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福岡県

糸島の人と暮らしを伝える新聞を、未来へ。100年続く地域紙の『次の形』を考える実践型インターン

糸島新聞社

糸島の人と暮らしを伝える新聞を未来へつなぐ。再設計プロジェクト

暮らしのささやかな出来事や、地域を支える人たちを伝えてきた糸島新聞。
その価値を見つめ直し、これからも地域に必要とされる形を探る。
100年続く地域紙の次の一歩を、社員と一緒につくるインターン。

このプロジェクトについて

【募集背景】
糸島新聞は1917年の創刊以来、糸島のまちで起きる出来事や、地域で挑戦する人、子どもたちの活躍、祭りや文化、そして何気ない日常の中の“小さなハッピー”に光を当ててきた週刊の地域新聞です。全国ニュースにはならなくても、地域の誰かにとっては大切な出来事がある。記事になった人が喜び、家族や知人が新聞を手に取り、読んだ人が少しほっこりする。そんな「地域の人を応援するメディア」であることが、私たちの大きな存在意義だと考えています。

一方で、新聞・紙媒体を取り巻く環境は厳しく、購読者数の減少も続いています。だからこそ今、単に部数を増やす方法を考えるのではなく、「読者は糸島新聞の何に価値を感じているのか」「地域紙だからこそできることは何か」「これからの世代にも必要とされるには、何を残し、何を変えるべきか」を、いったん足元から問い直したいと考えています。

そこで今回、学生の皆さんと一緒に、読者の声から糸島新聞の次の形を探るプロジェクトを立ち上げます。紙面アンケートで現在の読者の評価や期待を把握し、年代・属性・情報収集の仕方が異なる4人程度にディープインタビューを実施。数字と生の声を分析し、紙面、企画、届け方、読者との関係づくりまで含めた改善提案につなげます。

【学生の皆さんへ】
これは、完成された会社の仕事を見学するインターンではありません。小さな地域新聞社の未来を、社員と同じテーブルで考えるプロジェクトです。 取材の現場では、面白い活動をする人や、地域を良くしようと動く人、思わず誰かに伝えたくなる出来事にも出会えます。その一方で、100年以上続いてきた事業をどう次の時代につなぐかという、リアルな経営課題にも向き合います。

人に会い、話を聞き、データを読み、考え、提案する。その提案が実際の紙面や事業の変化につながるかもしれない。地域メディア、マーケティング、経営、まちづくりに興味がある人にとって、教室だけでは得られない実践の場です。私たち自身にもまだ答えはありません。だからこそ、学生ならではの素朴な疑問や大胆なアイデアを歓迎します。

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 地域PR・メディア
職種 企画・商品開発リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 本プロジェクトでは、糸島新聞の「読者理解」から「改善提案」までを一つの流れとして担当していただきます。社員が現場情報や過去の経緯を共有し、調査設計・実施・分析・提案をインターン生と一緒に進めます。単なるアンケート集計ではなく、数字の背景にある読者の感情や行動まで捉え、地域新聞が今後どのような価値を提供すべきかを考えることが仕事です。

具体的なステップ:
1〜2週目:現状理解・仮説づくり
紙面、購読の仕組み、読者層、これまでの取り組みを把握。社員へのヒアリングも行い、「何を知るべきか」を整理します。紙面アンケートの質問項目、回答方法、集計方法を設計します。

3〜4週目:紙面アンケート実施・集計
実際の紙面を使ってアンケートを実施。回答を集計し、年代や購読歴などの属性ごとに傾向を整理します。「評価されている点」「不満」「読み続ける理由」「読まなくなる理由」などを可視化します。

5〜8週目:ディープインタビュー
アンケート結果をもとに、年代・属性・情報収集習慣などが異なる読者、または今後読者になり得る人を4人程度選定。質問設計からインタビュー実施、記録整理まで行います。表面的な要望だけでなく、生活の中で地域情報がどのように必要とされているのかを掘り下げます。

