青森県
募集中高校生対象大学生対象12日前 17view
【実践型リノベーション】築100年の商店跡地を交流拠点へ!城下町・八戸の趣ある商家を活用して、”住んでよし・訪れてよし”の持続的なまちづくりプランを提案せよ!
▶八戸クリニック 街かどミュージアム
地域住民・観光客の双方から愛される、エリアデザインの答えとは?
八戸市中心街にある築100年を超す旧石甚商店をリノベーションし、住んでいる人も訪れる人も壁なく交わり、まちの魅力的なヒトやコトに案内するコンシェルジュ拠点を、地域ぐるみでゼロからつくるプロジェクト。
このプロジェクトについて
【街かどミュージアムについて】
街かどミュージアムは、長年産婦人科医として約2万人の命に関わってきた故 小倉秀彦先生が、「地域への恩返し」として2012年に中心街の一角に開いた私設のミュージアムです。浮世絵・鳥瞰図・映画ポスターという唯一無二のコレクションを、商売ではなく地域に還すために開いてきました。
その想いを受け継いだのが、ご子息にあたる小倉学館長です。
八戸地域の歴史・文化資源を約20人の学芸員とともに発信するサイト「はちのへヒストリア」を立ち上げ、八戸市美術館の白壁をスクリーンにした屋外上映イベント「白マドの灯」を仕掛け、まちそのものを文化の舞台に変え続けてきました。
どれも最初は「一人の想い」から始まったことです。しかし気づけば仲間が集まり、継いでくれる人が現れ、いくつもの活動へと広がっていきました。
人を動かすのは、大きな計画より、自分が本当に欲しいと思えるものを歩いて行ける場所につくること。それが顔の見えるコミュニティを生み、まちの体温を少しずつ高めていきました。
【今こそ、八戸の中心街にエリアリノベーションが必要な理由】
八戸の中心街では、次々と商業施設や駐車場が立ち並び、長年育まれてきた地域コミュニティが失われつつあります。
しかし、暮らしている人が「ここにいたい」と思えない場所に、わざわざ訪れたいと思う人は来ません。住んでよし・訪れてよし、その両輪が回ってはじめて、まちは生きていられます。
かつて、この地域のコミュニティには、プライベートと仕事の境目が曖昧なまま自然と人が集まり、お節介が循環する豊かさがありました。誰かが困れば誰かが動く。頼まれなくても顔を出す。そういう関係が徒歩圏内・顔の見える範囲で成り立ち、祭りや文化活動もその土台の上に花開いてきたのです。
その感覚を取り戻すには、自分たちが「ここに居続けたいな!」と思える場所が、歩いて行ける距離になければなりません。街かどミュージアムもそういう想いでつくられ、今年はミュージアムの隣に飲食店の「春日屋」もオープンしました。点が少しずつ増え、中心街に個性ある場所が育ってきた。
でも、まだ最後の1ピースが足りていません。点と点をつないで「次は”ここ”に行ってみたらいいよ」と背中を押してくれる、コンシェルジュのような場所が、まだ備わっていません。
【このプロジェクトで実現したいこと】
コンシェルジュ機能を持てる拠点をどのように作っていけばよいのか。
今回のプロジェクトの舞台として選んだのが、街かどミュージアムの向かいに静かに佇む「石甚さん」の跡地です。八戸市の城下町の八戸大火からの復興後に建ち、100年以上この町の変化を見届けてきた商家。建材・タイルを扱い、まちの建設を支え続けた場所が、今も静かに次の使い手を待っています。
ここでやりたいのは、観光客向けの商売でも、よそ者だけが盛り上がる関係人口づくりでもありません。
住んでいる人も、訪れる人も、壁なく緩やかに交わり、次の場所への道しるべになる——
そういう拠点を、この商家からつくりたいと思っています。
ただ、地域住民に必要とされなければ、続きません。何が必要かは、私たちだけでは決められない。
だからこそ、このプロジェクトではソトの目線を持つあなたの感覚が必要です。荷物の片付けから自分たちの手で始め、リノベーション作業で空間を体ごと感じ、地域住民の声に耳を傾けながら、まちを全身で受け取っていく。そのうえで、経済と文化の両輪が回る持続的な場所の在り方を、地域ぐるみでひたすら議論していきます。
この商家を起点に、まちに新しい循環を生む実験を、あなたと一緒につくっていきたいと考えています。
募集要項
| 募集対象 | 高校生大学生 |
|---|---|
| 期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
| テーマ | まちづくり建築・住・リノベーション |
| 職種 | 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング |
| 活動支援金 | あり |
| 活動内容 |
【1週目:「地域を知り、問いを立てる」】 ・受け入れ団体・コーディネーターとのキックオフミーティング(プロジェクトの背景・目的の共有) ・八戸市中心市街地の現地フィールドワーク(城下町エリア・横丁・朝市・祭礼ゆかりの場所などを歩き回る) ・候補物件・エリアの下見と初期評価(「どこで・何を・誰のために」の問いを立てる) ・地域のキーパーソンへの初回ヒアリング(祭礼関係者・商店主・文化活動関係者・町内会役員など) ・チームで役割分担を決め、ヒアリング計画を設計する ・夜は横丁・朝市など、まちの食文化・空気を体感する時間も確保 【2週目:「深掘りと構想」】 ・追加ヒアリングの実施(担い手・住民・事業者など複数名) ・エリアの文化資源(祭礼・歴史・食・アートなど)のマッピングと活用アイデアの整理 ・活動拠点とする物件・エリアの絞り込みと空間コンセプトの検討 ・エリアビジョン(次の30年をどう描くか)のドラフト作成 ・他チームとの中間共有・相互フィードバック(視点の交換で提案を磨く) 【3週目:「設計・提案・発表」】 ・リノベーションコンセプトの具体化(CAD・スケッチ・イメージパース等) ・拠点の運営構想とマーケティング計画の作成(利用者像・収益モデル・広報アイデアを含む) ・エリアビジョンと提案をまとめた最終発表資料の制作 ・地域のキーパーソン・受け入れ団体・他チームへの最終プレゼンテーション ・提案の引き継ぎ・次のアクションの整理 ※実装まで進むことが理想ですが、3週間の主眼は「深掘りと提案の質」にあります。最終成果がCADイメージと提案書でも、十分に価値あるアウトプットです。 |
| 期待する成果 |
・中心街の空き家を活用したモデル提案を報告書として作成する ・地域住民とのヒアリングをアーカイブとして編集し残す。 |
| 得られる経験 |
・「答えのない地域課題」に対して、問いを立て・ヒアリングし・提案にまとめる一連のプロセス体験 ・祭礼関係者・歴史・食・アートなど多様な文脈を持つキーパーソンと直接交渉・協働する実践力 ・建築・空間デザインの視点と、まちづくり・マーケティングの視点を掛け合わせた複眼的な企画設計力 ・異なる大学・専門領域の学生と住み込みで協働するチームビルディングとプロジェクトマネジメントの経験 |
| 対象となる人 |
・「まちを変えたい」「地域の文化や歴史に関わる仕事がしたい」という気持ちがある方 ・建築・空間デザイン・都市計画・社会学・観光・経営・文化政策など、フィールドに関連する学びをしている方 ・自分で動いて情報を集め、考えて形にするプロセスが好きな方 ・「答えがない問い」に、不安より好奇心で向き合える方 ・八戸の歴史・祭礼・食・アートなど、多様な文化の掛け合わせに面白みを感じられる方 募集人数:20名(地元枠10名・首都圏枠10名) 高校生の応募:可 |
| 活動条件 |
参加型:住み込み 【活動期間】2025年8月29日(金)〜9月21日(日) 約3週間(24泊) 【活動頻度】期間中 週5日以上(週35時間以上) 【活動時間】9:00〜18:00(ヒアリング・視察の状況により変動あり) 【活動方法】宿泊拠点よりバスで活動エリアへ 【活動支援金】30000円 【宿泊先】八戸市中心市街地内の物件を予定(詳細は参加決定後に案内) ※共同部屋あり・男女別スペース確保・自炊不可・近隣にスーパーあり 【交通費】上限あり・要相談(遠方参加者は一部補助を検討) |
活動場所 |
活動場所:八戸市中心市街地エリア(活動拠点となる物件および周辺フィールド全体) ※自炊ができないため、ミュージアム内でご飯をつくりみんなで食べます 宿泊先:シェアハウス「いと車」(詳細は参加決定後に案内予定・男女別スペース確保予定) ※宿泊施設からの活動場所までの移動費(バス代)は各自でお願いします。 買い物:宿泊先から徒歩圏内にスーパーあり・自炊環境を整備予定 |
私たちはこんなチームです!


