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宮城県

【リモート/PR・新規事業】被災農地の新商品を全国へ!スイートソルガムシロップ発信プロジェクト

株式会社MITU

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

ミネラル豊富、知名度ナシ。若手農家とともに挑むインターン募集

津波の塩害を受けた土地でも育つ、トウキビの一種「ソルガム」を栽培し、そのシロップを2021年から本格的に販売します。健康や美容に効果が期待されるシロップに適したPR方法を探り、実践してください。

このプロジェクトについて

■株式会社MITUについて
MITUがある宮城県仙台市の岡田地区は、東日本大震災の津波によって何もかもが失われた土地です。

“畑から元気を届ける”をコンセプトに、野菜を食べる人には農薬を使わない健康な「旬の野菜」を。
畑に来てくれる人には、農作業と収穫体験を通じて癒しを届けたいと、活動しています。

■MITUの挑戦・スイートソルガム
岡田地区では、津波の塩害やその後の工事によって土地がやせてしまい、葉物野菜の栽培は難しく、サツマイモなどの根菜類を栽培しています。

MITUの佐藤代表は、震災をきっかけに農業を始め、2017年にMITUを設立。
そして、収益をあげていくため珍しい作物を育てようと、トウキビの一種「スイートソルガム」に目を付けました。
スイートソルガムは、野菜を育てるのに大変な環境になっていた岡田地区で、唯一育った野菜でした。

設立から3年、今の土地で試行錯誤しながら野菜を作り続けてようやく出会った、塩害に強いスイートソルガム。
現在、佐藤代表は、母校の宮城大学の中村先生とともに、スイートソルガムの栽培と、それを原料に作るシロップの商品展開に挑戦しています。
スイートソルガムのシロップの生産・販売は、日本でもほとんど例がなく、宮城県では初めての試みです。

<佐藤代表のソルガムシロップへの想い>
https://sizennouenmitu.com/blog/1748

■今回のプロジェクト
スイートソルガムのプロジェクトは、今回が2期目。
インターン生に挑戦してもらいたいのは、シロップの情報発信です。

前回は、インターン生が市場調査(マーケティング)や販売戦略の提案に取り組みました。
<1期目の募集要項> https://www.project-index.jp/intern/19145
<佐藤代表のブログ> https://sizennouenmitu.com/blog/2258

1期目では、一般のお客さんや飲食店へのアンケートを行い、「どういったところに売れるのか」「どんな人が買ってくれそうなのか」が見えてきました。
一方で、「スイートソルガム」という作物自体の知名度の低さも実感することとなりました。

シロップは2020年中に試作品が完成し、2021年からは商品として販売を開始する予定です。
今回のプロジェクトでは、来年に向けてスイートソルガムの知名度が上がるよう、「スイートソルガムのどんな情報を伝えればいいのか」「どういった方法で発信すればいいのか」、広報の方向性の策定と情報発信に挑戦してもらいます。

■リモートで取り組むインターン
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、今回のプロジェクトはリモート(在宅)で行えるよう設計しています。
3~4名の学生でプロジェクトチームを組み、週3日程度の頻度で、オンラインで活動を進めます。
佐藤代表はもちろん、2名のコーディネーターが伴走し、事前研修などのガイダンスや日々の活動をフォローします。
試食用のシロップや畑の映像など、リモートでも現地を体感できるようなサポートを予定していますので、「こんなことができないか?」という要望があれば、ぜひご相談ください!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 農林水産・6次産業食・ライフスタイル
職種 マーケティング・広報編集・ライティング
活動支援金 なし
活動内容 3~4名の学生でプロジェクトチームを組み、週3日程度の頻度で、オンラインで活動を進めます。
以下のステップは、あくまで(例)です。実際に集まったチームのメンバーで、改めて行動計画を練ります。

【STEP1】(~2週目)ガイダンス・計画立案
■事前研修により企業理解・地域理解を深める
■プロジェクトの進め方・目標設定・行動計画などを決める
最初の2週間は、コーディネーターによる事前研修があります。
企業や企業の立地する地域への理解を深め、チームや個人でのプロジェクトの進め方・目標・行動計画などを決めていきます。
インターン参加中、主体的に動いていくためのウォーミングアップ期間です。

【STEP2】(3週目)PRのための下準備
■発信する情報を集める(シロップの売り・魅力を洗い出す、写真や動画など必要な素材を整えるなど)
■キャッチコピーや紹介文などを決める
■PRに最適な媒体(SNS)を検討し決める
チームや佐藤代表、インターンOGなども交えてディスカッションしながら、どういったところを売り出せばいいのか整理・言語化していきます。
どんな媒体が最適なのかを探り、発信する準備を整えます。

【STEP3】(4~6週目)PRの実践と検証・改善の繰り返し
■選んだ媒体で発信をスタートする
■アクセスなどの反応を検証し、発信内容などをブラッシュアップ(これを2周以上繰り返す)
■中間研修で前半の振り返りと後半の軌道修正を行う
準備した内容を、いよいよ発信します。
見てくれた人の反応を踏まえて、発信する内容や時間などを改善していきます。
4週目の終わりには、コーディネーターによる中間研修があり、目標や行動計画などの見直しを行います。

