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インターンシップを探す【長期】能登半島地震からの復興最前線―民間ボランティアセンターのスタッフとして、交流の場をつくり、住民のつながりを取り戻すコミュニティ支援プロジェクト!


石川県

【長期】能登半島地震からの復興最前線―民間ボランティアセンターのスタッフとして、交流の場をつくり、住民のつながりを取り戻すコミュニティ支援プロジェクト!

一般社団法人sien sien west(民間災害ボランティアセンター おらっちゃ七尾)

住民主導のコミュニティ再建を伴走する!

能登・七尾市で震災により断たれたつながりを再生する挑戦。コミュニティカフェの企画や、組織や立場を越えて学び合う会議の運営を担います。復興の最前線でコミュニティ再建を支える学生を募集しています!

このプロジェクトについて

【能登半島地震から2年―今なお深い地震の爪痕】
石川県能登半島は、日本海側に位置する日本最大級の半島です。三方を海に囲まれ、豊かな里山と里海が共存するこの地は、日本で初めて「世界農業遺産」に認定された地でもあります。独自の伝統文化や祭りが息づき、人々の温かいコミュニティが守られてきた、日本の原風景が残る場所です。
2024年1月1日に発生した能登半島地震は、この平穏な日常を一変させました。発災から2年が経過した現在(2026年1月)、主要インフラの復旧は進みつつありますが、建物被害の爪痕は深く、今なお仮設住宅での生活を余儀なくされている方や、公的な支援に繋がっていない方々が多くいらっしゃいます。 また、震災以前からの課題であった少子高齢化・過疎化が加速し、「コミュニティの再建」と「個々の生活再建」の両立が、能登全域で共通の大きな壁となっています。
今回のプロジェクトの舞台となる七尾市は、能登半島の付け根部分に位置し、古くから能登地方の経済・行政・文化の拠点として栄えてきた町です。しかしこの七尾市も、地震によって、古き良き町の風景を形づくる店舗や住宅が甚大な被害を受けました。現在は目に見える瓦礫は当初より少なくなっているものの、課題は「心のケア」や「制度の隙間」へと移行しています。「家は直ったが、将来が不安で閉じこもりがち」「公的な支援制度に当てはまらない困りごとがある」といった、外からは見えにくい、かつ個別性の高い悩みが浮き彫りになっています。

【七尾市の民間ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」とは】
こうした課題に対し、行政の手が届きにくい隙間を埋めるべく活動しているのが、民間ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」です。 「おらっちゃ」とは、能登の言葉で「私たち」を意味します。その名の通り、住民の目線に立ち、制度の網からこぼれ落ちてしまう人々を一人も取り残さないことをミッションに掲げ、これまで倒壊した家屋からの家財道具の搬出やゴミの仕分けのほか、地域コミュニティ再建に向けた「お茶会」や「ローラー訪問」、福祉的支援が必要な方へのサポートまで、多岐にわたる活動を展開しています。七尾市と連携・協働しながら、被災者一人ひとりが主体的に復興へと進むためのプラットフォームとしての役割を果たしています。

【このプロジェクトが目指すもの】
現在、直面している最大の壁は、目に見えない「人とのつながりの断絶」です。
地震によって仮設住宅での生活を余儀なくされたり、住み慣れた土地を離れて避難したりする中で、かつての近所付き合いや地域の支え合いが失われてしまいました。復興が進む一方で、孤独感や孤立を深める住民も少なくありません。今、七尾に最も求められているのは、人々の心が通い合う「コミュニティの再建」です。
家屋の片付けといった目に見える復興から、つながりの再建という目に見えない復興へ。復興は新しいフェーズに移行しようとしています。あなたには、その最前線に立つ「コミュニティ・コーディネーター」として、2つの重要なミッションを担っていただきたいと思います。

<ミッション1> 心を通わせる「場」の創造と自走の支援
住民がふらりと立ち寄り、たわいもない会話で心を解きほぐせる「コミュニティカフェ」や「お茶会」の企画・運営を担ってください。

具体的な活動: 仮設住宅や集会所でのイベント企画、当日のファシリテーション、住民一人ひとりの声に耳を傾ける対話。

目指すゴール: あなたが場を作り続けることではありません。ゆくゆくは「自分たちでもお茶会を開いてみたい」と住民が主体的に動き出せるよう、背中を押し、市民の力でコミュニティが再生していく流れを作ることです。

<ミッション2> 組織を繋ぎ、知恵を編む「オープン会議」の事務局
現在、おらっちゃ七尾は自治体や他の民間団体と定期的な会議を通じて連携を保っています。この「共創の精神」を次年度へ、そして地域全体へ広げるための月1回のオープンな会議体を立ち上げます。

具体的な活動: 月1回開催される「学び合いの会議」の事務局業務。多様な組織や市民が集まる場の設計、進行、広報、関係各所との調整。

目指すゴール: 組織の垣根を越え、誰もが参加できる場を作ることで、七尾の復興に関わる知恵を共有し、協力の輪をさらに広げること。

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ まちづくり医療・福祉・ヘルスケア
職種 企画・商品開発新規事業
活動支援金 あり
活動内容 【STEP1. 復興の現場を知る 】(1カ月目)
先輩スタッフからおらっちゃ七尾の活動や七尾市の被災状況について説明を受け、おらっちゃ七尾の立ち位置や復興の全体像をインプットする。
また、コミュニティカフェやお茶会の企画・運営のサポートをすることで、住民との対話や場の設計において大切なポイントを学ぶ。
また、関係各所と復興の状況について共有する「情報共有会議」に出席し、復興支援を担うステークホルダーと関係を築く。

