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インターンシップを探す村長に提案!震災を機に使われなくなったレジャー施設が復活!村内外の人に愛され、人々が集う施設にするための施策を練り、実行せよ!


福島県

村長に提案!震災を機に使われなくなったレジャー施設が復活!村内外の人に愛され、人々が集う施設にするための施策を練り、実行せよ!

葛尾村役場

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

「通り過ぎる」村から「遊び、泊まる」村へ!

人口400人の村にある、震災を機に使われなくなってしまったレジャー施設。私たちの熱い想いとみなさんの熱い想いで復活させましょう!

このプロジェクトについて

福島県双葉郡の北西に位置し、多くの山々に囲まれている葛尾村。林業や畜産業(特に子牛の繁殖業)が主な産業で、人々は生活をしていました。東日本大震災及び原子力発電所の事故が発生するまでは。

原子力発電所の事故で漏れ出た放射性物質は、風に乗って周辺地域へ広まっていきました。そして葛尾村も全村避難することになります。葛尾村の避難指示が解除されたのは2016年6月のこと。震災前から産業や周辺の環境は大きく変わりましたが、今では約400人ほどの村民が暮らしています。
ただ、いつまでも悲観的でいるほど葛尾村の人々は弱くはありません。畜産系の新会社が複数設立されたり、行政による企業誘致によりいくつかの企業が設立されました。田植えや稲刈りのイベント、その他にも多くの取り組みが行われています。緑に囲まれたのどかな村の雰囲気とは裏腹に、熱い想いを持った人々が多く暮らしています。
(葛尾村で生きる人々のインタビュー記事:https://katsuryoku-s.com/interview)


東日本大震災から10年。このプロジェクトの舞台であるアウトドア施設「葛尾村森林公園もりもりランド・かつらお」はほぼ手つかずのままでした。数年前に除染作業が終了し、徐々に施設設備の修復が行われてきました。ここではキャンプやBBQ、マウンテンバイクや動植物の観察などを楽しむことができ、宿泊可能なバンガロー(小さい小屋)なども整備されています。現状、葛尾村は「遊び」の要素が少なく、通り過ぎる村となってしまっています。ただ、この施設には葛尾村を「遊ぶ」村、「泊まる」村に変えるポテンシャルがあるはずです。

しかし今夏に運営を再開するにあたり、村内外の人々に愛される施設を目指すための具体的な方法、手段、戦略は定まっていません。この点の施策をぜひ学生の皆さんと共に悩み、考え、作り上げた施策を実際に行ってみたいと思っております。
周辺地域には、キャンプ場など同様のアウトドア施設が多数あります。徹底的なリサーチを行って差別化を図り、葛尾村らしさという地域性を出していかなければなりません。震災前の施設利用者を取り戻し、また新たな利用者も獲得する。葛尾村の貴重な公共施設を復活させるための施策を練り、人口400人の村で新たなムーブメントを起こすきっかけを作ってみませんか?
葛尾村を通り過ぎる村から遊ぶ村、泊まる村に変身させましょう!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域まちづくり
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 ミッション:葛尾村の公共施設「葛尾村森林公園もりもりランド・かつらお」復活のための施策を考え、実行に移し、村長に提案せよ!


【STEP1】(1週目)
◇活動において必要な情報の共有
葛尾村及び周辺地域に関してやプロジェクトの背景・目的、求められている成果物、2週目以降の活動計画など、これからの活動に必要な情報の共有を行います。インプットがメインとなります。

1-1 葛尾村及び周辺地域の理解
1-2 求められている成果物の理解
1-3 今後の活動計画の策定

【STEP2】(2~3週目)
◇施策の考案、提案書の作成に向けて必要な情報の収集
実際に施策を練っていくにあたり、必要な情報の収集、リサーチを行います。過去(震災前)に何が行われていたのか、それは今の時代に適しているのか、他に今の時代背景や村の現状に合った手段はないのか、効果的なPR方法は何かなど、学生の皆さんには主体的に考えて行動していただきます。ヒアリングを行いながら、入手した情報を基に施策の内容についても考えていきます。

2-1 震災以前の「葛尾村森林公園もりもりランド・かつらお」に関して村民や役場職員にヒアリング
2-2 他地域、他施設等の事例調査
2-3 収集した情報の整理
2-4 具体的な施策(イベントやコンテンツ)の考案

【STEP3】(4週目)
◇集めた情報を基に施策の具体化及び実施に向けた準備
STEP2で集めた情報を基にイベントの企画やコンテンツを練り、実施に向けて告知等の必要な準備も同時に行っていただきます。

3-1 具体的な施策(イベントの企画やコンテンツ)の考案
3-2 企画したイベントやコンテンツの実施に向けた準備

【STEP4】(5週目)
◇企画したイベントやコンテンツの実施とその振り返り
STEP3で準備した企画を実際に行います。その後、振り返りをして、その内容を踏まえ提案書を作成していきます。

