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インターンシップを探す【海外販路開拓】香港市場のトップシェアを狙え!宮城の「牡蠣」を世界で売りまくる戦略を立案せよ


宮城県

【海外販路開拓】香港市場のトップシェアを狙え!宮城の「牡蠣」を世界で売りまくる戦略を立案せよ

株式会社ヤマナカ

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

香港マーケットを徹底調査。香港でも通用する牡蠣を目指す。

牡蠣の消費量が非常に多い香港。
しかし、宮城で養殖される牡蠣と香港で好まれる牡蠣の形状は異なります。
海外の養殖方法を採用した宮城県産の牡蠣を香港で人気商品にするための販売戦略を考えてください。

このプロジェクトについて

【舞台は香港!香港の牡蠣マーケットの現状とは】
積極的に東北の食を海外に輸出している「ヤマナカ」。今回のプロジェクトの舞台は香港です。
香港は世界でもトップクラスの牡蠣消費エリアなのですが、香港の主な牡蠣輸入先は北米とヨーロッパで、輸出量第1位のフランスと日本の差は約15倍!
そんな中、新型コロナウイルスの影響によりフランスをはじめとするヨーロッパからの輸入が難しくなり、香港マーケットは他の地域からの輸入を求め始めています。ヨーロッパとの差を埋めるにはまさに今がチャンスとも言えるタイミングなのです。

【海外市場に向けに特化した牡蠣を新規開発】
宮城県で育つ牡蠣は栄養豊富な海で育つことから、身が大きく、濃厚でクリーミーな味が特徴です。国内でも生食用の牡蠣としても大変人気があります。その一方で、香港に輸出するとなると、いくつかの課題があります。

まず一つが、香港で好まれる牡蠣と宮城で養殖される牡蠣の形状が異なり、香港は小ぶりで一口で食べられるものが、日本では大ぶりでボリューミーなものが好まれています。そこで、今回る海外で多く採用される「シングルシード」という養殖方法を採用し、一口サイズの牡蠣を育てようとしています。

二つ目の課題は日本の牡蠣の生命力が弱く、香港につく頃には鮮度が落ちてしまうことです。この課題を克服するため、香港に輸出する牡蠣はロングライン方式(※)を採用し養殖することで、生存期間が長く強い牡蠣となっています。
香港でのトップシェアを目指すため、様々な工夫のもと養殖される牡蠣を現地で通用するようなブランディングをはじめとしたマーケティングを模索してください。

【牡蠣の海外市場を徹底的に調査】
今回のプロジェクトは販路が海外であることが特徴です。国それぞれで食文化や受け入れられるブランドの在り方は異なります。
そのため、このプロジェクトでは「海外では牡蠣はどのように食べられているのか」「どんな人が牡蠣を好んで食べているのか」など徹底的に牡蠣の海外市場を調査してもらいたいと思っています。そのリサーチ結果をもとに、香港でトップシェアを狙えるようなブランドを確立してください。
このように、海外市場を調査し、そのことを踏まえて現地にあったブランドを確立することは難しいかもしれません。
しかし、そのミッションを達成するまでの過程での学びはきっと多く、他ではできない経験をできるはずです。
失敗を恐れず、新しいことにチャレンジできる学生をお待ちしています!

【異業種出身の社長のもとで】
「ヤマナカ」は三陸の豊かな海がつくるホヤ、ホタテ、カキを扱う石巻の水産加工会社です。社長の高田さんはもともと別の業界出身ですが、出身である石巻の海産物を生かした挑戦をすべく2008年に会社を立ち上げました。創業して3年目に起こった震災によって、工場も大規模な半壊をしてしまう中、いち早く行動を開始して、震災から2か月後には営業を再開!積極的な海外展開に取り組んだ結果、現在では独自のポジションを築いています。
これまでのインターンシップでも海外に販路を展開するプロジェクトに挑戦してきました。

※ロングライン方式とは、オーストラリアで開発されたシステムで、ヨーロッパや北米でも用いられている養殖方法です。干潟に杭を立て、ケーブルを引き、そのケーブルに専用のカゴをつり下げて牡蠣を養殖します。干潮時には、あえて牡蠣を空気にさらし厳しい環境で育てることで、牡蠣の貝柱が鍛えられ、収穫後の生存期間を伸ばすことができます。また、より身に甘みが増すのも特徴です。



本プロジェクトは、変革の最前線で学ぶ、実践型オンラインキャンパス「FISHERMAN COLLEGE」の一環として実施しています。

【FISHERMAN COLLEGEとは…】
水産資源の減少、担い手不足、魚離れ。さらにコロナ危機、今まさに変化が必要とされている日本の水産業。
フィッシャーマン・カレッジは、その最前線で活動する変革者のもとで学び、課題解決に取り組む実践型オンラインキャンパスです。
【特徴】
①変革の最前線『水産業』が舞台
水産資源の減少や国内市場の縮小、人口減少、そしてコロナ。大きな環境変化に対応しなければ、島国日本の大切な産業である”水産業”は、今まさに変革が必要な重要な局面。あなたの力を発揮するチャンスがここにあります。

