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愛知県

【人が集まる三河に!】「三河地域の人事部」を立ち上げ、地域コーディネーターとして地域産業を支える。

NPO法人G-net

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

地域コーディネーターとして、0→1で地方創生に本気で取り組む

「三河地域の人事部」を立ち上げ、地域コーディネーターとして地域に横ぐしを刺すことで地域の地域産業を支える

このプロジェクトについて

▶プロジェクトについて

※三河地域=西三河、東三河、奥三河の全体を指していますが一部から進めることも可能です。
社内に人事部があったり、人事の担当者がいる中小企業はわずかしかなく、地域未来牽引企業においても38.6%が人事・採用業務担当者がいないと回答をしています。大企業が金銭的にも人的にもリソースを採用活動にかける中、中小企業は採用に力を入れられていません。
また、少子化・生産年齢人口の減少・大卒有効求人倍率の上昇などによって若者人材の売り手市場になったことや、大学生の大企業志向が強まっている状況もあり、中小企業の若者人材不足は加速し、十分な新卒採用ができなくなっています。地域への若者人材の流入がなければ中小企業の新陳代謝が起こりづらく、既存事業に捉われない新規事業の挑戦や業務改善などのイノベーションも起きない状態となっていくと考えられます。

その打開策として2022年から経済産業省も推進する「地域の人事部」という取り組みがあります。
「地域の人事部」とは、地域の支援機関が単体で企業を支援するのではなく、地域の支援機関、自治体等がそれぞれの強みを活かし一丸となって地域中小企業の多様な人材活用を推進する体制です。

三河地域の「地域の人事部」を担い、地域の中小企業が活用できる人材の幅を広げることで、多様な働き方ができる企業にし、中小企業の採用力が上がることで三河地域が挑戦する中小企業で溢れる地域にするための伴走支援を行います。
※参考:https://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/jinzai/chiikino_jinjibu/index.html


▶プロジェクトの目的
G-netはこれまで、東海地域の中小企業が挑戦し、魅力のある企業で溢れる状態を目指してインターンシップ事業や兼業・副業人材活用事業などに取り組んできました。
しかし、それらの活動によって個社ごとの採用力は上がっても、地域全体としての採用力は上がらない現状が未だあります。そのため、地域全体の人事部機能を担う専属コーディネーターが地域に駐在し、エリアに特化した伴走支援を行っていく必要があると考えています。

※コーディネート業務
企業が自社の課題を解決できるよう伴走支援をし、企業と共に課題解決に取り組みます。
具体的にインターンシップ事業の場合は、自社の課題解決をするという企業への提供価値をしながら、学生の成長機会を作れるようプロジェクトの設計や双方のメリット調整を信頼関係とコミュニケーションをします。
また、兼業・副業人材活用事業の場合は、企業が何に困っているのかを徹底的に話を聞いた上で、取り組むプロジェクトの設計から人材のマッチング支援やプロジェクトチームのメンテナンスなどを伴走する形で取り組みます。

※コーディネーター
企業と学生、または企業と兼業人材と信頼関係を構築し、当事者でありながら第三者として双方のメリットを調整します。


▶現状の三河地域での取り組み
豊田市人材確保力強化支援業務として豊田市地域の人事部を豊田市役所様とNPO法人G-netで行っています。
この事業によって、豊田市内の中小企業の人材確保を、年間を通じて重層的に支援することを目的とし、見学会やインターンシップ等の事業などを試行するとともに、副業・兼業など外部人材の活用提案を含め、人材不足企業の現状を踏まえた、的確なコンサルティングを行っています。
また、個々の企業の経営者や人事担当者との関わりを通じて、組織変革や、従業員の挑戦意識の喚起、人材育成のほか、魅力ある職場としてのブランディングに繋げることを期待しています。あわせて、関係機関の理解促進、連携強化に努め、市内企業の人材確保、育成に対する支援力を向上させることを目的としています。
そのために豊田市内で実施した事業として以下の2点があります。

