石川県
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【オンライン×現地】能登の震災で生じた空き地を挑戦の舞台へ!キッチンカー誘致から出店者の伴走まで、地域と挑戦者を繋ぐコーディネーター募集!
▶一本杉通り振興会
空き地を挑戦の舞台へ。食の挑戦者と地域を繋げる伴走インターン
地震で生じた空き地を「挑戦の場」に変えるキッチンカー誘致プロジェクト。地域に配慮した出店ルールの策定から、出店者の募集、当日の運営サポートや広報まで行い、持続可能な賑わいの仕組みを築きます。
このプロジェクトについて
■ 能登半島地震で大きく被害を受けた商店街の賑わいを創出する
遡ること600年前、かの有名な前田利家が築き上げた城下町に形成された商人の町、それが石川県七尾市にある一本杉通り商店街です。
七尾市は、七尾湾を有する穏やかな港町。江戸時代~明治時代に、大阪と北海道を結ぶ北前船の寄港地として栄えました。そのため、一本杉通り商店街には、北海道からの昆布を売るお店や植物ロウを主原料に自然の材料でできた和ろうそく屋さんなど、現在も様々なお店が立ち並んでいます。
2024年1月に発生した能登半島地震で、一本杉通り商店街は大きな被害を受けたものの、一本杉通り振興会の方たちは発災の 1ヶ月後から一本杉復興マルシェを開催するなど、再建に向けて動き出しました。地域の婚礼文化を取り上げた「花嫁のれん展」、”食”のイベント「うますぎ一本杉」などを開催し、一本杉通りがより発展するような企画を考え運営しています。
■ 一本杉通りの復興方針
各店舗の復興に取り組みながら、商店街としての復興方針について、話し合いを重ね、2025年3月に「一本杉通りの復興方針」が策定されました。
「四季と五感と向う三軒両隣りを、ずっとずっと紡ぎ続ける一本杉通り」
これが一本杉通りの目指す姿です。そして、この実現のため、次のような方針を示しました。
【一本杉通りの復興方針】 (実現のための5つの方針)
方針1 明治から令和の家並みが息づく町
方針2 いろんな「屋」のふだんの魅力とハレの日の魅力
方針3 チャレンジを応援して目的地となる “お店” を増やす
方針4 まちの「復興」を外にひらく
方針5 井戸端のある町、災害に常に備える町
■ インターン生が繋いできたバトン
一本杉通りの被害と復興の現在地が見えた2025年は、一本杉通り商店街における能登半島地震からの復興元年とも言えます。しかし、2026年を迎え、店主たちの努力で少しずつお店は再開していますが、解体が進んだことで空き地や空き家が目立ち、町の景色は大きく変わりつつあります。また、「若い人が立ち寄る機会が少ない」という震災前からの課題も、より深刻に感じられるようになりました。
こうした課題に対して、商店街の方とともに、震災前から取り組んでいたのが学生インターンでした。これまでのインターン生たちは、その時々の町の状況に応じた役割を担い、リレー形式でプロジェクトを積み重ねてきました。
【インターンの先輩たちが繋いできた一本杉振興会のインターンプログラム】
・初代は、クイズを解いてお店を巡る企画を実施。オリジナルデザインのトートバッグをフックに、店主とお客さんが対話するきっかけをつくりました。
・2代目は、初代が築いた関係性を活かして、店主への取材を重ね、復興への現状や想いを記録。SNS等を通じて商店街の「今」を伝え続けました。
・3代目は、若者の立ち寄りが少ないという課題に対し、空きスペースを活用したカフェを運営。地元の高校生とつくりあげることで、商店街の中に新しい世代が集うきっかけをつくりました。
・4代目は、先代がつくった場を一時的なものとせぬよう、一本杉復興マルシェにおいて、学生主体のカフェ運営を継続。さらに、解体によって生じた空き地を活かし、若い世代が楽しめる遊び場を創り出すことで、多世代が一本杉で交差する可能性を見せてくれました。
前の代が築いた商店街の方たちとの信頼関係の上に、次の代が新しいアクションを加えていく。この積み重ねが、商店街の復興につながっていきます。
■ 5代目が挑む、「復興方針」の具現化
