岩手県
募集終了大学生対象2022.6.18 783view
【土木×デザイン】建設会社の採用冊子を作成し、地域の暮らしの未来を守る
▶株式会社青紀土木
このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。
地域の建設業の採用広報担当者として高校生向け冊子製作に挑戦!!
1980年の開業以来、青紀土木は地域の暮らしを下支えしてきました。しかし現在、地域の建設業は深刻な人手不足に陥っています。地域の高校生に土木の仕事を知ってもらうための”特命”広報担当を募集します。
このプロジェクトについて
■Point 1 : 地域を下支えする、「建設業という仕事」について
青紀土木は岩手県釜石市にある、地域の土木会社です。地域で宅地を造成したり、道路や鉄道のメンテナンスをしたりして、私たちの当たり前にある日常を支えています。
「地図に残る仕事。」という言葉を聞いたことはありませんか。
これは大手ゼネコン会社の採用キャッチコピーです。地図に残るようなスケールの大きな仕事に携わることができるという意味で、30年以上使われていています。大学生の皆さんは建設業というと、このような大規模なプロジェクトをイメージする方も多いと思います。
一方で地域の建設業のことは、あまり知らないという方も多いのではないでしょうか。
青木社長は地域の建設会社の仕事を「地域の当たり前を下支えする仕事。」だと話します。
地域の建設会社は道路を整備したり、老朽化した水道管を交換したり、側溝の土を取り除いたりという、私たちの目に見えない仕事をしているからです。
もしそのような仕事がなければ、道路は不定期で通行止めになり、水道は時期により出なくなり、雨が降れば水害の被害を受け、晴れれば街中が土埃で覆われてしまいます。
そんな私たちが当たり前と感じている日常を、見えないところで支えている仕事、それが地域の建設業です。
■Point 2 : 3.11からいままで
青紀土木がある岩手県釜石市は東日本大震災で大きな被害を受けました。青紀土木でも本社や施工中の現場は流され、多くの重機や機材を無くしました。
しかし、震災後すぐに日本製鐵の工場敷地内に臨時本社を作り、内陸の業者に電話して重機を運んでもらい、緊急車両が通ることができるように道路のがれき撤去を行いました。
その時のことを青木社長はこう語ります。「私たちの後ろに、警察や消防、自衛隊が待ってるんです。この道路が繋がらないとその奥の集落に救助が行けない。この仕事ができることだけでも、尊いと思っていました。」
その後7年間、青紀土木は復興の最前線で一心不乱に街の再生に取り組み、ハードの復興は一段落を迎えました。
しかしそこで待っていたのは、公共工事の激減でした。街の設備が一気に新しくなったため、仕事がなくなってしまったのです。
青紀土木は2022年4月、新しく新規事業として森林管理を始めました。地元の森林組合と連携して、地域の森林保全を行う仕事です。
青木社長は「震災を経て、改めて自分たちが地域に存在する意味が分かった。一時的に仕事が減っても、自分たちが地域で存続するためにやれることは何でもやりたい」と話します。
■Point 3 : 地域に土木がある意味。それを直球で伝えたい。
震災を乗り越え、地域の当たり前を支えてきた青紀土木ですが、大きな課題があります。それは人材採用です。
少子化の影響で地域の高校に土木科がなくなり、安定的に若手採用を行うことが難しくなりました。また土木には「きつい・汚い・危険」の3Kのイメージがあり、業界全体として人手不足が深刻化しています。
そんな中、青紀土木では地域の小中学校向けの見学会を企画したり、岩手県の福祉実験ユニットのへラルボニーと一緒に重機のアートラッピングをしたりといった、建設業のイメージを変えるための活動をしてきました。
青木社長は「我々の仕事の意味を知ってもらえば、必ず若手は来てくれる」と言います。今回のインターンではそのような社長の想いを具現化するために、高校生向けの会社紹介の冊子を制作します。
対象は地域の高校生で、青紀土木と地域の建設業の役割を知ってもらえる1冊を作ることを想定しています。
インターン生にはどうすれば地域の高校生に建設業の意味を理解してもらえるか、をテーマにして冊子の企画・デザイン・構成・制作までを一気通貫で担当していただきます。
社員のインタビューを載せるか、どのようなデザインが高校生に関心を持ってもらえるか、どのくらいのボリューム感にするか、etc… 社長と相談しながら決めていきましょう。
「地域の当たり前を下支えする仕事。」の特命広報担当者を募集します。
募集要項
募集対象 | 大学生 |
---|---|
期間 | 短期(3週間〜2ヶ月) |
テーマ | まちづくり建築・住・リノベーション |