・トヨタ先進・PT☆プロボノ
トヨタ自動車(株)の社員を期間限定で越境研修型として迎え、企業の課題解決及び経営革新に挑む4ヶ月間の期間限定のプログラムです

・とよたシゴトリップ
豊田市主催で市内中小企業の採用支援をする取り組みです。複数社取材型インターンシップを行い、大学生と中小企業が触れ合う機会の創出と大学生から各企業がどう見えているかを可視化し、各企業の採用力強化に繋げるプログラムです。

また、豊田市内で以下のような事業が行われています。

・あいち山里ふるさと兼業事業
2021年からG-netが事務局をしている兼業・副業のプラットフォームである「ふるさと兼業」で個社ごとに兼業副業人材を募集するのではなく募集を一時期を合わせ、人材のマッチング件数をあげることで地域企業が外部人材を導入する機会作りをしています。

・INABU BASE PROJECT(G-netの事例ではありません)
豊田市の中山間地域のにおける雇用創出、移住推進など地方創生事業として、平日週3回は事業所で働き、土日は同地区でトレッキング、マウンテンバイク等の山岳ツアーガイド業をするなどして、残りの平日を休むといった就労スタイルを進める取り組みが生まれています。

このように三河地域の一部の地域での地方創生のための動きは起こっていますが、横ぐしを刺すことができていない現状があります。

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域まちづくり
職種 新規事業
活動支援金 あり
活動内容 STEP0「エリアとロジックの理解」(約1ヶ月)
・三河地域の特性を理解する(産業構造、人口動態、文化・歴史など)
・豊田市事業、あいちの山里ふるさと兼業事業の理解
・経産省の地域の人事部構想、G-netの地域の人事部構想のロジックを理解でき自分の言葉で説明できる状態

STEP1「コーディネート業務に携わる」(2ヶ月目から)
・コーディネート業務に同席し一部担当する:企業の伴走支援
・地域事業の事務局業務を担当する:窓口機能(企業や人材とのやり取り、日程調整など)、事業の報告書作成
・サブコーディネーターとして働きながら、地域コーディネーターとして情報を収集する

STEP2「地域に入り地域を知る」(3ヶ月目~最大2024年2月まで)
・地域企業の現状把握と地域の人事部を一緒に進めていける企業のリストアップ
・自治体や金融機関などの支援機関や教育機関との意見交換と関係構築や連携の模索

STEP3「理想を描く」(2024年1月~)
・三河地域にあったコーディネート団体としての事業設計
・各ステークホルダーと「地域の人事部構想」のアイディエーション
・「地域の人事部」のビジョンを作り上げる
期待する成果 ・三河地域の人事部が立ち上がること
・三河地域の人事部としての動きが起きること
・三河地域の中小企業、自治体、支援機関、教育機関などのそれぞれの声が集まること
・三河地域の様々な取組みを地域の人事部構想のもと、横串を通したビジョンや実施計画が描けること
得られる経験 ・地方創生を実務と共に推進する経験
・絵空事で終わらず実際に中小企業、自治体、支援機関、教育機関などの様々なステークホルダーと実現に向けた取り組みをする経験
・中小企業の課題解決プロジェクトをコーディネートする経験
・地域の人事部事業、新たなコーディネート団体の立ち上げ経験
対象となる人 ①マインド
・三河地域を何とかしたい、地域企業を何とかしたいという地域愛がある方
※現状、三河地域に繋がりがない方でも構いません。
・様々なステークホルダーと協業/連携することで実際に地域社会を良くしたい人
・圧倒的当事者意識を持つこと
・社会に対するアンテナ・感度を高く持つこと

②スキルや経験
・ソーシャルセクターよりもビジネスセクターで働いた経験がある人
・ビジネスモデルを生み出しキャッシュポイントを生み出せる
・コーディネートスキル
・自治体事業の報告書作成や窓口機能ができる
※スキルがない場合もG-netがトレーナーとなり、手取り足取り支援をします。
活動条件 ・拠点を三河地域における方※2拠点などでも可。

▼勤務時間
・週2,3日以上
・ゆくゆくフルタイムで関わっていくことが理想ですが、兼業や副業で続けることも可能だと考えています。
※最初から個人事業主としてや法人設立をしてリスクをとって頂く必要はありません。G-netで1,2年の雇用後、G-netの既存事業をしながら団体の立ち上げをする形でも可能です。
活動場所 ・愛知県三河・奥三河地域
住む場所は個人で見つけて頂きますが、相談などは可能です

私たちはこんなチームです!

