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福島県

被災地2店舗目のガラスアクセサリー工房兼ショップ、開店告知イベントプロデュース!

HARIOランプワークファクトリー小高

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

女性の柔軟な働き方を提案する企業の、2店舗目告知企画をお任せします

福島の被災地で、「ランプワーカー」という柔軟な働き方を提案するガラスアクセサリー工房があります。県内2店舗目オープンの告知イベントを企画・開催し、春のスタートにつながる集客をめざしてください。

このプロジェクトについて

■女性に魅力的な仕事と働きやすい環境を
南相馬市小高区は、福島第一原子力発電所から約10~20kmに位置し、東日本大震災に伴う原発事故で全住民が避難指示の対象になりました。2016年7月の避難指示を受け、現在、住民の帰還が着々と進んでいる一方で、極端な人口減少・超高齢化のため、地域の未来が見通せないという現状があります。特に若者が帰還を考える上での問題点として、「小高区に働ける場所」がないことが挙げられました。そんな課題に対し、特に女性に魅力的な仕事と働きやすい環境を創出すべく、小高ワーカーズベースがHARIOランプワークファクトリー社とライセンス契約を締結して設立したのが、「HARIOランプワークファクトリー小高」。短期間、在宅、子連れ勤務など、さまざまな働き方のできるガラス職人(ランプワーカー)という働き方を、被災地の女性たちに提案しています。

■古いイメージのものを、今の時代のニーズにあったものへ
HARIOランプワークファクトリーでは、ランプワーカーがひとつひとつ丹念に手加工でガラス商品を作っています。親会社であるHARIO社は、1921年より90年の間ガラス製品を作ってきました。創業当時は、ワーカーがひとつひとつ手作業で理化学器具や食器を作っていました。のちに機械製造を進化させ、今では工場の中に人の姿も少なくなりました。そこでHARIO社は再び原点に立ち、ワーカーが丹念に作った作品を届けしたい、手加工の技術を次の世代に残したい、そんな思いで「HARIOランプワークファクトリー」というブランドを立ち上げました。
「HARIOランプワークファクトリー小高」も、その思いを形にする一員として、限りなくピュアな素材「耐熱ガラス」に新たな命を吹き込んでいます。

■次の復興支援のため、今春いわき市に2店舗目をオープン
この春、次の被災地支援として、やはり甚大な影響を受けた福島県いわき市に、県内2店舗目をオープンさせます。いわき市は福島県で二番目に人口の多い都市。販路拡大とともに、新しいランプワーカーの育成も見込んでいます。インターン生にお願いしたいのは、3.11に開催予定のオープン告知イベントのプロデュース。手加工のガラスアクセサリーの美しさと、ランプワーカーという柔軟な働き方の2つを、多くの方に伝えてください。そして春の本格オープンにつながるプロモーション方法を考え、提案してください。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ ものづくり小売り・流通
職種 マーケティング・広報職人・ものづくり
活動支援金 あり
活動内容 3月11日に合わせ、福島県いわき市内で新店舗オープンイベントを開催します。そのコンテンツ企画から当日の運営、アンケート結果集計、今後の顧客定着につながるアイデア出しまでをお願いします。イベント開催地は事前に決定していますが、そこで何をするか、何を伝えるかは自由です。効果的に集客でき、企業理念を伝えられ、職人募集ができるイベントにしてください。

■STEP①:「HARIOランプワークファクトリー小高」というコンセプトを知る
・まずは小高という地域を知り、なぜここにガラスアクセサリーショップがあるかを知る
・いわき市にも足を運び、なぜそこに2店舗目をオープンさせるかを知る

■STEP②:オープン告知イベント案作成
・イベント開催場所についてリサーチし、どんな方法で何をすれば人が集まってくれるかを検討する
・イベントで告知したい内容をまとめる(商品紹介、職人募集)
・企画のアイデア出し、検証を繰り返して、実行可能なプランを作成する

■STEP③:イベント宣伝
・宣伝手段、キャッチコピー、宣伝に必要な期間などを決めて実行

■STEP④:オープン告知イベント開催!
・当日に必要なもの(販促ツールやチラシ、アンケートなど)をそろえる
・3.11に合わせていわき市内でイベント開催(イベントで伝える内容:新店舗オープンのお知らせ、商品のよさ、ランプワーカー求人)

