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インターンシップを探す「より良くはたらく」が合言葉。地方中小企業の「組織づくり」のリアルな現場に挑戦!


石川県

「より良くはたらく」が合言葉。地方中小企業の「組織づくり」のリアルな現場に挑戦!

悠和ウエルネス株式会社

地方中小企業が抱えるリアルな経営課題「組織づくり」の現場に挑戦!

石川県能登にある介護福祉施設を舞台に、「組織開発・人材開発」に取り組みます。
より働きやすい職場を目指すだけでなく、それぞれのスタッフが働く目的やキャリアアップが出来る仕組みを構築していきます!

このプロジェクトについて


インターンの舞台は、能登の介護福祉施設!

今回のインターンの舞台となる「悠和ウエルネス株式会社」は、
石川県の北部・能登半島の入り口に位置する羽咋市(はくいし)にある介護福祉施設です。
主な事業内容としては、住宅型有料老人ホーム「能登和楽の里」の運営をしており、同じ建物内には、訪問介護事業所・居宅介護支援事業所を併設していることから、利用者の心身状況に応じたきめ細やかなサービスを提供できることが強みの施設です。

スタッフの対応の良さや手づくりの食事、毎日の趣向を凝らしたレクリエーション、
また、利用者自身で出来ることを増やす自立支援など充実した介護サービスのほか、
医療機関との連携体制も整っており、安心して暮らせる環境が整っています。


悠和ウエルネスの「組織開発・人材開発」に挑戦!

そんな悠和ウエルネスには、現在、約10~15人のスタッフが所属しています。
40代~50代のスタッフが最も多く、そのほかに20~30代のスタッフも働いており、
能登の企業としては、比較的平均年齢の若い職場と言えます。

経営者の想いとしては、まだまだ働き盛りのスタッフが、ここで働くことを通して、
自身の成長に向き合い、キャリアアップしていってほしいという願いがあります。
そのために、会社としてこれまでに、人事評価制度を整備したり、働きやすさの改善の
ために情報伝達ツールを整備するなどに取り組んできました。

しかしながら、それらを整備してもなお、スタッフ1人1人の自己成長の機会を促したり、
人事評価制度がスタッフのモチベーションや仕事の質の向上につながる仕組みとして機能
するには、まだまだ制度自体の浸透性や役割の弱さを感じています。

具体的には、人事評価の目的について共通認識を図ることが出来ていないと感じているほか、人事評価を踏まえて、スタッフ自らが行動変容できるためのコミュニケーションが取れていないなどが挙げられます。また、社内における情報共有の仕組みにも課題があり、今回のインターンを通して、スタッフが必要な情報や資料にアクセスしやすい環境を作りたいと考えています。

このインターンでは、「組織開発・人材開発」をテーマに、
悠和ウエルネスにおけるキャリアアップの仕組みの再構築と、社内情報伝達ツールの浸透&ユーザビリティ(使いやすさ)向上に挑戦します!


本インターンで挑戦する「組織開発・人材開発」とは?

近年、地方の中小企業は、地域の過疎化に伴い、深刻な人材不足を抱えています。
その上、人口回復の見込みがない将来、今後も人材不足はさらに厳しさを増していくと
予測されています。これらの経営環境の中で、今、企業が試されているのが、「人が活きる職場づくり」です。つまり、獲得できる新規人材に限りがある中で、新規人材の獲得と同じくらい、もしくはそれ以上に必要な取り組みとして、既存人材の成長や定着・働きやすさの追及が求められています。

一方で、能登の多くの中小企業には「人事部」がなく、経営者が人事業務を兼務していることが多く、社内に専門で人事周りの制度づくりや労働環境改善のために実働するスタッフが居ない企業もしばしば見受けられます。その結果として、キャリアアップを望む若い世代の離職や旧態依然とした労働環境が続いていることも珍しくありません。

今回のインターンでは、悠和ウエルネスを舞台に、組織開発・人材開発に挑戦します!
組織開発・人事開発とは、「会社など組織で働く人と人との関係性を高め、組織を活性化させる取り組みや支援を実施すること。また、それらに伴って運用する人材育成の仕組み・取り組み」。
悠和ウエルネスでは、すでに人事評価制度などの整備に着手していますが、さらに制度が社の目的に沿って機能するための要素探しや、ツールや仕組みを今以上に会社の実態にフィットさせるための施策を実施します。

本インターンでは、インターンコーディネート機関であり、能登の企業の人事支援を行っている「能登の人事部」コーディネーターと共に施策を検討していきます。
将来、組織開発や人材開発・経営コンサルタントに関心のある学生にオススメです!

