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岩手県

【締め切り間際】薬局がシニア世代と取り組む、0からのタオルリユースプロジェクト

有限会社中田薬局

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

地域のタオルが紡ぐ、シニア世代の社会参画促進プロジェクト

シニア世代が地域で役割を持てる社会へ。
一度使い終わったタオルを雑巾に変えて、次世代につなぐ、次世代とつながる。
世代を超えたハブを目指す中田薬局が、地域のためにともに汗をかく若者を募集します。

このプロジェクトについて

■Point 1 : 釜石の薬局として60年。健康・安心を守り地域を支える
1955年に釜石に開局した中田薬局は、現在釜石市内に4つの店舗を展開しています。「地域住民の健康向上のために、心のこもった医療サービスを提供する」という理念を基に、今日も地域の健康と安心を支えています。

中田薬局は、かかりつけ薬局を推進しています。かかりつけ薬局では、複数の病院を同時に受診していても、1つの薬局で、1人の薬剤師から薬を受け取ることを推奨しています。
そうすることで、単に来店した方に薬を処方するだけでなく、薬剤師1人1人が患者のことを深く理解し、地域の健康のプロフェッショナルとして、患者の心身に向き合えると考えているからです。

例えば、地域には薬の服用や治療に苦痛を感じている患者、薬をうまく飲み続けることができない患者、普段から一人暮らしで気軽に健康について相談できる相手がいない方など多様な課題を抱えた方が多く存在します。
中田薬局は、地域のかかりつけ薬局として、そんな課題を抱える1人1人と真摯に向き合うことで、今日も健康な心と体づくりのサポートをしています。

■Point 2 : 薬局が地域にある意味とは、なんだろうか
中田薬局は、1995年の開局以来、調剤をはじめとした医療サービスを通じて岩手県釜石地域の健康と安心を支えてきました。また、近年は調剤にとどまらず、スポーツや運動を通じた地域の健康促進や小学校の体操着のリユース活動にも取り組んでいます。では、なぜ薬局が地域でこのような取り組みをしているのでしょうか。
それは「健康に対する価値観の変化」があるからです。戦後の経済発展期は会社のために働く人材が求められており、健康といえば元気に働ける身体のことを指していました。しかし現代では、健康の形も多様化しており、「心身の両面での充実」や「孤独にならず仲間とともに過ごすこと」「社会へ参画していること」なども指すようになりました。
そのような変化から、今後地域社会から薬局に求められる役割も変化していくことが考えられます。

中田社長は「今後、薬局は調剤機能を持った地域のハブになる」と話します。薬局は世代を超えたニーズである健康という切り口で、その地域の人が集い、交流するハブ(繋ぎ役)としての機能を果たす必要があるというのです。それは、人と人だけでなく、地域と困っている方を繋ぐ役割をも担っています。
具体的な取り組みとしては、患者さんと話をしている中で、認知機能の低下を感じた方には行政の保健師さんに繋いだり、80歳を超えて足腰が心配という方には体操のイベントを紹介したりといったことが挙げられます。

そんな中田薬局には挑戦したいことがあります。それはシニア世代を対象とした「タオルリユースプロジェクト」です。
シニア世代の孤独化などが社会問題化している中、シニア世代の社会参画を通じて心身の健康のために、薬局が地域の使い終わったタオルを回収し、それをシニア世代コミュニティに提供します。シニア世代の方がそれを雑巾に変えて、地域の小中学校へ寄贈するサイクルをつくりたいと考えています。
地域で一度役割を終えたタオルを、地域コミュニティの力で再生させ、また次の世代につないでいく。タオルが紡ぐ、あたたかい多世代交流が始まります。

■Point 3 :地域に必要なのは、若い旗振り役
今回のインターンシップでは、タオルリユースの仕組みづくりの主体者として活動してもらいます。
インターンシップ期間中のゴールは、シニア世代を対象としたタオルリユースの場の企画、運営となります。

インターンシップのはじめには、まず会社が取り組む地域活動を学んでもらい、薬局内の業務補助や社員の方の仕事の手伝いをしながら、現状の地域における中田薬局に対する認知や役割を言語化していきます。

その後、地域のシニア世代コミュニティを対象として、使用済みタオルを利用した雑巾づくり活動を企画、実施していただきます。
雑巾づくりの他にシニア世代の方々との交流する場を企画してもらいます。また、より多くの人に情報を届けるために、FacebookやInstagramなどのSNS、ブログ、チラシ等を活用して広報活動を行ってもらいます。

