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インターンシップを探す街の「今」を住民から聞き、未来につなげる、地域おこし協力隊インターン(2ヶ月)募集!


熊本県

街の「今」を住民から聞き、未来につなげる、地域おこし協力隊インターン(2ヶ月)募集!

熊本市河内まちづくりセンター

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

街の人と一緒に、街のことを考えていきたい。

行政だけでは把握できない・住民の方が持っている街の情報を、街の方へのヒアリングを介して調査し、提言するプロジェクトです。

このプロジェクトについて

熊本市の西区河内・芳野校区は、熊本市の中でも人口減少が著しく、高齢化率が40%を超えるなどいわゆる「限界集落」に近づきつつあり、これにより様々な地域課題を抱えています。
これから先、地域外からもさまざまな人を受け入れて、地域住民と共に新しいまちづくりをしていきたいと思っています。今回は、その本格的なまちづくりの前段階・調査段階として、地域住民と共に街の状況の把握・調査活動をしてくださる方を、地域おこし協力隊インターン制度を活用して募集します。

今、熊本市西区河内・芳野校区は「転換期」です。これまで行政が主体となってきたまちづくりを、住民主導型・住民参加型にしていきたいと考えています。その時に大事なのが、「住民の方々の意見」と「街の状況の把握」です。
行政だけでは把握できない・住民の方が持っている街の情報を街の方へのヒアリングを介して調査・まとめてくださる人材が必要ということになり、今回の募集に至りました。

具体的には、
①空き家関連
②情報発信関連
③地域のネタ集め関連
④耕作放棄地関連
の、4つの中から、従事するテーマを選んできただき、プロジェクトを進めていただきます。

募集要項

募集対象 大学生社会人
期間 短期(3週間〜2ヶ月)
テーマ 地域まちづくり
職種 リサーチ・コンサルティング新規事業
活動支援金 あり
活動内容 ①〜④の中から1つのテーマを選んでいただき、2ヶ月間で以下のように進めていただきます。

①空き家関連

・校区内の空き家の数を可能な範囲内で把握する。
・目安1週1町、地域代表者を訪問し、空き家数、地域情報収集など
ヒアリング調査。
・地図へのマッピングを行い、把握している空き家状況を可視化し
ていく。
・熊本市空き家バンクへの登録を1〜3件促す。
・最終報告会に向けて、関係者で空き家の有効活用対策を協議する。

②情報発信関連

・地域広報誌「かわちだより」への記事の掲載する。
・西区Facebookのコンテンツに河内地区の写真・記事を制作し掲載する。
・西区チャネルまちセンTV(YouTube)に1つ、河内・芳野校区のコンテンツを制作する。
・その他、広報ツールを活用し、地域の情報を発信する。

③地域のネタ集め関連

・地域住民への調査・ヒアリングを実施する(アンケート調査)。
・アンケート調査・ヒアリングで取り組みの提案。
・地域コミュニティー活性化に繋がるイベント実施。

④耕作放棄地関連

・農業委員会のマップデータを元にヒアリング調査する。
・耕作放棄地の1~2カ所を選定する。
・選定された箇所の実態報告、課題提案。
期待する成果 ・それぞれのプロジェクトで調査結果をまとめをする。
・住民とコミュニケーションをとり、プロジェクトについて住民への理解を広げる。
・今後のプロジェクトの進め方について提言する。
得られる経験 ・地域に入り、地域課題の解決に向けて取り組む経験。
・地域住民にヒアリングをし、調査結果をまとめる経験。
・多種多様なステークホルダーとプロジェクトを推進する経験。
対象となる人 (1)令和4年4月1日現在で満18歳以上の方
(2)パソコン(Word、Excelなど)、インターネット(検索、電子メール、SNS など)の一般的な操作ができる方。
(3)心身ともに健康で誠実に活動ができる方。
(4)普通自動車免許(AT可)をお持ちの方。
(5)応募時点において、熊本市を除く政令指定都市もしくは三大都市圏※1(条件不利地域を除く※2)に住民登録がある方。
※1 三大都市圏:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県の区域全部
※2 条件不利地域:次のいずれかに該当する地域。
①過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法 ②山村振興法
③離島振興法 ④半島振興法 ⑤奄美群島振興開発特別措置法
⑥小笠原諸島振興開発特別措置法 ⑦沖縄振興特別措置法
活動条件 ・令和4年8月1日から9月30日までの2か月間
※但し、都合により2か月間活動できない場合は応相談。
・熊本市西区河内・芳野校区地域おこし協力隊インターンとして委嘱します。委嘱のため、市との雇用関係はありません。
活動場所 熊本市西区河内町船津2069-5

私たちはこんなチームです!

街のことを、街の人たちと。

河内まちづくりセンターは、熊本県熊本市西区にある、熊本市役所の出張所です。行政機関の出張所としての機能もですが、河内・芳野校区の活性化にも積極的に努めています。
河内・芳野校区は熊本市西区の北西に位置し、玉名市との境界にある金峰山の外輪山二ノ岳や三ノ岳などの山々に囲まれ、金峰山系の河内山(363.2m)などの山々が海岸部まで迫っており、平地が少ない地域です。
主な産業は農水産業の第一次産業であり、全国的に有名な「河内みかん」をはじめ、「河内晩柑」や「デコポン」などが栽培され、その他、県内でも荒尾市や氷川町と並び有数の梨生産地でもあります。また、海苔の生産日本一の有明海の中部に位置し、遠くは阿蘇山、近くは熊本市のシンボル金峰山や河内みかんの段々畑から海苔の生育に必要な栄養豊富な伏流水が注ぎ込まれ良質の海苔が生産されており、河内漁協は熊本県第一位の海苔の生産量で、その品質の良さも評価されています。

受け入れ企業からのメッセージ

熊本市河内まちづくりセンター 地域担当職員/松永 一伸

熊本市西区河内町は、東に金峰山、西に有明海などの豊かな自然を有し、その恵みにより古くからみかん栽培や海苔の養殖が営まれてきました。また、今日まで先祖代々に渡り、地域の祭りや神楽などの伝統文化も継承されるなど、地域住民の結びつきも強い地域です。しかしながら、全国と同様に人口減少に歯止めがかからず、特に高齢化率(人口に占める65歳以上の割合)は本市の中でも高く43.8%となっており、いわゆる限界集落に近づきつつあります。これにより地域では様々な課題を抱えており、特に空き家の増加や労働力不足 などは大きな課題となっています。
今回、本市にとって初めての地域おこし協力隊を受け入れるにあたり、住民と協議を重ね、インターンと一緒に行いたい4つの活動プログラムを作成しました。インターンにはこの地域で住民と私たち行政職員とともに、地域課題解決のために一緒になって活動をしてもらいたいと思っています。まちづくりや地域おこしなどに興味がある方、是非私たちと一緒に地域を盛り上げましょう!

[プロフィール]
1980年熊本県水俣市生まれ。学生の時よく行っていた二の丸公園から見る熊本城が大好きになり、2001年熊本市役所に入庁。その後、税、交通、観光などの部署を歴任し、2020年4月から河内まちづくりセンターの地域担当職員として着任。現在、まちづくりに奔走しながらも、地域住民から譲り受けたメダカに毎日エサをあげるのが日課。

団体概要

設立 1889年(明治22年)
代表者名 大西一史
従業員数 6223名(教職員、再任用(短時間)除く)