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インターンシップを探す時間・空間・背景を超えて関わる全員が活躍できる仕組みをデザインし、新しい参加型モデルを発展させてください!


福島県

時間・空間・背景を超えて関わる全員が活躍できる仕組みをデザインし、新しい参加型モデルを発展させてください!

一般社団法人ふるさとと心を守る友の会

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

背景・場所・時間を超えた、誰もが活躍できるシステムを創りませんか?

福島県大熊町のもーもープロジェクトを応援する方々が、どのような環境でも参加でき、満足できる新しい仕組みをデザインしてください。未利用資源を活用し、エコで楽しい未来の地域保全モデルを目指しています。

このプロジェクトについて

【人・動物・その他自然が生き生き輝く地域保全モデル】に力を貸してください。

・福島県双葉郡大熊町の帰還困難区域にあるもーもーガーデンで、被災牛を生かして地域のエコ草刈りを実施しています。

・福島県双葉郡の帰還困難区域では、2011年の大震災による原発事故で住民が避難を余儀なくされ、現在も帰還が果たせていません。
・この地域で、震災後を生き延びて飼い主を探してさまよっていた牛たちを集めて、農地保全という仕事を与え、荒れてしまった地域の景観や環境を回復する活動を続けてきました。
(※牛が食べる草の放射能度は人間の食品安全基準の100Bq/kgを大きく下回っています。)

●人が避難した農地は、生い茂る草木のやぶに覆われて年々荒れていきましたが、人の代わりに牛たちが、その圧倒的な食欲を活かして農地の草木をペロリと平らげ、スッキリとした景観を回復、山林化を防止しています。熊や猪等の野生動物や病害虫の繁殖抑制、火災や犯罪の予防、減災にも効果があります。

●農地所有者の住民は、避難先を転々とする中で、年を重ね、体調を崩したり、足腰を痛めたりし、以前のような完全な独力での農地保全は困難ですが、今は牛が保全作業をやってくれるので、それぞれにできる形で自主的に参加しています。(牧柵設置、グッズ作り、給餌、冬の餌代寄付、資材・機材提供等)

●様々な背景の方が関わり、協力してプロジェクトを進めています。
・居住地/出身地(地元の方、周辺自治体の方、避難先の方、その他福島県の方、県外の方、海外の方)
・立場(帰還された方/帰還できない方、除染、区域、放射能、中間貯蔵施設、復興等での違いを超えて)
・その他(高齢者~若者、障がい者、女性、パソコンNGな方、肉体労働苦手な方等)

このような様々な方が誰でも参加でき、活躍できるようにするための仕組み化に協力していただけたら嬉しいです。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 農林水産・6次産業起業・経営支援
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 1000名~気持ちを生かせるシステム
【ステップ1】理解
まずは、もーもーガーデンの現場を見学後、現場以外のバックサポート状況を把握し、もーもープロジェクト全体を理解してください。
【ステップ2】分析
もーもープロジェクトが発展するために必要だと思うことを整理してください。
(例)
・現行の里親制度、サポーター制度の効率化
・イベントやバーチャルツアー、インバウンド、広報等の企画
【ステップ3】解決策
それに対して、応援団全員が力を発揮できる体制を考えてください。
(※関わり方は、固定概念に囚われない、柔軟なアイディアも大歓迎です。)
・時間(期間・時間・頻度・時間帯等)
・居住地/出身地(地権者、地区民、町民、双葉郡、福島県、日本、海外)
・背景(経験・能力・年齢・ライフステージ・仕事・体力・家庭・性別・IT・障がい・特性等)
【ステップ4】仕組み化
持続的に運営できるように、その体制を整備してください。
・可視化・細分化/共有化・効率化
・オペレーションガイド作成(マニュアル化)
・プラットフォーム構築