城下町の記憶と、まちの未来をつなぐ。
「八戸クリニック 街かどミュージアム」は、先代の産婦人科医・小倉秀彦氏が文化面で地域へ恩返しをしたいという強い想いから、2012年に開館した私設ミュージアムです。八戸にゆかりの深い鳥瞰図絵師・吉田初三郎(大正から昭和前期にかけて旅行案内鳥瞰図の第一人者として活躍した人物)の原画や旅行案内折図を中心に所蔵・公開。そのほか、江戸・明治の浮世絵などの伝統的木版画、懐かしの映画ポスターなど幅広いコレクションを年4回の展覧会形式で公開しています。
また、八戸地域の多種多様な文化財や歴史文化資源のデータをアーカイブに残し発信する「はちのへヒストリア」の運用も実施。消えゆく地域の歴史・文化を総合的に保管し、後世に残し継いでいくための活動も行っています。
本八戸駅から徒歩10分、中心市街地の一角に位置しており、地域内外沢山の方がミュージアムを訪れます。
また。貴重な地域史を記した蔵書の数々が並ぶ図書コーナーもあり、学生の研究にはうってつけ。
ミュージアムを通して、地域社会への日本文化の理解・普及に寄与することを目指しています。
受け入れ企業からのメッセージ
八戸クリニック 街かどミュージアム 館長/小倉学

Coming-soon
コーディネーターからのメッセージ
栗林 志音(株式会社バリューシフト)

歴史を学ぶことが、どれほど社会の役に立つか、考えたことはありますか?「歴史は繰り返す」といわれるように、人間の本質や社会の構造は時代を超えて同じようなサイクルを描きます。でも、歴史の見方は誰も教えてくれません。本当に大事な歴史は教科書では知りえないのに、僕たちは教科書でしか歴史を知るすべを持っていません。地域を超え、時間軸を超え、世代や価値観を超えた先に見える、本当に大事な光り輝く本質を、ひたすらに問い続ける経験を、この3週間で過ごしてほしいなと思います。
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