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インターンシップを探すよそ者視点を活かせ!アート・イラスト・デザインの力で地域課題の解決に挑戦


岩手県

よそ者視点を活かせ!アート・イラスト・デザインの力で地域課題の解決に挑戦

Art Eriy's(アートエリーズ)

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

地域に「ない」ものを「ある」に変える!よそ者視点で課題解決に挑戦

震災後に姉妹二人で開業したArtEriy'sは、イラスト制作やお土産品の開発など地域でのアート全般を手掛けています。地域の観光を盛り上げるため、よそ者視点で課題解決に挑むインターン生を募集します!

このプロジェクトについて

■特徴1:震災後、姉妹で興した「絵を描く仕事」
Art Eriy’s(アートエリーズ)は、代表であり営業担当の盛岩幸恵さんと、イラストレーターのおーみえりさんの姉妹二人で2014年に立ち上げました。
漫画家を夢見ていた妹のおーみえりさんは、美術系の短大を卒業後、東京で絵の制作に励む日々を送っていました。入院した祖父のお見舞いのため宮古市へ帰省した4日後に東日本大震災が発生。自宅は被災しました。宮古市に残り瓦礫の撤去など片付けに終われる中、「絵を描く意味はあるのか」と自問自答する日々が続きました。転機となったのは、母の言葉に押されて絵を描き始めたこと。襖4枚に連なる大きな龍を描き上げていく中で「私にとって生きるとは絵を描くこと。一日一日を生きた、その証を残したい」と考えるようになり、おーみえりさんの心の中で「宮古で絵を描く仕事がしたい」という想いが高まっていきました。
姉の盛岩さんは地元の高校を卒業し、東京で5年間働いた後、結婚を機に宮古市へUターン。震災の1年前のことでした。地元で出産し、子育てを続けていた盛岩さんの転機は、市議会議員を務めていた叔父が病気に倒れたことでした。自分よりはるかに高齢の方が地域のために必死に活動していたことを目の当たりにし、「20代の私たちは何をしているんだろう」「私も地域のために何かをしたい」と思うようになりました。震災後に地元の会社が倒産していく様を見ていたこともあり、新しい事業を興すことで地域を盛り上げることができないかと考えました。
「宮古で絵を描く仕事をしたい」という妹・えりさんの想いを実現するため、宮古で絵を描く仕事を「作る」こと。それが姉である盛岩さんの目標です。

■特徴2: 「地域にない物は自分たちで」オリジナルグッズで地域を盛り上げる
開業して8年、Art Eriy’sは宮古市内で続々と新しい商品を生み出しています。
最初の商品は宮古の風景を描いたポストカードでした。市内の観光施設やホテルなどのお土産品売り場において、宮古市外で製造された商品が宮古のお土産として売られていることに気づいた盛岩さんは「宮古産の商品が無いのなら私たちが作ろう」と心に決めました。おーみえりさんの描いた宮古の風景をポストカードとして制作し、お土産売り場に売り込んだところ、売れ行きは好調。口コミにより、お土産売り場だけでなく地元の商店などにも販売先を広げていくことになりました。
その後は、子どもにも買ってもらいやすい価格の商品として、宮古弁とイラストが描かれた缶バッジを制作。市内のお客様にも人気の大ヒット商品となりました。お客様や売り場である店舗の担当者の声をもとに、たくさんの新商品が生まれ、現在では市内のあらゆる場所でArt Eriy’sの絵や商品が見られるようになっています。

■特徴3:アート・イラスト・デザインの力で地域課題を解決!
お土産を制作、販売するようになり、観光分野への関わりが増えていきました。お土産が売れるためには多くの観光客に来てもらう必要があるからです。盛岩さんは、宮古観光文化交流協会の理事にも就任したことでますます観光分野に当事者意識を持ち始めました。
今回のインターンシップでは、アート・イラスト・デザインの力で、観光地としての地域の課題を解決することを目指します。宮古市はもともと観光地として知られていましたが、まだまだ問題が多く残っています。しかし、地元に長く住んでいると、当たり前になりすぎて問題を問題として捉えることが難しいのも事実。そこで、市外から訪れるインターン生の新鮮な視点で課題を発見、設定し、Art Eriy’sの強みである「アート・イラスト・デザイン」の力で解決していくための企画を立案してもらいたいと考えました。
知らない場所に飛び込み、よそ者としての視点を活かして課題解決に挑戦してみませんか?チャレンジ精神とクリエイティビティを持ったインターン生を募集します!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域観光・おもてなし
職種 企画・商品開発デザイン
活動支援金 あり
活動内容 アート・イラスト・デザインの力で地域課題を解決する企画を立案・実行する

【ステップ1】
●事業理解、地域理解(1週目:25時間) ※オンライン活動
Art Eriy’sの事業理解のため、盛岩さんとオンライン会議を行い、これまでArt Eriy’sが制作した商品について、その制作過程や販売状況等のお話を聞きます。作り手側の想いや地域のニーズについて理解を深めましょう。
宮古市について積極的にリサーチし、地域の特色や地域資源についての知識を蓄えます。また、盛岩さんが感じる宮古市の観光分野における課題を聞き取り、整理しておきます。

