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インターンシップを探す【企画・広報】唯一無二の花酵母で商品開発する企業と共に花による復興を!被災地が花で溢れるためのアイデアを一緒に考えてくれる学生を募集します。


福島県

【企画・広報】唯一無二の花酵母で商品開発する企業と共に花による復興を!被災地が花で溢れるためのアイデアを一緒に考えてくれる学生を募集します。

株式会社Ichido

原発事故を乗り越えたつつじや桜などの花と共に福島を発信!

唯一無二の花酵母を取り出す技術を活用して花業界に光を!商品開発だけでなく、被災者と共に花を通して、福島の魅力を発信するチャレンジプロジェクト!

このプロジェクトについて

当社の代表の渡邉は、福島県須賀川市で300年続く大桑原つつじ園に生まれました。1万株以上の花に囲まれ、幼少期から花と共に暮らしてきました。東日本大震災と福島第一原発事故だけでなく、新型コロナウィルスの影響で、来場者はピーク時の9割まで減ってしまいました。今は大分観光客は戻りつつありますが、家業だけでなく、花業界自体の課題もこの経験からより強く関ることになりました。

皆さんもご存じのとおり、花業界は、花の栽培と販売がメインとなります。花自体は食材に比べて商品としての時間が短いです。ドライフラワーやフラワーアレンジメントなどもありますが、花業界自体を支えるほどのものではありません。商品としての期間も短く、その後の活用もないため、鑑賞以外の価値が少なく、その多くが捨てられることになってしまいます。

大学時代に、他の花の活用がないか考えることを研究テーマとし、所属した研究室が世界でも数少ない花から花酵母を取り出す技術を研究するゼミでした。教授の指導を受けながら、この技術を会得することができました。最初はナデシコ酵母から始まった花酵母ですが今では40種類を越える酵母が農大の研究室で保存され、そのうち16種類が実用化がされています。

もっと花酵母を取り出すことができれば、パンや酒など酵母を必要する商品の材料として活用することができます。この活用法に取り組んでいるのは日本でも当社を含め、ごくわずかです。また、花の酵母は季節の花ごとに取り出すことができ、花ごとに様々な香りと味をもった商品を作ることができます。

どんな花でもできるようになれば、多くの花農家や花屋のビジネスモデルを変えることができると多い、その普及に向けて当社を創業をしました。

代表の渡邉のルーツにあるとおり、つつじと共に生きてきました。福島第一原発事故で未だ町の一部が避難地域となっている富岡町はつつじや桜が特産品です。たまたまつつじの再生に関わることとなり、つつじや桜の酵母からリキュールを開発製造しています。

今後は、つつじや桜ではなく福島各地の特産品の花を使った商品開発をしていく予定です。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域農林水産・6次産業
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 なし
活動内容 富岡町の桜やつつじを使ったリキュールを開発し販売し始めましたが、まだスタートしたばかりです。また、リキュールだけでなく、パンやアイスクリームなど、様々な商品と花酵母を掛け合わせた商品開発を行っています。

商品開発だけでなく、原発事故で町の景観が変わってしまった被災地で、被災者や住民と共に、花壇づくりを通して、景観を含めて町の復興に取り組んでいます。

今回のインターンシップでは、花酵母を活用して新たな商品を開発していくだけでなく、住民の方とに交流やインタビューを通して、被災地の花にまつわるエピソードを集めつつ、新しい商品開発の元となるアイデアの創出と当社の取組や被災地の今を発信するための広報を行っていくためのメンバーを募集します。以下のステップを元に一緒にブを行っていただく予定です。

