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インターンシップを探す中山間地域の子どもたちへオンライン×プロジェクト型の学びを届ける!里山の地域資源を活用した探究プログラムの開発メンバーを募集!!


静岡県

中山間地域の子どもたちへオンライン×プロジェクト型の学びを届ける!里山の地域資源を活用した探究プログラムの開発メンバーを募集!!

NPO法人ESUNE

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

ふじのくにの里山で、あそぶ・まなぶ・つくるプロジェクト

静岡市北部にある中山間地オクシズを舞台に、こどもどまんなかの、地域の特色を生かした探究伴走プログラムを実験します!一緒に新しい学びのカタチをつくりませんか?

このプロジェクトについて

【こどもまんなかの“推し”文化を中山間地オクシズに根付かせたい!!】
もっと言えば、自分だけの「やってみたい」を見つけ、「やってみる」ことをおもしろがれる子どもたちがたくさん育つオクシズを目指したい。
中山間・過疎地域は何かと不利だとされがち。教育格差、体験・選択・格差経済格差などなど。否、どんな地域でも環境でも場所でも、子どもたちが自由にプロジェクトを起こせる(やりたいことをやれる)、それを応援してくれる人が遠近関わらずいる状態をなんとかつくれないか。また、そのためには、教育と社会の接続をもっとなめらかにして、教育環境を人・モノ・金・情報などが多く集まるリッチな環境にする必要があるのでは?
そんな問いから生まれた本プロジェクトは、その実験であり、それが可能であることを証明するための挑戦であります。

【どんなことをするの?】
①夏と冬に2泊3日のキャンプ!現地の子どもたちと一緒にその地域ならではの「自遊研究」をつくってあそぶ!!
オクシズをフィールドワークしたり、地域の方々と交流したり、子どもたちの自由研究をサポートしたりする中で、探究的な学びの伴走を実践的に学び、地域や教育の現状について理解を深めます。
また、自然に囲まれて日常から離れながら、自分と向き合ったり、チームの仲間と寝食をともにしながらいろんなことを語りあったり、語り明かしたり。自分にとって第二のふるさとができるかもしれません。

②子ども一人ひとりの好きや興味関心×地域の特色をベースとした「プロジェクト型学習」のオンライン伴走
当法人は去年秋より、5教科を教えない、小中学生向けのオーダーメイド体験教室「あむラボ」というプロジェクトを対面で実践してきました。
子どもたち一人ひとりの「なんだろう?」「やってみたい!」という好奇心から出発し、学生メンターが伴走しながら、お商売や研究、ものづくりなどのプロジェクトを通して社会と直接つながる体験をする、アウトプットベースの学びの実験場です。

これまでに例えば、
・ゼロから自分で飛行機を作ってみたい!「自作ラジコン飛行機プロジェクト」
・少女漫画雑誌「ちゃお」の漫画コンクールに出したい!「憧れの漫画家プロジェクト」
・ウミガメを救いたい!「人生ならぬカメ生ゲームプロジェクト」
・大好きなトランスフォーマー®️の魅力を発信したい!「コマ撮りYouTubeプロジェクト」などなど

その子らしさあふれるユニークなプロジェクトの伴走を、「放課後の選択肢が限られる中山間地域の子どもたちにもオンラインで届けることができるのではないか?」という想いのもと、約半年間地域の方と連携して子どもたち一人ひとりのプロジェクトをコーディネート・伴走するのがミッションです!

〈あむラボについてはこちら〉
https://note.com/amulabo
〈クラウドファンディング〉
https://rescuex.jp/project/19083

【オクシズってどんなところ?】
オクシズ(奥静岡エリア)は静岡市北部に位置しますが、実は市街地の面積は市全体の20%程度で、ここに市の人口の95%の人々が生活しています。市の面積の大半は、豊かな自然が残る山間の地域です。ここでは、ゆったりとした時間の流れの中で、昔ながらの生活が営まれています。

