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インターンシップを探す【企画・広報】学校以外で子ども達が自由に謳歌できるサードプレイスの活性化プロジェクト。もっと多くの子ども達が楽しく過ごせるための場づくりを一緒にしませんか?


福島県

【企画・広報】学校以外で子ども達が自由に謳歌できるサードプレイスの活性化プロジェクト。もっと多くの子ども達が楽しく過ごせるための場づくりを一緒にしませんか?

認定NPO法人底上げ

東日本大震災で一度は住民が0になった町で子どもたちの笑顔を増やす

震災で4年半避難を経験した楢葉町で子ども達が自分の感情や考えを表現できるフリースペースの利用者を増やす場づくりと保護者に子ども達の活動の姿を伝えるために住民へのヒアリングをしながら、改善策を提案!

このプロジェクトについて

福島県楢葉町は東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で、4年半の間、全町民が避難を余儀なくされた地域ですが、復興が進んできており、震災前とは行かないまでも学校は再開され子ども達が生活をしています。

町の中ではまだまだ遊ぶ場所が十分とはいかず、習い事ができる場所はほぼなありません。学校と家庭以外で、子ども達が自由に活動できる場所がない状態です。そうした現状から、学校と家庭以外の場として、2022年にフリースペースを設立しました。まだ日が浅いですが、来る子ども達の笑い声は絶えずあり、地域の賑わいにもなっていると思います。その一方で、常に10名近くの子どもたちが遊びに来ていますが、子ども達にこうした場をもっともっと提供していきたいと考えています。


子ども達が自由に過ごす場所としての認知はされ、子ども達の笑顔が絶えない状態になってきていますが、その様子を保護者や地域に伝える活動はもっともっと必要です。また、震災前のように子ども達と地域がつながる場ができるともっと子ども達も楢葉町も素敵な場になっていくなと思っており、地域とのつながりを強化していきたいと考えています。

子ども達と一緒に活動しながら、保護者や地域の方との関係性を一緒につくってくれる学生を募集します。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域IT・情報
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 なし
活動内容 常時、フリースペースを利用する子ども達は増えつつありますが、子ども達の活発な姿を利用者の保護者に伝えるための方法も十分ではありません。現在、月1回広報誌を作成し、発行していますが、もっとリアルタイムで保護者に伝えていきたいと考えています。また、保護者だけでなく町に住む方々にも当団体の取組をPRしていきたいとも考えています。

今回は、

①子ども達向けのプロジェクトとして、フリースペースのプログラムの企画・立案・実行



②保護者や地域向けの活動の様子を伝える広報の仕組み作り

を一緒に考えていただければと思います。

まずは遊び場があるということを子ども達に体験してもらうのと、保護者とコミュニケーションを増やすために住民にヒアリングをしながら、SNSを中心とした広報ツールを作る2つの取組を行ってもらいます。

具体的には以下の流れを想定しています。


〇ステップ1:楢葉町で生活しながら、町民とや子ども達とコミュニケーションをとり、現状を知る

当フリースペースで子どもたちと一緒に遊びながら、子どもたちの取り組む環境を把握いただきます。また、楢葉町で生活しながら、町民と交流し、町の様子も肌で感じてもらえればと思います。

〇ステップ2:子ども向けの体験イベントのコンテンツ作りと保護者へのヒアリング

普段、フリースペースで行っている活動(例:段ボールを使った遊び(子どもたちの間で段ボールで作品を作るのが流行っています)や自由に落書き・お絵かきをする活動など)やそれに資する子ども達が自分を表現できるプログラムを一緒に考えていただければと思います。

また、既存の広報誌や連絡手段について、利用している子どもたちの保護者や町の人々から感想やニーズを引き出すためのヒアリングを行い、広報手段のアイデアの種を集めてください。

〇ステップ3:子ども向けイベントの実施と保護者向けの広報ツールの提案

実際にステップ2で考えたものを実行してもらいます。また、保護者に伝えるべき内容や手段(SNSを主とLINEやInstagram)の運用方法を提案し、実際に運用してください。
期待する成果 〇子ども達と一緒に楽しんでください。
〇実際にインターンシップ終了後も引き続き実施できるコンテンツや仕組みづくりに寄与してください。
〇貪欲に子ども達・保護者・町民とコミュニケーションをとり、課題やニーズを発掘してください。
〇学生の感性を活かして、ファンと交流できる斬新なアイデアを積極的に提案していただければと思います。
〇上記のコンテンツから実際に利用者増加につながる結果を期待しています
得られる経験 〇一度は住民が0になった所から復興しているプロセスを見ることができる
〇学校以外の場で子ども達の居場所の様子や運営方法を学ぶことができる
〇地域の人との交流が多く、様々な人とのコミュニケーションを実践することができる
〇イベントの企画・立案・実施の一連の流れが経験できる
〇SNSを活用したマーケティングや運用方法について積極的に実践することができる
対象となる人 〇子ども達はもちろんのこと、人と積極的に交流することをしたい学生・できる学生
〇地域との関わりに興味がある学生
〇自分の意見を押し付けず、他人の言動や行動を受け入れることがしたい学生・できる学生
〇他人を尊重しながら、冷静に状況を分析したい・できる学生
〇何事も楽しめる感性を持ちたい学生・できる学生
活動条件 【期間】
・2025年2月4日~3月22日
※最初の1週間程度はオンラインを想定しています。また、夏休み終了後はオンラインでの参加も可能です。
※上記のスケジュールはあくまで目安であり、調整可能です。
※現地での活動については、新型コロナウイルスの感染状況等によって、変更や中止になることがあります。

【活動頻度・活動時間】
・オンライン活動中:週3~4日(基本平日推奨)、1日5~8時間程度
・現地活動期間中:週5日、1日6~8時間程度
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。

なお、現地までの交通費、現地での活動交通費は全額補助いたします。
宿泊については、当団体提携のシェアハウスを利用いただきます。利用料は当団体で全額負担します。
活動場所 福島県楢葉町(一部オンライン)

私たちはこんなチームです!

