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インターンシップを探す【社長の右腕募集】日本の農業と林業を持続可能にする新しい仕組みづくりに挑戦!


山形県

【社長の右腕募集】日本の農業と林業を持続可能にする新しい仕組みづくりに挑戦!

株式会社村上キカイ

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

作業者にも地球にも優しい持続可能な農業を未来につなぐ!

カーボンニュートラル、スマート農業、森林の維持、環境保全に関心のある方へ
日本を支える農業と林業、どちらも守るまだ数社しか手掛けていない、「木造農業ハウス」を全国に展開する!

このプロジェクトについて

山形県酒田市は、日本海側に位置する地方都市です。古くから北前船の就航地として栄え、商人のまちとして有名です。また、NHKの朝ドラの最大のヒット作で世界中でも知られている「おしん」や、アカデミー賞を受賞した「おくりびと」の舞台としても知られています。
この酒田市で、木工工作機械から電動・エア工具・園芸用具まで様々な機械の修理や販売、アフターケアをしているのが村上キカイです。

まだ修理すれば使えるのに廃棄される機械が多くある中、近年、職人の高齢化によって修理できず、新しいものに買い換えるしかない状況になってきました。しかし村上キカイでは、ほぼあらゆる機械を修理して使えるようにしていますので、全国から修理の依頼が来るほど。まさに今ある資源を大切にするSDGsにも合致しているのです。

そんな村上キカイが、2021年から、林業×農業の可能性をとことん追求する「木造農業ハウス」を全国に展開していく新たな挑戦を始めました!今回のインターンシップでは、この新しい取り組みを社長と共にターゲット顧客にPRし、一件でも受注するところまで目指します。

現在は、農業ハウスといえばほぼ鉄骨。それを作物にも農作業者にも、地球にもやさしい木造の農業ハウスに変えていく挑戦は、まさに日本の農業と林業にイノベーションを起こす挑戦です。

日本を支える大切な一次産業である林業と農業を持続可能にし、成長産業にしていく最先端の現場で社長と共に走り抜けてみませんか。

▶昨年のインターン生が作ったInstagramアカウント
https://www.instagram.com/mokuzo_house/

▶木造農業ハウスについて
https://murakami-kikai.com/next

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 農林水産・6次産業環境・エネルギー・バイオ
職種 マーケティング・広報新規事業
活動支援金 なし
活動内容 日本の農業と林業を持続可能にする「木造農業ハウス」を、持続可能な社会の実現に関心の高い企業・農家にアピールし、全国展開の礎を作ります。

Step1:【業界とビジネスの理解】
日本の農業・林業に関するリサーチ、木造ハウスを使っている農家や開発した企業へのインタビューを通して、木造ハウスの優位性や意義、価値について調べ、STEP2で実施するマーケティング戦略の立案のための材料を集めます。

Step2:【マーケティング戦略立案】
想定顧客(企業・農家)に対するマーケティング戦略を立案します。

・企業に対して
近年、「Jクレジット制度」という省エネルギー機器の導入や森林経営などの取り組みによるCO2などの温室効果ガスの排出減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度があります。このクレジットをカーボンニュートラル行動計画の目標達成やカーボン・オフセットなど様々な用途に活用する企業に木造農業ハウスを提案します。
▶︎Jクレジットとは
https://japancredit.go.jp/about/outline/

・農家に対して
農業ハウスは現状ほぼ100%が鉄骨で建てられていますので、木造農業ハウスは耐久性が低いのではないか、弱いのではないかといった誤解があります。実は木造農業ハウスの特徴は頑丈で、低コスト。また、木は熱伝導率が低く真夏でも真冬でも木は熱や冷気を溜め込まず、温度管理がしやすくなります。

Step3:【提案・営業資料作成】
PR動画、ウェブサイト、パンフレット制作
Step1とStep2を踏まえ、想定顧客に対する営業ツールを作ります。まったく新しい商品・サービスの価値をどのようなツールを使って、どのように伝えれば良いのか。リサーチやマーケティングの知識、インタビューを通して得られた情報を元に、最も効果的な手法を検討し、作成します。