そこには、地域特有の風習や祭事などの歴史ある文化、わさび・茶などの人の手と心で作られた作物と加工品の数々、棚田や茶畑といった美しい景観が今も多く残っています。また、それらを取り巻く自然環境は、豊かな水や食べものを育み、良質な木材を産み出すとともに、治山治水の面からも都市の生活基盤を支え、きれいな景色や温泉などは、私たちに安らぎと癒しをもたらしてくれます。市街地からたった30分足をのばせば、都市では味わえない魅力ある生活と環境があり、そこに住む人達が温かく出迎えてくれます。
(静岡市経済局 農林水産部 中山間地振興課「オクシズ-静岡市中山間地域 奥静岡」HPより引用)

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域こども・教育
職種 マーケティング・広報新規事業
活動支援金 なし
活動内容 ■ステップ1「キックオフキャンプ」(現地活動・9月8日〜9月10日)
○「オクシズ」について知る
○現地の子どもたちや地域の方々と仲良くなる
○プロジェクト伴走を実践を通して慣れ学ぶ
1日目:
フィールドワークをしながら、オクシズ地域について知ったり地元の方との交流を深めます。例えば、茶摘み体験やほうじ茶作りなどが候補です。また、フィールドワーク後は梅ヶ島温泉「黄金の湯」で極楽します。
2日目:
子どもたちの自由研究にマンツーマンで伴走します。子どもと対話を通じて仲良くなりながら、「好き」や興味関心を深掘り、約半年間進めていく探究・プロジェクトテーマを決めていきます。可能なら調査や実験もやってみます。
3日目:
子どもたちと一緒にオクシズの豊かな自然の中を歩き回り、なんとなく気になったものを写真に撮り、それらを持ち寄ってみんなでスケッチしたりシェアしたりする「Feel°Walk」というプログラムを行います。
https://sutto-zutto.com/report_feeldowalk/

■ステップ2「プロジェクト伴走」(オンライン・9月下旬〜2月上旬)
○担当する子どもや親御さんとの信頼関係構築
○子どもの興味関心や強み、特性についての理解と、プロジェクトの立案・提案
○子どものプロジェクトの・推進・協働
週に1回オンラインで子どものプロジェクト活動の伴走をします。子どものモチベーションを保存しながら、「やりたい!」の実装に向けて一緒にプロジェクトを立ち上げ・推進していきます。都度、地域の方にご協力を得て社会資源(ひと・もの・こと・金など)と子どもたちを繋げることもあります。月に1回地域の方も交えてチームミーティングを行います。それぞれのプロジェクトの進捗を共有しながら、お互いに相談しあって不安や悩みを解消します。また、不定期でオンラインで集まって雑談会なども。

■ステップ3「ラストキャンプ」(現地活動・2月中下旬予定)
○プロジェクト報告会の開催
○子どものプロジェクトレポートを作成
半年間進めてきたプロジェクトの振り返りやまとめとしてのアウトプット制作に一緒に取り組みます。最終日には地域の方々や親御さんにお越しいただき最終プロジェクト報告会を実施し、得た様々なフィードバックをこれからのプロジェクトへ生かすための計画などを立てます。
期待する成果 ◉プロジェクト伴走を通じて、子どもたち自身の「やってみたい」を見つけ、地域資源などを活用して「やってみる」を実行に移せるように伴走すること
◉子どもとのプロジェクト活動のプロセスをレポートにまとめ、地域の方々へ発信すること(子どものプロジェクトメディアの仕組みづくり)
◉本プログラムを継続的に運営していくためのアイデア発想や、実体験をもとにしたフィードバック
得られる経験 ◉中山間地域の「体験(選択)格差」という社会課題と真剣に向き合い、新しい学びのプログラムを発想・実装できます
◉プロジェクトの立案やマネジメントスキルが鍛えられます
◉子どもや親御さんとのコミュニケーションスキルが身につきます
◉子どもたちへの探究型プログラムを実践することで、教育への理解を深めることができます
◉教育に関心のある多様なバックグラウンドを持つスタッフ、大学生インターンと関わり協働することができます
対象となる人 ✅静岡県外の大学・大学院または専門学校に在籍している方(休学中の学生さんも大歓迎です!)
✅子どもと関わることが好き!子どもと一緒に学びを深めたい!
✅将来、教育現場の仕事に就きたい!
✅中山間地域における教育や(放課後)体験格差に関心がある!
活動条件 ◎インターン期間
2023年9月8日〜9月10日 現地活動型
8月下旬 オリエンテーション・顔合わせ会(オンライン)
9月8日〜9月10日 キックオフキャンプ(現地活動期間)
9月下旬〜 オンライン探究伴走
11月中旬 中間報告会
2月中下旬 ラストキャンプ(現地活動期間)
※大学のテストなど、それぞれの事情に柔軟に対応します。

