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インターンシップを探す【離島住み込み型】奄美の豊かな資源を活かし、農福連携で人にも島にも優しい新商品を立ち上げよう!


鹿児島県

【離島住み込み型】奄美の豊かな資源を活かし、農福連携で人にも島にも優しい新商品を立ち上げよう!

株式会社リーフエッヂ

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

農福連携で食品ロス削減を追求する、人にも自然にも優しい新商品開発

就労支援事業所あまみんが農福連携で製造販売するジェラート。食品ロス削減を追求し、原材料に使用する果実の残渣で芳香蒸留飲料水の開発を構想中。島外向けも見据えたブランディングやマーケティングを担います。

このプロジェクトについて

【特徴1】人にも自然にもやさしい農福連携
世界自然遺産の島、奄美大島。リーフエッヂは、この南国の離島で障害を抱えた方々への就労機会の提供や、社会復帰を後押しする事業所あまみんを運営しています。あまみんでは、近隣の農家をお手伝いしながら温暖な気候で育まれた農作物を生かし、ジェラートなど魅力的な商品開発の製造販売のほか、ジェラートが食べられるカフェを運営しています。

【特徴2】奄美の自然をこよなく愛す代表の田中さん
代表の田中さんは大学を卒業後、沖縄でシーカヤックのガイドなどを務めていましたが、かねてより興味があった医療の道に進むべく、大学に再入学、作業療法士となりました。その後、奄美大島の美しい海に魅せられ移住、病院に就職するも、作業療法士としてこの島にはないサポートの形があるのではないかと考えるようになり、その後わずか1年でリーフエッヂを起業。自然豊かな奄美にとって何が良いのかという視点を常に持ちながら、近隣農家さんと連携し、多様な人と資源が活躍する場を生み出しています。

【特徴3】つくる責任、つかう責任を体感する新商品開発
根絶されたと見られていた重要病害虫のミカンコミバエが奄美大島で再発生した年、島では大量のタンカン(柑橘類)が廃棄されました。その様子を目の当たりにした田中さんは、もっとこの資源を生かす方法があるのではないかと感じ、地場産農作物を活用した食品加工に関心を持つようになったそうです。今でもその食品ロス削減のマインドは根底にあり、ジェラートに加工する果物をもっと活かせる方法はないかと探求した結果が、残渣を活用した蒸留飲料水の開発でした。まさにつくる責任、つかう責任「より少ないものでより多くを作り、より良い未来に変えていく」SDGs目標12を体現する田中さんのチャレンジに加勢してみませんか。

募集要項

募集対象 大学生
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 農林水産・6次産業医療・福祉・ヘルスケア
職種 企画・商品開発新規事業
活動支援金 あり
活動内容 ステップ1(1週間目~10日目) 地域に住み、受け入れ企業と地域や関係者を知る
まずは、「あまみん」で事業所やカフェ、収穫作業のお手伝いなどを行い、実際にどのような人たちがどのような事業に関わっているを体感しながら、同社の事業内容や商品展開を理解します。実際に蒸留飲料水の試作品づくりなどもお手伝いしてみましょう。また生活拠点の龍郷町を自分達で周り、地域の人たちと積極的に交流します。町役場にも表敬訪問予定です。様々な出会いや経験を通じて緊張はするものの楽しい期間ですが、常に新商品開発に向けた情報収集や地域資源の発見を忘れないことも重要です。

ステップ2(10日目~20日目) 企画立案
ステップ1の活動も継続しながら、同社の事業や関係者、地域資源を理解してきたら、どのような蒸留飲料水をどの市場にどういうストーリーで展開するか、自社の強みや市場動向を踏まえてマーケティング(SWOT分析等)しながら商品企画の構想を練っていきます。商品コンセプトづくりには、ペルソナの設定もおすすめです。自分たちがやりたいことだけではなく、田中さんの構想も踏まえ「5W2H」などでニーズとの繋がりを確認しながら商品企画を立てていきます。コンセプトがまとまってきたら、商品名や容量、価格、パッケージデザイン、販路などについても整理していきましょう。

ステップ3(20日目~最終週)企画書づくり
新商品の全体像が纏まったら、インターンシップ終了後も同社で事業展開できるように活動成果物として企画書を作成しましょう。一気に仕上げる前に、少しずつ田中さんとレビューしながら、方向性の齟齬がないようにすり合わせしていくことも大切です。
また、蒸留飲料水の企画以外にも、皆さん自身が現地に滞在し同社で仕事をしながら挑戦したいこと、やりたいことも出てくると思います。田中さんとの定期的な打ち合わせを通じて提案してみましょう。
商品企画がまとまり、実現できそうなときは、製造に関わる関係者と調整し、販売開始に向けた準備をすすめてみましょう。難しい場合は、企画書を仕上げ、田中さんや社内関係者の方々にプレゼンし、引き継ぎをします。
最後は龍郷町役場や地域の方を対象に企画や皆さんの1か月間の経験を発表してフィードバックをもらいます。
期待する成果 ・島外展開を見据えた新商品開発の企画提案
・奄美大島や龍郷町の文化、風習に触れ、暮らしぶりを知る
・奄美大島、龍郷町に暮らす人々との交流
得られる経験 ・地場産品を生かして様々な加工食品を展開する田中さんと共に新商品開発をする経験
・奄美大島でも希少な農福連携の現場
・移住者として地方で事業を立ち上げていく創意工夫
・地域の人たちとの交流、奄美大島の豊かな暮らしと美味しい食
対象となる人 ・自ら積極的に人と話せたり、他者の意見を尊重出来る人
・好奇心旺盛で、ある程度、物事を自分で進められる人
・新商品立ち上げの瞬間です。朝令暮改OK、常に前を向いてポジティブでいられる人
・なんでも美味しく食べられる人!

