PROJECT INDEX

探してた面白いプロジェクトが見つかる!日本全国のインターンシップ検索サイト

インターンシップを探す地域教育の現場に飛び込め!「遊びを通じて海の暮らしを学ぶ」子ども向け自然体験プログラムを開発せよ!


宮城県

地域教育の現場に飛び込め!「遊びを通じて海の暮らしを学ぶ」子ども向け自然体験プログラムを開発せよ!

特定非営利活動法人浜わらす

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

子どもたちと海で遊ぼう!海で暮らすことを楽しもう!

震災の津波の影響で海に近づけなくなった子どもたち。
遊びを通じて海の暮らしの楽しさを知ってもらおう!
こうして始まった自然体験プログラムは今、6年目を迎えてさらなる進化が問われています。

このプロジェクトについて

<特徴1:>震災で海に近づけなくなった子どもたちに、海の素晴らしさを伝えたい。
東日本大震災で津波の被害をうけたまち、宮城県気仙沼市。
その日をきっかけに、地元の子どもたちは海に近づくことができなくなりました。

海のそばで暮らす子どもたちが、海のことを全く知らないで育っていいのだろうか?将来、この地域で暮らしていきたいと思うのだろうか?
ここに住む子どもたちには、海の恵みや楽しさ、厳しさの両方をきちんと伝えていかないといけない。
そんな思いからNPO法人浜わらすの活動は始まりました。

浜わらすのメイン事業である「あつまれ!はまわらす」プロジェクトは、【くう・とる・あそぶ】を通じて“海の暮らし”を学ぶ自然体験プログラムです。2017年度は、つりっこ大会、米の田植え、沢遊び、水難事故対応講習、かまどづくり、いかだづくり、キャンプなどなど、年間を通して活動してきました。

事故が起きても海で溺れずに助かるように、ちゃんと浮く練習をする
再び災害が起こった時に、お父さんお母さんがいなくても自分たちで食べものを作って生きていくことができるように、火をおこして料理したご飯を食べてみる

そんな「生きる力」を、”遊び”を通して子どもたちに教えています。

<特徴2:>地域に【海の暮らしを楽しむ】を体現する人を増やす。
2013年7月から地元の小学生を対象にはじめた「あつまれ!はまわらす」プロジェクトは、今年の夏で6年目を迎えます。
当時プログラムに参加していた子どもたちは小学校を卒業し、中学生や高校生になりました。今、この取り組みを小・中・高へつなげていきたいと考えています。

小学生には、遊びを通して海の暮らしを知り楽しんでもらう
中学生には、大人がどうやって“楽しい海の暮らし”を実現しているのかを教えていく
高校生には、これまでの体験や知識を土台として「この地域でやってみたい」という思いを実現できる機会を提供しサポートする
このように小学校から高校までの12年間を通して【海の暮らしを楽しむことを“体現”できる人材】を育成していきます。

そのためには、この地域に暮らす大人が“海の暮らしは楽しい”ということを体現し、その背中を子どもたちに見せていかなければいけません。「まずはその大人の1人になる!」と意気込み、代表も今、挑戦しています。浜わらすの代表を務めるかたわら、漁師の見習いとなり、毎日早朝から海へ稼ぎに出かけます。さらに趣味のサーフィンをはじめとしたレジャースポーツを楽しみ、サーフボードを手作りするほどです。
「子どもも大人も、この地域で豊かな自然の恩恵を受けながら楽しく暮らしてほしい」そんな思いが活動の根底にはあります。

<特徴3:>地域教育の現場に飛び込む!
浜わらすは3名のスタッフ(1名非常勤)でプロジェクト設計、広報、管理まで、あらゆる業務を担っています。
これまでプログラムに参加した子どもの数は100人を越えました。
参加した子どもの保護者からは、このような嬉しいお言葉をいただいています。
「外で遊ぶ場所が少ない環境で、自然を感じ、季節の遊びができることを嬉しく思います」
「すべてのことが楽しかったようで、家に帰ってきてからずっと細かく話してくれました」
浜わらすの活動は地域から必要とされています。そしてこれからもこの活動が続くためには、“いろいろな人の関わり”が大切です。

イノベーションは“人”が起こす。
新しい人が参画してその人の発想や考えが融合することによって、これまでにない斬新なアイデアが生まれます。だから今、浜わらすには外から来る若い大学生のアイデアが必要なのです。浜わらすと一緒に「海の暮らしを楽しむ人材育成」の実現に向けて、1ヶ月間挑戦してみませんか?