またイベントに参加したシニア世代の方の話を聞いて、やりがいや感想などの声をSNSで地域に伝えます。
地域のちからで役割を終えたタオルが再生する過程を見てもらうことで、より意識的にリユース活動に取り組むことに繋がります。


地域コミュニティを動かすには、率先して引っ張ってくれる旗振り役が必要です。
中田社長が掲げた旗をともに振り、地域といっしょに汗をかく若者を募集します。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ こども・教育環境・エネルギー・バイオ
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 かかりつけ薬局の一員として、シニア世代をターゲットとした、地域コミュニティの再生を目指す。

●STEP1【開始~1週目】
会社・業務理解+現場を知る+イベント企画
・社長・社員の方から会社の取り組み・考えや、今後の戦略を学び企業理解を深める
・現場での実際の仕事見学、業務サポートを行い、業務理解と今後の活動について整理
・タオルリユースプロジェクトの企画・準備

●STEP2【2週目~4週目】
タオルリユースプロジェクトの実施・情報発信
・シニア世代を対象としたタオルリユースプロジェクトの実施
・プロジェクトについてマスコミへのプレス、SNS、チラシなど広報活動を実施

●STEP3【4週目~5週目】
タオルリユースプロジェクトの実施・アンケート報告・資料作成
・シニア世代を対象としたタオルリユースプロジェクトの実施
・参加者向けアンケートを実施して、その結果をまとめる
・社内報告会の準備・実施
期待する成果 ・イベント実施2回
・取り組み参加者延べ8人(2回程度実施)
・SNS(Facebook、Instagram、ブログ)を通じ薬局の取り組みを毎日発信する
・イベント参加者の声をSNSを通じて発信
得られる経験 ・薬局という立場を活かして、シニア世代の社会参画の最前線で活動する経験
・地域企業の社長直下のSDGsプロジェクトを企画〜実行まで一気通貫でやり遂げる経験
対象となる人 ■必須条件
・地域における福祉社会や高齢者福祉の活動に興味がある人
・責任感を持ってプロジェクトをやり続けることができる人

■歓迎条件
・幅広い世代の人とコミュニケーションをとることが好きな人
・SDGsの取り組みの実践に興味のある人
活動条件 【活動期間】
2月初旬から3月中旬(要相談)

【活動頻度】
週5日
※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【活動時間】
受け入れ企業の通常勤務時間内に基づき実施

【宿泊】
釜石市内の宿泊施設(現地側で準備)

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、パソナ東北創生(担当:三浦 連絡先:mayumiura@pasonatohoku.co.jp)までお問い合わせください。
活動場所 岩手県釜石市 中田薬局内
<現地で活動します>
事前課題 あり(マッチング後に1人1人に合わせて依頼します)

私たちはこんなチームです!

地域住民の健康向上のために、心のこもった医療サービスを提供する

中田薬局は1955年に釜石に開局し、現在釜石市内に4つの店舗を展開しています。地域の健康と安心を守るため、保険調剤をはじめとして患者1人1人に向き合ったサービスを提供しています。

かかりつけ薬剤師の導入や在宅訪問を通して、地域の方々の根本的な課題にもアプローチできるよう継続的なサポートをしているのが特徴です。
また、薬局としての機能に限らず、地域の方と繋がる多様な取り組みにも力を入れています。
薬局のキャラクター「なかぴー」は、釜石市のラグビーチームである釜石シーウェイブスラグビーフットボールクラブの応援によく駆けつけています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役社長/中田義仁

弊社の企業理念は、「地域住民の健康向上のために、心のこもった医療サービスを提供すること」です。また、地域課題にも取り組んでいます。
インターンシップでは、現在チャレンジしているSDGs活動を通じての地域コミュニティを一緒に考えて作っていきたいと思っています。

[プロフィール]
釜石生まれ。平成3年東北医科薬科大学卒業。平成8年中田薬局入社。
平成18年岩手県薬剤師会常務理事、令和2年釜石薬剤師会副会長、令和2年釜石ラグビー応援団団長就任
(趣味:ラグビー観戦)

団体概要

設立 1955年
代表者名 中田義仁
従業員数 36名
WEB https://nakata-pharmacy.com/
住所 岩手県釜石市中妻町3丁目10-11 101