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インターンシップを探す避難指示解除から3年。Jヴィレッジ再開による新しい人の流れを地域に波及させよ!


福島県

避難指示解除から3年。Jヴィレッジ再開による新しい人の流れを地域に波及させよ!

木戸の小料理 結のはじまり

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

サッカー練習場の聖地Jヴィレッジが再開。近接する当店にできること

Jヴィレッジを目的に訪れる人々は、もしかしたらその中だけで過ごして帰ってしまうかもしれない。徒歩3分の距離にある当店が何かを仕掛けることで、もっと地域全体の魅力に足を伸ばしてもらえないだろうか?

このプロジェクトについて

■「結のはじまり」について

当店が位置する福島県浜通り地域には、東日本大震災以降、それまでにはその地に居なかったような様々な属性の人々が暮らし、働いています。除染のために働く人、廃炉のために働く人、暮らしや仕事の再建のために外から応援に来た人…そんなあらゆる立場の人と、地元の方々とが、少しでも接点を持ち顔の見える関係を築くきっかけを作れたら…そのような想いで2017年9月にオープンしました。
スナック的な要素を取り入れた小料理屋として、お客さまと店員との会話、隣り合ったお客さま同士の会話が自然と盛り上がり、笑い声の絶えない店です。

■「Jヴィレッジ再開」について

Jヴィレッジは福島県楢葉町の誇るサッカーのナショナルトレーニングセンターです。東日本大震災直後より、原発事故収束のための中継基地とするため営業を休止していましたが、2018年7月より本来の機能を(一部)再開する運びになりました。「サッカーの聖地」と称され数多くの大会や練習に利用されてきたJヴィレッジ。結のはじまりは徒歩3分の場所に位置するにも関わらず、実際にどのような人が、どれだけの人数、どのようなニーズを抱いてやってくるのか…最盛期を知らない女将にはまだわかりません。

■ぜひ知って欲しい地域の魅力

女将も千葉県からやってきた「ソト者」ですが、縁あって腰を据えたこの楢葉町のことが大好きです。海も山も川もある豊かな自然。ここで私を受け入れてくれた地元の方々の温かさ。食べ物の美味しさ、ありがたさ。
女将と同じく外から移住して来た仲間たちも、古民家を地域交流のスペースとして開放したり、田んぼアートを開催したりと、魅力的な活動を繰り広げています。
Jヴィレッジを目的として訪れる人々にも、ぜひこの魅力を知ってほしい!ただの「観光」ではなく、人に触れて、その場を感じて、関わってほしい。そのためにはどうしたらいいか?を一緒に考えてください。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり観光・おもてなし
職種 販売・接客リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 【活動概要】Jヴィレッジを目的に訪れる人々の動向を調査し、周辺スポットの魅力を体感してください。そして、当店が新規顧客層を獲得しつつ、人々の足を地域へ伸ばすための新たな仕組みを発明してください!

【活動詳細】
[前半]
①結のはじまりの営業中の様子を観察し、お客さまと交流し、この店の雰囲気を体感してください。
②Jヴィレッジにアポをとり、インタビューし、今後のイベント開催予定や訪れる人の動向を調査してください。
③来春完成予定の「Jヴィレッジ駅」について、調査してください。必要に応じて関係機関にアポをとりインタビューしてください。
④②と③の調査結果を、カレンダーとマップにわかりやすく落とし込んでください。
④周辺地域の魅力スポットを体感し、マップに落とし込んでください。それを人に伝える手段を模索してください。

[中間発表]
⑤9/1㈯は店の一周年記念パーティーを催します。その場で、常連のお客さまへ向けて調査報告を発表し、意見を求めてください。

[後半]
⑥いくつかの仮説に対して、テストをしてみてください。
⑦有力なアイディアに対して、どれだけの費用がかかるか算出し、そのアイディアが妥当かどうか検討してください。
期待する成果 ①新規顧客80人/月
②Jヴィレッジ→結→地域 の仕組み作り
得られる経験 ↓女将はこんなやり方で起業に至りました。不器用ではありますが、間違っていなかったと思っています。
・足で調べるマーケティング。
・めげないインタビュー。
・ニーズの深堀り
・仮説を立ててテストをしてみる。
・やる人のキャラ重視のアウトプット。

↓その他、結のはじまりに関わることで、こんなことが感じられるのではないかと思っています。
・「顔の見える地域生活」って実際どんな感じか。
・震災があったからこそ気づけた大切な何か、をあなたがどう感じるか。
対象となる人 ここまでの内容に興味のある方なら誰でも大歓迎です!どんなスキルを持っているか?というよりは、来てくれるあなたがどんなキャラクターか?に合わせて、オリジナルのアウトプットをしていただければと思っています!
活動条件 【活動期間】8月20日(月)~9月14日(金)
【活動頻度】期間中 週5日程度
【活動時間】9:00〜18:00 (日によって変則となります。原則8時間以内です)
【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。
・食事代等として1日850円の補助があります。
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・武田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。
※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人TATAKIAGE Japan(担当:小野寺、連絡先:info@tatakiage.jp)までお問い合わせください。
活動場所 結のはじまりを中心にした楢葉町周辺。
事前課題 インターネットでわかる範囲のことは見ておいてください。
・結のはじまり
・古谷かおりのフェイスブック
・楢葉町
・Jヴィレッジ
・Jヴィレッジ駅
・木戸の交民家Co-minka
・福島田んぼアートプロジェクト/楢葉

私たちはこんなチームです!

女将の笑顔と手料理でおもてなしする 楢葉町の隠れた晩酌処「結のはじまり」

「結」とは、農作業などの際に隣近所で労力を提供して助け合うことを意味しています。
私は福島県に来てからこの言葉を知ったのですが、実際に楢葉町で暮らしていると地元の方々の間に「結」の関係が根付いていて、地域内にあたたかな思いやりが循環している様子をひしひしと感じます。

「結」が、地元の方々だけでなく、この地域で働く人や新しい住人も含めて、改めてはじまるきっかけの場になれたらいいな…そんな想いを込めて店名にいたしました。

受け入れ企業からのメッセージ

女将/古谷かおり

この度のプロジェクト内容は、あなたを蟻地獄に引き込むきっかけにすぎません。ひとたび結のはじまりに関わったら、お客さまたちのことが好きになり、ここに集まる仲間たちのことが好きになり、楢葉町に滞在したくなり、離れたくなくなることでしょう。私は、この地域に根付いた「結」の精神や暮らしの作法を学び引き継ぎながら、新たな世代と共に楽しく暮らしていく術を探しています。事業化可能なプランを提案していただけたら全力で支援しますので、あなたの脳みそだけではなくて心も身体も生活も預けるような気持ちでドンと来てください。宜しくお願いします!

団体概要

設立 2017年9月1日
代表者名 古谷かおり
従業員数 4名
WEB https://www.yui-hajimari.com
住所 福島県双葉郡楢葉町山田岡小堤21-31