できる感覚を、動く楽しみを、生きる喜びを、すべての若者に。

NPO法人底上げは、東日本大震災直後に宮城県気仙沼市で立ち上げました。東北の高校生を始めとする若者が”自分のやりたいこと”と“地元のためにできること”を考え、行動をおこすサポートをしています。そこか若者が主体性や自ら学ぶ力、課題解決力を身に着け、同時に地域に根差した活動を通し郷土愛を育むことで、新しい社会やワクワクする地元をつくることができる人材を育成しています。

■活動内容
〇高校生マイプロ
・高校生自らのプロジェクトをサポート
気仙沼市役所、気仙沼市教育委員会、一般社団法人まるオフィスとの協働事業で行なっています。地域の大人たちが、有志で集まった高校生一人ひとりの思いに寄り添って、地域の中で自分がやりたいプロジェクトを興し実践することをサポートしています。これからも地域内外の方との繋がりを増やし、高校生の思いをよりいっそう形にしていけるように努力していきたいと思います。先行き不透明な未来においても、自分の意思を持って豊かに生きていく力が身についていきますように。

〇気仙沼の教育魅力化事業
・対話と協働からうまれる気仙沼の新しい教育
一般社団法人まるオフィスと協働しながら、気仙沼でより魅力的な教育の仕組みが生まれていくように活動してきました。気仙沼市教育委員会や学校の先生方と魅力的な教育のあり方について対話する時間を重ね、現在は「探究学習コーディネーター」として市内小中学校の総合の授業のサポートを行なっています。気仙沼の教育のあり方がより豊かなものになっていくように努力してまいります。

〇若者育成「B-action」
・環境に慣れるな、環境をツクれ
「環境に慣れるな、環境をツクれ」をコンセプトに、半年間にわたり毎月一回の勉強会を通じて結成される爆笑集団を作る取り組みです。その中で自らの違和感や課題感を言語化し行動に起こします。過去に30 名が参加し、それぞれのフィールドでアクションを起こし続けています。B-action(ばくしょん)は、爆笑とアクションを合わせた造語です。

〇若者育成「SOKOAGE CAMP」
・理想を描き、理想になる
合宿の中で自己を見つめ直し変化を起こす、大学生を対象とした対話型のプログラムです。自分と向き合うとともに、他者との交流を通じて視野を広げながら、自分の理想描きます。

受け入れ企業からのメッセージ

魔女見習い/日野涼音

学生時代に、楢葉町でインターンシップを行い、楢葉町でいろんなものや人に触れていく中で、子どもたちに注目するようになり、子どもの居場所づくりをしていきたいと思うようになりました。その中で、、底上げに入社し、楢葉町に移住をして活動しています。元々、宮城県を中心に活動している団体ですが、福島でも活動したいという想いを団体に伝え、楢葉町でフリースペースを立ち上げました。

この町で過ごす小中学生たちに、学校だけでは学びきれない地域の魅力を見つけたり、自分自身の興味関心に向けてひたすら探究・創作できる機会をつくろうと考えています。活動を始めたばかりで、まさに今、子どもたちとの関係をつくり始めているところです。

まずは、子どもたち自身が、自分で選んで過ごし方を決められる環境をつくることが大切だと考えています。無邪気に遊んでいる姿を見たり、子どもたちと話をしながら、一緒に楽しめる環境をつくりたいと思っています。みんながどんなことに興味を持ったり、楽しいと感じるのかを探りながら、小さいことを一緒にやってみることから始めています。

また、街の中に子どもたちが自由に過ごせる拠点をつくり、子どもたちが街へ出るきっかけをつくりたいと考えています。そこでは、子どもたちが自由に創作できる環境を整え、子どもたちがつくったもの、描いたものなどを地域へ発信する機会もつくっていきます。

そんな中、楢葉町の方々に拠点をつくりたいという話をしたら、今は使われていない商店のスペースを貸してくださることになりました。私たちが考えていることに共感し応援してくれているため、とても心強く支えられています。

私は、楢葉町の人たちから、当たり前の日常の大切さを教えてもらいました。まだ歩み始めたばかりで至らない点がたくさんありますが、平穏な日常がいかに大切なものかを噛みしめながら一人一人の子どもたちと向き合っていきたい。この町で暮らす子どもたちと、共に考え、感じ、一緒に成長して、一緒にもっとこの町を好きになっていきたいと思います。そのために、一緒に活動してくれれば幸いです。

[プロフィール]
1999年生まれ。山形県山形市出身。高校時代、地域活動を通じて地域のことをもっと学びたいと思い、東北芸術工科大学コミュニティデザイン学科に入学。大学1年時に福島県楢葉町で1か月間インターンを行う中、福島浜通りに巡り合う。浜通りで生きる人たちの想いに惹かれ、この町で暮らしていくことを決める。2022年4月より、NPO法人底上げに入り、浜通りで過ごす子どもたちや、地域の大人たちが豊かで少しでも楽しく暮らせるような居場所づくりを目指し活動をしている。

団体概要

設立 2012年5月11日
代表者名 矢部 寛明
従業員数
WEB https://sokoage.org/
住所 宮城県気仙沼市古町2-7-117