そして今、このバトンを受け取る「5代目」のインターン生に託したいのは、商店街が未来へ向けて掲げた「5つの復興方針」を、実際のカタチにしていくことです。
今回は、【方針3】のプロジェクトをメインに動かしていただきます。
プロジェクト:【方針3】空き地に新しい風を吹き込む「キッチンカープロジェクト」
公費解体などが進み、町に増えてしまった空き地。私たちはここを寂しい場所のままにせず、新しい挑戦が生まれるフィールドに変えたいと考えています。
ミッション: 商店街の空き地を活用した、キッチンカーの出店エリアの立ち上げ。出店してくださる方の募集や調整を行います。そして、出店者が決まってからは、出店者の伴走サポートを行います。地域の方と出店者のつなぎ役をしたり、お店が軌道に乗るように、お店の広報や、POP作成などの店頭準備をしたりと、地域と出店者の間に立った、コーディネーター的なサポートを行います。
■ あなたの関わりたい気持ちに沿った、柔軟な参加方法
ご自身の状況に合わせて、以下の3つのパターンから活動スタイルを選べます。
【パターンA】じっくり伴走:オンライン×現地ハイブリッド型
・6月〜7月: 週1〜2日程度、学業と両立しながらオンラインでのミーティングや情報のインプット、可能なら現地に来て地域住民との関係構築。また、出店に向けて運営ルールの策定。
・8月〜9月(夏休み): 現地に滞在し、出店者の伴走サポート。
・10月〜11月:週1〜2日程度、オンラインもしくは現地で振り返りをしながら、運営ルールの刷新。
【パターンB】短期集中:現地スポット型
・7月〜9月のみ: 大学の夏休みを利用して、現地に滞在して一気にプロジェクトを推進します。
【パターンC】オーダーメイド型
「オンラインの割合を増やして関わりたい」「平日週2日なら参加できる」など、ご自身の学校のスケジュールに合わせた期間の相談も可能です。(※期間に応じて、任せるプロジェクトの裁量は変わります。)
募集要項
| 募集対象 | 大学生 |
|---|---|
| 期間 | 長期(3ヶ月以上) |
| テーマ | まちづくり食・ライフスタイル |
| 職種 | マーケティング・広報新規事業 |
| 活動支援金 | あり |
| 活動内容 |
【Step 1:インプットと地域配慮のルール作り】(6月〜7月:オンライン・現地ハイブリッド) 「商店街の今を知り、地域と出店者が共生する土台を作る」 活動内容: 振興会の定例会に参加して店主たちの生の声に触れ、街の現状をインプットします。その上で、新しく入ってくるキッチンカーと、既存の商店街の店主さんたちがお互いに気持ちよく活動できるよう、ゴミの処理や出店位置、既存店舗の取扱商品への配慮などを盛り込んだ「地域に配慮した出店ルール」を、商店街の方々と対話しながら作り上げます。 【Step 2:SNS広報と出店希望者の誘致】(7月〜8月:オンライン・現地ハイブリッド) 「空き地の可能性を発信し、チャレンジャーを呼び込む」 活動内容: 完成したルールをもとに、商店街公式HPの募集サイトへ出店希望者を誘導するためのSNS発信を戦略的に行います。解体された空き地が「挑戦の場」に生まれ変わるストーリーや、一本杉通りの魅力を発信し、能登内外の事業者へアプローチをかけます。 【Step 3:出店者と地域をつなぐマニュアル調整】(8月〜9月:現地活動メイン) 「顔の見える関係を作り、出店の不安を解消する」 活動内容: 応募のあった出店希望者と、商店街(振興会)との間の「つなぎ役」として、事前打ち合わせや条件の調整業務を行います。出店者が現地の環境を把握し、商店街側も「どんな人が来るのか」が分かって安心できるよう、丁寧なコミュニケーションを重ねて出店日までの調整を完了させます。 【Step 4:現地での運営手伝いと伴走サポート】(9月〜10月:現地活動メイン) 「出店当日を支え、空き地に新しい賑わいを生み出す」 活動内容: 実際にキッチンカーが出店する現地に立ち会い、運営の手伝いやトラブル対応などの伴走サポートを行います。また、地域の方や若い世代が空き地に足を運ぶきっかけを作るため、当日のリアルタイムな盛り上がりをSNSで発信し、現地でのスムーズな運営と集客を足元から支えます。 【Step 5:集大成・成果の定着と次代へのバトン】(10月〜11月初旬:現地活動メイン) 「一過性で終わらせず、商店街の新たな日常へ」 活動内容: これまでの出店事例や、構築した出店ルール、事業者リストをまとめ、インターン期間が終了した後も商店街主導でキッチンカーの誘致・運営が持続できるような「仕組み」に落とし込みます。11月の食フェス「うますぎ一本杉」での連携の可能性も探りつつ、活動の成果を次の代へと引き継ぎます。 |
