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インターンシップを探す創業123年、老舗ホテルの「おもてなしマニュアル」作成に挑戦


岩手県

創業123年、老舗ホテルの「おもてなしマニュアル」作成に挑戦

宮古ホテル沢田屋

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

誰もが働きやすい環境へ。新時代に合わせたホテルを目指して再スタート

1900年の創業以来、観光客やビジネス客をもてなしてきた老舗・宮古ホテル沢田屋。人材不足に悩む中、新たな人材が働きやすい環境を作るための第一歩として、業務マニュアルの作成に挑戦します。

このプロジェクトについて

■宮古ホテル沢田屋の歴史
岩手県宮古市にある宮古ホテル沢田屋は1900年創業の老舗ホテル。123年の歴史の中で、たくさんの観光客やビジネス客をもてなしてきました。
もともとは港町として栄えた宮古市。盛岡から一番近い港町として、古くからビジネス客や三陸屈指の景勝地・浄土ヶ浜を訪れる観光客などが多く訪れ、沢田屋を利用していたそうです。戦争での取り壊しなどを経て、現在のホテルの形となったのは三代目社長の時代。当時は景気が良く、海水浴に訪れる観光客や、結婚式や地元住民の宴会などでにぎわいました。
しかし、1992年をピークに観光客は減少。宮古市の人口減少やライフスタイルの変化なども相まって、ホテル全体の利用客は少しずつ減っていきました。

■5代目・澤田亮専務の苦悩
現在の経営のかじ取り役は、5代目である澤田亮専務。東京のホテル、花巻市の温泉旅館での修行の後、29歳でUターンし沢田屋の経営に携わっています。また、180社以上が加盟する宮古観光文化交流協会の会長を務めており、宮古市全体の観光振興に尽力する立場でもあります。Webサイトでの情報発信や、イベントを通じた観光客の呼び込みなど、若い世代を中心とした新たな取り組みに力を入れています。
一方で、澤田専務は理想を描きながらも、現実とのギャップに悩まされています。特に大きな悩みは、人材に関するもの。沢田屋が続く120年の間、時代は大きく変化してきましたが、現在の人口減少による担い手の確保の難しさは大きな課題です。長年働いてきたベテラン従業員も多いため、今後の持続的な経営のためには若者や外国人など新たな人材の採用、定着に力を入れていく必要があります。

■誰もが働きやすい職場環境づくりへ
123年続く沢田屋には、業務のマニュアルは存在していません。長年の歴史の中、仕事内容やこだわりなどは口頭で伝えられてきたからです。長年勤めているプロフェッショナルなスタッフの皆さんによる運営体制では問題ではありませんでしたが、今後新たな人材を雇用した時にはマニュアルは必須。マニュアルがあることで、仕事内容を効率的に覚えてもらうことができ、上司からの評価もスムーズになることが期待されます。
今回のインターンでは、沢田屋の「おもてなしマニュアル」の作成に挑戦してもらいます。掃除の仕方から料理の提供方法など、スタッフの方々が行う仕事を教わりながら取りまとめていきます。マニュアルをまとめていく中で沢田屋流のおもてなしを言語化し、次の時代につなげる指針となることを目標にしています。
創業123年の宮古ホテル沢田屋。その歴史の転換点になるプロジェクトへのエントリーをお待ちしています!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域観光・おもてなし
職種 販売・接客編集・ライティング
活動支援金 なし
活動内容 新入社員が働きやすい環境づくりに向けたマニュアル作成+α

【ステップ1】
●事業理解、事例調査(1週目:25時間) ※オンライン活動
澤田専務とのオンラインミーティングを行い、会社の歴史や特徴、澤田専務の想いを理解します。また、ホテル業全般の仕組みや働き方について学んでおきましょう。
事例を調査し、マニュアルの完成イメージについて澤田専務と共有しておきます。

【ステップ2】
●ホテルでの実習(2週目:40時間) ※以降現地活動
現地活動開始後、まずはホテル沢田屋で実際の仕事の体験を行います。ホテル業を構成する様々な部門の仕事を、身をもって体感しましょう。
また、サブミッションとして、沢田屋のSNSを更新してもらいます。宮古市や沢田屋のいいところを見つけ、インターン期間中に随時発信していきます。

