福島県
募集終了大学生対象2022.7.15 985view
★追加募集決定★【公務員志望必見!】役場職員と住民の交流イベント企画・実行プロジェクト!
▶葛尾村役場
このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
役場職員が住民の声を聞き続けられる仕組みを考案し、村長に提案する
小規模の村だからこその距離の近さを活かして村の未来を官民で共に考えたい。そのためにまずはお互いの存在を知るきっかけを作るところから!職員が住民と継続的に交流していく手段も考えていただきます。
このプロジェクトについて
※こちらは8月1日〜9月16日の7週間実施のプロジェクトです。
日程についての個別のご相談も受け付けておりますので、募集要項から詳細をご確認ください。
【葛尾村・葛尾村役場について】
福島県双葉郡に位置する、山々に囲まれた自然豊かな葛尾村。古くから林業や畜産業等豊かな自然を活かした産業で生活を営んできました。震災前の葛尾村の人口は1500人程度と小規模で、「松本」姓の親戚が多いという特徴がありました。役場職員を含め村民はほとんど全員顔見知りです。
しかし、2011年に発生した東日本大震災による原発事故の影響で全村避難を余儀なくされ、役場や村民はそれまで築き上げてきた生活を手放さざるを得なくなりました。2016年6月には一部地域を除き避難指示が解除されましたが、実際に帰村した住民は336人(2022年5月31日現在)。元いた住民のうち半数以上が帰村していないことになります。それでも、避難指示解除から6年たった今では人口の1/4である100名を超える他市町村からの移住者がおり、役場内でも、震災を境に村外出身の正規職員や他機関からの応援職員等、震災前の葛尾村を知らない職員の割合が増えてきました。
【今回のプロジェクトについて】
役場と村民の新たな理想の関係性を考え、村の将来について官民一体となって協働する土台となるコミュニティを醸成するため、皆さんには役場職員と住民の交流イベントの企画・運営に取り組んでいただきます。そして、インターンを終えた後も、継続して役場職員と村民の方が交流し、関係性構築を図り続けるための仕組みを考えて提案していただきます。イベント運営時には、普段多忙でゆっくり村民の話を聞けていない職員の代わりに村民の方とお話をしていただき、学生だからこそ引き出せる「ホンネ」が仕組み提案の鍵となっています。
【こんなあなたに来てほしい!】
行政に1か月半という長期間関わることができるのは、とても貴重な体験となるはずです。行政の視点からまちづくりについて考えてみたい方、将来公務員になりたい方、公務員の仕事に興味がある方、行政の職員と関わって公務員のお仕事について勉強しつつ、住民の生の声を聞いて理想の地域・理想の行政について考える良い機会になるでしょう。あなたの地域や行政への関心を活かして、住民と役場職員の心に寄り添った企画を考えてみませんか?
【インターンOGの活動インタビューはこちら】
・21年夏 葛尾村役場インターン 大内菜摘さん
https://katsuryoku-s.com/interview/natsumi-ouchi
【葛尾村役場や復興推進室の活動についてはこちら】
・葛尾村長 篠木弘さん
https://katsuryoku-s.com/interview/hiroshi-sihonki
・葛尾村役場 復興推進室 藤井泰樹さん
https://katsuryoku-s.com/interview/taiki-fujii
募集要項
募集対象 | 大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ | 地域まちづくり |
職種 | 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング |
活動支援金 | なし |
活動内容 |
ミッション: ①役場職員と住民の「交流の場」の企画・運営 ②「交流の場」を通した住民の声の収集 ③役場職員が継続的に住民の声を聞いていく手段の考案・提案 【STEP0】(合格後〜インターン活動前) ■事前研修 事前課題を通して、葛尾村の基本情報や事例についてのインプットだけでなく、コミュニケーション研修や村の方をゲストにお呼びしたヒアリング研修など、プロジェクトを円滑に進めるに当たって必要なスキルを講師を招いた実践的なレクチャーを実施します。 【STEP1】(1週目) ■地域理解・企業理解・プロジェクト理解 2週目以降、本格的にプロジェクトを進めていくにあたって必要となる情報への理解を深めます。 1-1 葛尾村及び周辺地域の情報収集、理解 1-2 葛尾村役場の情報収集、理解 1-3 求められている成果物の理解 1-4 今後の活動スケジュールの策定 【STEP2】(2週目) ■「交流の場」イベントの企画・準備 関係性構築の手段として、役場職員と住民、役場職員同士が本音で話すことができるような交流の場を設計します。 2-1 役場職員へのヒアリング 2-2 イベントの企画 2-3 イベント実施に向けた準備、広報 【STEP3】(3・4週目) ■「交流の場」イベントの実施 企画していただいたイベントを数回実施します。1回ごとにイベントの振り返りを行うことでイベントのブラッシュアップもしていきます。イベントの運営をすると同時に、住民から村についての様々な話を聞いてレポートにまとめます。 