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくりこども・教育
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 【運営サポート】【広報活動】【プログラム開発】を通して事業を加速させる。

●STEP1【1~2週目】プログラムの運営サポート&団体・事業・地域を知る
・「あつまれ!はまわらす」プログラムの運営サポートをします。
運営サポートを通して事業理解を深めると同時に、団体の理念を理解します。
・現場で感じたことを日々記録し、広報活動やプログラム開発に必要となる素材を集めます。

●STEP2【3週目】広報物作成&新しいプログラムを立案
・プログラム運営の現場で気づいた魅力や課題を整理します。
・プログラム運営や対外広報に必要となる広報物の作成を進めます。
・新しいプログラムを立案し、社内提案をします。そして、実施に向けた打ち合わせを進めます。

●STEP3【4~5週目】立案したプログラムを実践&振り返り
・立案したプログラムを実際に実施します。
・プログラム実施後は振り返りを行い、しっかりと成果を図ります。
(子どもや保護者の声を集める、良かった点・改善点の洗い出しなど)
期待する成果 ・【運営サポート】子ども向け自然体験プログラムの運営サポート
・【広報活動】市内外の方に広く活動を知ってもらい、新規顧客獲得につながる広報物の作成
・【プログラム開発】新しい子ども向け自然体験プログラムの開発と実践
得られる経験 ・地域教育の最前線を体感することができます
・社会起業家の元で、地域活性化の考えや実践するスキルを学ぶことができます
・企画を形にする経験ができます
対象となる人 ・将来、子どもに関わることや教育の分野に携わりたいと考えている人
・人に興味をもち、積極的にコミュニケーションができる人
・現場で活動しながら即応的に考え、実践・行動できる人
・海や自然で遊ぶことが好きな人
活動条件 【インターン期間】
2018年8月中旬~9月中旬(この間の3〜5週間程度)

【頻度】
週5~6日
※応相談

【研修時間】
9:00~18:00
※基本はこの時間ですが、実際は日によって変動があります。

【宿泊】
気仙沼市周辺での宿泊・滞在が必須
活動場所 気仙沼市内 浜わらす事務所ほか
事前課題 あり

私たちはこんなチームです!

ここは津波がきたまち。海へいこう。

「浜わらす」とは気仙沼・東北の方言で「浜」の「わらす=子ども」を意味します。
津波が来たまちで、子どもたちが楽しく暮らしていく為に、自然体験や様々な世代の交流を行いながら、子どもたちが本来持つ「生きる力」を引き出す活動を行っています。

浜わらすの活動は震災後の2013年7月に始まりました。
東日本大震災の津波の影響で、海は恐ろしくて怖い存在、とても危険な存在として捉えられ、海と子どもたちの距離がどんどん遠のいてしまいました。
震災から8年が過ぎた現在も、小学校時代に海と全く関わりを持たないで育った子どもたちも少なくありません。
海の近くに住みながら、海の事を全く知らずに育っていっていいのだろうか、将来この地域で暮らして行きたいと思えるのだろうか。海は時にとても厳しい試練を我々人間に与えますが、同時に多くの恵をもたらしてくれます。
現在東北では様々な形の復興が進んでいますが、将来この地域を担う子どもたちが自然に対して畏敬の念を持ち、自然から多くの恵みや喜びを感じながら育つ事で楽しく暮らして行く事が、必要不可欠と私たちは考えています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/笠原 一城

「人生には遊びが必要」
はじめまして、NPO法人浜わらす代表笠原一城です。子どもたちからはかっさーと呼ばれています。私は海、山、川で子どもたちといつも遊んでいます。プライベートでもサーフィンやスノーボード等で自然の中で遊んでいます、たまに周りの大人たちからは、「いつも遊んでないで、仕事したら?」とか言われますけど、これが仕事です、ごめんなさい、(見えないだけでちゃんと経営してますよ!)
逆にそのような大人社会を見ていて、いつも思うのは、最近の大人社会はギスギスしていて、なんかとても窮屈、潤滑油が無い、少しの失敗も許されず、いつも緊張している。遊ぶ事が悪い事みたいなイメージ。
学校、勉強、受験に就職、いつの間にか遊ぶ事を忘れてしまって、心に遊びが無くなってしまったんだと思います。
遊びを忘れた大人が創った現代社会においては、一昔前にはどこでも見られた、こどもたちが自然の中で遊んでいる姿も見られなくなってしまいました。
私たち人間は自然との遊びの中から多くを学び、楽しい事から興味に繋がり、生きていく自信になっていくのだと思います。
だから私たちは遊びます、遊ぶ事に真剣です。今の社会に足りない遊びを一緒に創っていきましょう。そして未来に伝えましょう、人生って楽しいよってね。
好きな事を実現したい、実現するために色々学びたい、そんな人は是非当法人へお問い合わせください、NPO法人の運営を通じて好きな事の実現方法を一緒に考えられればと思います。

[プロフィール]
1979年8月13日生まれ、宮城県出身。
20歳くらいからサーフィンにのめり込み、若かりし頃は全日本大会に出場。
日本中を飛び回る。
震災を機にNGOに就職、気仙沼市を中心に緊急救援・まちづくり活動を行う。
まちづくりには地域を担う子どもたちが楽しく暮らす事が必要と感じ、平成27年にNPO法人浜わらすを設立、現在は代表を務める。

団体概要

設立 2015年8月28日
代表者名 笠原 一城
従業員数 常勤(2名)非常勤(1名)ボランティアスタッフ(7名)
WEB http://hamawarasu.org
住所 宮城県気仙沼市本吉町大森8番地3