| 期待する成果 |
・出店ルールの策定(方針3): 商店街の既存店舗に配慮し、地域と共生するための「キッチンカー出店ガイドライン(ルール)」を1つ完成させる。 ・新規出店・誘致の実現(方針3): 期間中に新規出店・誘致を実現し、空き地に新しい風を吹き込む。 ・伴走・運営サポートの実施: 出店した事業者に対して事前の調整と当日の現地サポートを行い、次回以降の出店に繋がる関係性を築く。 |
| 得られる経験 |
1. 想いを持った人と地域を泥臭く繋ぐ「コーディネーション力」 将来へのビジョンを持つ「出店者」と、歴史ある商店街を守る「店主たち」の間に立ち、お互いの声を丁寧に聴きながらルールや出店条件を調整する経験です。単なる事務手続きではなく、双方の想いを汲み取りながら「三方よし」の形を泥臭く手探りで構築していく、社会で最も求められる本質的なコミュニケーション力が身につきます。 2. 課題を挑戦へ編集する「企画・マーケティング力」 「震災によって解体が進み、空き地が目立つ」という町の課題をそのままにせず、「新しいお店が生まれる挑戦の舞台」へと文脈を書き換え、SNSやHPを通じて発信・誘致する経験です。ターゲットの心を動かすメッセージ設計から、地域住民を巻き込むファン作りの発信まで、一連のストーリーテリングと実践的なマーケティングのスキルが磨かれます。 3. 一過性で終わらせない「仕組み・制度の設計力」 「イベントをやって楽しかった、売上が上がった」で終わるボランティア的な関わりではなく、「どうすれば自分が去った後も、この場所が挑戦の場として回り続けるか?」を考え、ガイドラインや振り返りの仕組みを作る経験です。持続可能な地域づくりのリアルに触れ、ゼロから制度を立ち上げて組織に伴走する「仕組みづくりの手応え」を得ることができます。 |
| 対象となる人 |
1. チャレンジする人の「最初の一歩」を応援するのが好きな人 「いつか能登でお店を開きたい」「自分の料理で勝負してみたい」という、熱い想いを持ったチャレンジャーの背中を押すことに喜びを感じる人。まだ何もない空き地から、誰かの夢がカタチになっていくプロセスを一番近くで見守り、一緒になってワクワクしたい人。 2.飾らない、地に足の着いた言葉やコミュニケーションを大切にしたい人 「がんばろう能登」といった記号的なスローガンを掲げるのではなく、商店街の日常に溶け込み、店主たちと「向こう三軒両隣り」の目線で泥臭く、誠実に向き合いたい人・本質的な地域活性に関わりたい人。 3 「新たな人の賑わい」を生み出すのが好きな人 震災の解体によってぽっかりと空いてしまった空き地を見て、「ここにどんな人が集まり、どんな会話が生まれたら面白いだろう?」と想像し、自分の手で活気を取り戻していくことにワクワクする人。キッチンカーというツールをきっかけに、街に新しい人の流れや笑顔が目に見える形で増えていく瞬間を、特等席で味わいたい人。 |
| 活動条件 |
■期間:最長で2026年6月~11月上旬 。スポットで7月~9月のみの参加も可能。(まずはご相談ください◎) ■頻度:週2~5日程度 ※期間・頻度ともに相談可能◎ ■形式:オンライン/現地ハイブリッド ■活動支援金 30,000円/月 ※宿泊施設を利用する場合:インターンハウス(シェアハウス)を紹介 →滞在費17,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) |
活動場所 |
banco(株式会社御祓川) 石川県七尾市生駒町3番地3 |
私たちはこんなチームです!