3-1 イベントを数回実施 3-2 イベントの振り返り 3-3 住民の声をまとめる 【STEP4】(5・6週目) ■役場職員が継続的に住民の声を聞いていく手段の考案・提案 STEP3でのイベントを振り返った上でインターン生がいなくなった後も継続して役場職員と住民の関係性を構築し続けていくための手段を考え、提案書を作成します。 4-1 住民の声を収集 4-2 継続して役場職員が住民との関係性を構築し続けていく手段の考案 4-3 提案書の作成 【STEP5】(7週目) ■成果発表 役場職員、同期インターン生、地域の方々に向けて一か月半の成果を発表します。 役場内報告会では、村長・副村長に向けても発表していただきます。 5-1 発表準備 5-2 役場内報告会 5-3 成果報告会 |
期待する成果 |
・役場職員と住民がお互いの存在を認識するきっかけ作り(イベントの実施) ・住民の声を収集したレポートの作成 ・継続して役場職員が住民との関係性を構築し続けていく手段の提案 |
得られる経験 |
・小規模の地方公共団体と地域が抱える課題を解決に導く手段を考案する経験 ・役場職員や住民の村や役場への想いに寄り添う経験 ・「公共の福祉」の視点から施策を考える経験 ・行政の様式で提案書を作成する経験 ・考案した企画を村長に提案する経験 ・チームで協力してひとつのことを最後までやり抜き、成果を出す経験 |
対象となる人 |
・行政の視点から地域活性化について考えることに関心がある人 ・住民の想いに寄り添うことができる人 ・老若男女の人とコミュニケーションを取ることを楽しめる人 ・地域課題の本質に粘り強く最後まで向き合うことができる人 ・成果を出すために熱意を持って取り組むことができる人 ・葛尾村の活性化への貢献に関心がある人 ・地域で働くことに関心がある人 ・将来行政で働くことに関心がある人 |
活動条件 |
【実施期間】 <このプロジェクトは、現地住み込み型インターンです> 本プロジェクトの実施期間は2022年8月1日~9月16日の7週間(全体で280時間程度の活動)を予定しています。 ※学校の試験や他の活動などで遅れて参加される場合や早く離村される場合は気軽にご相談ください。 ※現地での活動については新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更になることがあります。 【活動頻度・活動時間】 週5日(月曜~金曜)、1日8時間程度(40時間/週) ※企業の営業時間内(9:00~18:00)での活動が中心となります。 ※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。 ※授業や期末試験との両立については配慮いたします。 【宿泊場所】 双葉郡内で宿泊場所を準備いたします。(町内宿泊施設、民泊等) 【宿泊費】 宿泊費は全額補助いたします。 【交通費】 1万円まで補助いたします。 【コーディネート機関】 一般社団法人葛力創造舎がコーディネート団体として実施します。 活動支援金としての支給はありませんが、一部交通費補助などのサポート制度が充実しております。詳細は個別にご紹介します。 ※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人葛力創造舎(担当:中島、連絡先:0240-23-6820)までお問い合わせください。 |
活動場所 | 福島県双葉郡葛尾村 |
私たちはこんなチームです!
村民の暮らしを支える、復興の「その先」へ
私たち葛尾村役場復興推進室では、どのように村民の生活を取り戻すかという復興の基本方針を考えています。
復興計画に関わることはもちろん、復興の先を見据えた村独自の事業の実施、農業以外の産業振興や地域振興に関する多様な業務があり、村民の暮らしを守るためにどれも重要な仕事です。
村民の方々が思う存分に活動できるように、その土台を作る。人口が少ない分、みんなで助け合いながら暮らしを作っていける村にしていきたいと思っています。東日本大震災からの復興はもちろん、「その先」も見据えて業務を行っています。
受け入れ企業からのメッセージ
復興推進室 復興推進係長/岩谷一登
葛尾村は、東日本大震災とそれに伴う原子力災害により、全村避難を余儀なくされました。
震災から11年が経ち、国内外の多くの皆さんの多大なる支援に支えられ、村民一人ひとりの思いと挑戦・努力が結集して、今、葛尾村では新たな村の創造がなされています。
本村は、村外に避難を続けている方々もたくさんおりますが、震災前の4割の方は帰村している状況です。、中・長期的に持続可能な地域づくりを目指し、村民・職員が一丸となって取り組んでいかなければいかない状況です。
また、震災後の役場の新採用職員のほとんどが村外出身であり、住民とのコミュニティー形成がうまくいっている状況ではないため、本村の復興・創生のため、村民の小さな疑問等にも簡単に答えられる状況にない現実があり、今後のむらづくりを考えていく上で、住民の声は非常に大事です。
小さな村の小さな意見が大きく将来に羽ばたくために、大学生の機動力を生かしていただき、住民及び村職員、強いては今後のむらづくりの一助となっていただきたいです。
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