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宮城県

【経営手腕を身につける】専務とともに、老舗酒蔵に新しい歴史をつくる。右腕兼HPリニューアル責任者募集!

有限会社 佐々木酒造店

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

震災から8年、酒蔵の挑戦がはじまる

宮城県名取市の佐々木酒造店は、震災から8年、ようやく創業の地である閖上に戻ります。19年10月の蔵開きに向けて、専務・洋さんとともに、酒造りのやりがいと地域の魅力を広く伝える右腕を募集します。

このプロジェクトについて

■右腕であるみなさんに任せたいこと

佐々木酒造店では、今年10月1日の蔵開きに向けて、
HPのリニューアルを行っています。
みなさんには、そのHPのコンテンツ企画や文章作成などを担当してもらいます。

なぜそれを、右腕に任せたいのか?

HPのリニューアルは、ただ会社や商品の紹介をするだけではありません。
そのHPを見た人に、会社や商品の紹介を通し、
佐々木酒造店にはどんな歴史があり、
いまはどんな想いを持っているのか、
そしてこれからは?
…それらが伝わるようなものでなければなりません。

つまり、会社や地域のことを理解し、その将来をも一緒に考えられるような人でなければ、務まらない仕事です。

■「佐々木酒造店」は、140年以上続く老舗酒蔵です

東日本大震災の津波で、佐々木酒造店の設備のすべては流されてしまいました。
専務である佐々木洋さんは、「また必ず、ここに酒蔵をつくる」という気持ちを胸に、
復興工業団地に仮設蔵を建てます。

できあがった仮設蔵は、酒造りに必要な設備や環境が全く整っておらず、
専門家にも「ここで酒を造るのは難しいだろう」と言われました。

佐々木さんは、全国の酒蔵から設備などの支援を受け、仮設蔵での酒造りに挑戦。
2年目には、鑑評会に入賞するほどの質の日本酒をつくることに成功しました。

以後、仮設蔵での酒造りに工夫を重ね、おいしい日本酒を作り続けています。

■今年10月、いよいよ本設がオープンします

佐々木酒造店の新しい酒蔵は、以前とほぼ同じ場所に帰ってきます。
そこには、酒蔵だけではなく、日本酒とともに、
地域の特産品を活かしたおつまみも食べられる飲食のスペースも新しく作られます。

「日本酒は、その土地の文化を液体化したもの」だと佐々木さんは語ります。
酒造りには、地域の文化や歴史、人、そして働くことに意義が詰まっています。

酒造りに熱いマインドを持ち、未来を描く佐々木さんのそばで、
同じように熱くなれる右腕を募集します。
まさしく今挑戦する人とともに、経営手腕を身につけたい、
そんな想いの方が居たら、ぜひともに挑戦しましょう!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ まちづくり文化・伝統産業
職種 リサーチ・コンサルティング編集・ライティング
活動支援金 なし
活動内容 佐々木酒造店では、10月1日のオープンまでに、HPのリニューアルを行わなければなりません。
専務の右腕となり、8月~9月の1か月の間で、佐々木酒造店を理解し、その魅力が伝わるようなHP制作のためのコンテンツ企画・素材集めに挑戦してください!

【STEP1】(~3日目)企業理解・仮説立て
■現場を見て、佐々木酒造店の仕事や働いている人、名取・閖上を知る
■業務全般を知る、体験する
■専務にヒアリングし、名取・佐々木酒造店の目指すもの・魅力・価値を整理

まずは実際の現場を手伝いながら、「佐々木酒造店」の、そして名取・閖上の魅力を知ってください。3日目には、今後の進め方について仮説を立て、その仮説に基づいて行動します。

【STEP2】(1週目)ヒアリング、リサーチ、コンテンツ企画
■ヒアリング、リサーチ開始
■専務のかばん持ちをしながら、言動をつぶさに拾う
■HPに必要なコンテンツを企画する

専務のかばん持ちをしながら、専務の口から出る佐々木酒造店や地元への想い、酒造りの魅力などを整理し、理解を深めていってください。
また、蔵人の方や、佐々木酒造店に関わる人たちにもヒアリングをし、魅力を探っていってください。これらを元に、HPに必要なコンテンツを企画してください。

【STEP3】(2~3週目)コンテンツ企画・素材集め・情報発信
■企画したコンテンツをもとに、素材集めを行う
■社内の意見を都度もらいながら、ブラッシュアップを行う