【STEP4】(7~8週目)まとめ・引き継ぎ
■PRの実施内容や得られた結果をまとめる
■企業へPR方法について提案を作成し、プレゼンする
■企業やコーディネーターからのフィードバックをもとに、プレゼンをブラッシュアップする
■オンライン成果報告会でプロジェクトの成果をプレゼンする
■企業への引き継ぎ資料を作成し提出する
■修了研修で自身が得られた成果を可視化し、理解する
プロジェクトの成果を言語化し、企業が今後どのようにPRを継続して行けば良よいか提案します。
プレゼンの機会は、企業向けの社内発表と、公開で行う成果報告会の2回あります。
最後にコーディネーターによる修了研修があります。
期待する成果 スイートソルガムシロップの知名度アップ
アクセス数などの成果指標は、研修後までにチームと佐藤代表との話し合いで決定します。
得られる経験 ■新商品のPRの実践経験
■世の中に出回る前の希少なシロップのPRに携われる
■所属の異なるメンバーとチームで課題解決に取り組む経験
■意欲的な農家から農業や生産現場のリアルを知ることができる
■リモートで地方のプロジェクトに参加した経験(地域に飛び込むよりむしろレア)
対象となる人 ■自身のパソコンがあり、自宅にネット環境がある方
■難しいことや厳しいことにも楽しんで取り組める人
■発信することや文章を書くことが好きな人
■新規事業の立ち上げに携わりたい人
■主体的に動き・考えられる人(そうなりたいと思って努力できる人)
活動条件 活動期間:2020年8月3日~9月25日までの約2か月間
活動頻度:週3~4日程度(1日あたり5~6時間程度)
※新型コロナウイルスの影響で、授業期間が8月まで延びているケースがあると思います。授業との両立は可能ですので、ご相談ください。
※このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです。
活動場所 リモート(ご自宅の住所は問いません。全国どこからでも、パソコンとネット環境があれば参加できます)
※成果報告会は、現地(仙台市を想定)で開催する可能性があります。

私たちはこんなチームです!

ソーシャルファームを目指して!

「畑から元気を届ける」をコンセプトに私達は活動をしています。
取締役で農産物の販売を担当している鈴木と2名で運営を行いながら、
地域の福祉施設から障がいのある方が複数名作業をしに来ています。

私達は障がいのあるなしに関わらず、農業を通して「何か」変わるきっかけを作る場作りを目指しています。
ただ農産物を生産販売するだけではなく、農作業体験や収穫体験、生産者と消費者がじっくり語れるマルシェなどを行い、生産者と消費者、障がい者が交流できる場つくりをしています。

また、周りに同年代の若手農業者もいることから、同じような志をもつメンバーが集まり、農福連携や共販のプロジェクトも立ち上げています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/佐藤好宣

はじめまして。MITUの代表の佐藤です。

今回のソルガムシロップのプロジェクトは、MITUとしても挑戦になります。
なぜなら、ソルガムを使ったシロップは日本ではほとんど出回っていないものになるからです。

ソルガムは、まだ認知度も少なく、販路の開拓も一から必要になってきます。
どこで売ればいいのか、一体どんなお客さまが買ってくれるのか、それを一から開拓していく新しさと、難しさのあるプロジェクトです。

困難なことも多いかと思いますが、それを楽しみながら、既成概念にとらわれず、自由に発想できる方をお待ちしています。

ぜひ宮城から、日本へソルガムシロップを広めましょう!

<1期目インターン生からのメッセージ>
「私自身、MITUのインターンに参加してソルガムを初めて知りましたが、
活動する中でソルガムには多くの可能性があると感じられました。
ソルガムの販売は新しいプロジェクトではありますが、
ソルガムには沢山の魅力があり、新しい挑戦だからこそ、このプロジェクトに取り組む面白さがあります。
豊かな地、宮城県でソルガムの更なる可能性を広げてください!」

「私たちはアンケートや地域の飲食店への聞き取り調査を踏まえ、MITUさんのPR・販売戦略を考えました。
試行錯誤しながら精一杯インターンに取り組んだとても思い入れのある企業さんなので、心の底から事業がうまく進んでいくことを願っています。
MITUさんのインターンでは、自分の得られる成果も企業さんに与えることのできる成果も自分たち次第だと思います。時間をかけ考え抜ぬくほど、得られる学びは大きくなります。
また、その学びの環境をMITUさんは十分に提供してくださるので、羽を伸ばして挑戦できる素晴らしい機会になると思います。気付けば、MITUさんのインターン事業をずっと考えてた!という状態になると思います笑
ぜひ、頑張ってください!」

[プロフィール]
2007年〜 言語聴覚士として病院や介護施設でリハビリの仕事に従事
2013年〜 東日本大震災をきっかけに新規就農
同時に宮城大学大学院食産業学研究科(修士)に入学
宮城大学の指導員であった中村聡教授からソルガムのことを教わり始める。
2017年 取締役である鈴木と知り合い、株式会社MITUを設立

現在、仙台市の集団移転跡地を活用してソルガムシロップや障害者就労支援事業等を展開準備中。

団体概要

設立 2017年5月
代表者名 佐藤好宣
従業員数 役員2人+スタッフ約5人
WEB https://sizennouenmitu.com
住所 宮城県仙台市宮城野区岡田字岡田前10-1