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岩手県

【酒蔵×100周年企画】地域の100人と対話し、地酒の次の100年を考える

株式会社浜千鳥

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

100周年を迎える老舗酒蔵の一員として、地域の声に耳を傾ける。

2023年に創業100周年を迎える浜千鳥。世代を超えて、地域に愛されてきました。
節目となる2024年、浜千鳥に対する地域の声を聴き、次世代にも愛され続ける釜石の酒蔵の礎をつくる仲間を募集します。

このプロジェクトについて

■Point 1:地域とともに100年。釜石を代表する日本酒「浜千鳥」
1923年の創業から、地域に根ざし一貫して日本酒を醸造してきた浜千鳥(はまちどり)。「自然とひとつになった酒造り」をコンセプトに、米、水ともに岩手県産の原材料を使用することにこだわり、三陸の豊かな魚介を楽しむ食文化に調和した、スッキリと口当たりの良い日本酒を造っています。
また、積極的に地域の方々との交流も行っており、春には酒米の田植え、秋には稲刈りや仕込み体験、冬には地元で新酒の蔵出し祭りを開催するなど、地域とひとつになった酒造りをおこなっています。

2022年11月には新しい取り組みとして、釜石の隣町、大槌町で収穫した酒米と、
その土地の湧水で仕込まれた大槌の日本酒「源水 純米吟醸」が最近、発売となりました。
この「源水 純米吟醸」は、大槌町民と一緒に、田植え、稲刈りなどを行い、ワークショップやアンケートを通じて対話を何度も重ね、つくられました。

地元の方々とお米からお酒になるまでの酒造りの過程を共に分かち合うことが、100年の間、地元に根付いてきたという自信や誇りに繋がっています。

■Point2:地域を超えて愛される浜千鳥

また、浜千鳥は、「浜千鳥を楽しむ会」というイベントを定期的に開催し、地元だけでなく、東京・盛岡など地元を超えた場所でもファンとの交流を行っています。
その時期だけの限定酒とそのお酒に合う岩手の食材を使った料理を提供したり、数多くある浜千鳥のお酒で利き酒大会を実施したりと、日本酒を気軽楽しんでもらう場づくりに取り組んできました。作り手とファン、ファン同士が話す機会にもなり、酒の感想のみならず、お互いの近況を話すことを通じて浜千鳥のコミュニティが形成されてきました。

そして、イベント以外にも毎月定期的に浜千鳥のお酒が届く「頒布会」といういわゆる 「日本酒のサブスク」 を企画しており、ファンが全国のどこにいても浜千鳥を楽しめるような仕組みを用意しています。そして、頒布会会員向けに「頒布会新聞」という会報も発行しています。これには、その月に届く日本酒の味わい、釜石の酒蔵の近況、酒造りに関するQ&Aなどが載っており、社員の方々の手で、毎月制作しています。

社長や社員自らがファンと交流を重ね、ファンの声を反映させた酒造りを続けてきたからこそ、「全国で愛される釜石の地酒」といういまの浜千鳥があります。

■Point3:これまで、そしてこれからの浜千鳥

これまでファンと共に歩んできた浜千鳥は、次の100年を見据え、さらに「地元に愛される酒蔵」となるべく、チャレンジしていきたいと考えています。
そこで、100年という節目となるいま、浜千鳥に対するイメージや想い、メッセージに耳を傾けることによって、次の100年の企業の方向性を考えていきたいと思っています。

今回、インターン生には地元内外の100人から、浜千鳥に対する「声」を集めてもらいます。この「声」を集めることは、今までの浜千鳥を振り返り、そしてこれからの浜千鳥を考えることに繋がります。ヨソモノの視点を持つ学生の皆さんだからこそ、地域からの素直な声を聞けることを期待しています。

インターンシップのはじめには、企業で約1週間の酒造り研修を実施します。酒造り研修を通じて、浜千鳥のこだわりや考え方を学び、企業や地域について理解を深めてもらいます。
その後、企業担当者と共に100人の声を集めるための計画を立ててもらい、SNSを使ってプロジェクトの周知活動を行います。そして、100人の声を実際に収集して、その一部の発信までを担ってもらいます。
また、数人の浜千鳥ファンにインタビューを行い、その内容を記事にして頒布会新聞やWebページで掲載をします。

