福島水産業を盛り上げろ!若年層へ「あおさのり(ヒトエグサ)」PR

福島の海から世界を目指すマルリフーズ
津波や原発事故による風評で大きな被害を受けましたが、地域一丸となり復興に取り組んでいます。あおさのりの新たな魅力を発信して、商品・地域をPRしていきましょう。

このプロジェクトについて

【復興を目指すマルリフーズ】
1993年気候や地理的条件に恵まれた相馬松川浦にマルリフーズは創業しました。おだやかな水面ではぐくまれたあおさのり(ヒトエグサ)を使った商品を、これまで多くの食卓に届けてきました。
しかし東日本大震災による津波で工場は津波で流されてしまい、さらには原発事故による風評被害の影響で経営は大きな打撃を受けました。その後地元松川浦であおさのり養殖はゼロになってしまったものの、2018年にとうとう地元での養殖開始、生産を再開することができました。このような困難を乗り越えられた理由は、独自の洗浄技術と異物選別、放射性物質に関するデータ開示にあります。定期的に放射線測定をするなど安全・安心を徹底し、現在では全国に商品をPRするべく、シーフードショーに出展したり、福島内の道の駅や旅館での販売をしたりと、積極的に商品を売り出しています。

【すてっぱず松川浦の立ち上げ】
マルリフーズは自社の復興だけではなく、松川浦そして福島全体の水産業の復興を目指しています。そのため、関連する企業と協働して「すてっぱず松川浦」という団体を立ち上げ、一丸となって地域の発信や商品のPRなどに取り組んでいます。https://steppaz.net/

【あおさのりのPR】
主要で取り扱っているあおさのり(ヒトエグサ)を使った商品は幅広い世代から購入されています。ただその中には、「乾物(ドライ品)」としてのイメージを持っている人も少なくありません。そこで今回、おあさのりの伝えきれていない魅力を発信し、商品の新たな利用シーンや顧客層の拡大を目指しています。その一歩目として、特に若年層へのアプローチが重要であると考えています。

【若年層にささる情報発信】
まずはみなさんの周りにいる、若い方の消費動向リサーチを徹底的に行っていただきます。そこで出てきた情報をもとに、PRのコンセプトや、アプローチ方法を考えていきます。社員の方や消費者の反応を拾い上げ、改善を繰り返しながら効果的なマーケティング戦略を考案いただきます。学生のみなさんの知恵と行動力を活かして、相馬松川浦から福島の水産業を盛り上げていきましょう。



本プロジェクトは、変革の最前線で学ぶ実践型キャンパス「FISHERMAN COLLEGE」の一環として実施しています。
【FISHERMAN COLLEGEとは…】
水産業の最前線で活動する変革者のもとで学び、課題解決に取り組む実践型インターンプログラムです。
【プログラムの特徴】
①変革の最前線「水産業」が舞台
水産資源の減少や国内市場の縮小、人口減少、そしてコロナ。大きな環境変化に対応しなければ、島国日本の大切な参照である「水産業」が今まさに変革が必要な重要な局面。あなたの力を発揮するチャンスがここにあります。
②コーディネーターによる伴走
三陸から水産業に革命をおこすべく活動する「フィッシャーマン・ジャパン」みなさんのインターンに伴走。研修や定期的な面談などを通じ、プロジェクトの成功と参加者の成長にコミットします。
③全国の仲間と共に学ぶキャンパス
同期として参加するメンバーと、知恵を出し合い、悩みを共有し共に成長しあえる環境があります。
全国から集まる同じ志を持った仲間との出会いは大きな財産になることでしょう。