9〜10週目:分析・課題の構造化
アンケートの定量データとインタビューの定性データを組み合わせ、読者像やニーズ、離脱要因、潜在的な価値を整理します。

11〜12週目:改善案づくり・最終提案
紙面内容、企画、届け方、読者参加、デジタルとの役割分担など、糸島新聞の「次の形」を複数案にまとめます。実現性と効果を社員と検討し、最終的に経営・社員へ提案します。
期待する成果 ・読者向け紙面アンケートの設計、実施、集計結果
・属性や嗜好の異なる4人程度へのディープインタビューと記録
・定量/定性データを組み合わせた読者ニーズ・課題の分析
・「残すべき価値」「変えるべき点」「新たに試すこと」の整理
・紙面、企画、届け方、読者との関係づくり等について3〜5案程度の改善提案
・社員への最終プレゼンテーション
最終的には、社員が次のアクションを起こせるところまで具体化することを目指します。
得られる経験 ・地域の魅力を発見し、人の思いや活動を社会に届ける「地域メディア」の現場と、既存事業を次の時代へつなぐ「事業再設計」の両方を経験できます。
・アンケート設計、インタビュー、定量・定性分析、仮説検証、提案作成というマーケティングリサーチの一連の流れを実践できるほか、社員の取材同行を通して、地域で活動する多様な人と出会えることも魅力です。
・「読者はなぜこの新聞を読むのか」「地域の人を応援する記事にはどんな価値があるのか」といった、数字だけでは測れない価値も考えます。
・規模の小さな会社だからこそ編集・営業・経営の距離が近く、提案が意思決定者に直接届き、実際の紙面や事業に反映される可能性があります。
・地域活性化、マーケティング、コンサルティング、メディア、まちづくりに関心のある学生には、実社会の課題を題材にした濃い実践経験になります。
対象となる人 新聞やメディアを専門に学んでいる必要はありません。地域活性化、マーケティング、経営、コンサルティング、編集、データ分析、社会調査、まちづくりなどに興味がある方を歓迎します。
特に、①人の話を聞くのが好き、②地域の面白い人や出来事を見つけるとワクワクする、③数字と人の声の両方から考えてみたい、④正解のない課題を面白がれる方に来てほしいです。
「地方の小さな会社を本気で変えるなら、自分ならどうするか」「地域に必要とされるメディアを自分ならどうつくるか」。そんな問いに挑戦してみたい方を待っています。
活動条件 活動期間:2026年9月中旬〜12月中旬(約3か月)
活動頻度:原則週1回
出社日:毎週木曜日または金曜日
活動時間:1回あたり半日(目安4時間程度)
活動内容:社員との打ち合わせ、アンケート設計・集計、インタビュー準備・実施、分析、資料作成など
活動場所:原則、糸島新聞社へ出社。作業内容に応じて一部オンライン・自宅作業も相談可
※授業・試験など学生の事情は相談の上で調整します。
※プロジェクトの進行状況により、双方合意の上で活動内容や期間を調整する場合があります。

時給:福岡県最低賃金に準拠(勤務日時点の最低賃金を適用)
※交通費の取り扱いは応募・面談時にご案内します。
活動場所 糸島新聞社 本社
福岡県糸島市前原東1丁目8番17号
※読者インタビュー等のため、糸島市内で活動する場合があります。
事前課題 応募時に、次の2点を簡単に教えてください。
①普段、地域のニュースや身近な情報をどこから得ていますか。
②「紙の地域新聞が10年後も必要とされるために、変えた方がよいと思うこと」を一つ挙げ、その理由を書いてください。
※それぞれ100〜200字程度。専門知識より、あなた自身の視点を知るための課題です。

私たちはこんなチームです!

糸島の人と暮らしの空気を伝える地域ド密着新聞

糸島新聞は1917年創刊。糸島市と周辺地域の出来事を伝える、地域密着の週刊新聞です。行政や産業などのニュースだけでなく、地域で魅力的な活動をする人、子どもたちの挑戦、祭りや文化、学校や地域の出来事、日常の中の小さな喜びにも光を当てています。
大手メディアでは記事にならないような出来事でも、地域の誰かにとってはかけがえのないニュースです。記事になった人を応援し、読んだ人がほっこりしたり、地域を少し好きになったりする。そんな新聞を目指しています。
一方で、紙媒体の読者減少という大きな課題にも直面しています。100年以上積み重ねてきた信頼と地域とのつながりを大切にしながら、紙面やウェブ、新しい読者との接点を含め、これからの地域メディアの形を模索しています。小さな会社だからこそ、取材・編集・営業・経営が近く、アイデアをすぐ形にできる職場です。

受け入れ企業からのメッセージ

記者・広告担当/江藤美希

糸島新聞の仕事をしていると、「新聞に載ってうれしかった」「家族みんなで読みました」「この記事を読んで行ってみました」といった声をいただくことがあります。大きなニュースでなくても、地域で頑張っている人や子どもたちの活躍、身近な出来事を記事にすることで、誰かの励みになったり、人と人がつながったりする。地域新聞には、そんな小さいけれど確かな力があると思っています。

一方で、新聞業界が厳しいことも事実です。購読者は減り、「今まで通り」を続けるだけでは未来はありません。だから今回、学生の皆さんには、私たちが大切にしてきたものまで疑ってほしいと思っています。「これは残したい」「これはもう変えた方がいい」「若い世代ならこう届ける」。遠慮なく意見をぶつけてください。

読者アンケートやインタビューを通して人の本音に触れ、データを分析し、100年以上続く地域メディアの次の一手を考える。

小さな新聞社なので、皆さんの提案が社内の会議で終わらず、実際の紙面や企画として動き出す可能性があります。誰かが用意した正解を学ぶのではなく、自分たちで答えを探し、地域に届く形にする。そんな仕事を一緒にやってみたい方を待っています。

[プロフィール]
糸島新聞社で記者・広告担当として、地域のニュース取材や記事制作、広告営業に携わっています。取材では、地域で地道に活動する人や子どもたちの挑戦、身近な出来事の中にあるささやかな喜びを見つけ、記事を通じて応援することを大切にしています。一方で、地域紙の読者減少という課題にも日々向き合っています。今回のプロジェクトでは、糸島新聞の良さも弱さも学生の皆さんと共有しながら、これからの形を一緒に考えます。

コーディネーターからのメッセージ

大堂 良太(ムーンベース合同会社)

担当の江藤さんは、前向きでバイタリティ溢れる方です。糸島新聞に対する想いも強く、ひたむきさに私も応援したくなります。地域も知れる、地方メディアの在り方も学べる、インタビューの経験も付く、いろいろなことが学べるインターンシップであること間違いなしです!

団体概要

設立 1917年6月創立・同年7月20日創刊・2016年6月に西日本新聞社のグループ会社に
代表者名 下村 佳史
従業員数 5
資本金 1,000万円
WEB https://itoshima-np.co.jp/
住所 福岡県糸島市前原東1丁目8番17号