【STEP2. コミュニティカフェの企画・運営/新たな会議体の構想】(2カ月目)
先輩スタッフにサポートしてもらいながら、自分でコミュニティカフェ・お茶会の企画・運営をします。
また、スタッフと共に多様な組織や市民が七尾市の復興について話し合うオープンな会議の場を構想し、関係各所との調整や広報、当日の進行を担います。

【STEP3. コミュニティカフェの企画・運営/会議の運営】(3~4カ月目)
ほぼほぼ独り立ちして、コミュニティカフェ・お茶会の企画・運営を行います。単なるおしゃべりの場にとどまらず、その場自体がニーズ調査や見守り機能となるようにコミュニティをマネジメントします。
また、第2回会議、第3回会議と続けて事務局を担います。

【STEP4. コミュニティカフェの手引きの作成】(5カ月目)
コミュニティカフェの企画・運営/会議の事務局を引き続き担いながら、市民自らがコミュニティカフェを企画・運営できるように、コミュニティカフェの開き方や注意事項などを記載したコミュニティカフェの手引きを作成します。

【STEP5. 市民と協働でコミュニティカフェを開く/引継ぎ】(6カ月目)
STEP4で作成した手引きをもとに、市民と協働でコミュニティカフェ・お茶会を開きます。市民が企画・運営する強みは何かを考え、コミュニティ再建につながる場を市民と共につくります。
また、次期インターン生に、会議の事務局をスムーズに引き継げるように、必要な工程を記したマニュアルを作成します。
期待する成果 【定性目標】
①市民自らがコミュニティカフェやお茶会を開く仕組みや土壌ができている。
②復興支援を担う自治体や他団体と、有事の際に連携がとれる体制を構築している。

【定量目標】
③可能であれば毎日、七尾市の各所でコミュニティカフェを企画している。
④誰であってもコミュニティカフェを企画・運営できるように、コミュニティカフェの手引きを作成。
⑤多様な組織や市民が集まるような会議を月1回開催。
得られる経験 ■ リアルな復興の現場を見て、災害復興の課題や展望をプレイヤー達と共に考える経験
■ 多種多様な方とコミュニケーションをとり、信頼関係を築く力
■ イベントの企画・運営を通じた他者の巻き込み力
■ 自分で課題を抽出して、解決のために逆算思考で動く力
■ 能登で滞在し、能登のプレーヤーと共に暮らし・生活する経験
対象となる人 ■ 災害復興の現場や課題に関心があり、自らも復興を担う一員になりたい人
■ 多種多様な方とコミュニケーションをとることが好きな人
■ 福祉文脈でのコミュニティ再建について学びたい人
■ 災害復興最前線の現場や、そこで求められる考え方・手法を知りたい人
活動条件 期間:(長期)4〜6ヶ月 ※期間は相談可能。
希望学生:普通自動車の運転免許を持っている方
日数:週3~5日程度
時間:9:00~18:00(基本活動時間は8時間、休憩時間1時間)
活動支援金:月3万円
活動場所 活動場所:民間災害ボランティアセンター おらっちゃ七尾(石川県七尾市石崎町ソ-21-1(旧石崎保育園内))
滞在先 :石川県七尾市インターンハウス→ 17,000円/月(共同食費生活費/水道光熱費ネット代込み) ※通いでも可
移動手段:車
所要時間:15分

私たちはこんなチームです!

地域と個人に寄り添い、復興を後押しする民間災害ボランティアセンター

一般社団法人sien sien west(シエンシエンウエスト)は、「誰かが誰かを助け合える場ときっかけをつくる」ことを目的に、災害発生直後の緊急支援から中長期の生活再建支援までを一貫して行う団体です。代表者は過去の災害現場で長期的な支援実績を持ち、その経験とネットワークを活かし、被災地の現場状況に即した柔軟かつ実践的な支援を展開しています。

現在、当法人は令和6年能登半島地震の被災地である石川県七尾市において、民間災害ボランティアセンター「おらっちゃ七尾」の運営を主導しています。ここでは、公費解体に伴う家財搬出や簡易修繕といった作業支援に加え、高齢者等への見守り支援、地域コミュニティ支援、アウトリーチ活動など、多角的な支援を提供。被災者一人ひとりの生活再建と七尾市の復興を力強く支える、現場の最前線となる役割を果たしています。

受け入れ企業からのメッセージ

代表理事/今井 健太郎

震災から2年が経ち、時間はかかりましたが、被災家屋の解体も進み、復興はひとつの区切りを迎えつつあります。
しかし、空き地が増えた今の風景は、決して元々の七尾の姿ではありません。
これから求められているのは、暮らしや人とのつながりを取り戻していく復興です。
私たちは、さまざまな支援を通して、七尾の復興と未来を下支えしていく仲間を募集しています。
何か特別なことができなくても大丈夫です。
誰かの力になりたいという気持ちがあれば、その想いを活かせる場があります。
僕たちと一緒に、これからの七尾を支えていきませんか。

[プロフィール]
2014年の広島豪雨土砂災害をきっかけに災害支援の道へ進み、西日本豪雨や熊本県人吉市での豪雨災害など、全国13か所の被災地で活動してきた。
水害を中心に、被災家屋の保全や生活再建支援など、緊急期から復興期まで住民に寄り添う支援を続けている。
令和6年能登半島地震後は七尾市で「民間災害ボランティアセンター おらっちゃ七尾」を立ち上げ、地域に根ざした支援に取り組んでいる。