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インターンシップを探す【オンライン実施】おうち時間を豊かに彩る新サービス提案!アフターコロナの花屋のあり方を考えよう。


宮城県

【オンライン実施】おうち時間を豊かに彩る新サービス提案!アフターコロナの花屋のあり方を考えよう。

株式会社はなき

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

日常に花を添える仕事で驚きと感動を届けたい。花屋の新サービス提案。

フラワーアーティストの右腕になる1ヶ月。贈る人・贈られる人が幸せになるアフターコロナのサービスとは?

このプロジェクトについて

《はなきについて, / 受入担当者について》
今回のインターンシッププロジェクトでは、宮城県石巻市で創業から50年間地域の方の様々なシーンに想いと彩りを添えてきた花屋さんがフィールドです!「はなき」は宮城件石巻市で自社農園を持ち、石巻市に1店舗、仙台市に1店舗展開しています。お客さまが、どんな気持ち・どんな想いでお花を探しているのかを一番大切にしています。創業50年、お祝いから弔いまで、お客様の特別なシーンや日常に寄り添うお花を地域で提案してきました。

受入担当者で常務取締役の岡さんは、宮城県石巻市生まれ。東日本大震災以前は東京の花屋でウェディング部門で勤務し、フローリストとして多くの幸せの門出に祝福を表現されてきました。東日本大震災発生当時、東京にいた岡さんはテレビで生まれそだったまちに津波が襲う状況を目にします。そして、震災後の2012年に家業である花屋を活動の軸に石巻市にUターンしました。震災当時は「石巻に行っても何もできない。そんな私でもいいのだろうか?」と躊躇する人も数多くいましたが、岡さんは「石巻に足を運ぶはずではなかった人が石巻に来る。石巻を知る。」を実現するために様々なイベントを仕掛けます。例えば、震災の影響で結婚式を行うことが叶わなかったカップルのために、石巻市の古くからの大きいお祭りである川開き祭で人前式を行った「川開きウェディング」。そして、音楽を通して人々と石巻をつなげるという強い想いを体現し2013年から開催している音楽イベント「PARK ROCK ISHINOMAKI」など。その他にも、屋内・屋外にとらわれずまちの様々な空間で行われてきたイベントやウェディングでのお花の演出などを手掛けます。震災が起きた街でも、当時地元にはいられなかった過去があっても「こういう風に復興してきた街なんだ」と語れるようになりたいという想いでこれまで活動されてきました。そして、いつも「気持ち・想い」を表現する彩り豊かな花木が空間を華やかにしていました。

「はなき」では、岡さんが産地や消費者ごとの個性を把握して市場から仕入れた花木のほか自社農園で促成した新鮮な状態の花木でウェディングはもちろん、フラワーアレンジギフト・仏花・観葉植物・ディスプレイ用のフラワーアートや生花の花材など幅広く扱っています。冠婚葬祭や祝い花などを主軸に、地域の花屋として日常に寄り添いお客様の想いを大切に表現した花を提案してきました。しかし、地方の過疎化や少子高齢化も相まって仏花が売り上げの大きい一端を担うようになり、自宅を彩る日常の花や想いを相手に届けるギフトをお買い求めになるお客様が減っていることが最近の悩みです。そして、この問題は地方の小さな花屋だけの問題ではありません。近年花木産業は日本全体で縮小傾向にあるのをご存知ですか?バブル期以降、日本全国で花木の総売上は驚愕の48%減!売り上げ48%減に対して、全国の花屋店舗数は2万〜2万4000千で安定しており、閉店数と開店数が均衡していることが読み取れます。なんと、新規創業の花屋の70%近くが約2年で閉店していると言われています。花=贅沢品、嗜好品というイメージが強く、消費行動の優先順位が低いことから業界内では「若年層の花木離れ」も深刻な課題となっています。



