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宮城県

DMO先進地、気仙沼。そのさらなる躍進を支える右腕を募集!

一般社団法人気仙沼地域戦略

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

気仙沼にしかないオンリーワンの観光を実現する!

震災を受けて、産業の第2の柱として観光業に力を入れ始めた気仙沼市。全国からも注目を集めるDMO先進地にて、その推進の要を担うベンチャー組織で、現場に浸る右腕インターンを実施!

このプロジェクトについて

<特徴1>気仙沼DMOの紹介
DMOとは、「Destination Management/Marketing Organization」の略称です。科学的なアプローチに基づく観光地づくりを目指す仕組みづくりとして欧米では広く導入されており、日本でも近年注目を集めています。その本質は、「地域経営の観点から観光を考える」ことにあります。
気仙沼では2015年よりこの考え方に着目し、観光に関わる複数の組織が協働して気仙沼市全体の観光戦略を推進していく仕組みとして、2017年4月に気仙沼観光推進機構が設立されました。各組織がそれぞれに事業を行うのではなく、目標を共有して役割分担しながら「稼げる観光地」を目指して活動しています。気仙沼観光推進機構の中核となっているのが、気仙沼市、気仙沼商工会議所、気仙沼観光コンベンション協会、本吉唐桑商工会、気仙沼地域戦略という5つの組織で、気仙沼地域戦略はこの中で事務局的な役割を担っています。
気仙沼地域戦略が担うのは主に、「①マネジメント」「②マーケティング」「③プロモーション」「④商品(コンテンツ)開発」「⑤インバウンド」の5つです。観光業に携わる関係者と組織を超えた視点で目標設定や管理を行う、観光客の動向やニーズなどをいち早く掴み現場に活かす、またそれをもとにした商品開発や誘客の仕組みを考えるなど、業務範囲は多岐に渡ります。今回のインターンでは、そのリアルな現場に入り、気仙沼DMOのさらなる発展を支えてくれる右腕を募集します!

<特徴2>生まれた背景
近年特に観光に力を入れている気仙沼市、その背景には震災がありました。東日本大震災からまもなく9年、徐々にではありますが震災前の町並みや仕事は元の姿に戻りつつあります。しかし、震災直後は基幹産業である水産業のハード復旧には時間がかかることが想定され、別の柱となる産業の育成・振興が必要でした。そこで、第2の柱として注力することを決めたのが観光業でした。
震災から1年経った2012年、その第一歩として「気仙沼観光戦略会議」が発足。市内外の様々な有識者、関係者が集まって、何度も何度も熱い議論が交わされました。そして、そこで生まれた指針が、「① 気仙沼ならではのオンリーワンコンテンツを活かした誘客戦略」と「② 水産業と観光業の連携・融合による新たな付加価値創造戦略」のふたつです。
これを受けて、2013年7月、気仙沼地域戦略の前身となるリアス観光創造プラットフォームが設立されます。港町ならでは魅力と価値を最大限発揮し、まち一丸となって稼げる観光を目指して様々な取組みが進められてきましたが、その後、DMOという考え方と出会い、気仙沼地域戦略へと活動が引き継がれていくことに
なります。

<特徴3>多様なメンバーが盛り上げるDMO
気仙沼地域戦略の常勤スタッフは現在7名。いずれの皆さんも、地域の観光を盛り上げること、気仙沼を元気にすることに熱い思いを持ち、日々DMOの推進に尽力しています。その現場をまとめるのが、今回の受け入れリーダーである事務局長の廣野一誠さん。本業はアサヤ株式会社の専務取締役として、160年以上続く老舗漁具屋さんを牽引する経営者で、本業の現場でも水産業と観光業の融合を目指してイベントや情報発信を行っています。
そんな忙しい合間を縫って、気仙沼地域戦略の現場統括とマネジメントを担っています。水産業、観光業の両面から地域を盛り上げることで、地域全体に対しての波及効果がある。その実現を目指して日々奮闘にしています。そんな現場に、ぜひ飛び込んでみてください!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域観光・おもてなし
職種 マーケティング・広報新規事業
活動支援金 あり
活動内容 <仕事内容>
本格的に事業を開始してから3年目、気仙沼地域戦略では大きく以下の事業を行っています。

-気仙沼の観光情報サイト「気仙沼さ来てけらいん」の運営
https://kesennuma-kanko.jp/
気仙沼の観光情報全般を取りまとめたWEBサイトの運用と、コンテンツ作成を行っています。気仙沼を訪れたい人、訪れた人が一番最初に見る情報源となっています。

-気仙沼クルーカードの運営
https://crewship.net/
気仙沼の飲食店、物産展、宿など「クルーシップ加盟店」でのお買い物で、ポイントを貯めたり、使ったりできるポイントカードを運営しています。気仙沼の観光振興のための顧客データベースの役割も果たしており、気仙沼をもっと楽しむための情報発信、新しい観光商品開発のためのアンケートなどに活用しています。