■ステップ1:富岡町や大熊町などの原発事故被災地を巡り、住民や関係者と触れ合い、インターン生自身、双葉郡を五感で感じてもらう。

実際に双葉郡を自分の足で回ってもらい、住民のインタビュー・ヒアリングを行ってもらいます。その中で、地域資源を発掘してもらいます。

■ステップ2:上記の事業の実現に向けあたコンテンツのアイデアを出す

ステップ1で得た情報を元に、どんな資源やまちの魅力を商品に込めていけばいいか、商品アイデアを一緒に構想していただければと思います。

■ステップ3:ステップ2で企画したアイデアを実行に移しながら、PRをしていく

ステップ2で考えたアイデアを実際に実現し、事業化に向けたきっかけづくりを一緒に行ってもらいます。また、そのために、ホームページやSNS上で、プロセスも含め、発信していただきたいと考えています。
期待する成果 〇まずは、自らの五感を刺激して、富岡町・浪江町を楽しんでください。
〇実際にインターンシップ終了後も引き続き実施できるコンテンツや仕組みづくりに寄与してください。
〇貪欲に村民とコミュニケーションをとり、課題やニーズを発掘してください。
〇学生の感性を活かして、ファンと交流できる斬新なアイデアを積極的に提案していただければと思います。
〇事業立ち上げに至らなくとも、構想から実行できそうな企画になるまでのブラッシュアップに一緒になって果敢にチャレンジいただければと思います。
〇上記のコンテンツから実際に商品開発やPRにつながる結果を期待しています
得られる経験 〇歴史上ない災害と事故に見舞われた被災者と深いコミュニケーションをとることができる
〇自治体関係者や復興支援従事者など住民以外の様々な人とコミュニケーションをとることができる
〇地域づくりや商品開発の方法を学ぶことができる
〇他者を巻き込む方法を学ぶことができる
〇企画・立案・実施の一連の流れが経験できる
対象となる人 〇地域づくりの生の現場を体験したい人
〇様々な人々の交流を活発にしたい人、できる人
〇他者に対して、寄り添いつつも、冷静に状況を分析したい人・できる人
〇失敗を恐れず、果敢にチャレンジしたい人・できる人
〇企画やリサーチの仕事に興味ある人、または、その能力を培いたい人
活動条件 【期間】
・2025年2月4日~3月22日前後
※最初の1週間程度はオンラインを想定しています。また、夏休み終了後はオンラインでの参加も可能です。
※上記のスケジュールはあくまで目安であり、調整可能です。

【活動頻度・活動時間】
・オンライン活動中:週3~4日(基本平日推奨)、1日5~8時間程度
・現地活動期間中:週5日、1日6~8時間程度
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。

なお、現地までの交通費、現地での活動交通費は全額補助いたします。
宿泊については、当団体が運営するシェアハウスを利用いただきます。利用料は当団体で全額負担します。
活動場所 福島県双葉郡富岡町(一部オンライン)

私たちはこんなチームです!

世界の1℃を変える

〜全ての物事を1°変えれば〜
物事を180°変えることができれば世の中はさらによくなるだろう。それが変革である。
しかし、我々は少しでも世界へ貢献できればいい。
新しい技術や物事と古き良き文化が交わるそんなグラーデーションを起こせる世界を創る。
1°の視点でも変えれば、世界はよくなると考えている。
そして1°でも変えたいという思いが我々にはある
■事業内容
〇花酵母を用いた新感覚アルコール事業

花束じゃない花を贈ろう
私たちは、花というそのものの美しさと花の命の儚さを閉じ込めたお酒を目指します。

皆さまは
「プレゼントに何を送ったらいいのかわからない。」
「花を送りたいが花を買うことへのハードルが高い。」
そんな経験をしたことがあるでしょうか?

私たちは女性の方にとって
「女子会の時にとっておきのお酒が呑みたい。」
「乾杯の時にフワッと花の美しさの香りがする空間に包まれる。」
そんな体験ができるおしゃれな一杯をHanabiは創り出します。

また男性の方にとっては
「女性との記念日のささやかなプレゼントとしてとっておきの一杯」
として、この香りが2人の記念の忘れられない体験を創り出します。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役/渡邉 優翔

当たり前にある資源を見る


誰もがいつも見ていたものは、当たり前だと感じている
しかし、それが大きな地域の固有資源だとは誰も気づかない
ことが多い。
また、それを利用する人も数少ない。
そんな状況がある中で、我々はそこに着目をしてきた。
その当たり前にどんな価値があるのか、どんな想いがあるのか。

どんな場所にも、必ずある資源は原石である。
この原石をどのように磨くかが問われている。
我々だけで、良いものを作り上げるのではなく様々な方々とともに原石を磨き上げることが我々の行いたいことである。

この場所でしかできない、その強みを活かしどこよりも地域資源に愛着がある人々を作り上げられるかが私たちのお手伝いできることである。

だからこそ、私たちは地域資源を再構築する。

[プロフィール]
<所属・役職>
Ichido株式会社 代表取締役
有限会社大桑原つつじ園 26代目当主

<経歴>
2000年 福島県須賀川市生
2019年 東京農業大学造園科学科 入学
2021年 有限会社大桑原つつじ園 26代目当主 就任
2022年 Ichido株式会社 設立 創業者 同取締役

<実績・受賞歴>
2021年
被災地復興事業 “富岡町つつじ再生プロジェクト
環境省 「FUKUSHIMA NEXT」環境大臣賞受賞

団体概要

設立 2022年6月
代表者名 渡邉 優翔
従業員数 4名
WEB https://ichi-do.co.jp/
住所 福島県双葉郡富岡町曲田70番地