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宮城県

【SDGs×漁業】持続可能な水産業を牽引する漁協と共に、海に優しい未来を創ろう!

宮城県漁協石巻地区支所

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

地域の漁業者に「持続可能」な水産業の意義をPR!?

石巻では持続可能な水産物の国際認証「ASC認証」を取得した牡蠣を育てています。もっと多くの事業者にこの認証を取得してもらうために、漁業者に向けASC認証の重要性を発信していきましょう!

このプロジェクトについて

【その1:課題を抱える水産業】
日本の海は優れた条件に恵まれ、水産業が活発に行われていました。しかし、水産資源の減少、担い手不足、そして魚食離れなど...水産業はさまざまな課題に直面しています。現在、水産業では「持続可能性」が強く求められています。

【その2:持続可能な漁業ってなに?】
私たちが普段口にする水産物は自然の賜物であり、無限なものではありません。世界中で水産物の消費が増える中、漁師みんなが獲れるだけたくさんの魚を獲ろうとすると、いつか魚は枯渇してしまいます。実際、枯渇の危機にある水産資源は年々増加しています。未来永劫いつまでも海の恵みを享受するために、水産資源の管理や利用の在り方が問われています。獲りつくさないように魚の漁獲量を制限したり、海の環境を守りながら養殖したりすることで、海と魚と私たちの食を守る漁業、それが「持続可能な漁業」です。

【その3:ASC認証とは】
スーパーのお魚コーナーで「asc」と書かれたエビや貝のパックをみたことはないでしょうか?これは持続可能な養殖業をしているという証の世界共通のマークです。ASCとは水産養殖管理協議会(Aquaculture Stewardship Council)の略で、この団体が運営する養殖に関する国際認証制度がASC認証です。認証を取得するためには、自然環境の汚染や資源の過剰利用の防止に加えて、漁師や加工業者の従業員、地域住民との誠実な関係構造の構築が求められています。
漁業者の水揚げや漁場利用を管理する漁協も持続可能な海を守る役割を担っており、宮城県漁協に所属する石巻湾支所、石巻地区支所、石巻市東部支所が管轄するカキ養殖漁場も2018年4月、ASC認証に加わることが出来ました。

【その4:現場におけるASC認証認知の難しさ】
ASC認証を取得するためには、約100項目の厳しい審査を通過する必要があります。しかし、審査項目の多さや複雑さから、漁業者に対して上手くASC認証のことを伝えられないこともしばしば...。認証の大事さを伝えるためには一部の人が努力するだけでなく漁業者全体で取り組むことが大切です。
また、漁業者が当たり前にしてきた仕事が実は認証取得に寄与していることもあります。漁業者に認証取得の審査にどんな項目があってどんな海づくりにつながっているかを理解してもらい、それができている現状に対して自信を持ってもらうことを私たちは望んでいます。

【その5:ASC認証の重要性を伝えよう】
今回は実際に牡蠣を養殖している「漁業者」をターゲットにASC認証の魅力や、認証を継続することのメリットを伝えられるコンテンツを作っていただきます。文章、ポスター、画像など媒体は問いません。あなたの得意な表現分野とASC認証の知識を掛け合わせて存分に力を発揮してください!

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域農林水産・6次産業
職種 マーケティング・広報
活動支援金 あり
活動内容 ==事前研修===

・事業プロデュース、マーケティング、水産ビジネスなどをテーマにしたオンライン講座

・過去のインターンプログラムの題材としたケーススタディグループワーク(2days)

===本プロジェクト===
◇実践型インターンシップ(4weeks)
●STEP1【1週目:地域の漁業や食文化を知る】
・漁業や、漁師さんの仕事内容を知る。
・ASC認証取得までの流れや条件、バイヤーや消費者にとってASC認証商品を扱うメリットを学ぶ。

●STEP2【2~3週目:コンテンツ制作】
・漁業者や漁協の職員が分かりやすくASC認証のメリットについて理解できるコンテンツを考える。
・コンテンツに関しては映像、ポスター、文章などさまざまな可能性を視野に入れながら、学生の得意分野を活かせるものとする。

●STEP3【4週目:コンテンツの完成&引き継ぎ】
・ここまでに検討したコンテンツを形にする。
・漁協職員に実際に評価してもらう。
・漁協職員にコンテンツを引き継ぐ。

※参加が決定した後、事前の面談や顔合わせ等で、あなたの特技や想いを伺い、
受け入れ企業の現状をすり合わせながら、実際の仕事内容、1ヶ月の流れを決めていきます。
「このテーマならこんなことがしてみたい!」という意見も大切にしたいと思いますので何かあれば、ぜひお聞かせください!
一緒にあなたにとって「一生に一度の忘れられない春」の計画を立てていきたいと思います。
期待する成果 1.漁業者がASC認証について知ることができ、ASC認証の継続の重要性を伝えることができるコンテンツの作成
2.ASC認証の価値を再認識することで「持続可能」な水産業のアピールにつながるコンテンツの作成
3.漁業者の方に向け、ASC認証の「インナーブランディング」を行うことができるコンテンツの作成。
得られる経験 ・持続可能な漁業について深く理解できる
・漁師、漁協関係者、地元住民と交流することで漁業の現場感を養うことが出来る
・現場で実際に使われるコンテンツ制作を経験することができる
対象となる人 ・様々な人とコミュニケーションを取ることが得意な人
・主体的に考え、行動を起こせる人・持続可能な漁業に興味のある人
・動画やポスターなどのコンテンツ作りに興味がある人、得意な人
活動条件 【実施時期】2024年 2月16日〜3月20日
【活動時間】8:30〜17:00 週5日程度
【宿泊】フィッシャーマン・ジャパンのシェアハウスTRITONに滞在(詳細は面接・説明会時に説明)
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。
活動場所 ・宮城県石巻市での現地滞在

私たちはこんなチームです!

先進的な活動に取り組む漁協です

石巻湾支所、石巻地区支所、石巻市東部支所が協同でASC認証を取得しました。生食用の牡蠣に最適な環境で宮城県の過半数を超える量が認証のカキとなりました。3つの支所で協同で認証を取ることは決して簡単なことではありませんでした。水産物に消費者が一目でわかる「ASC認証」のラベルを付けることで、養殖場と市場をつなぎ、責任ある養殖の推進に役立っています。

今回のプロジェクトでは石巻地区支所がプロジェクトを牽引します。宮城県漁業協同組合 石巻地区支所は、主に石巻湾中央部と荻浜湾を漁場とする漁師が所属する漁協です。私たちが管轄する漁場は親潮と黒潮がぶつかる世界三大漁場の三隆沖の海の栄養と、雨が降って山から流れてくる栄養が豊富な漁場です。

石巻地区支所は高齢化等により、全国的に漁業従事者の減少が課題となっている中、県外からの新規従事者を積極的に受け入れる取り組みを行うなど、先進的な活動を数多く行っていることもこの支所の特徴の一つです。柔軟な発想で挑戦を続けるチームにあなたも飛び込んでみませんか?

受け入れ企業からのメッセージ

支所長/木村丈樹

私達、宮城県漁業協同組合 石巻地区支所が目指しているのは、従来の漁協のあり方を尊重しつつ、多様化する時代の流れに対応できる組織を目指しています!
今の仕組みにとどまらず、日々新たな挑戦をしています!
今回のプロジェクトでは最高な牡蠣が育つ最高の漁場の品質を支える「ASC認証」の価値を漁業者に伝える仲間を募集します。
若いチャレンジにとても期待しています!!!

団体概要

設立 平成19年4月
代表者名 支所長 / 木村丈樹
従業員数 7