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インターンシップを探す増え続ける空き家を地域の資源に。被災地発の活用モデルを創り出せ


岩手県

増え続ける空き家を地域の資源に。被災地発の活用モデルを創り出せ

特定非営利活動法人高田暮舎

日本で増え続ける空き家問題に真正面から向き合い、解決先進地を目指す

2030年には全国で2千万軒にもなるという空き家。東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市でも増え続ける空き家に対して、地域ぐるみで地域資源へと変えるべく、発掘と活用提案に取り組みます。

このプロジェクトについて

■特徴1:日本全国の問題となっている空き家
人口減少、流出に伴い全国各地で空き家は増え続け、2030年には全国で2千万軒にものぼるという調査結果が出ています。家主が不明な家もあれば、現地から離れて都会にいる遠い親戚が名義だけ持っていて管理がされていない家など、空き家の状況は様々です。
東日本大震災で甚大な被害を受けた陸前高田市も同様で、今後も市内の空き家は増え続けていくことが予想されています。空き家は持ち続けるだけで固定資産税がかかりますし、メンテナンスを施せば年間数十万円の費用がかかります。売りたいと思っても買い手がいない、売りたくはないけど管理はしきれない。結果、空き家は負債と不安しかない、なるべく「遠ざけたいもの」になってしまっています。

■特徴2:空き家の可能性を掘り起こし、価値を創り出す
震災前後で5千人の人口が減少した陸前高田市で、高田暮舎は「高田で暮らす」ことの魅力を発信し続けています。地元出身者と移住者がワンチームとなり、移住支援、仕事探し、住まい探し等を複合的にコーディネート。市と連携しながら、ありのままの高田暮らしに価値を生み出す事業活動をしています。
高田暮舎の大切な事業の一つが空き家事業です。陸前高田市内には現在240軒以上の空き家がありますが、そのうち有効活用に関心を示されているのは1割程です。しかし、部屋の部分貸しや、仏間には入らない等の制約を付けることが可能なことをきちんと伝えれば、前向きに考えてくれる方が増えています。
空き家が「家」となるには「人」が必要です。人が入り風を通し、灯りや温もりが生まれることによって空き家は「家」になります。そこで自分たちが最初に入る「人」となり、「家」にするための前向きな保守・保全・価値提案活動を始めたいと考えました。家になることで買い手や借り手がつき、負債と不安しかない空き家から資源へと生まれ変わっていきます。古くから土地にある空き家はまさに高田暮らしの拠点であり、移住者や地域おこしの担い手となる若者が借り手となることで、地域貢献にも繋がる資源となり得ると考えています。

■特徴3:空き家対策の本質は人の心に寄り添うこと
今回のプロジェクトは、リノベーションや空き家そのものを生まれ変わらせるような取り組みではありません。現在空き家になっている家の家主を探したり、住民事情に詳しい地元業者(例えばガスや水道、地元金融機関、福祉施設等)へ連携提案をし、引っ越し等の予定があり将来的に空き家になる可能性のある家の家主の方へアプローチし、空き家の活用提案を行うことから始めていきます。そして、発掘した空き家、又は近々空き家になる可能性のある家の中の家財道具の整理や清掃活動、古くからある設備の有効活用等、ただ維持するのではない前向きな保守・保全・価値提案活動を実践していきます。これはとてもナイーブなことですが、空き家対策における最初の一歩であり、向き合わなければならないことです。だからこそ、地域に想いを持つ自分たち(高田暮舎)や、想いを共有し共に挑戦するインターン生ができることだと考えています。
空き家の有効活用への理解を広げること、前向きな保守・保全・価値提案のニーズや課題を探ること、泥臭く、共に挑戦するインターン生を待っています。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域建築・住・リノベーション
職種 マーケティング・広報新規事業
活動支援金 あり
活動内容 空き家2軒を発掘し、可能性と価値を掘り起こす

【STEP1(1週目)】
●事業理解、地域理解
・スタッフ全員とコミュニケーションを取り、高田暮舎の事業内容、働き方を理解する(空き家事業に限らず、社内リソースを広く知ってもらいたいと思います)
・地域を回り、住民との交流を通じて地域住民の暮らしや想いへの理解を深める
・繋がりのある空き家オーナーへ課題やニーズをヒアリング
・空き家発掘に向けた連携先を検討、リサーチ

【STEP2(2〜4週目)】
●空き家の発掘、保守・保全・価値提案に向けた準備
・リサーチした連携先へコンタクトを取り、空き家の発掘を開始(繋がりができた地域住民や社内リソースもフル活用する)
・保守・保全・価値提案の内容を考え、社内でブラッシュアップ
・発掘した空き家の家主へコンタクトを取り、保守・保全・価値提案の取り組みを伝える(提案受け入れ先を2軒獲得する)