・2名程度を募集予定です
活動条件 ◇実施期間:
2月14日(水)〜3月16日(木)
※日程が難しい場合は、別途ご相談ください

◇活動時間
週5日(フルタイム)
※休日:土日祝
※稼働時間:8時30分〜17時30分

◇支給等
・食費等の補助として1名あたり3万円程度の活動支援金を検討しています。
・(必要に応じて)移動車両を貸与します。
※車両貸与の場合、1日保険等に加入して頂きます。(業務利用の場合は、受入企業側で保険料負担)

◇活動場所
・龍郷町現地(2/14〜3/16)
※滞在場所は受け入れ事業者側で用意します。
※自炊などが可能な部屋(店舗2階)で、インターン生同士の共同生活です。
※日中は、生活スペースを利用者さんの休憩場所として活用するため、整理整頓が必要となります。
※インターン生の提案内容や希望によっては、3/16以降の延長も可能です。

◇インターン生負担費用
・奄美大島までの往復交通費 ※奄美空港から龍郷町までは送迎します。
<参考>「Peach(LCC)利用で来島の場合_片道」
・成田→奄美:¥7,890〜(休日:¥13,590〜)
・関空→奄美:¥4,990〜(休日:¥10,290〜)
・滞在中の食費、生活費等
・活動開始前に行うワクチン接種またはPCR検査費用
※活動開始前にワクチン接種またはPCR検査、および来島1週間前からの検温を実施の上、奄美大島にお越しください。
活動場所 鹿児島県奄美大島龍郷町
事前課題 ・商品開発の流れや手法、清涼飲料水の製造基準(製造業者に求められること)、蒸留飲料水とは何かについて調査し、理解する
・果物などを活用した蒸留飲料水の事例を出来るだけ多く調査し、パワーポイント15枚以内にまとめて紹介する

私たちはこんなチームです!

自然の豊かさを分けていただいて、人も豊かに暮らせる島づくり

社名のリーフエッヂとは内海と外洋との接点のことで、サンゴで守られたその場所は多様で豊かな生命を育む場であり、画一的な価値を求めるのではなく多様性を大事にしたいという願いのもとに命名しました。リーフエッヂが運営する「あまみん」では、就労継続支援B型に加え、体調を崩し休職中の方の復職支援(リワーク)や在宅就労もおこなっています。
あまみんでは、本人の体調管理と職場環境の工夫によってより良い生活ができるようサポート。業務として近隣農家の手伝いやハーブの自家栽培などの農福連携と六次産業化(ジェラート、ハーブティー製造販売)を行って利用者さんの賃金を稼ぐとともに、奄美らしい特産品開発や食品ロス削減といった課題に取り組み持続可能な産業づくりを目指していきます。

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役社長/田中 基次

奄美大島に興味を示してくださりありがとうございます。
インターンシップという体験は、自分の可能性を大きく広げてくれるものだと思います。
島の人口減少や農業の衰退といったネガティブな状況をソフトランディングさせるためのひと工夫という側面もある今回の課題について、みなさんが真剣に考えることで自分の視野が広がっていく体験を楽しんでいただければと思います。

一方で商品開発には世代や居住地、個性など様々な要因を考慮する必要があることはわかっていても、それらの多様性を取り入れる手段は多くありません。皆さんと同じように、本企画で私たちが得るものもたくさんあると思っていますのでよろしくお願いいたします。

[プロフィール]
埼玉県出身。高校卒業後、琉球大学に進学し、農学部で水生昆虫について学ぶ。在学中のバイク事故でリハビリを体験したことから、医療の世界に興味を持つようになり、卒業後、沖縄に残りシーカヤックのガイドなどに従事するも、28歳の時に信州大学医学部保健学科に入学。32歳で作業療法士となり、沖縄の精神科病院に就職。40歳を期に奄美大島へ移住、一度は病院に就職するが、沖縄で学んだ知識を奄美の障害者就労支援に活かせるのではと一念発起し、2016年(株)リーフエッヂを起業。B型事業所「あまみん」を開設し、近隣農家(マンゴー・バジル・たんかんなど)の手伝いから、収穫物を活用した食品加工、製造した加工品のパッケージデザインなど利用者に合わせた農福連携を展開。2021年ノウフク・アワード優秀賞受賞。利用者の工賃向上を目指し、加工販売を拡大、2022年ジェラテリア「あまみん & Tropica Amami」をオープン。
趣味はサーフィン、シーカヤック、スピアフィッシングなど、海と自然をこよなく愛す。

コーディネーターからのメッセージ

村上 裕希(一般社団法人E'more秋名)

人にも自然にも奄美大島にとって大切なことは何かという視点を持って行動に移す田中さんの元で学べることは福祉のみならず、六次産業化に店舗運営など多岐にわたります。いきいきと利用者さんたちが活躍する場を提供し、地域資源をいかに大切に活用していくか、その志が一つ一つの事業にあわられている「リーフエッヂ」ですが、まだまだチャレンジしたいことが田中さんにはあります。地方で力強く挑戦し続ける田中さんのそばで、インターンシップを通してたくさんのチャレンジを体感し、多くの学びを得るチャンスに飛び込んでみませんか。

団体概要

設立 2016年4月27日
代表者名 田中 基次
従業員数 12名
WEB https://reefedge.co.jp/
住所 鹿児島県大島郡龍郷町大勝578番地