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宮城県

サメの町気仙沼を取り戻す、「世界一小さなサメの博物館」の立ち上げ!

株式会社石渡商店

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

文化歴史を可視化し地域に欠かせないサメ文化を後世に伝える第1歩を!

町の中心産業であり文化的象徴でもあるサメの歴史を紐解き、わかりやすく可視化することを通して、気仙沼の水産業の復興に寄与することが、このプロジェクトの目的です。

このプロジェクトについて

<特徴1>基幹産業の復興が町の活力
東日本大震災によって大きな被害を受けた宮城県気仙沼市。家、学校、公共施設、インフラなど様々な被害が出来ましたが、取り分け大きな被害を受けたのが基幹産業であった漁業でした。ほとんどの設備が沿岸部にあったために、未だに復興がままならない会社が多くあります。それ以外の配送や梱包、資材などを扱っている周辺産業も、ようやく立ち直りの兆しが出始めた、そんな難しい状態にあります。
震災前からとても豊富な水産資源に恵まれていた気仙沼ですが、その中でも有名なものが、高級食材で知られるふかひれであり、サメを活用した産業です。サメを通して、もう一度気仙沼の魅力を発信し、気仙沼の漁業復興に寄与する。それが今回のインターンシップのゴールです。

<特徴2>困難な社会環境を乗り越える
現在、社会的にみても、ふかひれ業者はとても難しい局面に立たされています。誇りをもってサメの有効活用をしているにもかかわらずワシントン条約締結後、世界的にサメの漁獲や、ふかひれの輸出入に対しての風当たりが非常に厳しくなっています。
しかし、気仙沼とサメに関する情報、特に資源管理や気仙沼におけるサメの活用についての情報が、ほとんど正確に行き届いてないもの事実です。気仙沼のふかひれ、そして広く漁業に関しての情報をしっかりと市内外へ届ける事で、サメ業界、ひいては漁業界全体への理解が促進される事につながると考えています。
同時に、サメ文化をしっかりと見直すことは、そのまま気仙沼の生活文化を紐解くことになり、地域のアイデンティーを改めて見直す機会になります。

<特徴3>挑戦のアイデンティティーを受け継ぐ若き3代目
石渡商店の専務取締役、石渡久師さんは石渡商店の3代目。初代であるお祖父様は、元々横浜で食品の研究者として働いていました。たまたま訪れた気仙沼で、当時は有効に活用されていなかったふかひれを市場で見つけて、それを販売しようと思い立ちます。ゼロから挑戦で、試行錯誤を重ねながら、ついに石渡商店独自のふかひれ加工技術を生み出し、会社を大きくしてきました。何も無いところから新しい価値を創造していく、その血を受け継いだ久師さん、温和な笑顔と内に秘めた闘志で、現在新たな挑戦をどんどんと仕掛けています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 農林水産・6次産業PR・メディア
職種 マーケティング・広報デザイン
活動支援金 あり
活動内容 会社敷地内に立ち上げる、「世界一小さなサメの博物館」の内部に展示するコンテンツやレイアウトを考える!

●STEP0【事前準備】博物館に展示するコンテンツのイメージを膨らませる
事前課題や事前の打ち合わせを実施し、気仙沼に入る前にイメージを膨らませておきます。
(事前課題の詳しい内容についてはインターン開始前にお伝えします)

●STEP1【開始〜1週目】通常業務を経験+サメ文化の情報を集める
工場にて製造業務や、事務作業等の通常業務を経験し、石渡商店に対しての理解を深めてもらいます。平行して、前回インターン生が作成した「サメ・フカヒレの歴史」を読み込み、また補足資料などを読みながら、サメの歴史についての理解を深めて頂きます。また、事前課題などを踏まえて、レイアウトのイメージをいったん洗い出し、社内で議論を進めます。

●STEP2【2週目〜3週目】コンテンツ作成
手元にある情報を元に、情報を届けたい相手、シチュエーションを踏まえてどんな媒体にしていくべきかを検討し、企画案にまとめて頂きます。また平行して、具体的に切り出す情報を整理し、実際に展示する内容を決めてデザイン等に落としていきます。