地域の声を聞き、浜千鳥と次の100年を共に考えてくれる仲間を募集します。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 文化・伝統産業食・ライフスタイル
職種 企画・商品開発マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 【酒蔵×100周年企画】地域の100人と対話し、地酒の次の100年を考える

【STEP1】
●企業、商品、市場の理解(1週目:40時間)
・社長、社員の方から会社の考えや取り組みについて話を聞き、企業や商品の理解を深める
・現場で1週間、酒造りの業務補助を行うことで酒造りに関する理解と今後の活動について整理
・メッセージの収集計画、広報計画を立て社長と合意を取る

【STEP2】
●メッセージ収集・広報活動(2~3週目:80時間)
・定期的な情報発信を通じて、ファン100人の声を集める
・社内の方々と協力して市内関係機関に対しての周知依頼を行う
・メッセージをくれた人を対象にインタビューを実施する

【STEP3】
●メッセージ収集、発信・社内報告会の実施 (4~5週目:80時間)
・収集したメッセージを社内外に発信していく
・インタビュー内容を頒布会新聞、SNS用の記事に落とし込む
・社内報告会を実施する
期待する成果 ・浜千鳥ファン100人の声を集める
・浜千鳥ファン3名以上にインタビューを実施する
・週2回以上のSNS発信
・頒布会新聞やWebページにてファンの声を掲載する
得られる経験 ・100年を超える老舗酒蔵に対する小さな声に一つ一つ耳を傾け、向き合っていく経験
・ファンとの交流を通じて、地域のおける老舗酒蔵の価値や意義を発信していく経験
対象となる人 ■必須条件
・明るく主体的な行動ができる人
・コミュニケーションをとることが好きな人

■歓迎条件
・日本酒の持つ文化的価値を発信することに興味がある人
・お酒(特に日本酒)が好きな人
・インタビューや記事作成などに興味がある人
活動条件 【活動期間】
2月初旬から3月中旬(要相談)

【活動頻度】
週5日
※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります

【活動時間】
受け入れ企業の通常勤務時間内に基づき実施

【宿泊】
釜石市内の宿泊施設(現地側で準備)

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、パソナ東北創生(担当:三浦 連絡先:mayumiura@pasonatohoku.co.jp)までお問い合わせください。
活動場所 岩手県釜石市 浜千鳥内

私たちはこんなチームです!

自然とひとつになった酒造り

「浜千鳥」の由来は、国立公園に指定されている風光明媚な陸中海岸の浜辺に群れなす千鳥をイメージし、名付けられました。岩手県の豊かな自然に育まれ、さらりとした口当たり、味わい深く後切れが良いのが特徴です。陸中海岸で獲れた新鮮な海の幸、北上山地で採れた山の幸によく似合うお酒に仕上げられています。吟醸酒はフルーティーな香りを漂わせ繊細な中に深みを醸し、純米酒は穏やかな味わい。本醸造は燗でも冷でも、さらりとした飲みやすさがどのようなお料理にもマッチするように造っています。地域に愛される味を守りながら、新たな楽しみ方を提案していきたいと考えています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役社長/新里 進

弊社の経営理念は「地酒を通じて地域社会の役に立つ喜ばれる企業であること」です。
会社の存在意義を常に意識して、会社や商品をお客様に理解していただく活動を行い「地酒ブランド」を目指していきます。
地酒とはどのようなものであり、それがお客様にどうしたら喜んでいただけるかが、弊社の永遠の課題です。
インターンシップでは、顧客の方々から浜千鳥に対する声を集めていただきます。地域の中の小さな声も拾っていくことが、経営理念にもつながっていきます。私たちと共にこれからの100年を考えてきましょう!

[プロフィール]
釜石生まれ。中央大学理工学部管理工学科卒、1982年株式会社釜石酒造商会入社。
1998年関連会社酒類卸売業の株式会社釜石酒販代表取締役就任、2001年株式会社釜石酒造商会代表取締役社長就任。
2003年「地酒ブランド」を目指し、商号を株式会社浜千鳥に変更。
(趣味:きき酒と温泉)

団体概要

設立 1923年
代表者名 新里 進
従業員数 13人