Step4:【顧客へ提案】
実際に社長と共に、顧客候補へ営業の提案を行います。期間中に最低でも1件の受注を目指します。
更に、第98回山形農業まつりに社長や社員と共に出展し、農業に携わっている方々や、これから農業を始める方に対して木造農業ハウスを売り込みます。

▶︎第98回山形農業まつり公式HP
https://www.ymg-nouki.com/
期待する成果 ・企業がCO2削減、カーボンニュートラルを達成するための新しい提案
・木造農業ハウスの可能性を伝えるPRツールの完成
得られる経験 ・日本の農業と林業の未来を持続可能にするための新しい仕組みづくりの経験
・ビジネスの手法で、持続可能な地域を目指すための企画立案と実行をする経験
・マーケティングから営業、顧客獲得までの一連の流れを実践する経験
・これまでの常識では考えられないことを行う経験
・ゼロからイチを生み出す経験
対象となる人 ・アイデアを形にし、実行することができる人
・農業や林業の持続可能性、SDGsに関心がある人
・商品のブランディングや、キャッチコピー作成などの広告広報に興味がある人
活動条件 【期間と頻度】
2023年7 or 8月〜1.5ヶ月もしくは2ヶ月。週5日で一日8時間程度。週40時間。
【参加条件】
期間中、酒田市に来ていただきます。
活動場所 酒田市にある本社
事前課題 エントリーの際に詳細をお知らせします。

私たちはこんなチームです!

木だから守れる農業がある。無機質で人工的なハウスから、クリーンでサスティナブルなハウスへ

木工工作機械から電動・エア工具・園芸用具まで 相談→販売→修理・アフターまでなんでも対応する会社です。使わなくなった機械も修理して使えるようにすることで、資源を大切にし、次の世代へより良い社会を繋げられることを目指しています。技術者の不足から、まだ使える機械が修理されず、新しいものに買い替えられたりしていることが多くなり、全国からのお問い合わせをいただいています。
2021年からは木造農業ハウスを手掛け、日本の大事な一次産業である林業と農業を持続可能にしていく取り組みも始めました。
社長は地元出身で、地元を盛り上げるためのまちづくりの活動等にも熱心です。インターン生は2年前から受け入れ、新しい挑戦を続けています。
次世代に、しっかりとした未来を手渡していきたい。そんな想いで事業を行っている会社です。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役/村上哲也

間伐材の価値が低いことで、伐採が進まず、手入れが行き届かない森が荒れ果て、土砂災害などの被害が出てしまいます。このような課題を解決したいという想いから、木造ハウスは生まれました。
近年では毎年災害などにより鉄パイプハウスの倒壊が1,000棟以上報告されており、風や雪にも耐えられる木造ハウスが生産者の負担軽減につながるものと考え、2021年から取扱を始めました。今さえ良ければ良いという考え方ではなく、私たちの生活や自然環境が子どもや孫の未来までずっと保ち続けられる世界へ。林業×農業の可能性を追求し、農業に携わる方々がリラックスできる木造農業ハウスを全国に広めましょう。

コーディネーターからのメッセージ

伊藤 麻衣子(サクラマスプロジェクト)

木造農業ハウスを初めて見せていただいた時、温室?おしゃれなカフェ?と見間違えるほどでした。農業ハウスだと聞いた時は、正直なところ「耐久性が心配」と思ってしまいましたが、社長の話を聞けば聞くほど、なぜ農業ハウスは鉄骨でなければならないのか?という疑問が湧いてきました。
これまで常識だ、とされてきたことに果敢に挑むインターンシップです。農業、林業、環境保護に関心のある方は、最前線の現場で社長と共に走り切ってみてください。

団体概要

設立 1954年4月
代表者名 村上哲也
従業員数 7名
WEB https://murakami-kikai.com/
住所 山形県酒田市両羽町4-3