地域に人が集まる人材還流の生態系・文化の創出に挑む事業型NPO法人

■挑戦の伴走者に、熱意のつなぎ役に
G-netは、2001年に「岐阜の街を元気にしたい」と立ち上がった団体です。地域の中小企業と挑戦意欲の高い若者をつなげ、若者の育成と地域産業の活性化を両輪とした地域づくりを行っています。実践型インターンシップや、中小企業に特化した新卒就職採用支援、プロジェクト型の副業兼業マッチング支援など、さまざまな事業をこれまで展開してきました。最近では、若者向けのオンラインキャンパスの運営や、新たな大学設立プロジェクトへの参画などもはじまっています。

その根底にあるのが、「”人を集める”まちから”人が集まる”まちにしたい、岐阜でチャレンジする人を増やしたい」という想いです。


中小企業が競争ではなく、共に学び合い、協働しながら地域としてのブランド力を高めることを目指して、これまでご一緒してきた東海地域の企業と共に作っていく共創プラットフォームを作りたいと考えています。

そしてG-netは地域中小企業がぶつかる大きな壁である人材確保にとって大切な働きやすさや挑戦したい仕事作り、成長実感出来る環境構築など、若者が入社したくなる理由づくりができる企業へと変革する挑戦に伴走する『地域の人事部』としての取り組みを2022年本格的に開始します。

「人材を地元に残す」ことだけが正解ではなく、どんどん世界に羽ばたいてほしいし、多様なフィールドに飛び込んで欲しい。
それでも残りたくなるような、戻りたくなるようなまちをつくることが私たちが目指しているまちの姿だから。その中でG-netはこれからも組織にフォーカスした人と地域の生態系を作る役割を果たしていきます。

受け入れ企業からのメッセージ

社員/馬場真樹

私自身、地元である福島県の只見町という人口約4千人の町でキャリア支援をするために、G-netを挑戦の場と捉え、G-netに参画しました。
G-netでのインターンシップ期間中に運営に関わった「とよたシゴトリップ」を通して、豊田市役所職員の方々の地方創生への熱意や挑戦性を強く感じました。
さらに、三河地域には魅力的な企業が多く存在していることも知りました。

このプロジェクトでは、地方創生のフロントランナーとして地域との密なコミュニケーションを取り地域の人事部の絵を描くことやその課題解決の伴走支援が求められています。
既に三河地域内で様々な挑戦がされています。ここから、更に地域の人事部として共に学び合い、協働しながら地域としてのブランド力を高めることを目指し、協働できる方を探しています!

[プロフィール]
1998年10月6日生まれ。
立教大学 理学部 生命理学科を2023年3月に卒業。

福島県会津地方の只見町の出身で高校進学を機に家を出る。その後、医学部進学を目指し2浪するが成績が上がらず立教大学へ進学。福島の被災地域でのインターンシップを通して、自分が地元のことを知らないまま、地元の可能性を決めつけて外に出てきたことを自覚する。復興のための人材育成をする(一社)あすびと福島が企画した越境フィールドスタディーでG-netを知り、将来、只見町に戻って「地元にある仕事やそこでのキャリア、働く人を知った上でキャリア選択をしてほしい」という思いから、キャリア支援事業を成立継続させる術やマインドを身に着けるためにG-netへ参画。
学生時代はお笑いやPBL型の探求学習に取り組んでいた。

団体概要

設立 2001年10月1日
代表者名 南田修司
従業員数 約20名(フルタイム10人/時短・兼業約10人)
WEB http://gifist.net/
住所 岐阜県岐阜市吉野町6-2 ブラザービル2F