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インターンシップを探すこれまでの10年を振り返り、次の10年の道しるべを描く。釜石にかかわった人々の声を集め、これからのまちを考える


岩手県

これまでの10年を振り返り、次の10年の道しるべを描く。釜石にかかわった人々の声を集め、これからのまちを考える

釜石ローカルベンチャーコミュニティ

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

釜石に関わる人々の声を集め、これからのまちの道しるべを描く!

オープンシティを掲げ、地域内外の人々が関わることでまちづくりを推進する岩手県釜石市。釜石に関わっている人々に震災後の10年間、また今後の10年間の話を聞くことで未来の釜石を提案します。

このプロジェクトについて

■特徴1:鉄と魚とラグビーのまち、釜石
岩手県の沿岸部真ん中ほどに位置する釜石市は、人口約32000人のまちです。
日本最古の洋式高炉を完成させた近代製鉄発祥の地でもあり、幾度もの艦砲射撃や自然災害にも屈せず、製鉄業を主産業として栄えてきました。製鉄所の企業チームとして誕生したラグビー部は、日本選手権7連覇を達成し、クラブチームとなった今もラグビーのまちといわれる象徴的な存在です。
そして、2011年の東日本大震災では、沿岸部に位置する釜石は地震だけでなく、津波の被害を受けました。巨大な津波は、防波堤を倒壊させ、市の中心部にまで達しました。甚大な被害を受けた中で、災害ボランティアを初めとし、復興のフェーズ変遷と共に事業創造や事業拡大を共に行う様々な人材が釜石に行き交っています。

■特徴2:オープンシティを掲げ、関係人口でまちをつくる
震災前から釜石は、地域外からのヨソモノや新しい考えを受け入れ、変化に対して開かれた柔軟なまちとしてオープンな土地柄が根付いてきました。
そして震災から10年が経とうとする今、市民だけではなく、外部のつながり人口とともにまちをつくり上げていく「オープンシティ釜石」という考え方を起点に、新たなまちづくりが進んでいます。かつての一大産業であった製鉄業は下火になり、人口もピーク時の1/3程に減少している中で、市民参加型のまちづくり会議や、復興支援員制度を利用した事業、起業型地域おこし協力隊など、これからの釜石をつくるためたくさんのトライをしています。
視察や研修で地域外から来てくれた人が釜石を去った後も関わり続けることや、ボランティアで訪れていた学生たちが観光で釜石を再び訪れる動きも少なくありません。そんな地域外にいる関係人口と言われる人たちとの交流イベントを都内で実施をし、現地に来られずとも地域と関わり続けられる取り組みも行なっています。

■特徴3:釜石に関わる人50人へヒアリング
震災後、オープンシティを掲げ、様々な取り組みをしてきた釜石市。今回はインターンシップでは、その釜石に今まで関わってきた人々にわらしべ長者のように話を聞いていき、関係人口の再構築を行います。また、復興10年間の釜石、そして今後の釜石がどうなってほしいか、自分自身がどうなっていたいかなどをそれぞれの人に話を聞き、共通点や特徴を見つけ出します。そこから、未来の釜石の提案・アクションプランの提案を行ってもらいます。これからの釜石をつくるため、これまでの関係人口を振り返る。まちづくりの現状と今後を共に考え、取り組む仲間を募集します。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域まちづくり
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 釜石に関わる人へ震災後10年間を振り返り、次の10年がどんな釜石になったらいいか、何をしていきたいか、わらしべ長者のように50人ヒアリングをし、人の繋がりの再構築と未来の釜石をまとめた提案とアクションプランを完成させるプロジェクトです。

【STEP1】:地域、企業を理解し、活動スケジュールを作る(1週目:20時間)
・2/1〜7で現地滞在を予定しています。
・地域の中のローカルベンチャーコミュニティ関係者への挨拶をしながら、コミュニティを作る人々との関係づくりをします。
・インタビュースケジュールや、活動予定を企業担当者と打ち合わせをします。

【STEP2】:わらしべ長者形式でのインタビュー・ヒアリング実施(2〜4週目:70時間)
・インタビューやヒアリングを実施します。次のインタビュー相手を紹介してもらいながら、アサインと次回日程を行います。
・インタビューしている様子や感想などを、SNSにて情報発信を行います。
・オンライン報告会の企画を立案し、イベントページの作成や広報計画を考えます。