《このインターンシッププロジェクトについて》
このインターンシッププロジェクトで成果を出したいポイントは、「はなきで花を買うことのサービスや付加価値の解像度を上げること」「日常の花・ギフトを求めるお客様の増加につながる提案をすること」そして、なにより「アフターコロナ / WITHコロナの世界で花屋が提供できる価値を考える」の3点です。バブル期以降の年々の売上減に加えて、コロナウェイルスの影響で、お花の流通量や生産者さんの出荷率も下がっていて、フラワーロスも問題になっている今。地域のお花屋さんにできることは?まずは、リサーチやヒアリングで得た情報から仮説を立て、はなきらしいサービスを企画。付加価値を感じていただける人・花木を日常の中で愛でる人を増やすための提案を実践・分析します!

①花屋・はなき を知る
まずは、花屋という業態や提供できるサービスをしっかりリサーチし、「はなき」らしさを追求します。

②顧客の購買行動に関するヒアリングリサーチ
自宅用の花、だれかに贈る花、供える花…花にはかならず買う理由や贈る理由があります。「お客様の気持ちを表現する」「シーンやシチュエーションに沿って提案する」などお客様のニーズやストーリーを大事に創作するはなきならではのサービスとは?を追求し、日常をゆたかにする提案を行うため、リサーチは特に徹底し仮説の根拠となる情報を集める必要があります。

③仮説の組み立て
ゆたかな気持ちで花を手に取る人を増やすために、質の高い購買時間をお客様に感じていただくべく仮説を立てます。既成概念や「こうあるべき」「今までこうだった」という一般常識から外れ、はなきが目指すヴィジョンを実現することで生まれそうな影響や価値に着目する視点が求められます。

④実践、分析
お客様への提案を実践し、アプローチ / アクション(仮説)が有効そうかを実験します。①〜④までの実践の結果を分析し、企業へ再提案をおこないます。


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《これから目指したいヴィジョン》
花はスーパーやホームセンター・産直市場、インターネットでも気軽に手に入る時代ですが、花の専門店だからこそ提供できる価値があると「はなき」は考えます。これからの時代は物質的な面から数量的にとらわれるのではなく、精神的な豊さや満足度を含めて質的に捉えることが重要になってくるのではないでしょうか?花には、必ず買う理由や贈る理由、供える理由があります。最近ではQOL(クオリティオブライフ)という言葉もメジャーになってきましたが、ちょっと疲れた時に豊かさを感じたいとき。日頃の感謝を伝えたいとき。ねぎらいの気持ちを表現したい時。花屋だからこそできる、お客様の気持ちを大切にしたシチュエーションやシーンに寄り添う提案で、これからも日常を豊かに彩る花屋であり続けたいと願っています。そして、「はなき」の取り組みによっって花木を日常で愛でる人が1人でも増えていく地域をめざしていきます。


【ープロジェクトの特徴 】このインターンは合同会社巻組が企画する「東北クリエイティブ アカデミー」の一環として行います。「東北クリエイティブ アカデミー」では複数の企業の実施時期をプロジェクト時期を他の石巻で行うプロジェクトと同時期に行い、オンライン上で他のインターン生や過去にインターンを経験したOBOGと切磋琢磨できる環境を用意します。
情勢を踏まえ、基本的には「オンライン」でのインターンシップを実施します。
オンラインツールを活用したリモート中心の活動となります。ZOOMを使ったミーティングや、Slackを使ったコミュニケーションを軸に、受け入れ企業やほかのチームのインターン生との交流の機会や、研修の機会もご用意しています。また、現在時期は未定ですが移動制限の解除に伴い、現地での活動についても調整できればとおもっています。
また、このインターンは合同会社巻組が企画する「東北クリエイティブ アカデミー」のうちの1プロジェクトです。「東北クリエイティブ アカデミー」では他の複数プロジェクトも石巻ブロックとしてプロジェクトを同時期に進めているため、オンライン上で他のインターン生や過去にインターンを経験したOBOGと切磋琢磨できる環境を用意します。