4-1 企画したイベントやコンテンツの実施
4-2 振り返り
4-3 提案書の作成

【STEP5】(6週目)
◇報告
成果報告として村長に直接提案します。

4-1 発表準備
4-2 村長への提案
期待する成果 ・企画したイベントやコンテンツの実施
・「葛尾村森林公園もりもりランド・かつらお」を盛り上げるための提案書の作成
⇒村民へのヒアリング内容、施策の実施結果などが反映されていることが望ましい
・コンサルタントではない学生ならではの視点や考え、アイデア
得られる経験 ・地域の課題と真剣に向き合い、解決策を考える経験
・課題解決のためにはどのような施策が必要なのかを考え(仮説を立て)、実際に行動を起こす(検証する)経験
・地方の農村を取り巻く環境を知り、社会課題について考える経験
・公共施設の有効活用を考える経験
・公務員の立場から「公共の福祉」を考えて地域づくりに取り組む経験
・様々なデータや資料を読み取り、論理的に思考して提案書を作成する経験
・作成した提案書を基に、村長にプレゼンする経験
・生き方や働き方の価値観が広がるきっかけ
・同世代の刺激的な仲間とのつながり
対象となる人 ・復興のため、地域のために何か行動したいと思っている人
・課題解決のため熱い想いを持って活動できる人
・地域で働くことに関心がある人
・公務員の立場で「公共の福祉」の実現を考えながら地域づくりに取り組みたい人
・公共施設の運営に関心がある人
・仲間と共に協力して取り組める人
・これまでの自分を変えたい人
活動条件 【実施期間】
<このプロジェクトは、現地住み込み型インターンです>
本プロジェクトの実施期間は2021年8月2日~9月15日の6週間(全体で240時間程度の活動)を予定しています。
※現地での活動については新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更になることがあります。


【活動頻度・活動時間】
週5日(月曜~金曜)、1日8時間程度(40時間/週)
※企業の営業時間内(9:00~18:00)での活動が中心となります。
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。
※授業や期末試験との両立については配慮いたします。


【宿泊場所】
双葉郡内で宿泊場所を準備いたします。(町内宿泊施設、民泊等)


【宿泊費・交通費】
宿泊費は全額補助・交通費は一部補助いたします。


【コーディネート機関】
一般社団法人葛力創造舎がコーディネート団体として実施します。
活動支援金としての支給はありませんが、一部交通費補助などのサポート制度が充実しております。詳細は個別にご紹介します。
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人葛力創造舎(担当:下枝、連絡先:0240-23-6820)までお問い合わせください。
活動場所 福島県双葉郡葛尾村

私たちはこんなチームです!

村民の暮らしを支える、復興の「その先」へ

原発事故の影響が今もまだ残る葛尾村で、どのようにして人々の暮らしを再建し、以前の暮らしを取り戻すのか、という基本方針を考えるのが私たち復興推進室の大切な業務です。復興計画に関わることはもちろん、復興の先を見据えた村独自の事業の実施、農業以外の産業振興や地域振興に関する多様な業務があります。村民の暮らしを守るためにどれも重要な仕事です。
(復興推進室藤井さんインタビュー記事より:https://katsuryoku-s.com/interview/taiki-fujii)
村民の方々が思う存分に活動できるように、その土台を作る。人口が少ない分、みんなで助け合いながら暮らしを作っていける村にしていきたいと思っています。東日本大震災からの復興はもちろん、「その先」も見据えて業務を行っています。

受け入れ企業からのメッセージ

葛尾村役場 総務課 復興推進室 復興推進係/藤井泰樹

葛尾村は、東日本大震災とそれに伴う原子力災害により、全村避難を余儀なくされました。
震災から10年が経ち、国内外の多くの皆さんの多大なる支援に支えられ、村民一人ひとりの思いと挑戦・努力が結集して、今、葛尾村では新たな村の創造がなされています。

本村は帰還困難区域を抱え、村外に避難を続けている方々もたくさんおり、まだまだ課題は多いですが、中・長期的に持続可能な地域づくりを目指し、葛尾プライドを持って村民・職員が一丸となって取り組んでいけば、小さな村であっても、必ずや明るい未来が待っていると信じています。

現在、本村の復興・創生のため、村民の安全・安心の確保及び生活環境の整備、生業の再生と働く場の確保、移住定住・交流人口の拡大など、多岐にわたる分野に日々取り組んでいます。
今回は、村の大きな観光資源の1つである「葛尾村森林公園『もりもりランド・かつらお』」の今夏に控えるプレオープンに向けた企画・事業実施について、村と一緒に考えていただく方を募集いたします。

インターン生の皆さんの若い力で、私たちと一緒に葛尾村の明るい未来をつくっていきましょう!お待ちしています!!

団体概要

設立 1923年(大正12年3月31日)
代表者名 葛尾村村長 篠木弘
従業員数 70人(4月1日現在)※応接職員等含む
WEB https://www.katsurao.org/