職種 | デザイン編集・ライティング |
活動支援金 | あり |
活動内容 |
小中学生向け企業紹介冊子を作成し、地域の土木インフラの未来を守る ●STEP1【開始~1週目】 会社・業務理解+現場を知る+既存の情報発信について理解を深める ・社長や社員の方から会社の取り組み・考えや、地域への影響を学び企業理解を深める ・現場で実際の仕事見学、業務サポートを行い、業務理解と今後の活動について整理 ・冊子の構成案、デザインを作成 ●STEP2【2週目~3週目】 ・冊子の構成案、デザインを社長へ提案をし作成し始める ・社員のインタビューや写真撮影などを実施 ●STEP3【3週目~4週目】 ・冊子を完成させ発注し、現場への配布を実施 ・職場での冊子の完成お披露目会の開催 ※短大卒20歳の新入社員の方と一緒に広報プロジェクトを推進します ※日々活動の様子を自社Webのブログ、SNSを活用して発信 |
期待する成果 |
・高校生向けの企業紹介冊子の作成(12ページほどを想定) ・社内お披露目会の開催 |
得られる経験 |
・未知の業界に対して探求し、魅力を掘り起こして発信していく経験 ・情報の受け手の考えを想像しながら、それにあった情報発信を追求していく経験 ・地域における大きな課題である「人材」に関して真正面から取り組む経験 |
対象となる人 |
・デザインの力で地場産業にスポットライトをあてたい人 ・広報や人材採用などに興味があり、多様な人と楽しんでコミュニケーションが取れる人 ・ワクワクしながら新しい企画を考え、責任を持ってやり切れる人 ・周りの人を楽しませることを心がけて、主体的な行動ができる人 |
活動条件 |
【活動期間】 令和4年8月中旬~9月中旬 【活動頻度】 週5日 ※活動の内容・進み具合によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります 【活動時間】 受け入れ企業の通常勤務時間内に基づき実施 【宿泊】 釜石市内の宿泊施設(現地側で準備) ※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、パソナ東北創生(担当:林 連絡先:mithayashi@pasonatohoku.co.jp)までお問い合わせください。 |
活動場所 | 岩手県釜石市青紀土木事務所と複数の現場 | 事前課題 | あり(マッチング後に1人1人に合わせて依頼します) |
私たちはこんなチームです!


地域とともに。
私たち株式会社青紀土木は、公共工事・民間工事・鉄道工事といった、インフラを支える役割を担ってきた地元企業。土木工事を軸として裾野を広げ、地域の“当たり前の暮らし”を支えるお手伝いをしてまいりました。
今回、人材採用の基盤を整えるべく、このような形でのインターンシップを初めて募集します。
土木の仕事を伝えることは簡単なことではありませんが、私たちと一緒にチャレンジする人材の応募をお待ちしております。
受け入れ企業からのメッセージ
代表取締役社長/青木 健一
昭和55(1980)年創業の青紀土木は創業者 青木正紀の丁寧で堅実な仕事振りが評価され、評判が次の仕事を呼び、いっぽ一歩着実に成長してまいりました。
幾多の試練も柔軟な発想とたゆまぬ努力で乗り越え、多様なニーズにお応えする事でJR東日本・三陸鉄道など公共事業の枠に留まる事なく活躍の場を拡げてまいりました。
平成23(2011)年3月11日発生した東日本大震災による大津波に遭い、三陸沿岸は壊滅的な状況となり、弊社も社屋の流出始め甚大な被害を受け、前日の夜間作業で非番だった大切な2名の社員を喪いました。
深い悲しみを心に携えながら、沢山の皆さまにご支援ご協力を頂き、社員一丸となって道路啓開・がれき撤去・応急復旧と常に復旧・復興の最前線で注力してきました。
震災から11年、新しく出来上がったこの街で、これからも変わらず地域と共に歩み、インフラ整備を通して地域社会に貢献する、縁の下の力持ち企業として私達、株式会社 青紀土木は復興の「その先へ」向かいます。
[プロフィール]
1973年 岩手県釜石市生まれ
1996年 北海道の土木会社に入社
2001年 株式会社青紀土木へ入社
2016年 同社代表取締役専務 就任
2019年 同社代表取締役社長 就任
(趣味:野球観戦)
団体概要
設立 | 1980年 1月 1日 |
代表者名 | 代表取締役社長 青木 健一 |
従業員数 | 41名(令和4年4月現在) |
資本金 | 2000万円 |
WEB | https://aoki-doboku.com/ |
住所 | 岩手県釜石市鵜住居町6-20-1 |
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