永続的に発展可能な総活躍システムをデザインしてください。
期待する成果 最適解を出すために考え抜くこと
得られる経験 ・正確な分析による改善策の提案
・インクルーシブな組織作りへの貢献
・フレキシブルな関わり方の企画
・運営の可視化・効率化・マッチング・マネジメント・組織化・仕組み化
・農業/環境分野での知見
・課題先進地での取り組みへの貢献
対象となる人 ・課題解決に意欲のある方(新旧両面の+と-を見ることができ、良いとこ取りができないか考えられる方、別の発想で新しい方法を生み出そうとする柔軟な方)
・物事の効率化が好きな方
・時間/空間の範囲を広げて体系的に考えたい方
・柔軟な関わり方/働き方を創意工夫をしてみたい方
・農業や環境に関心のある方
・地方の少子高齢化、過疎化、耕作放棄地/荒廃農地急増に関心のある方
活動条件 【活動期間】2020年2月13日~3月12日
【勤務頻度】期間中 週5日以上 (その他、業務時間外に毎週研修があります)
【勤務時間】9:00〜18:00 (日によって変則となります。原則8時間以内です)

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・東北内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)が支給されます。
・宿泊場所は現地で準備しております。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。
・活動支援金25,000円を活動初日にお渡しします。
※活動支援金は「いわきアカデミア協議会」から提供されます。
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:佐々木、武田 連絡先:03-6262-6340)、プログラムの内容については各担当コーディネート団体までお問い合わせください。
活動場所 拠点:福島県いわき市、双葉郡楢葉町
フィールドワーク:双葉郡大熊町もーもーガーデン、農家宅等
事前課題 ①地域、もーもーガーデン、農業、環境について基本情報の把握
②短期的/長期的課題と解決策提案
③インターンでできることの整理

私たちはこんなチームです!

「もー(牛)が、MOW(草刈り)する、人・動物・自然がハッピーになる保全空間」

原発事故によって避難を余儀なくされた福島県双葉郡大熊町で、取り残された被災牛たちを生かし、その自然の習性を活用して、草刈りのお仕事をしてもらってきました。草をお腹一杯食べてもらうことで、餌代を浮かす一方、人の草刈りの手間を省き、そのままだと山林化してしまう農地を回復させ、地域の景観美化や環境保全などにつなげています。
これまでの実績から、野生動物と病害虫の大繁殖の抑制、火災の防止、不法投棄等犯罪の抑止の効果も確認されています。
人・動物・その他自然、それぞれが共存共栄できる循環モデルです。

最初は田んぼ1枚分の面積からスタートしましたが、毎年拡張を重ね、2013年から2019年までに大熊町野上地区の田んぼや畑、キウイの果樹園やお庭など、計7.5ヘクタールの保全を行いました。
2018年に里親制度&サポーター制度をスタートさせ、地元住民だけでなく、双葉郡、その周辺の自治体、福島県、全国からの応援が大きく集まりました。
2019年秋からは、より持続可能な仕組みを目指して、草刈りをし、その刈った草を丸めて牛の餌を作るのに必要な農機を購入し、「牛の冬の餌を自給自足」しつつ「より広い範囲の農地保全」を実施しています。

第5期ふくしま復興塾最終発表会グランプリ受賞
第5回日本トルコ文化交流会「日本復興の光大賞」大賞受賞
テレビやラジオ、新聞、雑誌等で取り上げられています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表理事/谷 咲月

はじめまして。ふるさとと心を守る友の会の谷と申します。
最近「エコ草刈り」という言葉を耳にしたことはありませんか?
ヤギや羊が活躍していますが、実は牛も昔から広大な土地を保全してきました。
弊会の草刈り隊は震災後からですが、現在も日々草刈りに精を出し、木を根っこから倒し、肥料を落とし、木を土に還し、農地を回復させて大活躍しています。
それを支えるもーもー応援団も、どんどん増え続け、最近一気に多くなりました。
是非お一人お一人がそれぞれの形で関われる、満足度の高い仕組み作りにご協力ください~
1か月は、多くのことをインプットし、アウトプットできる期間だと思います。
是非皆さんの将来にも役立つものをこのインターンで得ていただけたらと願います。

団体概要

設立 平成24年8月9日
代表者名 谷 咲月
従業員数 5名
WEB http://moomowgarden.org/
住所 福島県双葉郡大熊町大字野上字姥神地内