募集要項

募集対象 大学生
期間 長期(3ヶ月以上)
テーマ 起業・経営支援
職種 リサーチ・コンサルティング
活動支援金 あり
活動内容 【STEP.1】 (1~2週間)現場を知ろう!
悠和ウエルネススタッフさんの日常に同行し、企業やサービス内容、利用者への理解を深めます。
施設の1日の流れやスタッフの仕事内容を把握したり、スタッフさんたちと関係性を築く時間にしましょう。
また、基本的な組織開発についての考え方について、「能登の人事部」コーディネーターによる研修を実施します。

【STEP.2】(1ヵ月目)現状を把握しよう!
現行の人事評価制度や自社におけるキャリアアップ、そのほかの労働環境や諸制度について、スタッフさんたちがどのように感じているのかを調査します。手法は、アンケートもしくはヒアリングを想定しています。また、回答から得られた情報を元に現状を明らかにし、どの部分に課題があるのか・どのようなアプローチをしていくかについて、経営者やコーディネーターと一緒に検討します。

【STEP.3】(2ヵ月目~4ヵ月目) 仕組み化&調整しよう!
STEP.2で検討したアプローチを実行に移します。具体的な仕組みを構築したりツールを導入したり、検討内容に応じて仕組みを整えます。
また、構築した仕組みを、日常ベースで運用するために「調整期」を経て、現場のスタッフさん達にとって実用できるレベルまで落とし込みましょう。

【STEP.4】(4ヵ月目~6ヵ月目)変化測定をしよう!
後半戦は、インターンでの取り組みによって、どのような変化が起こったのか、取り組みの効果を測定します。
期待する成果 ■ 悠和ウエルネススタッフさんたちの「働き方」や「キャリアアップ」への考えを把握できること
■ 人事評価をはじめとした社内制度が形骸化しないように、それぞれの目的や手法について社内認識をはかれること
■ 社内の情報共有の仕組みがより現場にとってアクセスしやすい仕組みにアップデートされること
得られる経験 ■ 組織開発・人材開発の専門コーディネーターの知見を学ぶことが出来る
■ 経営者の右腕として、リアルな経営課題に挑戦することができる
■ ヨソモノだからこそ持っている視点を活かした活動が出来る
■ 周囲を巻き込み、人を動かしながらプロジェクトを動かす経験
■ 特に高齢者の多い地方における介護の現場を取り巻く現状を知ることが出来る
■ 能登の豊かな里山里海をロケーションに、暮らし・はたらく経験
対象となる人 ■ 将来、組織開発や人材開発・経営コンサルティング分野へ進みたい学生
■ 思い描くゴールに向けて、「どうやったらできるかなの思考」をベースに取り組んでいける人
■「教えてもらう」立場ではなく、企業やコーディネーターと一緒に学び成長していくスタンスを持てる人
■ 仕事を進めていく上で、必要となるコミュニケーションをスムーズに実行できる人
■ 周囲とより良い関係性を構築しながら、ゴールに向かって一緒に進んでいける人
活動条件 【活動期間】
2023年10月~2024年2月のうち、4ヵ月以上6ヶ月程度(期間は相談可能です)

【活動頻度・活動時間】
・基本的に週5日(月曜~金曜)※1日8時間程度
※8:30~17:30での活動が中心となります。
※活動の内容によっては、上記以外の日程・時間で活動することがあります。
※オンライン授業や試験、就職活動等との両立については配慮いたしますので、お気軽に相談ください。

【宿泊場所】
羽咋市内にある市営移住体験住宅を提供します。(家賃負担免除)
活動場所 悠和ウエルネス株式会社が運営する施設

私たちはこんなチームです!

第二のわが家を感じる 安心の空間とおもてなし

羽咋市内にて、住宅型有料老人ホーム、訪問介護事業所、居宅介護支援事業所を運営しています。「介護に関わる人のつながりを大切に」とのモットーのもと、スタッフは入居者様とのつながりを大切にして勤務しております。
正社員スタッフ定着率は高く、過去5年の定着率は86%です。チームワークへの貢献を目標のひとつとして仕事をしており、スタッフ同士が協力し合える職場です。ホームページのスタッフ募集欄ではYouTubeで実際に働く職員の動画を見ることができますので検索してみて下さい!

受け入れ企業からのメッセージ

代表取締役社長/宮本悠童

羽咋市は高齢化率が39.3%(2018年)割を超えた高齢化率の高い地域です。
このような地域では介護を支えるヘルパーも高齢となりがちで、弊社においても70代のヘルパーさんも複数人おいでます。
このような高齢のヘルパーさんは注目されがちなのですが、やはり20代~50代という世代もヘルパーの中心となります。
現在、20代から70代で約35名のスタッフがおります。

各年代、世代のヘルパーさんにはそれぞれ独自の生活上の課題があります。社会に出て期間の短い世代、小さな子供がいる世代、子育てから手の離れる世代、自身の親の介護をする世代、自身も高齢者と呼ばれる世代など様々な生活背景があります。このような広い世代が集まって、地域の介護問題を解決していくのが弊社の使命であると考えています。
そのようなヘルパーさんに対して適切な人事評価制度の運用や福利厚生を提供したいと考えています。安心できる職場であることがサービス提供の質を上げ、ヘルパーの専門性を高めるものと思います。

私はよく「介護問題は国や行政が解決するのではなく、我々ヘルパーが解決している問題です」とヘルパーさんに伝えています。これは広義の介護問題は我々では解決できませんが、日々の利用者さんの生活に生ずる介護問題を現実に解決しているのは我々ヘルパーであるということを認識してもらいたいという意味です。

このような様々な生活背景を持つヘルパーさんを会社としてもバックアップをしていきたいと思っています。

団体概要

設立 平成26年1月
代表者名 宮本悠童
従業員数 15名程度
WEB https://notowarakunosato.com/