《オンライン予定コンテンツ》
・オリエンテーション
・独自のインターンシップ研修
・コーディネーター相談 / OBOGとの相談
・報告会
・仮想シェアオフィスでのワーク 等


またこのプロジェクトでは、↓のようなプロセスを非常に大事にしています。
①物事を「そもそも何なのか」と言う起点から思考すること
②「観察・理解・分析」の部分からしっかりとコミットし根拠を元に仮説を立てること
③正解のない問いに対してより深く本質的に思考すること
④どのような状態になったら「幸せ」なのかを軸にすること
⑤自分自身が感じるモヤモヤ感や問題意識をプロジェクトにリンクさせること

これらの思考プロセスを通して、クリエイティブな成果を目指します。正解はありません(正解を目指しません。)が、プロジェクトを通して生まれた成果が社会的にどんな価値があるのかについて徹底的に考えます!



【ー宮城県石巻市ってどんなところ? 】
三陸海岸の最南端に位置する漁港の街です。震災前、石巻漁港は全国2位の水揚げ量を誇っていました。ところが、東日本大震災時は震源に一番近い街であったため、津波により甚大な被害を受けました。
一方で、復興のために役に立ちたいと、震災後、のべ30万人以上のボランティアが駆けつけた地域でもあります。その後、ボランティアをきっけとした移住者が定着し、全国でも先進的なソーシャルビジネスがたくさん生まれた街でもあります。
津波で被害をうけた事業者も、震災前とは別の方法で事業を拡大することを考え、新しいネットワークやさまざまな先進的な取り組みが生まれています。世代や事業規模の大小を問わず革新的なベンチャーマインドをもった経営者がたくさん活動している街だといえます。




【お試しプログラムの実施】ー事前に、気軽に石巻を体験する「石巻流学」ー
インターン活動が始まる前6月中旬~、石巻の挑戦者達からその流儀を学ぶ「石巻流学」もオンラインで実施予定です。

このイベントだけの参加もOKですので、インターンや石巻に興味を持ちましたらまずは気軽にこちらにのイベントからでも、参加を待っています。

※イベントの詳細は巻組のFacebook・HPで順次公開予定です
巻組Facebookページ https://www.facebook.com/makigumi

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ ものづくり小売り・流通
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 なし
活動内容 このインターンは合同会社巻組が企画する「東北クリエイティブ アカデミー」の一環として行います。「東北クリエイティブ アカデミー」では他の複数プロジェクトも石巻ブロックとしてプロジェクトを同時期に進めているため、オンライン上で他のインターン生や過去にインターンを経験したOBOGと切磋琢磨できる環境を用意します。

《インターンのゴール》
①「はなきで花を買うことのサービスや付加価値の解像度を上げること」
②「日常の花・ギフトを求めるお客様の増加につながる提案をすること」
③アフターコロナ / WITHコロナの世界で花屋が提供できる価値を考え、効果観測すること
①〜③の③点を、仮説検証し結果を元に持続可能な形で提案すること。