【STEP3(5〜6週目)】
●保守・保全・価値提案の取り組みを実践、まとめ
・獲得した2軒で保守・保全・価値提案の取り組みを実践(必要に応じて適宜家主へ報告、相談をしながら作業を行う)
・家主へ完了報告をし、感想や、実践して気づいた問題点を整理する
・一連の取り組みをまとめ、今後の事業化に向けて社内提案

※日々の活動の様子をSNSで発信し、地域内外へ向けてPRしましょう!
期待する成果 ・現在、又は将来的に空き家になる可能性のある家を2軒発掘し、家主へ将来的な空き家活用の提案をする
・発掘した2軒について、人が住める状態に向けて前向きな保守・保全・価値提案活動を実践し、今後の事業化に向けた提案をまとめる
得られる経験 ・多くの地域住民との交流を通じて多様で深い関係性を生み出す経験
・日本全体で増え続ける空き家の本質的な問題に向き合う経験
・地域ならではの仕事の作り方や暮らしを肌感覚で学ぶ経験
対象となる人 ・初対面の人とも積極的にコミュニケーションが取れる人
・空き家を活用した地域づくり、事業構築に挑戦してみたい人
・答のない問題に対して考えながら粘り強く取り組むことができる人
活動条件 【期間】
令和2年2月上旬~3月中旬(最低1ヶ月間、最大1.5ヶ月間) ※それ以降は長期に切り替え

【勤務頻度】
週5~6日(土日・祝日は基本休みですが、空き家訪問予定等により変動があります)

【勤務時間】
9:00~18:00(※基本はこの時間ですが、空き家訪問予定等により変動があります)

【宿泊】
陸前高田市内での宿泊・滞在が必須(※宿泊場所は企業側で準備)

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(事前・事後等)を予定しています。
・自宅から現地までの交通費(往復1回分)の補助があります。
・宿泊場所は現地で準備しています。宿泊代はかかりません(シェアハウス等を予定)。

※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※「復興・創生インターン」に関するご質問・ご相談・事務手続きなどは、統括事務局の株式会社パソナ(担当:高橋・和田、連絡先:03-6262-6340)までお問い合わせください。

※このプロジェクト・活動内容についてのご質問・ご相談は、NPO法人wiz(担当:八田、連絡先:intern@npowiz.org)までお問い合わせください。
活動場所 岩手県陸前高田市内
事前課題 有り(詳細はエントリー時に説明)

私たちはこんなチームです!

ポジティブな過疎地を創る

特定非営利活動法人高田暮舎は、2016年の夏に「震災後、U・Iターンをする人が増え、この流れを一過性のものではなく面でとらえたい」と準備を始め、2017年7月に発足しました。

移住を考える時に気になる『居=居場所』『職=仕事』『住=住まい』を中心にポータルサイトでの情報発信、空き家バンクの運営、移住コンシェルジュによる移住相談などを行っています。

スタッフの多くが移住者のため、自分で働き方をデザインしながら、高田らしい暮らしを満喫しています。

インターン生へのメッセージ

空き家バンク担当/田中 大樹(たなかひろき)

「ネガティブなものをポジティブに考える頭の柔らかさ」

〝過疎〟という言葉にどのような印象を抱きますか?
寂しい、人が少ない、ないものが多い…
というイメージが多いと思います。

しかしポジティブに捉えると
寂しい ➝ 人のつながりが強い
人が少ない ➝ 1人の影響力が大きい
ないものが多い ➝ 余白があり挑戦がしやすい
とも考えられます。

物事を真正面からだけでなく、横・下・斜めから見ることができる柔らかさと、固定概念に捉われていない感覚は、若者でありヨソモノであるみんなだからこそ。

ネガティブをポジティブに変える発想と面白さを楽しみにしています。

[プロフィール]
1986年、長崎県佐世保市で生まれる。福岡県の保育系短大を卒業後、福岡県で幼稚園教諭、奈良県で保育士として働く。地元に戻り太陽光発電設置の仕事でお金を貯め、車中泊での全国旅に出発する。

2016年、旅中に起きた熊本地震をきっかけに旅を中断し、災害支援の道へ。熊本、岩手、福岡、秋田などで約1年半ほどボランティアのコーディネートをする。
その後、宮城でコミュニティ支援に1年ほど従事し、2019年4月に陸前高田市へ移住する。

まだ旅の途中で放浪したいという気持ちを抑えつつ、陸前高田市ではワクワクする感情の赴くままに旅するように暮らしを楽しんでいる。

団体概要

設立 2017年5月25日
代表者名 岡本 翔馬
従業員数 4名
WEB https://takatakurashi.jp/
住所 岩手県陸前高田市高田町字荒町33番地陸前高田市チャレンジショップC-2