【STEP3】:インタビュー・ヒアリングと、回答分析と考察(4〜6週目:45時間)
・引き続きインタビューを実施します。実施しながら、回答の分析や考察を行います。
・オンライン報告会のPRを行いながら、報告会の内容を企業担当者と作っていきます。

【STEP4】:分析と考察のまとめをし、オンライン報告会実施(5〜7週目:25時間)
・まとめをつくり、企業内で報告会を実施しフィードバックをもらいます。
・社内報告会のフィードバックを修正し、オンライン報告会を実施します。インタビューした相手や、釜石に関わる人を呼んで集客しましょう!
期待する成果 ・釜石に関わる人へインタビューとヒアリング50名実施
・提案とアクションプラン完成
・オンライン報告会の実施で30名以上の参加
得られる経験 ・様々なプレイヤーへのヒアリングをしながら、多様な声を集めて分析できる経験
・今後のまちづくりの一端を担うことができる経験
対象となる人 ・明るく元気で、人とのコミュニケーションをとるのが得意な人
・常に仮説を考え続け、考察をしながらヒアリングやインタビューができる人
・持続可能なまちづくりや、都市計画に興味がある人
活動条件 【期間】
<このプロジェクトは、オンライン実施(一部現地活動あり)です>
令和3年2月1日~3月13日(予定)
・全体で160時間程度活動してもらいます
・上記期間のうち、1〜2週目に合計7泊8日程度の現地活動を予定しています
※現地活動への参加ができない場合でもエントリーは可能です。面談時に相談をしてください
※現地活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります

【活動頻度】
月〜金の週5日、1日4〜6時間程度(25時間以上/週) ※応相談

【活動時間】
受け入れ企業の通常業務時間内で1日4〜6時間程度、確保してもらいます
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【参加条件】
自分用PCがあること、自宅にネット環境が整っていること

【参加までの流れ】
エントリー後、コーディネーターよりインターンシップに関する説明をオンラインで行います。
正式にエントリー後は、エントリーシートの記入や複数回のコーディネーター面談、企業担当者との三者面談を予定しています。

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「令和2年度復興・創生インターンシップ事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋 連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、株式会社パソナ東北創生(担当:城守 連絡先:rjyoumori@pasonatohoku.co.jp)までお問い合わせください。
活動場所 自宅を基本としたオンラインでのインターンシップ
※インターン期間中に最大2回、合計7泊8日以内で現地活動を予定(新型コロナウイルスの状況に応じて中止になる場合あり)
事前課題 あり(マッチング時に説明します)

私たちはこんなチームです!

官民混成のオープンイノベーションチーム

釜石の地方創生ビジョン「オープンシティ釜石」は、人のつながりをまちの力に変えて、多様なコミュニティやビジネスを生み出す、持続可能な地域をつくるための指針です。

都市と地域の関係性をデザインし、釜石から新しい働き方や暮らしを提案していくことが私たちのミッションです。

プロジェクトを推進するオープンシティ推進室には、汐留OLからUターン、パプワニューギニアからIターン、地元のマイルドヤンキー改め好青年、花金を牽引する三児の母、バランスボールに座る通称アジェンダ室長など、個性あふれる多様なメンバーが活躍しています。

受け入れ企業からのメッセージ

オーブンシティ推進室長/石井重成

震災から、もうすぐ10年が経ちます。これまで、たくさんの大学生が釜石の復興まちづくりに関わってくれました。

地域に関わり、学び、自身と向き合うことが、自分らしいキャリアをつくる原体験につながる。このインターンの目的は、学生時代に釜石に関わった経験が、その後の人生にどのような影響を与えたのかを可視化することです。未来をつくる仮説検証を楽しみながら取り組んでくれる方をお待ちしています!

[プロフィール]
国際基督教大学を卒業後、経営コンサルティング会社を経て、東日本大震災を機に岩手県釜石市へ。地方創生の戦略立案や官民パートナシップを統括。
内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、総務省地域情報化アドバイザー、青森大学客員准教授、一般社団法人地域・人材共創機構代表理事、1986年愛知県西尾市生まれ。『Arts of Local Career ローカルキャリア白書』を発刊。

団体概要

設立 1937年
代表者名 野田武則
従業員数 500