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静岡県

【僧侶の「働き方調査」を実施】お坊さんが自身に向き合い、お寺や地域に主体的に関わるためのキャリアスクール

TERA WORK

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

僧侶のためのキャリアスクールが調査する「僧侶の生き方・働き方」

TERA WORK SCHOOLはお坊さん向けのキャリアスクールです。僧侶自身がどう働きたいか、生きたいかと向き合いながら、主体的にお寺や地域、社会と向き合うためのプログラムを企画運営しています。

このプロジェクトについて

はじめまして。
お坊さん向けのキャリアスクール「TERA WORK SCHOOL」を運営している、水野綾子です。
実家のお寺を継ぐため、2017年に生まれ育った静岡県熱海市にUターンしました。

お寺として「人の生き死に」に寄り添い、多様な働き方や生き方をサポートしたいと考え、2020年に「TERA WORK」を立ち上げました。人生100年時代と言われる現代において「どう働くか」は「どう生きるか」と同義です。TERA WORKは、お寺という場を解放し「働く場」として活用いただくことを通して、一人ひとりがどう働きたいのか、どう生きたいのかと向き合う機会を提案しています。

一方で、TERA WORK立ち上げ当初から「お寺の“中の人”の働き方、生き方はどうなっているのか」が、(自分自身も当事者だからこそ)大きな関心ごとでした。
檀家離れ、寺院消滅などネガティブな話題が多い中で、お寺の今後や経営に課題を抱えるお寺関係者は少なくありません。

ですが「これをすれば正解」というものはなく、お寺が何ができるのか、どういう役目を担うのか。仏教の本質を抽出しながら、各お寺の背景や文脈、加えて地域特性なども鑑みて、独寺のあり方を追求していく必要があります。

答えがない挑戦をしていく上で、私たちはまず「自分自身」がどうありたいのかを知り、主体的にお寺と向き合うことが重要だと感じています。そこで2021年から、お寺、地域を支えていくお寺関係者の方々が、まずは“個”に戻れる時間を大事にしながら、お寺や地域、社会、そしてお寺のこれからと向き合うプログラム「TERA WORK SCHOOL」を実施してきました。

「TERA WORK SCHOOL」は約4ヶ月間のオンライン型伴走プログラムです。全国から宗派を越えた20〜40代の若手僧侶が集まり、「個(自身)」と向き合いながら「お寺」や「地域」を考えます。

今後、より良いプログラム開発及びその継続につなげていくためにも、若手僧侶たちが自身の働き方をどう捉え、どう考えているのか等のキャリア調査を実施することとしました。

「生き方のプロ」「生き方を指し示してくれる」イメージのあるお坊さんですが、特に若手を中心に自身の働き方やキャリア、お寺について悩みを抱えている人は少なくありません。より良い生き方に寄り添う「僧侶」自身も、より良い生き方をして欲しい。その機会作りや場づくりにつなげていきたいと思っています。

・自身が僧侶もしくは寺族である
・僧侶のキャリアに興味がある
・プロジェクトの活動を通じて自身のキャリアを考えたい
・セグメントされたデータ調査やそれをいかしたプログラム開発、マーケティングに興味がある
のどれか2つ以上に当てはまる方は、ぜひご連絡ください。

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域文化・伝統産業
職種 マーケティング・広報リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 〈まずはお互いを知ろう〉
まずはお互いを知るため、運営の水野・田中との面談をお願いします。TERA WORK SCHOOLについて、そしてお互いのことなどをざっくばらんに話しましょう。

〈業務内容〉
アンケート調査における企画打診及び、集めたデータの分析、マーケティング戦略作りのサポート。またTERA WORK SCHOOLの定例やワークショップ等への参加(オンライン)も可能な範囲でお願いします。

①業務開始〜1ヶ月
・プロジェクトやメンバーを知る
・この場でどんな経験を積みたいか、どんな経験にしたいか、自身について考える
・プロジェクトの目標設定
・打診時に活用する企画書作成

②1〜2ヶ月
・toB(仏教系の大学や専門学校など)へのアンケート打診及びやり取り
・toC(個人)へのアンケート打診及びやり取り
・必要に応じてデプスインタビュー(1対1で実施する対面型の調査)の実施

③2〜3ヶ月
・アンケートやデプスインタビューのデータ集計。分析サポート
・データを元にしたプログラム内容およびプログラムのマーケティング戦略づくりのサポート
期待する成果 ①プロジェクト自体に対しての目標達成及び、②プロジェクトに関わることによる自身の変化の実感の2点。

①は双方相談の上、目標を定めることを前提としますが、現在想定している成果としては以下などがあります。
・アンケート総数100以上(バイアスが生じないよう、極力宗派など満遍なく実施できると良い。加えて何がバイアスになり得るか「バイアス要素」から相談し、調査を実施したい)
・本調査における調査、分析レポートの提出
・調査データを活用し、プログラムがよりよくなるための企画の提案

②この場でどんな経験を積みたいか、どんな経験にしたいか、この場をどう活用したいか。初期の段階で向き合ったことに対してアプローチができている・できた状態を期待します(サポートいただいた終了後には運営メンバーとともに振り返りも実施します)。
得られる経験 〈自身が僧侶・寺族という方/プロジェクト内容に共感してくれた方〉
・僧侶のリアルなキャリア観に触れられる経験
・同じ課題感や思いを持った「仲間」の存在と、仲間と協力してプロジェクトを進めていく経験