-「しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼」の企画・運営
www.cyoinozoki.jp
港町・気仙沼ならではのしごと場やあそび場を体験できるプログラムを多数企画運営しています。水産×観光を掲げる気仙沼の代表的なプログラムになっています。

-インバウンドの拡大および営業
気仙沼の観光においてはまだまだ誘客の可能性がある海外からの旅行客向け商品の開発や営業などを行っています。

これらの業務領域を網羅的に包括的に担って頂き、全面的な業務理解とミッション達成を目指して頂きます。

<スケジュール例> ※以下は一例として想定しているスケジュールです
●STEP1【開始~1週目】
リーダーの廣野さんやスタッフの皆さんから、業務の全体像や現状についての共有を行います。その後、それぞれの業務の現場に動向し、さらに理解を深めてもらいます。

●STEP2【2週目~3週目】
現場業務を体験してもらいながら、テーマを定めて、ご自身が感じた魅力やPRポイントをもとにレポート記事を作成して頂きます。内容をブラッシュアップし、掲載が可能なら「気仙沼さきてけらいん」のWEBサイトに掲載します。

●STEP3【4週目~5週目】
実施スケジュールによって、「しごと場・あそび場ちょいのぞき気仙沼」の広報や現場運営に携わってもらいます。また実施後のレポートやまとめ作業などを行って頂きます。
期待する成果 ・気仙沼DMO推進に向けた全般的な業務を担い、気仙沼の観光戦略を前進させる
得られる経験 ・DMOの先進地で行われている現場感や業務を経験できる
・観光に関する広範な知識と見識を獲ることができる
・大きなプロジェクトに携わり、マネジメントの現場に触れることができる
対象となる人 ・観光業に興味があり、今後携わってみたいと思っている方
・地域活性のリアルな現場に関わってみたい方
・大きな視点で物事を捉え、やるべきことを見つけていける方
活動条件 <期間>
・2020年2月9日〜3月14日
※基本は上記期間で実施しますが、どうしても日程が合わない場合は別途ご相談ください。

<研修内容>
【頻度】
週5~6日

【研修時間】
8:30~17:00(※基本はこれですが、実際は日によって様々です。)

【宿泊】
気仙沼市周辺での宿泊・滞在が必須
活動場所 気仙沼市内 気仙沼地域戦略の事務所など
事前課題 あり

私たちはこんなチームです!

DMO先進地を担う要の組織

一般社団法人気仙沼地域戦略は、地域一丸となって稼げる観光地を目指している気仙沼観光推進機構において、事務局を担っている組織です。2013年7月、前身となるリアス観光創造プラットフォームが設立され、2017年から現在の形になりました。様々な新しい取組みを担っていますが、特に顧客データベースによる観光振興を狙った気仙沼クルーカードの取組みは、地域活性化の先進事例として非常に注目度が高く、全国の自治体・観光事業者が多く視察に訪れており、各地で事例発表の講演も行っています。

受け入れ企業からのメッセージ

理事・事務局長/廣野 一誠

気仙沼のDMOが注目されているのは、主要産業が観光ではないにも関わらず、次々に新しい取組みが生まれている点です。鶏と卵の話になりますが、京都や沖縄のような観光地・リゾート地であれば、元からたくさんの観光客が訪れてくるため、そういった顧客を対象にした事業が立ち上がり、商売の原理から自然と地域に賑わいが生まれます。一方、気仙沼のような地域では、まだ見ぬ観光客のニーズを探り、地域に訪れてくれる動機となる商品開発を行い、先行きが見えなくても腰を据えて事業を作っていかなくてはなりません。これを独力で進めていくのは大変ですが、気仙沼には市長・商工会議所会頭をはじめとする強いリーダーがいて、新しい取組みを後ろから見守ってくれています。また、震災復興の流れから地域を支援してくれる多くの外部有識者がいて、総力戦で地域のために取り組める環境があります。地域に関わりたい人にとって、またとない成長・経験の場になると思いますので、是非気仙沼に飛び込んできてみてください。

[プロフィール]
一般社団法人気仙沼地域戦略 理事・事務局長
宮城県気仙沼市出身、1983年3月生まれ。
小学校までを気仙沼、中学・高校は大阪、大学からは東京で過ごす。
大学卒業後、東京でIT企業や広告関係の会社に勤務し、
2014年12月に気仙沼へUターン。漁具・船具・漁業資材を取り扱う
家業であるアサヤ株式会社(1850年創業)に入社。現在、専務取締役。

Uターンしてからは、家業の傍らで気仙沼の観光振興へ積極的に従事。
アクティビティ商品「ちょいのぞき気仙沼」はリーダーを務めてきた。
気仙沼地域戦略には設立時理事として参画し、2019年4月から事務局長。

参考: http://japan.jal.co.jp/interview/i_190702/

団体概要

設立 2017年3月
代表者名 菅原 昭彦
従業員数 7名
WEB http://k-ships.com/
住所 宮城県気仙沼市魚市場前7-13