募集要項

募集対象	大学生
期間	短期（3週間〜2ヶ月）
テーマ	新しいお金の流れ小売り・流通
職種	企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金	なし
活動内容	==事前研修=== ・事業プロデュース、マーケティング、水産ビジネスなどをテーマにしたオンライン講座 ・過去のインターンプログラムの題材としたケーススタディグループワーク(2days) ===本プロジェクト=== 実際の水産企業が抱える課題をテーマとした実践型インターンシップ(4weeks) 【1週目】<企業理解&リサーチ> 工場見学やマルリフーズの方々、地域の方々へのヒアリングを通して企業理解・地域理解を深める。 あわせて、若年層が食品に求めることや、水産品、乾物に求めること調査する。 【2週目】<コンセプトの検討> リサーチにもとづいて、あおさのりPRのコンセプトやアウトプットの方法(SNS、動画、ウェブ、紙等)を検討する。 ・フレームワークを使った情報整理 ・アプローチ方法の見当 【中間研修】 【3週目】<施策の実行> ターゲットにささるコンテンツを作成し、PRを実施する。 ・検討したアウトプット方法に合わせたPRコンテンツを制作・情報を発信 ・仮説に対する検証を行い施策をより良いものにしていく 【4週目】<販売戦略の検討> これまでの実施内容をもと、今後のPR戦略を検討し企業に引き継ぐ。 ・フィードバックの整理 ・マニュアル作成・企業へ引き継ぎ ==事後研修=== ・チームと個人としての成果や課題をまとめ、自らの成長につなげるための研修((4days) ・三陸水産イノベーションサミットで成果発表 ※参加が決定した後、事前の面談や顔合わせ等で、参加者の特技や想いと受け入れ企業の現状をすり合わせながら、実際の仕事内容、1ヶ月の流れを決めていきます。 「このテーマならこんなことがしてみたい」という意見も大切にしていきいので、ぜひお聞かせください。
期待する成果	・あおさのりの魅力発信・イメージUP ・PR戦略の策定と、引き継ぎ書の作成 ・学生から見た企業についての率直な意見
得られる経験	・コンテンツ作成に関するノウハウを学び、実務経験を得ることができる ・市場調査・マーケティングの方法を学ぶことができる。 ・地域の産業をリアルな一面を覗くことができる
対象となる人	・マーケティングに興味がある人 ・新しいことを考えるのが好きな人 ・主体的に考え、自ら行動に起こせる人 ・様々な人とコミュニケーションを取ることが好きな人 ・この夏周囲の学生とは一味違う経験をしたい人
活動条件	▽活動期間 8月17日～9月20日(予定) 本プロジェクト ※現地での活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります。 ▽活動頻度・活動時間 週5日(月曜～金曜) ※企業の営業時間内(9:00～18:00)での活動が中心となります。 ※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。 ▽活動スケジュール(仮) ー事前研修ー 8月 6日(金) 18:00～20:30/全体オリエンテーション、オンライン講座 8月14日(土) 午後/各自現地入り(研修は石巻にて実施予定) 8月15日(日) 10:00～18:00/チームビルディング研修、ケーススタディ研修DAY1 8月16日(月) 10:00～18:00/ケーススタディ研修DAY2、プロジェクト開始オリエンテーション ープロジェクト実行期ー 8月17日(火) プロジェクト開始 9月 1日(水) 中間研修 9月17日(金) 社内報告会 ー事後研修ー 9月18日(土) 全体報告会に向けた準備 9月19日(日) 予備日 9月20日(月) 全体報告会 9月21日(火) 終了研修 10月中旬 水産イノベーションサミットにて発表
活動場所	宮城県石巻市+福島県相馬市(往復交通費・宿泊施設支給) ※状況次第ではオンラインに変更 ※オンラインの場合でも共に学ぶ仲間とのつながりを作るために、オンライン上の仮想キャンパスを用意します。Slack、ZOOMなどのツールを活用し、活動中はいつでも参加者同士が繋がり合いつつ、コーディネーター、経営者とのコミュニケーションを密に取れる環境です。

私たちはこんなチームです!

ほんもの 松川浦から

マルリフーズは、消費者に喜んで頂ける商品を作る為に、国産あおさのり(ヒトエグサ)の製品製造工程の機械化を行い、時代のニーズに合った安心・安全な商品開発に取り組んでいます。
相馬松川浦は数少ないあおさのりの生産地で、景勝地としても人びとに親しまれてきました。気候や地理的条件にも恵まれた松川浦で育てられたあおさのりは、味・風味ともに老若男女から高い評価をいただいています。これからは日本全国のみならず、アジアを中心に世界にも、福島の海産物を届けていきます。

受け入れ企業からのメッセージ

総務部／阿部純也

福島県で元気に働いている弊社で、一緒に情報発信しませんか!