◎活動頻度(オンライン探究伴走)
・子どもとのオンライン活動:週1回60分程度
・チームMTG(オンライン):月1回1時間半程度
※子どもとの活動の進捗状況などによって多少変動します。

◎活動費について
・現地訪問の際は、交通費・宿泊費は支給されます。
・現地滞在に関わる食費などの費用は、実費となる場合があります。(現地の方にご馳走したいただくこともあります!)
活動場所 静岡市オクシズ地域(現地滞在)、自宅等(オンライン)

私たちはこんなチームです!

「新しいまなぶ、はたらく、いきる」をつくる!

NPO法人ESUNEは、大学生の長期インターンシップ事業「DAISY」や、社会人の副業・兼業「ふるさと兼業」、大学・企業との人材育成事業などを全国のコーディネート機関と連携し展開をしています。
また、このプログラムとの結びつきが強い「あむラボ」は、5教科を教えない小中学生向けオーダーメイド体験教室として静岡市にて去年の夏より運営しています。これまで、延べ20名の子どもに参加いただき20個以上のユニークなプロジェクトが生まれました。
「who I am?(私は何者か、どんなことができうるか)」や「how to amuse(この世をいかに楽しむか)」といった問いを、実験しながら解明していくラボというコンセプトです。社会が子どもたちにとって不安やおそれの対象としてではなく、「アソビバ」になるように教育環境をいろんな意味で豊かにしていこうと活動しています。

受け入れ企業からのメッセージ

静岡大学 NPO法人ESUNE 学生スタッフ 小中学生向けオーダーメイド体験教室「あむラボ」事業部責任者/小森史靖

5教科を教えない!小中学生向けオーダーメイド体験教室「あむラボ」事業部責任者の小森史靖です。
これまで不登校の子のための居場所フリースクールを運営したり、発達に障害を抱える子やひとり親家庭で経済的に困難を抱える子などたくさんの子どもや親御さんと向き合って対話を重ね、さまざまな困りごと・想いに触れてきました。
そこで、もっと子どもたちが自分らしく「まなぶ・あそぶ・つくる」機会、特に放課後における体験が重要ではないかと考えるようになりました。

中山間地域から約40分かけて自転車でフリースクールに来てくれている中2の子がいました。その子の学校はとても小規模で、学年が一人しかいません。「来年は1人で修学旅行かー」という言葉が忘れられません。友だちと遊ぼうにもそれぞれの家の距離も遠く、また塾もないので家でずっとゲームをやっていて「寂しいな。家族じゃない誰かと話すことだけでもいいのになー」という呟きが忘れられません。

これまで、あむラボでは対面で子どもたち一人ひとりの好きや興味関心に合わせて、対話型のプロジェクト学習を伴走してきましたが、確かにやれることの幅は狭まる可能性はあるものの、オンラインでもこのような伴走はできるのではないか、オンラインでできれば距離など関係なく全国各地の大学生と子どもたち及び家庭とつながり、「やりたい!」ベースのプロジェクト型の学びが拡がっていくのではないかという想いから実験的に本プロジェクトを立ち上げました。

教育、特に中山間地域・過疎地域における教育に興味がある人、新しい学びを想像・創造・実装してみたい人、一緒におもしろがりながら仕掛けていきましょう!

団体概要

設立 2013年
代表者名 天野浩史
従業員数 4
WEB https://www.esune-social.jp/
住所 静岡市駿河区小鹿二丁目39-15ジェネシス小鹿3F ICLa