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インターンシップを探すグローカルビジネス最前線!本場フランス料理に三重県産原木しいたけを!


三重県

グローカルビジネス最前線!本場フランス料理に三重県産原木しいたけを!

野呂食品株式会社

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

地域のオンリーワンを世界のトップブランドに!

伊勢志摩サミットですき焼きの具材として提供された野呂食品の原木しいたけは海外でも通用するだろうか?世界三大料理にも数えられるフランス料理でしいたけを使ってもらうためのマーケティングリサーチを実践!

このプロジェクトについて

2016年に三重県で開催された主要国首脳会議・伊勢志摩サミット。
その配偶者プログラムにおいて、野呂食品の原木しいたけがすき焼きの具材として使用されました。その影響もあってか、最近では韓国をはじめとして香港・台湾・シンガポールなどから原木しいたけの生産現場を視察に来られる海外の方が増えています。

アジア各国から高品質の原木しいたけに注目が集まる一方で、欧米などの他地域からはこれまで特にお声が掛かることはありませんでした。

私達は海外から来た方々に、日本の料理の中で原木しいたけを味わっていただくだけでは満足せず、海外の方々の味覚に合った、その国その地域の調理法で原木しいたけを楽しんでいただきたいと考えています。

現在のところ、中華圏以外でのしいたけの認知度はほとんど無いと言ってよい状況です。しかしながら、フランス人のように季節のキノコをふんだんに使った料理を好む人々がいるのなら、きっと私達の作る原木しいたけも受け入れられるはずです。

海外へ打って出る為に原木しいたけの武器となるのは、
【 ”肉厚さ”と”香り”、そして”旨み”です。】

そのシコシコとした食感はアワビのようだと形容され、火を通すことで特有の強い香りを生み出します。また、乾燥させることによってグアニル酸という特殊な旨み成分を劇的に増やすことが出来、日本料理で出汁をとる際に鰹節や昆布に足して用いられるのは、干し椎茸が他の乾物には無い旨み成分を含んでいるからです。

このように素晴らしい特性を持つ原木しいたけならば、きっとキノコに親しむ海外の方々にも好評をいただけるはずです。

まずは手始めに、ポルチーニ茸やトリュフなど特徴的なキノコを愛するフランスの方々ならば、原木しいたけをどんな風に料理してくれるだろうか、ぜひとも知りたい!そのような想いからうまれたのがこのプロジェクトです!

原木しいたけを一緒に世界へ広めてみませんか!?

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ PR・メディア食・ライフスタイル
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 ▼インターン生に任せたい仕事内容
四日市市→三重県→東海地方→全国と広がり続けている野呂食品の原木しいたけ。いよいよ世界へと大きく羽ばたくタイミングとなりました。世界ならどこでも良い訳ではなく、世界3大料理であるフランスを攻めます。その第一歩となる大きな礎をインターン生にお任せし、野呂食品の歴史に名前を残す存在となってもらいたいと考えております。

[STEP1]しいたけ漬けの1週間
・しいたけの基礎情報を調べ尽くす(特徴、栄養、栽培方法など)
・原木しいたけを食べまくり味をインプットする

[STEP2]海外に向けてのブランディングリサーチ
・アウトバウンド事例を集める
・海外のしいたけデータを調べる
・フランスでのしいたけ事情を調べる

[STEP3]中間報告
・リサーチ結果をもとに仮説をたて、後半戦のアプローチ方法を決定する
・改善が必要な場合は、再度リサーチを行いプレゼンを行う

[STEP4]フランス人にヒアリング調査
・フランス人が多く滞在する場所に出向きヒアリングとテイスティングを実施
・フランス人もしくはフランス料理のシェフによる調理方法の具体案を出す
期待する成果 ●フランス人に原木しいたけの特徴が好まれるかどうかの調査
●フランス料理の中で原木しいたけを生かす調理法があるかどうかの調査
得られる経験 ◆ひとつの農産物が持つ特性をとことん調べ上げ、理解する経験
◆その農産物の魅力を他者(特に外国人)に向けて発信していく経験
◆小さな農家が持っている可能性を自ら広げる経験
対象となる人 ★海外に誇れる日本の良いものを自ら見つけてみたい方
★日本人もまだ気づいていない日本の農産物の良さを海外へ広めたい方
★これからの日本の農業に危機感を抱いている方
活動条件 期間 2019年2月1日~3月31日までの間で、週5日以上、8時~17時
宿泊場所として社宅を提供します(無料)。
自宅から現地までの交通費(往復1回分)が支給されます。
活動場所 三重県四日市市山城町902-7

私たちはこんなチームです!

小さな農家の可能性

野呂食品では国産原木の使用と無農薬栽培にこだわり、安心・安全な原木しいたけを、自信を持ってお客様に提供しています。生椎茸が伊勢志摩サミットにおいてすき焼きの具材として振舞われだけでなく、原木しいたけの風味や食感を生かした加工品も製造するなど六次産業化にも積極的に取組み、地元三重県の特産物を使用した「あおさのりと原木椎茸の宝物」は、ご飯がすすむ瓶詰めのおかずとして様々なメディアに取り上げられています。原木しいたけ生産者は年々減り続けていますが、農業の枠組みにとらわれず、自由な発想と行動力で、原木しいたけの素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただけるよう日々努力しています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役/野呂純也

大規模化・効率化が積極的に進められている農業界において、野呂食品の原木しいたけ栽培は極めて非効率・重労働で、時代を逆行するような仕事をしています。そんな栽培方法にあえてこだわっているのは、私達が原木から生まれるしいたけが特別おいしいと信じているからです。原木しいたけのおいしさを世界中の方々に伝えるお手伝いをしてくださる方をお待ちしています。

[プロフィール]
1976年三重県生まれ。野呂食品三代目。幼少期から空手を始め、25歳で三重県代表として国体へ出場する。大学卒業後、広告代理店、不動産業の営業職サラリーマンを経て、父である二代目が始めた原木しいたけ栽培を引き継ぐ。しいたけを売れば売るだけ赤字を出すような廃業寸前の経営状態から、独自のアイデアと空手スピリットで年商を10倍まで急成長させる。原木しいたけの希少性や安全性を強調し、特有の風味や食感を生かした加工品を開発、サラリーマン時代に培った猪突猛進の営業スタイルで事業を展開し、現在は、これまでしいたけを購入してくださった方達に恩返しをしたいとの想いから、原木しいたけの食べられる介護施設も経営している。農業の枠組みや常識にとらわれない会社経営は、国や自治体、海外から6次産業化の成功事例として取り上げられ、学校・団体での講演も多数行なっている。著書『伊勢の神様に認められた しいたけの逆襲』(秀和システム)。

団体概要

設立 1966年
代表者名 野呂純也
従業員数 3名
資本金 1000万円
売上高 3700万円
WEB http://www.genboku-siitake.com/
住所 三重県四日市市山城町902-7