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宮城県

【イケメン移住農家の挑戦】農業の面白さを伝え、人が人を呼ぶ体験農業の企画をつくれ!

株式会社畑楽

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

野菜だけじゃなく、体験を売る!

野菜の生産現場を知っていますか?
東京ドームよりも広い土地で、農業をやっています。
東北の被災地で頑張る農家さんをPRするプロデューサー募集!

このプロジェクトについて

<きっかけは東日本大震災>
宮城県山元町(やまもとちょう)の沿岸で畑を耕し続ける内藤靖人(やすひと)さん。
今、耕している土地は津波の浸水した土地です。

内藤さんと山元町の接点は2011年の東日本大震災でした。
震災ボランティアとして埼玉から通い続けるうちに、山元町で多くの方々と出会いました。やがて、人口が4000人も減少した山元町に人を呼び込みたいと考えるようになりました。

2013年、一念発起して山元町に移住しました。
しかも、全く未経験の農業分野に飛び込みました。
なぜ農業だったのか?
1)津波で浸水した土地を有効活用できる。
2)後継者不足などで地域の課題になっている。
そんな理由の他に、内藤さんにとって農業は「その地域の特徴を表す」もの、そして、「農産物はその地域の土、水、空気、気候、人の成果物である」という信念がありました。

<ゼロからのスタート>
内藤さんは、まず農業を学ぶことから始めました。
農業は自然と密接な仕事です。そのため、天候に左右されたり、雑草や害虫、病気などたくさんの障害があります。

農業1年生の内藤さんも、多くの先輩農家と同じようにたくさんの失敗を重ねました。苗が害虫に食べられたり、肥料不足で作物が大きくならなかったりなど、たくさんの試行錯誤を繰り返しました。そんな状況に直面しながらも常に前向きに、そして学びながら農業を続けています。

<人とのつながり>
内藤さんの周囲には、常に多くの方がいます。例えば、内藤さんが生産したにんにくを知ってもらいたいと、山元町のケーキ店のオーナーが季節限定のキッシュをつくり、人気商品となりました。

また、長い時間をかけて内藤さんの作業を手伝いに来てくれるボランティアの方もいます。さらに、アメリカの実業家が内藤さんの活動を支援しようと資金援助を行うなど、多くのつながりが内藤さんを支えています。

<これから>
内藤さんの目下の課題は、山元町で農業を始めた原点「多くの人に山元町の畑を訪れて欲しい」ということです。そして、野菜だけでなく‥農業体験を売りたいと考えています。

その第1歩として、2019年夏には大学生インターン2名が体験農業の企画を作成し、試験的に体験イベントを開催しました。それを踏まえ、2020年夏からの体験イベントを本格的に実施したいと考えています。
そのためには、この冬に、前回の体験イベントの内容や実施で見えてきた課題を捉え、本格実施のための具体の企画・体制・スケジュールをつくる必要があります。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域農林水産・6次産業
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 内藤さんが農業を始めた原点「多くの人に山元町の畑を訪れて欲しい」という想いを念頭に、「農業体験」が本格実施に移れる企画、スケジュール、体制を作って下さい!そして、後任にバトンタッチできる仕組みを残して下さい。
※内藤さんはめちゃくちゃ忙しいので、要点を押さえた打合せと作業になります。ぜひ、皆さんの力で忙しい内藤さんの仕事を少しでも減らせる仕組みをつくって下さい。

【1週目】「知る」
1)代表の内藤さんとの対話から、発信したくなるような畑楽の魅力、農業の魅力を見出して下さい。内藤さんの言葉の1つ1つに考えるヒントが隠れているはずです。
2)内藤さんの周囲の方にインタビューをして、外から見た畑楽のイメージを聞き出して下さい。
3)2019年インターンで試験的に実施した体験イベントの現状と、内藤さんの実現したいイメージ、条件を捉えてください。
(※2019夏のインターンOBにも、インタビューしながら進めてください。)

【2週目】「まとめる」
1)とらえた現状と将来像を踏まえ、売り出す農業体験を提案して下さい。
2)本格実施に必要な条件(開催のスケジュール、対象、集客方法、必要な野菜や単価などを)割り出して下さい

【3週目】「体制をつくる」
1)企画が実際に動き出せるように、協力してくれる人や団体を巻き込んで下さい
2)山元町に人を呼び込んでいる団体との協働体制をつくって下さい