【ステップ2】
●宮古の観光についての現地調査と課題設定(2週目:40時間) ※以降現地活動
盛岩さんの一日の動きに密着し、その仕事ぶりや取引先とのつながり、関係性について理解を深め、Art Eriy’sの強みや地域の中での立ち位置を把握しましょう。
その後、インターン生自身で宮古市の観光地やお土産売り場などを巡り、観光客目線で魅力の発掘や不足している情報の確認などを行います。その他にも、旅館やホテルなどの観光施設、観光事業者に対してヒアリング調査をし、観光客が抱える困りごとやニーズをたくさん収集しましょう。それらを盛岩さんに報告し、議論した上で、解決したい課題を絞り込みます。

【ステップ3】
●課題解決に向けた企画の立案、提案、実施(3~6週目:120時間)
ステップ2で定めた課題を解決するための企画立案を行います。実現可能性を考慮しつつ、Art Eriy’sの強みである「アート・イラスト・デザイン」を活用した企画を考えていきましょう、定期的に盛岩さんとの会議を行い、企画を深めていきます。
・自社ホームページの改修
・街中に観光客向けの看板を設置する
などが想定する企画の一例ですが、よそ者ならではの視点やインターン生自身の得意なこと、好きなことなどを活かして、積極的なアイデアと提案を期待しています!
企画が決定した後、Art Eriy’sのイラストレーターやデザイナーとコミュニケーションを取りながら企画の実施イメージを作成し、関係者への提案を行います。期間中に実行できる企画はインターン生主導で実行しましょう!
期待する成果 ・よそ者視点で、宮古市の観光における課題を5つ以上発見する
・見つけた課題をアート・イラスト・デザインの力で解決する企画を1つ以上立案する
・課題解決の企画について関係者へ提案、交渉し、実行に向けたスタートを切る
(期間中に実行できる企画があれば実行に移してみましょう!)
得られる経験 ・初めて訪れる地域で当事者意識を持って課題解決に向き合う経験
・観光客目線で地域における観光の環境を整える経験
・課題解決に向けてクリエイターと協働する経験
・0から1を作りだす経験
対象となる人 ・インターン生の宿泊場所として盛岩さんの自宅兼事務所を使うため、<女性限定>とさせていただきます
・人と関わること、会話が好きな人
・物事に疑問を持ち、積極的に質問を投げかけられる人
・アート、デザインなどクリエイティブなことに興味のある人
・観光、まちづくりに興味のある人
活動条件 <このプロジェクトは、現地滞在型です>
【期間】
【令和5年2月6日〜3月17日の期間内で6週間程度(2月6日の週はオンライン活動期間)】を予定しています。この期間以外の活動を希望する場合は、受け入れ企業と協議のうえ、期間を設定します(現地活動の日程、日数は応相談)。
※現地活動については、新型コロナウィルスの感染状況等によって、時期や活動内容を変更する場合があります

【活動頻度】
オンライン:週5日、1日4-5時間程度(週25時間程度)
現地活動:週5日、1日8時間程度(週40時間程度)

【活動時間】
受け入れ企業の通常業務時間内で1日4〜8時間程度、確保してもらいます
※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【宿泊】
Art Eriy'sの事務所兼自宅に住み込み

【参加条件】
・インターン生の宿泊場所として盛岩さんの自宅兼事務所を使うため、<女性限定>とさせていただきます
・自分用PCがあり、自宅にインターネット環境が整っていること
・インターンシップ開始までに、インターンシップ活動が適用になる保険(損害賠償保険、傷害保険)への加入をお願いします

【参加までの流れ】
下記リンク先のwizHP『参加までの流れ』を確認ください
https://npowiz.org/wizintern/internflow

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人wiz(担当:八田 連絡先:intern@npowiz.org)までお問い合わせください。
活動場所 1週目はオンライン
2週目以降は現地(Art Eriy's事務所内および宮古市内)
事前課題 有り(詳細はエントリー時に説明)

私たちはこんなチームです!

誰かをほっこり笑顔に

Art Eriy's(アートエリーズ)は、代表・営業担当の盛岩幸恵(姉)とイラストレーターのおーみえり(妹)の姉妹二人で2014年6月に起業しました。

Art Eriy'sでは岩手県宮古市を中心に、イラスト、デザイン、イベント企画、お土産製作、似顔絵などアートに関わる様々な仕事をしています。

ご依頼主の方や、商品を買ってくれた方、通りすがりに見てくれた方が、ほっこり笑顔になることを心がけています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/盛岩 幸恵

起業して8年の個人事業です。
宮古市で姉妹でイラスト屋をしています。
最近、仕事の内容がイラストだけに留まることがなくなり、もっと大きな視野で、地方のイラスト屋だからこそ出来る活動を模索しています。

そこで、必要なのが「客観的」視点です。私達が気付けない、いいところ、悪いところ、もっとこうしたら素敵な街になる!!そんな外からの目線が欲しいです。

[プロフィール]
1986年 宮古市高浜生まれ
2004年 岩手県立宮古商業高校 情報科卒
2005年 株式会社 虎屋入社
(町田小田急売店・二子玉川高島屋SC売店)
2010年 帰郷、結婚、出産
2014年 Art Eriy's起業

団体概要

設立 2014年6月2日
代表者名 盛岩 幸恵
従業員数 2名
WEB http://arteriys.com/
住所 岩手県宮古市高浜3丁目3-32