〈その他〉
・目標を設定し、メンバーと協力しながら企画や提案内容、戦略を考えプロジェクトを推進していく一連の流れ
・狭範囲のセグメントデータ調査および分析、データを生かしたマーケ企画等の経験
対象となる人 ・自身が僧侶もしくは寺族
・僧侶のキャリアに興味がある方
・プロジェクトの活動を通じて自身のキャリアを考えたい方
・セグメントされた分野のデータ調査やそれを活かしたプログラム開発、マーケティングに興味がある方
のどれか2つ以上に当てはまる方。また以下の条件は必須です。
・パソコンを所有し、メールもしくはオンラインでの企画提案、打ち合わせなどが対応できる方
活動条件 ・最低勤務期間は3ヶ月。それ以降は要相談
・slack上でのやり取りや対応できる方
・勤務時間は問いませんが、日中に提案先とのやり取り(メールやオンラインの打ち合わせ)が対応できる方
活動場所 オンライン
(月に数回 TERA WORK代表 水野と東京もしくは熱海にての打合せも可)
事前課題 〈自身が僧侶・寺族という方〉
・自分自身がどうありたいか、TERA WORK SCHOOLの講義等で活用するプロフィールシートの記入
・自坊の取り組みとして参考にしたい、興味深い事例(お寺の取り組みに限らず)のリサーチ及びレポート提出

〈自身が僧侶・寺族ではない方〉
・興味深いお寺の取り組み事例のリサーチ及びレポート提出

私たちはこんなチームです!

「一人ひとりがどう生きるか、どう働くかを問い続ける」をテーマに、お寺の場の開放やお坊さんのキャリアスクール「TERA WORK SCHOOL」を運営しています

2020年から、お寺の場の開放を通して、今を生きる人たちが「どう生きるか、どう働くか」と向き合う機会の提案をしています。

2021年には、お寺の“中の人”である僧侶自身が生き方、働き方と向き合い続けられる場づくりをしたいと、お坊さん向けキャリアスクール「TERA WORK SCHOOL」を立ち上げました。
僧侶にとっては自身と向き合いながら、仲間とつながる場でもあります。各自(寺)が挑戦していくための「拠り所」として機能し、時には励ましあったり認め合いながら、個々のお寺が動いていける。そんな場を目指しています。

受け入れ企業からのメッセージ

TERA WORK 代表/水野綾子

TERA WORK SCHOOLは、これまで第1期・第2期と2回実施しました。
若手僧侶たちは、このスクールを通して僧侶という立場・肩書を一旦横に置き、自分と向き合います。4ヶ月間で「自分の価値観」や「大事にしたい」ことなど、自身の輪郭をぼんやりと掴み、体幹が少し強くなった状態でまた僧侶に戻っていきます。不安そうだった顔が少し晴れやかになり、新たな活動を始める人もいれば、今の環境や仕事をより大切に見つめ直す人もいる。そんな様子を見てきました。
参加者のコミュニティも継続され、この活動の意義や社会的なニーズもとても感じています。

日本における寺院の数はコンビニより多く、お寺が社会や地域、自治、地域住民に果たせる役割はもっとあるのではないかと考えています。お寺が何ができるのか、どういう役目を担うのか。仏教の本質を抽出しながら、各お寺の背景や文脈、加えて地域特性なども鑑みて、独寺のあり方を追求していく必要があります。答えがない挑戦をしていく僧侶たち。そんな若い僧侶たちが自身と向き合うことで、主体的にお寺や地域、社会と関わっていけることに大きな価値があると信じています。

若手僧侶たちのキャリアや働き方の価値観などの調査を進め、リアルな声やデータを生かし、より良いキャリアスクールとして世の中に展開していきたいと考えています。
少しでも関心持ってもらえそうでしたら、ぜひ気軽にエントリーしてください。まずはオンラインでお話ししましょう。

[プロフィール]
水野綾子
TERA WORK代表、日蓮宗 富西寺跡取り、僧侶
1985年、熱海市生まれ。出版社で雑誌編集を経て、ベンチャー企業立ち上げに参画。PR、ブランド戦略、経営戦略などを経験。将来的に実家のお寺を継ぐため、2017年に家族で熱海に移住。東京での仕事を続けながら熱海のまちづくりにも関わり、二拠点、複業など「多様な働き方」を熱海から実践、発信中。熱海の企業と主に首都圏人材を「複業」でつなぐWebサイト「CIRCULATION LIFE」代表。2020年6月から、お寺と仕事場を探す人をつなぐサイト「TERA WORK」を運営する。TERA WORK開始当初から、正解がない時代に各寺(各自)がお寺のあり方や意義を考え動き続けられる場、そして僧侶個人のキャリアやあり方と向き合える場作りを目指し、2021年にTERA WORK SCHOOLを立ち上げる。同年に得度。

団体概要

設立 2020年6月1日
代表者名 水野綾子
従業員数 代表1名とプロボノ3名
WEB https://terawork.jp/
住所 静岡県熱海市下多賀467