【STEP4】(4週目)
■HPにのせるコンテンツと素材が集まっている
■引継ぎ資料作成
期待する成果 ■HPのコンテンツが決まっている
■リニューアルのための素材が7割程度集まっている
■専務の持つビジョンが明文化されている
得られる経験 ■経営者の元で、経営手腕を学び身につけることができる
■地域を熱い想いで盛り上げようとする人たちと出会える経験
■働くことの意義ややりがい

■インターンを終える頃には…地元や大学以外に、会いたい人や行きたい場所が増える(はず!)
対象となる人 ■できれば日本酒が好きな人
■経営手腕を身につけたい人
■当事者意識の高い人
■ひとつの街に深く関わりたい人
■主体的に動き考えられる人
■積極的に考えを聞いて、自分でまとめられて、応答できる人
■具体的に行動スケジュールを考え、形にできる人
活動条件 活動期間:2019年8月18日~9月13日までの約4週間
※実際の開始日は、相談の上決定します。
上記期間中、現地に滞在できる方(宿舎はご用意いたします)
※期間中に一時的に抜けるなど、日程についてはあらかじめご相談ください

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。

※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・和田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、一般社団法人ワカツク(担当:寺尾、連絡先:022-721-6180)までお問い合わせください。
活動場所 【仮設蔵】
〒981-1223 名取市下余田字中荷440-1-B(名取市復興工業団地内)

私たちはこんなチームです!

絶えず聞こえる浪の音、浜に富をもたらす宝船

「宝船浪の音(ほうせんなみのおと)」の由来は、古くからある漁師町「閖上(ゆりあげ)」で聞こえる、絶えず打ち寄せる浪の音に由来。大漁旗をたなびかせながら多くの漁船が浪の音と共に港に帰ってくるイメージは、たくさんの富と幸をまちにもたらしたことから名付けられたと言われています。
山海珍味の豊富な宮城県、山と海にに囲まれ、湧水豊富な名取市で作られる佐々木酒造店の酒は、地元の食材に寄り添い、美味しいものをより美味しくする酒質。香り良く、口当たり優しく、キレの良さが特徴です。

被災した直後、何もかもゼロの状態から日本醸造史上初と言われる仮設蔵での酒造りに挑戦しました。実現も持続の約束されたものではありませんでしたが、全国からのたくさんの支援、心寄せをエネルギーに不屈の精神で事業を続け、鑑評会などでも賞をいただくまでになりました。

私たちの担うものは酒造りだけではなく、寄せられたたくさんの心、そして被災しながらも現地再建を進める閖上という故郷の素晴らしさを伝えるものもあります。

現代のモットー
【常に疑え】
目指す結果に対して現状でマッチしているのか?日常に潜む当たり前は実は非効率の原因ではないか?最善、最良、最高を実現する上で、蔵人一人ひとりが些細な事でも現実的に考え共有し目に見える結果を導き出すための動機。

現状の社訓
【暗いと不平を言うよりもすすんであかりをつけましょう】【いいことからはじめよう】
佐々木酒造店では、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分が気が付いたら自らが率先して動いて世界を良くしていくことを現在の社是としています。
食の文化や地域の歴史、精神性を伝えるとともに新しい蔵、これからの酒への導入を行っております。

受け入れ企業からのメッセージ

専務取締役(五代目)/佐々木 洋

【佐々木酒造店は、不屈の精神を体現できる蔵人を広く募集しております】

東日本大震災ですべてを失った佐々木酒造店ですが、被災当時に抱いた事業再建の志、ちいさな種火を不屈の炎にする何にも負けない熱量があります。

佐々木酒造店の蔵人は酒を造る、販売する、蔵見学の説明だけではなく、日本酒の良さ、米の良さ、水の良さ、食の良さ、ライフスタイルを広く伝えることも役目にあり、地酒から育まれる素晴らしいコミュニティを構築する一助となっています。

インターンのみなさんとは、さまざまなメディアを用いて地酒・酒蔵を通した地元名取・閖上の良さを発信し、また別地区、諸外国との文化交流を図り、食と酒、観光からはじまる美味しい、楽しい、素晴らしい酒蔵を、この新しい閖上でつくりたいと考えております。

団体概要

設立 明治4年
代表者名 佐々木 加知枝
従業員数 常勤5人
WEB http://housen-naminooto.com/