社員の意識変化を生み出す仕掛けの設計・実施

会社全体としてDXを進めていくためには、130名の社員一人ひとりに、DXの価値を理解し、面白がって前のめりに取り組んでもらうための仕掛けが重要だと考えています。「そもそもDXって何?」「自分たちの業務とどう繋がるの?」等、社員が思わず学んだり考えたりしたくなるような、魅力的な仕掛け(ワークショップ・動画・教材等)を設計しましょう。

まずは室長が既に集めている情報を基に、社内各部署でどんな課題や可能性が見つかり始めているか、理解するところからスタートです。足りない情報があれば自ら追加でヒアリング・リサーチをするなどして整理していきます。
それを基に、社員の皆さんにどんな視点・意識を持ってもらえれば良いか狙いを定め、それに合わせて仕掛けを組み立てましょう。できたら実際に社員さんに提供し、その際の皆さんの反応を踏まえて、さらに仕掛けを磨きましょう。

2)DX推進室の社内広報

1で設計する仕掛けは、社員の皆さんにDXに意識を向けてもらうきっかけとなるものです。
その先、現場で起きているリアルな課題を1つでも多く解決していくために、もう一歩踏み込んで、「社内でどんな課題があるのか?」「それらにどう対応できそうか?」「どんなメリットが見込めそうか?」等、事例を交えてわかりやすく資料にまとめましょう。
社内の各事業部には、DX推進にあたってキーパーソンとなる方々がいます。その方々と積極的にコミュニケーションをとりながら、DX推進室の存在を社内にPRしていきましょう。
(1の仕掛けとマッチしそうであれば、一緒に社員の皆さんにお届けしても良いかもしれません)
期待する成果 ・会社全体でDXを推進していくためには、社員1人ひとりにどんな視点・意識を持ってもらえれば良いか?が特定されている
・それらをもとに社員に効果的に働きかけるための仕掛けが完成している
・各事業部のキーパーソンの皆さんが、これからDX推進室をどう活用していけば良いのか、認知している
得られる経験 ・実際にビジネスの現場で起きている具体的な課題を理解しながら、DXの意義や本質を捉える経験
・100人規模の組織の変容に向けた、効果的なファーストステップをデザインする経験
・大人がつい参加してみたくなる仕掛けの企画
対象となる人 ・ITを活用して、ビジネスの現場の業務を効率化したり、新しい価値をつくっていくことに興味がある人
・新しい概念でも、わかりやすく噛み砕いて説明することが好きな人

【募集人数】2人(高校生の応募:不可)
活動条件 【参加型】
・現地住み込み

【プログラム参加にあたっての流れ】
-2月12日 キックオフ@オンライン
-2月13日 地域理解研修@オンライン
企業さんとの顔合わせや、地域を知るための研修を行います。

-2月15-16日 気仙沼への移動日
気仙沼にむけて移動します。

-2月17日〜3月14日 プロジェクト推進@各企業(対面)
ゴールと4週間のスケジュール設計を行い、本格的にインターンのプロジェクトを進めます。
受入企業、参加インターン生同士は定期的にミーティングを行い、進捗を共有します。地域コーディネーターもプロジェクト推進を積極的にサポートします。

-3月15日〜16日 気仙沼からの移動日
気仙沼からそれぞれの自宅へ移動します。

-3月17〜21日 成果まとめ@オンライン
1週間それぞれのチームで最終報告会の準備を進めます。

-3月22日 18:00〜20:00 最終報告会@オンライン
これまでの活動成果を発表する報告会を実施します。
報告会には、受入企業に加えて広く地域の方をお招きします。

インターンシップ全体の修了研修を行います。
インターンのプロセスを振り返り、自身の成長や学び、もっとこうしたほうが良かった点などを洗い出し、将来のキャリア形成に役立てます。

【交通費・滞在費】
宿泊費:支給(シェアハウスに滞在予定)
交通費:自費(ただし、交通費は居住地によっては一部補助が出る可能性もあり)
活動場所 【就業場所】
・オンライン期間中:自宅等オンライン環境が整っているところであれば、どこからでもご参加頂けます。
・対面期間中:受け入れ企業の会社に出勤

【宿泊場所】
・シェアハウス おらい

【宿泊先について】
気仙沼にあるシェアハウスです。隣にはゲストハウスもあり、全国から学生や旅人が集まる場所のため、多くの人と繋がることができます。休日には希望者は気仙沼市内の観光スポット巡りや各種体験もすることができます。
事前課題 あり(決定者に通知します)

私たちはこんなチームです!

世界の海を舞台に、常に変化する老舗をめざす!

昭和17年に漁業会社として創業した(株)カネダイは、現在漁業に加え、水産加工販売業、廻来船問屋業、石油・ガス販売業に事業分野を広げ、仕事のフィールドもナミビア、中国、北米等世界中に広がりました。常に新しい挑戦を続け、変化を厭わなかった姿勢は当社の強みであり、これまで存続してこられた理由の一つです。

東日本大震災で多くを失った当社ですが、同じく傷ついた地元気仙沼とその地で奮闘する沢山の仲間と共に、さらに困難な変化に挑戦している真っ最中です。現在目指している新分野は、更なる海外進出、消費者への直接販売とブランド展開、Eコマース等ですが、どのような仕事でも社是「和心・誠心」のとおり、和やかで誠実であることを大切に、進化を続けていきたいと考えています。

受け入れ企業からのメッセージ

DX推進室 室長/遠藤 哲也

宮城県気仙沼市において、水産食品製造業、エネルギー事業、漁業関連事業を行っています。中国に子会社工場を作ったり、ナミビアでカニ漁業を行ったりと、グローバルな事業展開をする一方で、地元を支える事業も複数展開しています。

世間的にDXが叫ばれる中、弊社においてもDX化が非常に重要な課題となっています。
業務を効率化し、生産の向上を図るため、今回のプロジェクトでは、DX化の第一段階として、社員の意識変化・DX推進室の社内広報に、皆様と一緒に取り組めればと考えています。
大学生の皆さんにとっても、社会全体で重要なテーマとなっている「企業のDX」の現場を体感できる貴重な機会になるのではないかと思います。ぜひ皆さんの視点から様々な提案をしていただければと考えていますので、よろしくお願いします!

[プロフィール]
気仙沼市出身、2021年入社。
入社後は総合エネルギー事業部広域販売課にてガス・石油関連商品のEC販売を担当。
2024年9月よりIT関連の専門性を活かしDX推進室に異動。

団体概要

設立 1955年
代表者名 佐藤 俊輔
従業員数 130名
WEB http://www.kanedai-kesennuma.co.jp/index.html
住所 宮城県気仙沼市川口町1丁目100