■STEP⑤:春の本格スタートに向けての引継ぎ資料作成
・イベント当日取ったアンケートを集計し、店舗オープンにつながるデータをまとめる
・イベント後からオープンまでの間にできる告知策を考える
・今後も使えるランプワーカー求人告知ツールを残す
期待する成果 ・プロモーションイベントの開催
・新店舗オープンにつながる顧客データの収集
・被災地で取り組む企業の熱意を、もっと多くの人に知ってもらう
・ランプワーカー求人の告知ツール作成
得られる経験 ・1つのイベントを実施する一連の流れを知ることができる
・人に届く、人を動かすプロモーションとは何かを考え、実行できる
・被災地で熱く働く大人と同じ目線に立って活動できる
・被災地、女性の労働環境など、社会的に関心の高い分野を改善する仕組みを学べる
対象となる人 ・プロモーションに興味がある人
・モノづくりやデザインが好きな人
・社会的課題の解決に興味がある人
・このインターンの目的を理解し、事業所のために課題解決に挑戦できる人
活動条件 【インターン期間】2019年2月17日(日)~3月16日(土)
※3月2日〜3日は、地域コーディネーターや他のインターン生と共にリフレッシュ研修を行います
【活動頻度】週5日以上(40時間/週) ※応相談
【活動時間】9:00~18:00 ※基本はこの時間ですが、実際は日によって異なります
【宿泊】南相馬市での宿泊・滞在が必須

◎このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです◎
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。インターン期間中の宿泊費の負担はありません(シェアハウス等を予定)。
・食事代等として1日850円の補助があります。

※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・武田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、下記までお問い合わせください。
■一般社団法人 Bridge for Fukushima(担当/曽根田・宮本)
■mail: bff_internship@bridgeforfukushima.org
■電話: 024-503-9069
活動場所 ・HARIOランプワークファクトリー小高
・いわき市(店舗オープン予定地、オープン告知イベント開催地)
事前課題 あり(詳細はエントリー時に説明)

私たちはこんなチームです!

キーワードは「かわいい・手に職が就く・収入と仕事量の選択」

避難指示が解除されておよそ2年半の小高区ですが、帰還する住民が少ないなど、まだまだ多くの課題があります。そんな小高で、特に女性にとって魅力的な仕事と働きやすい環境を創出している『HARIOランプワークファクトリー小高』。「かわいい」「手に職が就く」「収入と仕事量の選択」といったキーワードに魅力を感じた女性たちが集まり、生き生きと働く。そのような風景を創出し、再生への一助となることをめざしています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表/和田智行

我々の故郷は原発事故により避難指示区域となり、全住民が避難を強いられました。しかし、そんなネガティブにみられる地域に、5人の女性が通い、魅力的なガラスアクセサリーを毎日生み出しています。働き方も多様です。毎日のように出勤する人もいれば、週に1日出勤するかどうかという人もいます。1日6時間以上働く時もあれば、1~2時間の時もあります。乳飲み子を後ろに寝かせて働く人もいます。ネガティブに見られがちな地域で、先進的な働き方を実現している理由はなんなのか。仕事や暮らしの本質にも触れる機会になるかと思います。皆さんのご応募をお待ちしております!

[プロフィール]
\"福島県南相馬市小高区生まれ。
東日本大震災では自宅が警戒区域に指定され家族とともに避難生活を送る。2014年避難区域初のコワーキングスペース「小高ワーカーズベース」事業を開始。その後、震災後では小高区初となる食堂「おだかのひるごはん」や仮設スーパー「東町エンガワ商店」、ガラスアクセサリー工房「HARIOランプワークファクトリー小高」をオープンするなど、住民帰還の呼び水となる事業の創出に取り組む。2015年12月「ふくしまベンチャーアワード2015」特別賞受賞。2017年 2月 復興庁「新しい東北」復興・創生顕彰 団体部門受賞。2018年 1月「地方再生大賞」北海道・東北ブロック賞受賞。

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団体概要

設立 2015/8/1
代表者名 和田智行
従業員数 社員2名・ランプワーカー5名
資本金 250万円
売上高 500万円
WEB https://lwf-odaka.owb.jp
住所 福島県南相馬市小高区東町1-1