【ステップ3】
●ヒアリングとマニュアル作成(3~5週目:120時間)
ステップ2での体験後は、改めて先輩スタッフから業務についてのヒアリングを行っていきます。具体的な業務内容や注意点、お客様へのおもてなしにつながる様々なことを聞いていき、マニュアル作成の材料とします。
澤田専務との協議を踏まえた完成イメージをもとに、マニュアルの作成に取り掛かります。足りない情報などがあれば、随時先輩スタッフに対して追加ヒアリングを行います。

【ステップ4】
●マニュアルの完成と引継ぎ(6週目:40時間)
各部門のリーダーや先輩スタッフへの確認を取り、マニュアルを完成させます。完成したマニュアルを澤田専務に引き継いで、インターン終了となります。
今後の沢田屋の働き方の指針になるマニュアルです。たくさんのスタッフの方々の想いと丁寧な仕事ぶりを目に見える形にしていきましょう!

※マニュアル作成のほかにも、働きやすい環境づくりに向けてできそうなことがあれば、ぜひ企画提案してください!
期待する成果 ・宮古ホテル沢田屋のおもてなしマニュアルの完成
・インターン生とのコミュニケーションを通した、従業員のモチベーション向上
・働きやすい環境づくりに向けた企画提案
得られる経験 ・ホテルのサービスを構成する多くの裏方の仕事を実践する経験
・様々な方々とコミュニケーションを取りながら、一つの成果物を完成させる経験
・あらゆる業務を分かりやすく言語化し、人に伝わる書類を作成する経験
対象となる人 募集人数:2人

・協調性があり、目標に向けて他者と協力できる人
・老若男女問わず様々な方とコミュニケーションが取れる人
・観光業界、ホテル業に興味がある人
活動条件 <このプロジェクトは、現地滞在型です>
【期間】
2024年2月7日〜3月19日の6週間程度(1週目はオンライン活動期間)を予定しています。(原則、すべての期間に参加してもらいますが、どうしても参加できない日程がある場合はご相談ください)
【活動頻度】
オンライン:週5日、1日4-5時間程度(週25時間程度)
現地活動:週5日、1日8時間程度(週40時間程度)

【活動時間】
受け入れ企業の通常業務時間内で1日4〜8時間程度、確保してもらいます
※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【宿泊】
ホテル沢田屋の客室で宿泊

【参加条件】
・自分用PCがあり、自宅にインターネット環境が整っていること
・インターンシップ開始までに、インターンシップ活動が適用になる保険(損害賠償保険、傷害保険)への加入をお願いします。
・宮古市への交通費の補助制度あり。詳しくは面談でご確認ください。
活動場所 1週目はオンライン
2週目以降は現地(ホテル沢田屋内)
事前課題 あり(マッチング成立後に個別調整)

私たちはこんなチームです!

陸中海岸の宿として100余年の歴史

三陸復興国立公園の中心地、宮古。ダイナミックな海の景観と長い歴史の中にある港町。宮古駅から徒歩9分、市街地中央にある当館は三陸海岸の旅の宿として100余年のキャリアを誇り、その伝統に培われたおもてなしの精神でお客様をお迎えいたします。
お部屋は全部で37室。洋室・和室・和洋室と多様な客室を取り揃え、ビジネスや観光、団体旅行まで様々な目的のお客様にご利用いただいています。
大人数で利用可能な宴会場では、会議や同窓会など多岐に渡って活用いただき、観光客のみならず多くの宮古市民からも長年親しまれています。

これからも地元宮古市民の皆様から愛され、長く続く企業を目指しています。

受け入れ企業からのメッセージ

専務取締役/澤田 亮

当社は観光やビジネスなど遠方からお越しになるお客様、会議や宴会などでご利用になる地元のお客様など、多様なお客様をお迎えして今年で創業123年になります。これからも地域の皆さんに愛される企業、地域の皆様に選ばれる企業として、150年、200年と続けていきたいと考えています。

一緒に取り組んでくれる学生の皆様をお待ちしています。

[プロフィール]
1977年 宮古市生まれ
盛岡第一高校卒業後、埼玉大学入学
2004年 同大学を中退し、志戸平温泉株式会社 入社
2006年 合資会社宮古ホテル沢田屋 入社
2012年 同社 専務に就任
2020年 一般社団法人宮古観光文化交流協会 専務理事に就任
2022年 同会 会長に就任

団体概要

設立 1900年
代表者名 澤田 克司
従業員数 23人
WEB http://www.hotel-sawadaya.com/
住所 岩手県宮古市新町4-1