②トップランナーから学ぶ
さまざまな角度から水産業変革に挑むトップランナーによる連続講座を実施。課題解決に取り組むための方法論を学ぶ事ができます。

③全国の仲間と共に学ぶオンラインキャンパス
オンラインだからといって、家で一人で取り組むわけではありません。同期として参加する仲間とともに、悩みを共有し、知恵を出し合う環境を用意しています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 食・ライフスタイル海外展開・貿易・語学
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 なし
活動内容 ==FISHERMAN COLLEGE共通プログラム===
◇フェーズ1:オンライン講座(2weeks)
・事業プロデュース、マーケティング、水産ビジネスなどをテーマにしたオンライン講座。
・水産業をとりまく課題についてのインプット、チーム別の事例リサーチ。
◇フェーズ2:ケーススタディ(2weeks)
・過去のインターンプログラムの題材としたケーススタディグループワーク。
・インターン受け入れ企業関係なくメンバーミックスで実施。

===本プロジェクト===
◇フェーズ3:実践型インターンシップ(5weeks)
・実際の水産企業が抱える課題をテーマとした実践型インターンシップ
【1週目】
「ヤマナカ」の思いと海外市場について知ろう
ー「ヤマナカ」へのヒアリングを行い、海外へ販路を広げるワケや社長のパッションに触れる。
ー香港の牡蠣市場に関しての市場調査を行う。

【2週目~3週目】
宮城県産オリジナル牡蠣のブランディングに挑戦しよう
ーブランドのコンセプトを考え「何を伝えるか」を明確にする。
ー調査した結果をもとにブランディングに取り組む。

【4週目~5週目】
香港でトップシェアを狙える販売戦略を提案しよう。
ーこれまで調査してきた情報をもとに現地向けの販売戦略を考察する。


◇フェーズ4:成果報告、振り返り
・成果報告会、修了研修を行う。
期待する成果 ・香港をはじめとした海外の牡蠣市場の調査
・香港向けに養殖される牡蠣のブランドを確立
・販売戦略を提案
得られる経験 ・実際にブランディングに挑戦することで教科書にはないマーケティングの「リアル」を体験することが出来る
・多くの人々に愛される商品がどのように生まれているのかを体験できる
・海外と日本の市場の違いに触れられる
・地方企業の「今」を知ることが出来る
・様々な人とのコミュニケーションを通じて、価値観や生き方に触れることが出来る
対象となる人 ・地域資源活用に関心がある人
・牡蠣が好きな人
・ブランドの創造に興味がある人
・海外への販売に関心のあるひと
・様々な人とコミュニケーションを取ることが得意な人
・主体的に考え、行動を起こせる人
活動条件 ◇活動期間:8月3日~9月30日(予定)
・プログラムはオンラインで進行します。
・プログラムの性質上フェーズごとに活動頻度が変わります。
- 活動の目安
フェーズ1:週3回2~3時間程度のオンライン講義に参加
フェーズ2:チームのメンバーと役割やスケジュールを調整して参加することが可能です。
フェーズ3:企業の一員として課題解決に全力で取り組みます。基本的に平日は毎日活動に参加することが想定されます。
※授業や、研究、アルバイトと並行しての活動も可能です。
※このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムとして実施しています。
活動場所 ・基本的にはオンライン
本プログラムでは、フルオンラインでも共に学ぶ仲間とのつながりを作るために、オンライン上の仮想キャンパスを用意します。
Slack、ZOOMなどのツールを活用し、活動中はいつでも参加者同士が繋がり合いつつ、コーディネーター、経営者とのコミュニケーションを密に取れる環境です。

私たちはこんなチームです!

三陸の海の幸を石巻から世界へ!

株式会社ヤマナカは、平成20年8月の設立した、ホヤ、カキ、ホタテを中心に三陸の海で生産される生鮮魚介類を取り扱う流通会社です。
Marine(海) +Innovation(革新)をかけ合わせた造語「MARINOVATION」をミッションに掲げ、水産業に革新をおこすべく、日々挑戦を続けています。また、三陸の海の幸を海外に売り出すことにも積極的に取り組んでおり、東南アジアをはじめとした様々な国への販売を行っています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役社長/髙田 慎司

私自身もインターン方々から刺激を頂けるような、そんな時間を過ごしたいと考えています!
皆様のご参加お待ちしております。

団体概要

設立 2008年8月
代表者名 髙田 慎司
従業員数 45