【4週目】「実施・提案する」
これまでの成果を取りまとめて、内藤さんや畑楽の皆さん、関係団体のみなさんに提案し、引き継いで下さい。
※インターン受け入れ先や、地元の自治体や企業が参加する成果報告会があります。
期待する成果 2020年夏から実際に動き出せる体験農業の企画と体制、スケジュールを完成させて下さい。
得られる経験 ・リアルな農業の現場に触れる
・地域で暮らす様々な人達との出会いから多様性を知る
・自ら考えたことが「かたち」として現場に反映される経験
・正解の無い分野に対して、自分なりの答えを見出す経験
対象となる人 ・農業の実際の現場に触れたい人
・これまでの学びを現場で活かしたい人
・これからの働き方をじっくり考えたい人
・話を聞き、自らの頭で考えた上で実際に行動できる人
活動条件 【活動期間】
2020年2月~約4週間、現地に滞在して頂きます。
※開始日は相談の上で決定しますので、どうしても外せない予定があるなど、不明な点については遠慮なくご相談ください。

【活動時間】
活動条件については、受け入れ先と面談の上で決定します(カレンダー通りの休日にはならない場合があります)。

【必須事項】
複数のインターンプロジェクトとの集合研修があります。

【補助】
自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
宿泊場所は現地で準備しており、宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。

※このインターンは復興庁の「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・和田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人ふらっとーほく(担当:阿部、連絡先:info@flatohoku.jp)まで気軽にお問い合わせください。
活動場所 宮城県亘理(わたり)郡山元町

私たちはこんなチームです!

畑で楽しく働く!

1.人も町も社会も元気にする農業
私たちはここ宮城県山元町で元気になる野菜を作ることで、町の方はもちろん、全国のお客様により豊かな生活を送っていただく一助になれればと考えています。『人が元気であればその人のいる町も社会も元気になっていく』この発想は東日本大震災後の山元町で生活している中で生まれました。

大きな災害から立ち直り徐々に元気になっていく人々と、それに準じて町全体で復活し活発になっていくお祭りや市民活動。元気があればなんでもできる。元気があれば災害から立ち直り前に進むこともできる。元気があれば。それならば私たちは元気をお客様に提供できる存在になりたい。そう考えて事業を進めていきます。


2.農業の担う役割・チカラを大切にする
農業はその町の特徴を表すものといえます。農産物はその町の土、水、空気、気候、人の成果物です。

おいしい野菜、健康になれる野菜、美しい野菜、珍しい野菜、作り方が楽しい野菜。私たちはそういった特色のある野菜を生産し提供することで山元町のPRをしながらお客様にも楽しんでいただき、ひいては元気になるきっかけを提供したいと考えています。


3.人の集まる農園
農業は今現在の日本国内では就労者数が減少の一途を辿る中、高齢化の進行、担い手不足、耕作放棄地の増加等様々な課題を抱えています。それに伴い農村地域と呼ばれる市町村でも同様の課題を抱えています。

このことは発想を変えれば若者が農業を始めやすいタイミングであると捉えることができ、また就農希望者を農村地域が受け入れる好機でもあると考えました。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/内藤靖人

皆さんこんにちは!

畑楽代表の内藤と申します。
海の無い埼玉県から宮城県山元町に移住し、海の側で農地を耕しています。

今年から東京ドーム一個分よりちょっと広い畑で、白や緑色のナス、ひょうたん型のカボチャ、田んぼで作る野菜のマコモタケなど少し変わった野菜を作っています。有機栽培の準備も始めました。

「ピンチはチャンス」という言葉があります。
災害を受け、人が減っていく地方で、食の根幹である農業を通して出来る事の可能性をぜひ感じて下さい。

面白い発想ができる人には特にチャンスのある業界ですよ。

[プロフィール]
1985年生まれ。埼玉県出身。大学卒業後、埼玉トヨタ自動車の営業職に就く。その後、転職し営業活動をしている時に東日本大震災が発生。その月に退職し、宮城県山元町で復旧作業ボランティア活動に従事。​2年間は東京での仕事とボランティア活動を行なっていたが、2013年宮城県山元町に移住し農家に。人口流出してしまった町で未経験から農家として成功する事で新規就農希望者を町に誘致しようと目論む。現在は1.2haの広さの畑でにんにくやマコモダケなどを生産している。​学生時代のあだ名はAD。

団体概要

設立 2019年
代表者名 内藤靖人
従業員数 1名
WEB https://www.naitofarm-yamamoto.com/