《目的》
1.花育
2.ギフト / アレンジメント のサービス強化
3.花による顧客のQOL向上

【STEP1】
はなきや花業界について理解を深め、「はなきらしさ」を言語化する
全国の事例をリサーチする
アイディアブレスト

【STEP2】
企画の作成/提案

【STEP3】
企画のブラッシュアップ
sns等を通じて提案 / 販売

【STEP4】
・ブラッシュアップ
・効果検証
・結果の分析
・持続可能なアプローチの提案
期待する成果 ・顧客へのヒアリングリサーチに基づいた提案、実践、分析
・インターンシッププロジェクトを通した「フラワーギフト / アレンジ」のサービス向上・顧客満足度向上
・インターンシッププロジェクトを通して既存サービスの付加価値が言語化されること
・花木/花屋の魅力を掘り下げ、アフター コロナの花屋のあり方を考え言語化すること
得られる経験 ・常務取締役の右腕として小売店舗でのサービス改善に関わる経験
・サービスの企画〜実践〜分析まで行う経験
・花屋という職業の価値の解像度を高める経験
対象となる人 ・在学中・または休学中の大学生
・メールやオンライン会議などにこまめに返信できる方
・自身のパソコンがあり、自宅にネット環境がある方
・花木が好きな人
・人の背景やストーリーに共感できる人
・豊かな暮らしを考えたい人
・消費行動や顧客サービスに興味のある人
活動条件 活動期間:2020年9月~11月までの約2か月間
活動頻度:週3~4日程度(1日あたり2~5時間程度)
※新型コロナウイルスの影響で、授業期間が8月まで延びているケースがあると思います。授業との両立は可能ですので、ご相談ください。

【このインターンは合同会社巻組が企画する「東北クリエイティブ アカデミー」のうちの1プログラムです。】
「東北クリエイティブ アカデミー」は復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」「復興・創生インターン」として受託を受け実施しています。
活動場所 ・zoomなどを使ったオンライン
*ご自宅の住所は問いません。全国どこからでも、パソコンとネット環境があれば参加できます
*移動制限の解除に伴い、希望者には現地での活動も調整できればとおもいます。

私たちはこんなチームです!

花や木を思いやり、愛する気持ちを大事にする。それが「はなき」です。

「はなき」はお花や草木を愛するお客さまが、どんな気持ち・どんな想いでお花を探しているのかを一番大切にしている花屋です。

はなきが花やデザインで重要視すること、それは良質な花を華麗に彩る技術や流行を取り入れることはもちろんですが、シチュエーションやシーンにもっとも合う花、デザインとは…?を一番に考えることです。贈り物は「花」を贈るのではなく、「気持ち」を贈るものと考えています。日頃の感謝の気持ち、祝福の気持ち、労いの気持ち・・・。はなきは、お客様の贈りたい「気持ち」を汲み取り、その気持ちを表現する一番の花をご提案します。

受け入れ企業からのメッセージ

専務/岡泰史

インターン生の皆さんこんにちは。皆さんはお花を購入したことがありますか?お花を使う・贈るシーンというのは、人生の中でも大事な場面で使うことの多い商品です。故人の最期を彩る場面、ウェディングでお二人を華やかに彩る場面、卒業や送別などお別れの場面、発表会や表彰される際の記念など、贈られる方贈る方にとっても非常に大事な場面なことが多いです。だからこそ想いを届ける商品だと思っています。
花屋業界はバブル以降売り上げが大幅に低迷し使用頻度が激減したにも関わらず、今日ではホームセンターなど専門店でないところで安価に購入でき、またインターネットでも簡単に購入できる時代になりました。しかし私は近所の花屋でお花を購入するからこそ鮮度が良く長く楽しんで頂けるからこそ、お花の魅力を一番に感じていただいけると考えます。はなきは専門店としてそのシーンにあったお花を選び、そのシーンにあった商品を提供できる花屋でありたいと考えています。
インターン生の皆さんには専門店としての花屋の魅力や価値を一緒に引き出して頂き、顧客の皆様にもその価値を伝えられるように取り組んでい頂きたいと考えています。
短い期間ではありますが一緒に花屋の価値を見出しましょう!

[プロフィール]
石巻にあるフラワーガーデンはなきのフローリスト。
大学卒業後東京の有名花店で6年間修行しウェディング装花を中心にディスプレイ装花などを勉強する。
震災をきっかけに2012年より石巻に戻りはなきのフローリストとして働き始める一方、嫌いだったまちを好きなまちに替えるチャンスと考え、まちづくりにも積極的に参画する。「石巻ウェディング」というウェディングプロデュースチームで得意とするウェディング装花も担当する。

団体概要

設立 昭和57年1月
代表者名 岡 静男
従業員数 14人
資本金 3000万円
WEB http://hanaki-f.com/
住所 宮城県石巻市中里5-2-4