600年の歴史を守ってきた一本杉通り商店街の振興会です。
一本杉通り振興会では、能登半島地震で大きな被害を受けて、いまだに仮店舗のお店や縮小営業を余儀なくされている方が多くおります。けれど、私たちの先人たちは、明治時代の二度に渡る大火や戦争など、様々な困難を乗り越えて、これまでの一本杉通りを守り続けてきたということに気づかされました。震災をきっかけに多くの方々が、私たちの復興の取り組みに力を貸してくれています。一本杉復興マルシェをはじめ、復興方針づくりにも、多くの方の手が差し伸べられました。復興方針にもあるように、私たちはこれからの復興の道のりを「外に開く」次世代へ一本杉通り商店街を承継させるためこれからも新たな賑わい作りを模索していきます。
受け入れ企業からのメッセージ
一本杉通り振興会長/高澤久

■ 受入担当者のメッセージ
今の時代に商店街は必要とされるのか、いつもそんなことを問いながら活動しています。小さな商いだからできるお客さんが個人として認識される場所、「あー、〇〇さんこんにちは」そんなふうに個人が個人として接することができるのが、商店街です。楽しく買い物ができるのが商店街だと考えます。いろいろな課題もありますが、商店街が活性化するため一緒に取り組んでくれる方の応募を待っています。
■ 初代インターン生のメッセージ
能登留学を通じ、私にとって一本杉は“ふるさと”になりました。一本杉の温かな関係性の中で、次第にこのまちの一人の住人になれたように感じられました。一本杉はそうした関わりの中で地域課題に自分事として向き合い、まちづくりを実践から学べる地域です。修了後も築いてきた取組を見守りつつ、ときどき帰ってお手伝いをしています。
■ 二代目インターン生のメッセージ
地方創生に第一線で携われるこのインターンを通じて、多くの学びがあっただけでなく、後々振り返って想いを馳せることができるような、心が動かされる瞬間に何度も出会えるような期間を過ごすことができました。地方創生やまちづくりに第一線で取り組めるというのは滅多にない機会であり、学生生活がより充実すること間違いなしなので興味あったらぜひ応募してみてください!
■ 三代目インターン生のメッセージ
一本杉通りでの活動は楽しいことだけでなく大変なことも沢山ありました。毎日考え、悩み、試行錯誤する日々でしたが、それでも私の企画で笑顔になってくれる方がいてくれたことが本当に嬉しく、最終日はやり切った達成感でいっぱいでした。ただの大学生の私に、こんなにも素敵な体験をさせてくれた一本杉通り振興会には心から感謝しています。
この春からチャレンジする方へ✉️
あなたのしたいことや叶えたい夢、理想を応援してくれる大人が、一本杉通りには沢山いるので、思う存分自分のワクワクを追求してほしい!✨
大きな挑戦になるからこそ迷うこともあると思うけど、思い切って飛び込んでみてほしいです。私はここで活動できて本当によかったと思ってます。
■ 四代目インターン生のメッセージ
このインターンを通して、正解のない中で試行錯誤を重ねる経験は、状況に応じて考え続ける力や、多くの関係者と一緒に物事を前に進める力を育ててくれたと感じています。
また、様々なバックグラウンドを持つ人と関わる中で、自分の価値観や当たり前が揺さぶられ、視野が大きく広がりました。インターンに参加したことで学生生活だけでは得られなかった学びや気づきが、今後の選択や行動の軸になっています。
新しいことに一歩踏み出すのは不安もあると思いますが、一歩踏み出してみる事で新しい自分との出会いがあると思います。
困った時には支えてくれる人がたくさんいる環境なので、安心して挑戦してみてください。
[プロフィール]
1972年11月 石川県七尾市生まれ
1996年3月 京都産業大学経営学部経営学科 卒業
1996年4月 株式会社日本香堂 入社
2001年7月 株式会社高澤商店 入社
2017年3月 同社 代表取締役 就任
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