●STEP3【4週目〜5週目】コンテンツ作成+レイアウト
引き続き、時間が許す限りコンテンツを作成し、全体のイメージやレイアウトを具現化していきます。

「実施にあたって」
本プロジェクトで目指す「世界一小さなサメの博物館」については、ハード整備やコンテンツ量などにより、今回のインターンシップ期間内で完成しない可能性があります。中長期を見据えて実施していくことを想定しており、これまで参加してくれた過去のインターン生が作ってくれた土台の上に、プロジェクトを推進していくことになります。
その点をご理解頂いた上で仲間になって頂けると幸いです。

「世界一小さなサメの博物館」については、下記写真をイメージしています(参考)。
期待する成果 これまでのインターン生がまとめた情報をもとに、「世界一小さなサメの博物館」立ち上げに向けた第一歩をつくる!

「サメ・フカヒレの歴史」(第1期インターン生作)
https://drive.google.com/file/d/1CZF6zv9JnAe33oa6O9SmmfEhn7ze2rgQ/view?usp=sharing

「いただきますができるまで~気仙沼×サメ~」(第2期インターン生作)
http://www.ishiwatashoten.co.jp/kesennumasame_20190315.pdf
得られる経験 ・情報収集および編集するスキルが身に付く
・わかりにくいものを、よりわかりやすい形に咀嚼して世の中に出すという経験ができる
・広く水産業についての業界知識、肌感覚を得られる
対象となる人 ・文字を書いたり、人に伝えることが好きな人
・色々なことに興味関心を持て、どんどん質問していける人
・地域の産業について興味がある人、そのフィールドで学んでみたいと思う人
活動条件 <期間>
・2020年2月9日〜3月14日
※基本は上記期間で実施しますが、どうしても日程が合わない場合は別途ご相談ください。

<研修内容>
【頻度】
週5~6日

【研修時間】
8:30~17:00(※基本はこれですが、実際は日によって様々です。)

【宿泊】
気仙沼市周辺での宿泊・滞在が必須
活動場所 気仙沼市内 石渡商店の事務所など
事前課題 あり

私たちはこんなチームです!

伝統と革新を体現する水産企業

サメの水揚げ日本一を誇る宮城県気仙沼の地で昭和32年に創業。これまでの54年間、ふかひれ専門店として市場での買い付けから、一般消費者様へ商品をお届けするまで製造加工販売を行っております。
フカヒレスープやフカヒレラーメン。さらにお寿司のネタとフカヒレは、私たちの食の世界ではすっかりお馴染みのものになってきました。そうした食文化の発展に一役かってきたのではないかという自負はありますし、今後ともフカヒレの食文化を次代に受け継いで行かなければと思っています。今は、環境や海洋資源に対して厳しい目をむけられる時代ですので、無駄なく、有意義な活用法に関してはこれからも研究・開発していかなければならないと考えております。

私ども商品は、田中角栄首相時代に中国からの来賓を迎えた晩餐会のメニューにも使って頂いたり、天皇即位の晩餐会の茶碗蒸しにも使って頂いておりますので品質に関しては自信を持っておりこれからも品質を落とさないようにしていきたいと考えております。

受け入れ企業からのメッセージ

専務取締役/石渡 久師

ふかひれという食材を通じお客様により喜んで頂けるもの、より使いやすく、より安心してご利用頂ける商品作りを信念に抱え、ふかひれ加工一筋の集積した技術力と近代の衛生設備にて作り上げる素材をお届けし、お客様の笑顔を1つでも多く作ることが私たちの仕事です。歴史を進化させながらもお客様により喜んで頂ける事を考え続け石渡商店は邁進していきたいと思います。

[プロフィール]
専務取締役 石渡久師 (37歳)
・気仙沼市立気仙沼中学校卒
・宮城県立柴田高校卒
・全日本ウインタースポーツ専門学校
・株式会社石渡商店入社【工場長を経て専務取締役】
妻、子供【3人】

団体概要

設立 昭和32年4月
代表者名 石渡正師
従業員数 30名
WEB http://www.ishiwatashoten.co.jp/
住所 宮城県気仙沼市松崎柳沢228-107